埼玉県の高根カントリー倶楽部は2015年9月20日の理事会に於いて、会員権の名義書換料及び入会預託金の内容を改定致しました。これは2012年6月から行ってきた開場50周年記念入会促進キャンペーンを、ほぼそれに沿った形で制度化したものと言え、当該キャンペーン期間は本年12月30日までの適用ですから、その後2016年1月1日以降に導入されます。
当クラブに於ける約3年間のキャンペーン期間は、如何に現行の臨時システムが多くのゴルファーから支持されているかが、クラブ関係者に理解される為の必要期間でも有り、更に進化・改革する為に要した期間でも有ったと言えます。この度の改定では、新規に家族会員制度が導入されますが、その点も合わせ旧システムからどの様に変化・改定されたのでしょうか。その概要は下記の通りです。
- 名義変更料及び入会預託金を減額・無料化。
- 法人入会は会員権壱口にて法人名義への変更可とする。
- 生前贈与、相続入会は、配偶者並びに二親等以内の親族とする。
- 会員資格保証金の据置期間は、名義書換された日の翌日から15年間。
- 証券に付いては裏書継承では無く、その都度新証券を発行。
- 家族会員制度。
- ゴールド会員制度の改定
上記内容の名義変更料及び入会預託金を減額・無料化とは、具体的に下記の内容となります。
| 会員種別 |
名義書換料_税別 |
入会預託金 |
| 正会員 |
100万円⇒50万円 |
100万円⇒50万円 |
| 平日会員 |
60万円⇒50万円 |
100万円⇒0円 |
| ゴールド正会員 |
50万円⇒25万円 |
100万円⇒50万円 |
| ゴールド平日会員 |
30万円⇒25万円 |
100万円⇒0円 |
家族会員制度の概要は、下記の通りです。
- 自身の会員権に2親等以内の親族を登録する事で、「家族会員/平日」としてプレー出来る制度。
- 適用対象会員は、法人・個人正会員。
- 登録料は税別15,000円。
- 年会費は税別15,000円。
- 利用日は月曜日から金曜日まで。
- 倶楽部ハンディキャップ取得可、及び平日公式競技への参加可。
- 平日に於ける利用料金は会員待遇。
- 本会員がその会員資格を譲渡した場合は、必然的に家族会員資格も喪失。
また改定されたゴールド会員制度の概要は、下記の通りです。
- 自身の会員権を2親等以内の親族へ譲渡後も、「ゴールド会員」として旧会員資格同等の条件にてプレー可。
- 適用対象会員は、満70歳以上で在籍5年以上の個人正会員、平日会員。
- 登録料と年会費は免除。
- プレー料金は旧会員資格同等の待遇。
- 登録有効期間は5年で、その後更新可。
- 公式競技への参加は不可なるも倶楽部企画競技への参加は可。
この度の同倶楽部改革は、とてもドラスティックなものとなりました。同倶楽部が行っている50周年記念キャンペーンも一時的で、時が過ぎれば又元の旧態依然とした硬直した内容へ、戻ってしまうのではないかと危惧されておりました。しかしこの度の改定には、同倶楽部による自己変革を遂げ様とする強いものを感じ取る事が出来、少しだけでは有るものの希望と言う光も見えて来た様に思えます。
茨城県石岡市のサミットゴルフクラブを舞台にして、10月8日から11日までの4日間開催された第54回日本プロゴルフシニア選手権大会は、鉄人・室田淳選手が優勝致しました。室田選手は既に2005年の第44回大会、2009年の第48回大会、2012年の第51回大会と3勝しておりましたので、この度の優勝で4勝目と成り優勝賞金1,000万円を獲得致しました。
初日から大きな天候の崩れも無く迎えた最終日ですが、朝の内は若干小雨交じりで不安の残るところと成りましたが、コースコンディションは非常に良かったと言えます。キーパーをはじめとしたコース管理の方々の頑張りが伝わって来る様でした。
室田選手は初日4アンダーで首位タイ、二日目は3アンダー・トータル7アンダーで単独首位、3日目は5アンダー・トータル12アンダーで2位タイの奥田靖己、尾崎直道両選手に3打差をつけて単独首位、そして最終日は4アンダー・トータル16アンダーとして、終始首位を守り続け完全優勝をなし遂げたのです。室田選手の危なげない安定したゴルフは、他の選手からすれば諦めにも近いものを、感じさせるものでした。
今大会の正式名称は「第54回 日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」です。主催は公益社団法人日本プロゴルフ協会、協力はサミットゴルフクラブと茨城新聞社、特別協賛として住友商事株式会社とヤサト興産株式会社と言う陣容でした。
今大会4日間を通じてのギャラリー総数は、協会発表データで3,336人でしたが、何とも寂しい数字でした。
千葉県の東千葉カントリークラブでは、2015年12月1日より翌年2016年5月31日までの半年間限定で、会員権の名義書換料を減額して受け付ける事に成りました。今キャンペーンの特徴は、名義書換料を減額するのみならず、その金額から会員権の預託金額を充当する事が出来る点です。オリックスグループ他のゴルフ場では、この手続きが大変好評との事で、この度初めて東千葉カントリークラブに於いても導入されます。
例えばこの手続きを当キャンペーンに当てはめた場合、会員権預託金額の最低額面は15,050円との事ですから、この金額を基にして算出すると、入会申請者が入会時にクラブへ支払う名義書換料は740,950円と言う事に成ります。そして名義書換終了後にクラブより入会者へ送られてくる新証券は、無額面のもと成ります。キャンペーンの概要は、下記の通りです。
☆ 通常の名義書換
・100.0万円(税別)⇒70万円(税別) 正会員
・50.00万円(税別)⇒35万円(税別) 平日会員
☆ 相続・生前贈与・記名者変更
・50万円(税別)⇒35.0万円(税別) 正会員
・25万円(税別)⇒17.5万円(税別) 平日会員
市場の動向と致しましては、2015年10月9日現在で売り物が少なく、買い手が多い状況です。オりックスグループのゴルフクラブでは、譲渡人の印鑑証明書期限を半年間有効としておりますので、現在会員権を購入して12月以降に入会申請すると言う手順で、充分間に合う事と思います。同様にお考えの方々が、買い注文を出されて来ているものと思われます。
埼玉県の鳩山カントリークラブでは2015年10月1日より、正会員及び平日会員の補充募集を行っております。この募集は退会会員を補充する為の募集です。当該クラブでは2015年5月より退会・償還手続きが進み、その合計会員数は74名に達したとの事です。現在会員総数は1,176名です。
当該クラブでは会員募集を適時行っており、昨年も実施されました。前回募集では、正会員55名、平日会員16名の71名が入会されました。この度の募集概略は、下記の通りです。
- 募集会員 正会員/平日会員(土曜日、日曜日、祝日を除き利用可)
- 募集金額 正会員 (預託金230万円+入会金200万円+消費税)
- 募集金額 平日会員 (預託金100万円+入会金100万円+消費税)
- 募集人員 100名 (正会員及び平日会員を合わせた総数)
- 据置期間 預託金の据置期間は、預託後10年間。
- 募集期間 2015年10月1日~2016年1月31日迄
間もなく始まる2015-2016PGA TOUR へ、日本人選手3名がシード権を確保し参戦します。その3選手とは、松山英樹、石川遼、岩田寛の各選手です。松山選手のFedExCup順位は16位、石川選手は122位とシード選手の125位以内をクリアしており、来シーズンのトーナメント出場権を確保しました。
岩田選手はウェブドットコムツアーファイナルズ4戦へ出場し、ほぼフル参戦出来るであろう資格を獲得しました。
ファイナルズ4戦は、PGAツアーFedExCup順位126位から200名までの75名と、ウェブドットコムツアー賞金ランキング上位75名の合計150名が対象です。この中でウェブドットコムツアー賞金ランキング上位25名は、既に来季の出場権を確保している関係から、実質125名にて争われます。岩田選手の4戦に於ける活躍は、下記の通りです。
- ホテルフィットネス選手権 4位タイ
- スモールビジネスコネクション選手権 予選落ち
- ネイションワイド・チルドレンホスピタル選手権 44位タイ
- ウェブドットコムツアー選手権18位タイ
この結果、同選手は THE FINALS 25 の入れ替え戦で12位と成り、25位までに与えられる来季出場権を確保したのです。来シーズンはThe Presidents Cup終了後、その翌週より開始されます。
栃木県のサンヒルズカントリークラブでは、2015年10月1日より、会員権の名義書換にに於ける書類関係の有効期限を半年として、従来からの3ヶ月と言う内容を改定致しました。これはクラブ理事会決議と言う事では無く、経営会社である(株)サンヒルズによる決定事項との事です。
この度の決定により大きな影響を受けるのは、名義人の印鑑証明書等の有効期限です。従来からの3ヶ月と言う制限を大幅に延長された事により、会員権取引に於いて好影響をおよぼすものと思われます。
昔、昔、その昔、会員権が高額であり、例えば関東一円で百万円台の会員権は数える程で大半が何千万円と言う時代、会員権業者は取り扱う会員権の印鑑証明書有効期限に付いて、とてもナーバスになっておりました。なぜならば何千万円と言う商品が、印鑑証明書の有効期限を過ぎる事で、商品価値が無くなってしまうからです。
会員権購入予定者からキャンセルにでもなろうものなら、当事者同士で相当厳しいやり取りを強いられたものでした。それもこれも全て印鑑証明書の有効期限が、ネックとなっていたからです。この事が会員権自体の流通を、大きく阻害して来た最大の要因なのです。
印鑑証明書の有効期限を過ぎた事で商品価値が無くなってしまう、この様な脆弱な商品に対して防衛策は少なく、せめて譲渡通知書と言う内容証明書をゴルフ場へ送達する事で、債権所有者である事を知らしめる程度の策以外無かったのです。そしてそれは現在も大きく改革された訳では無いのですが、現在は会員権価格自体が安価に成って仕舞った事により、その債権の所有者が実際は誰なのかなどと疑う事は徒労であり、債権保全策も無用の長物と成りつつあります。
この度サンヒルズCCは名義書換書類すなわち印鑑証明書の有効期限を半年としたのですが、既にこれを実行しているクラブには、PGMグループが有り、オリックスグループが有ります。彼らは会員権を淀みなく流通させ、如何に名義書換料収入を得るか、この重要性を良く認識しており、その為には印鑑証明書の有効期限を半年とするのが適当で有ると、認識しているのです。
印鑑証明書の有効期限に付いては、今後少しずつではあるものの、半年と言う流れが出来つつ有る様に思われます。
第48回日本女子オープンゴルフ選手権を制したのは、韓国のチョン インジ選手でした。この優勝で同選手は、日本ツアーに於けるメジャー2勝と言う事に成りました。
同選手は今年5月に開催された日本ツアーに於けるメジャー・ 「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」 で優勝しており、更に今年7月に開催された全米女子オープンをも制しておりますので、正確にはメジャー3勝と言う事に成ります。同選手は1994年8月生まれで21歳と若く、プロ転向は2012年ですのでキャリアも浅いのですが、韓国のLPGAツアーでは既に8勝を上げております。
同選手の試合運びを見れば、例えば今大会では71、73、71、71と言う4日間のスコアでしたが、如何に安定したゴルフであったかが理解出来ます。爆発的スコアが出ないとも言えるのですが、反面大叩きもしないものでした。アップダウンする日本選手に気をとらわれて一喜一憂する中で、気が付けばスルスルとトップタイへ上がって来たチョン インジ選手が、プレーオフを制したのです。
メジャーとはこの様に戦うのですよ、とお手本を示されている様です。今大会では日本選手の活躍からも、目が離せんませんでした。例えば最後のプレーオフ迄戦い抜いた菊地絵理香選手、4日目の16番ホールでトップを走っていた柏原明日架選手は、今大会を大いに盛り上げた日本人選手と言えます。
特に昨年プロテストに合格した柏原選手は19歳と若く、今大会への出場資格は滋賀ゴルフクラブで行われたCブロックの日本女子オープン予選競技通過者としてのものでしたが、運を引き込む将来性を強く感じさせるものでした。明日のスター候補とも言えるのでは、無いでしょうか。
今回NHKのTV放送を観ていて気が付いた点は、女性解説者が日本人選手に対しては(さん)付けであるのに対して、外国人選手に対しては呼び捨てにしていた事です。ここには2つの明確な問題が、内包していると言えます。
1点は海外選手に対する女性解説者の差別意識が潜在的に内在しており、無意識の内に出て来てしまっている事です。これはご本人がどの様に弁明しようとも、日本で応援している外国人選手の関係者へ説明出来るものでは有りませんし、この事が大きな問題へ発展した場合、当然ながら自己批判無しに済む問題では無いと言えます。
2点目は仲間内にはぬるく、そうでは無い者に対して厳しいと言う事です。日本から世界で活躍する選手が出て来て欲しいとは、男女問わず言われる事です。しかしながらこのお友達ゴルフの枠の中でプレーしている間は、難しいのではないでしょうか。世界で活躍するとは、単に技術だけの問題では無いですよね。
神奈川県の大秦野カントリークラブと伊勢原カントリークラブの2コースは、2015年10月1日よりPGMグループのコースとして再出発する事に成りました。
これは2015年8月18日東京地裁により認可決定確定した、両ゴルフ場を経営する東海開発(株)の民事再生計画に基ずくもので、PGMグループのパシフィックゴルフプロパティーズ(株)が対象会社の全株式を取得した事によります。
☆ パシフィックゴルフプロパティーズ株式会社
・本 店:東京都港区高輪一丁目3番13号
・代表者:代表取締役 田中耕太郎
・資本金:1億円
☆ 東海開発株式会社
・本 店:東京都港区高輪一丁目3番13号
・代表者:代表取締役 田中耕太郎
・資本金:5,000万円
大秦野カントリークラブと伊勢原カントリークラブの2コースがPGMグループ入りした事で、同グループは全国で132ゴルフ場体制と成りました。
茨城県のGOLF5カントリーサニーフィールドとGOLF5カントリーかさまフォレストでは、2015年10月1日本日より、会員権の名義書換料を半額にて受け付けるキャンペーンを開始しました。期間は2016年3月31日までの半年間に成ります。GOLF5カントリーサニーフィールドでは、通常料金税別50万円のところ税別25万円、GOLF5カントリーかさまフォレストでは、通常税別50万円のところサニーフィールド同様税別25万円に減額されます。
今回の減額キャンペーンには大きな特徴が1点有り、それは会員紹介により入会申請した場合、各々税別20万円で済むと言うのです。税別25万円から更に5万円が減額されます。と言う事は、50万円から25万円への減額では無く、突き詰めれば20万円への減額と言う事に成ります。なぜならば、どちらのクラブも入会条件として、通常は会員1名の推薦を求めております。ですからその推薦人が、入会申請者を紹介した事に成る訳です。
名義書換料20万円への減額に付いては、クラブが求める規定紙の「会員推薦書」を提出する必要が有るのですが、その様な推薦書を仕上げる事などは、推薦人と成った会員にとっては至極当然の成り行きです。論理明解!両クラブへの入会希望者は、名義書換料20万円(税別)にて入会可能と言う事に成ります。
旧・森インベスト体制下では、両クラブの名義書換料は時代にそぐわない内容で、おそらく月間、年間の名義書換件数も数えるほどの実績だったのでは無いかと思われます。今回の減額された名義書換料は、GOLF5サイドにとって試験的意味合いもあるのだろうと思われますが、大きな収益源と成り得る名義書換を、ただただ無為無策で放置して於くほど無能な集団だとは思えないのです。
今年の夏、関西より関東へゴルフ場経営の面で初進出してきたGOLF5ですが、物販で培った力を、関西に於けるゴルフ場経営で培った力を、存分に関東エリアでも発揮して欲しいものだと思わざるを得ません。
弊社・タクト(株)の取引先社長である菊池英也氏が、2015年9月25日に幻戯書房より、恋愛小説を出版致しました。氏の会社とは数年前よりゴルフ会員権のお取引をさせて頂き今日に至っておりましたが、以前より小説家としての実績も伺っており、氏よりご紹介頂いたご自身の著作物に付いては、私自身数冊読破しておりました。
その様な矢先、(めぐりあう者ども)と言う恋愛小説を、上梓した事のご連絡を頂きました。私はいてもたってもおられず、早速すずらん通りの中の東京堂書店を尋ねたところ、平積みされている本書を探し当て即購入した次第です。
氏は数年前に父親の会社を引き継ぎ社業に邁進する中、なかなか小説を書く時間が無くなってしまった事を嘆いておられました。当コラムはゴルフにまつわるものを中心に書いているのですが、この度は大きく脱線してしまいそうですが、紹介せずにはおられない心境です。お許し下さい。
☆ めぐりあう者ども
・2015年9月25日第1刷発行
・著 者_菊池英也
・発行者_田尻 勉
・発行所_幻戯書房 東京都千代田区神田小川町3-12
・連絡先_TEL 03-5283-3934/FAX 03-5283-3935
☆ 菊池英也
・1958年宇都宮市生まれ。青山学院大学文学部卒業。
・2002年 『眠りの恋人あるいは妻』
・2003年 『愛人』
・2005年 『赤い白砂』
・2006年 『マザーズ・ベッド?呼び醒まされる記憶』
・2007年 『月子』
・2009年 『闇に眠る骨であるわたし』
・2011年 『天国でなく、海』
・2013年 『アルバトロスの羽根』
大都会で会社勤務をする主人公は、ある昼休みに何時ものベンチで休んでいると、ビルのガラス越しに鋭い視線を感じた。それは何時も月曜日に限られていた。
この様な感じの書き出しで始まる小説は、出会いから、愛し合い、そして最後は別離へと続くのですが、読み終えると甘酸っぱさと切なさが、同時に込み上げてきてしまいました。こんな気持ちに成ったのは何時以来だろうと、回顧主義的な気分に成りながら。是非お手に取って読んで頂きたい一冊です。