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JGTO2022年度最優秀選手賞は比嘉一貴

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 一般社団法人日本ゴルフツアー機構は、2022年12月5日『2022ジャパンゴルフツアー表彰式』を開催し、下記受賞者を発表致しました。

受賞者
最優秀選手賞比嘉 一貴
賞金ランキング賞比嘉 一貴
メルセデス・ベンツトータルポイントランキング賞星野 陸也
最優秀新人賞 島田トロフィ桂川 有人
ABEMA ツアー賞金ランキング賞大堀 裕次郎
平均ストローク賞比嘉 一貴
平均パット賞C・キム
パーキープ率賞比嘉 一貴
パーオン率賞桂川 有人
バーディ率賞星野 陸也
イーグル率賞久常 涼
ドライビングディスタンス賞河本 力
フェアウェイキープ率賞稲森 佑貴
サンドセーブ率賞星野 陸也
トータルドライビング賞桂川 有人
特別賞蝉川 泰果
ゴルフ記者賞比嘉 一貴

 上記一覧表を俯瞰して分る通り、多くの部門で比嘉一貴選手の活躍が、目につきます。特にシーズン27試合中4勝は、光るものが有ります。今や賞金王なる称号が大きな意味を持たなくなっている反面、最優秀選手賞はアスリートとしてのプロゴルファーに相応しい称号だと言えます。

 なおこの表彰式の模様は、12月30日(金曜日)11時から12時までの1時間、CS放送 スカイA スポーツチャンネル及びYouTubeやTwitterなど、JGTO公式サイトからも観る事が出来ます。

2022三井住友VISA太平洋マスターズ入場無料へ

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 < 2022三井住友VISA太平洋マスターズ >主催者は8月22日、本年当該大会は50周年の節目を迎える事から、此れを記念し今大会の入場者の料金については、無料とする事を明らかにしました。

 開催日程は下記の通りです。
■ 11月07日(月) 指定練習日(非公開)
■ 11月08日(火) 指定練習日 無料
■ 11月09日(水) プロ・アマチャリティトーナメント(非公開)
■ 11月10日(木) ~13日(日)まで無料

 車での来場に付いては駐車場スペースに限りがある事から、主催者側は御殿場駅から無料の送迎バスを用意しており、この利用を推奨しています。なお1日の来場者数に付いて、8月22日時点では制限を設けていないとしています。

 プロ野球ほどの来場者数は想定し辛く、一日に数万人が観戦する事は無いのでは、と主催者は考えていますが、それにしても現在のコロナ禍にあって、久々にゴルフファンが男子プロトーナメントの現場の雰囲気を、思う存分味わう事が出来ます。

 近年増加したと言われる新規ゴルファーにとって、又と無いチャンスだと言えます。トッププレーヤーのプレーを間近で観て頂きたいものです。

JGTOは任期2年の新体制を3月25日決定

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 一社)日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)は、2022年3月25日に第10回定時社員総会を開催し、下記新執行部体制を構築しました。任期は2024年定時社員総会開催までの2年間です。

役職 人名 現職
会長 青木 功 プロゴルファー
副会長 新井 直之 日本ゴルフトーナメント振興協会専務理事
副会長 谷原 秀人 ジャパンゴルフツアー選手会会長
副会長 三木 正浩 株式会社エービーシー・マート最高顧問

 副会長職へ就任した谷原秀人氏は、前回の石川遼氏との交代として理解出来、この1席は選手会の指定席と言う側面で言えば、上層部に大きな変化は無かったとも言えます。2020年体制との乖離は少ない訳ですが、新たに副会長席を増設し、ABCマートの三木正浩氏を迎え入れた点が、今回の目玉人事の様に思われます。

 三木氏は神奈川県の名門クラブ会員であり、「ゴルフをこよなく愛する」方と言われていますが、JGTO青木会長は三木氏の力量へ期待するものが大きく、敢えて副会長職を用意し迎え入れたのでしょうか。JGTO試合数が、1試合でも増加する事を期待したいものです。

JGTO選手会の会長へ谷原秀人氏が就任

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 225名が在籍する2022年ジャパンゴルフツアー選手会は、2022年1月6日理事会を開催し各役職者を選出しましたが、その主要な一覧は下記の通りです。

  役職   選手名   担当 年齢
会長 谷原 秀人   43
副会長 小田 孔明 広報委員長 43
副会長 中西 直人 ファンPJ 33
副会長 堀川 未来夢   29
事務局長 宮里 優作   41

 会長は理事17名による互選にて選出されましたが、谷原秀人新会長は就任にあたり、次の様なカッコ内コメントを残しています。
選手会内で密なコミュニケーションを図り、そしてJGTOともしっかりと連携を取って、選手一丸となって、より魅力的なジャパンゴルフツアーの姿をファンの皆様にお届けできるようにしていきたい

 任期は2年ですので2024年までこの体制で突き進む事になりますが、女子ツアー人気に水を空けられた感のある男子ツアーを、如何に魅力的なものへ高められれるのかが大きな課題となっている中、新体制の取り組みに期待したいものです。

JGTOツアーは徐々に有観客の方向へ舵を切る

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 三井住友VISA太平洋マスターズ大会事務局は2021年10月8日、今年11月11日からの大会を有観客、つまり一日の来場者数を5,000人に限定し開催する事を明らかにしました。更に今週開催されます日本オープンに於いても、既に一日5,000人へ絞り、観客を受け入れるとしております。

 長らく続いて来た閉塞感も、徐々に緩和される兆しが見えて来ましたが、今年2021年4月のJGTOツアー開幕戦以降、どの様な動きだったのかを俯瞰的に見た時、その概略は次の通りです。此れ迄17試合が開催され、その内12試合が無観客、5試合が有観客でした。

通算試合 開催日(初日) トーナメント名略称 期間中来場者数
8試合目 6月3日 日本ゴルフツアー選手権 2,873名
9試合目 6月24日 ダンロップ・スリクソン福島 3,381名
10試合目 7月1日 日本プロゴルフ選手権 10,563名
12試合目 8月26日 Sansan KBCオーガスタ 8,804名
13試合目 9月2日 フジサンケイクラシック 1,730名

 今後ツアー7試合を残す中、1日5,000人の縛りが解除される見込みは、衆議院選挙後政権の課題になって来るものと思われます。政府やスポーツ庁の号令無しに、現状のトーナメント状況を改善する事は、困難だろうと推察されますが、国民が今求めているものは、正しく社会のモードチェンジ以外の何物でも無いと言えます。

 ゴルフトーナメントが見るものを感動させる、本来持っている姿をいち早く取り戻して欲しい、と願わずにはいられません。なお蛇足ですが2021年夏米国のCDCとFDAは、2021年12月末をもって「PCR検査の緊急承認を取り消す」、事を明らかにしました。理由は正しく把握出来ない為ですが、1年前から日本の感染症研究者たちにより指摘されて来た点が、追認される事と成りました。

『SMBCモビットエキシビジョントーナメント』開催

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 一般社団法人日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)は2021年6月8日、『SMBCモビットエキシビジョントーナメント』を開催するとして、下記概要を明らかにしました。

予選ラウンド 2021年6月21日(月)
決勝ラウンド 2021年6月22日(火)
賞金総額 5,000,000円
優勝賞金 1,000,000円
開催コース 取手国際ゴルフ倶楽部 東コース
出場人数 120名

 株式会社SMBCモビットによる特別協賛そしてJGTO主催の本大会は、「前向きに頑張る人を応援したい」、「実践の機会を提供したい」この様な主旨で開催されます。出場対象選手は今シーズンのQT番号保持者、同週に開催されるトーナメント、及びAbemaTVツアーの出場資格を有していない選手と言う事に成ります。

 潜在能力の高い若いプロが多いにも関わらず、その様なプロを吸い上げる機能が弱いQTシステムに対し、SMBCモビットが救いの手を差し伸べたとも言える今大会です。6月24日には日本オープン出場をかけた予選会が、千葉県の房総CCと岐阜の岐阜関CCでプロ達を待ち受けており、日程もタイトですが是非当該大会へチャレンジして頂き、試合勘を培って行って頂きたいと思います。

 なお本大会優勝者には、本年QTファーストステージが免除されます。

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 2021年の今年、ジャパンゴルフツアー選手会(以下選手会)が開催を予定しているJAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP(プレーヤーズ チャンピオンシップ)は、2月24日特別協賛予定のリシャールミルジャパン社の降板発表により、一時開催自体が宙に浮いて仕舞いました。

 この様な中まさしく白馬ナイトとして登場したのが、新潟県に本社を置くサトウ食品株式会社です。同社は2002年から2004年まで、レギュラーツアーの『サトウ食品 NST新潟オープン』特別協賛企業として、ツアーの経験があると共に、ゴルフ業界に於ける知名度も高いものが有りました。

 とは言え2月下旬に突然とも言える選手会からの同試合の開催要請に、窓口になった経営企画部は、その要請案を佐藤元・社長へ直接伝え判断を仰ぐ事に成ったのです。その後間髪入れず取締役会にて承認がおり、開催への一歩を踏み出したのですが、選手会にとって薄氷を踏む、まさしくその様な状況だったと言えます。

 佐藤社長曰く「青天のへきれきと言っても過言では無かった、ツアーを盛り上げたい、と言う男子プロの皆さんの顔が、一番に思い浮かんだ」とコメントされていますが、同社の決断が無ければ、この新規トーナメントの開催は有り得なかったかも知れません。

 ところで同トーナメントは5月6日から9日までの4日間、栃木県のホウライカントリー倶楽部にて開催されます。同コースはロバート・ボン・ヘギーによる戦略性の高いコースに仕上がっており、トッププロがどの様に攻めるのか興味が尽きません。この模様はゴルフネットワークで4日間、独占生中継されますので、是非PCやスマホにかじりついて欲しいものです。

2021年男子ゴルフツアーの新たな胎動

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 2020年12月25日ジャパンゴルフツアー選手会(会長:時松隆光)は、本年2021年の新規開催試合として『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by RICHARD MILLE』が開催される事を公表しました。

概要は下記の通りです。

主催 ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)
共催 一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)
特別協賛 リシャールミルジャパン株式会社
協力 ホウライ株式会社、リシャールミルジャパン基金
会場 西那須野カントリー倶楽部で調整中
運営 株式会社 ダンロップスポーツエンタープライズ
賞金総額 5,000万円
優勝賞金 1,000万円
出場人数 144名
競技方法 72ホールズ・ストロークプレー

 時松会長は当該試合の発表に於いて、昨年6試合しか開催出来なかった苦しい状況を克服すべく、「皆様に感動と勇気を与えたい・・・、だったら自分達で立ち上がろう!」との発想で、この度の試合を立案したと説明しております。そして今までに無いツアーのモデルケースとして成功させる事で、ツアーの新たな地平を切り開いて行きたいと考えています。

 振り返ればこの新規トーナメントは昨年2020年夏、選手会の池田勇太事務局長がリシャールミルジャパン株式会社の川崎社長へ、新規トーナメント構想を打ち明ける中、同社の協力を得られ開催へこぎつける事になったものです。

 同社の協力は単年限定と現時点ではなっている様ですが、選手会ではこの主催試合・JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIPを、来年以降も継続して行きたいと計画しています。2022年にも開催出来るのか否か、この件は選手会のみならずJGTOも含めた将来へ向けての組織の存続と継続性、更にはその意義までも含めた大きな内容が問われるものです。

 此れまでの様に企業主催トーナメントへ、選手を派遣するだけの組織と言う位置づけで終わってしまうのか、それとも存在感と発言権を有した大きな組織へ発展させていけるのか、当該トーナメントはその試金石となるものだと言えます。新たな胎動を見せ始めた、日本の男子トーナメントの動向に注目です。

『第47回ダンロップフェニックストーナメント』明日開催

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20201117リモートギャラリー.jpg
リモートギャラリー想定図:大会事務局提供

 『第47回ダンロップフェニックストーナメント』が明日2020年11月19日より4日間、宮崎県宮崎市のフェニックスカントリークラブ(7,042ヤード/パー71)を舞台に、参加選手84名を擁し開催されます。

 今シーズンの男子トーナメントは、新型コロナウイルスの大きな影響下にあり、試合数の減少或いは無観客での試合開催など、此れまでに無い形式を余儀無くされて来ております。その大きな主眼は、感染対策です。

 当該大会は既に今年9月25日時点で開催を表明しており、主催者(住友ゴム工業、フェニックス・シーガイア・リゾート、毎日放送)の気概と勇気を、感じさせるものと成っております。其処には無謀さと無縁の、緻密さと計画性を見て取れます。

 今回この大会を成功させるべく主催者は、毎年の目玉選手である海外有名選手の招聘を取り止める反面、国内に於ける将来性に満ちたアマチュア選手(河本力、杉原大河、米澤蓮、中島啓太)4名を、推薦枠にて出場へ導いております。此れ迄石川遼、松山英樹2選手以外にアマ選手が出場した事例が無く、ゴルフファンの注目度は大きいと言えます。

 更に今大会の大きな特徴は、「ZOOM」を利用したリモート観戦を可能にした事です。1番ティー後方に大型ヴィジョンを設置し、最大同時接続人数は500人が観戦出来ます。実施スケジュールは下記の通りですが、リモート観戦用のリンクを貼っておきますので、是非トライして下さい。

19日(木)08:30~13:00 / 20日(金)08:30~13:00 / 21日(土)09:30~13:00
22日(日)08:00~11:40
https://dpt.gr.jp/remote/

『第57回ゴルフ日本シリーズJTカップ』開催へ

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 2020年11月9日主催者である報知新聞、読売新聞、日本テレビ放送網更に主管である一社)日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)は、今年『第57回ゴルフ日本シリーズJTカップ』を無観客で開催するとして、共同で報道関係者へ発表致しました。

 出場資格は下記の通りです。
1、前年度「ゴルフ日本シリーズJTカップ」優勝者
2、今年開催された5試合で上位3位迄の選手
3、今年の賞金上位者で出場者が30名に達する迄

 この大会は出場者30名と言う狭き門であり、ある意味今年ツアーで優勝した選手や、或いは優勝こそ逃したものの獲得賞金額で上位へ入った選手など、今年活躍し記憶に残る正しく選ばれた者のみが、出場出来る栄誉ある大会です。

 今年はこの試合へ至るトーナメントが5試合のみと言う中で、(選ばれし者)と言う大会の主旨が適切なのか、疑問に感じる部分もあるとは言え、開催へゴーサインを出した主催者へ拍手を送りたいと思います。感染症と闘う姿勢無しに、ただただ自粛のみでは、人間の免疫機能が更に低下して行くばかりです。

 大会は12月3日(木)に初日を迎えます。