2025年12月4日から7日までバハマで開催されていた『ヒーロー ワールド チャレンジ』で、日本の松山英樹(33_LEXUS)選手が優勝しました。
 2016年大会でも優勝しており、大会通算2勝目になります。

 この大会はタイガー ウッズが主催するもので、参加選手は招待選手でもあり今大会は20名でした。松山選手の4日間のスコアと順位は、下記の通りです。
■ 1日目 -4         8位タイ
■ 2日目 -6  通算-10  1位タイ
■ 3日目 -4  通算-14  3位タイ
■ 4日目 -8  通算-22  1位タイ

 松山選手は最終日に8アンダーと素晴らしいスコアをたたき出し22アンダーでホールアウトするも、同スコアにはスェーデンのアレックス ノレン選手もホールアウトしており、優勝争いはプレーオフへもつれ込みました。
 18番ホールを使用してのプレーオフ1ホール目、松山選手は会心のセカンドショットでバーディを奪い、パーのアレックス選手を突き放したのです。

 松山選手は最終日スタート前、タイガーに「10アンダーを出せ」と言われたのがいい刺激になったとの事。2025年はツアー開幕戦での優勝、年を締めくくる大会で優勝と言う記憶に残る年になりました。

八王子CCは2026年より会員権の名義書換料改定

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 八王子カントリークラブ(東京都)では2026年1月1日より、会員権の名義書換料を改定します。
 値上げする事になりますが、これは11月30日に開催された理事会での決定になります。概要は下記の通りです。

会員種別書換内容改定前(税込)改定後(税込)
正会員一般譲渡2,200,000円3,300,000円
正会員生前贈与880,000円1,100,000円
正会員相続440,000円660,000円
正会員同一法人内変更1,100,000円2,200,000円
平日会員一般譲渡1,540,000円2,200,000円
平日会員生前贈与440,000円660,000円
平日会員相続220,000円440,000円
平日会員同一法人内変更770,000円1,540,000円

 実際の入会にあたっては入会預託金が必要になりますので、例えば正会員で言えばクラブへの支払いは530万円が必要になります。
 この改定についてクラブでは、①高騰する物価高を背景に将来的な設備投資などを勘案し、内部留保を厚めにしておきたい、②近隣の他クラブと比較検討し遜色ない料金体系、これらを考慮したとしています。

 名義書換料の改定については以前より委員会で話し合われて来ており唐突感は無く、会社及び会員間の議論が熟成された結果だとしています。ゲスト来場者の動向が、今後大きく変動する事は無いと予想するも、来場者収入に一喜一憂せず設備投資して行ける体制を整える為の措置が、今回の改定との事。

 なお改定の結果、市中の会員権相場が下落するのではないかと言う疑念について、当然その動きは想定内としており、充実したコースメンテナンスとクラブライフ更にはホスピタリティを提供する事で、一時的な下落は回復して来ると考えています。
 頼もしい限りです。

大宮国際CCでは1月16日より27ホールコースへ

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 埼玉県の大宮国際カントリークラブでは2026年1月16日より、コース規模が変ると共にラウンドスタイルが変更になります。
 これは国の河川改修工事の影響からであり、河川敷を借り受けていたゴルフ場事業者が、これ以上占有を継続出来ない為です。

 これ迄当該クラブでは、しらさぎ、ちどり、とき、ひばり、せきれいと言う45ホールコースでしたが、せきれい9ホールコースはそのまま残し、その他4コースは組み合わせにより、18ホールコースへ変更になります。アウト、インと言う呼称になりますが、ホールによってはインターバルが長くなる為、全て乗用カートを利用してのラウンドになります。

 せきれい9ホールコースは、手引きカートにて2回まわる18ホールのラウンドスタイルとなり、9ホールのみのラウンドは出来ません。
 当該クラブでは現在、市場を通じて入退会が出来ますが、新規に入会を検討する場合、将来コース規模が変更になる事をよく理解する必要が有ると言えます。

鶴舞CCは554万円募集を約3ヶ月にて完売

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 千葉県の鶴舞カントリー倶楽部では2025年10月末にて、554万円募集を打ち切りました。2025年8月1日から開始された20口の補充募集が、申込書ベースで終了した為です。

 募集業務を開始するにあたり当該倶楽部では、既存の名義書換市場を止めずに行いました。この手法は入会希望者にとって選択肢が広がる反面、倶楽部側にとってはリスクが高く、採用するクラブは少ないのが現状です。当然当該倶楽部においても、スタッフ間で不安視する声も聞こえて来ていました。
 ところが蓋を開けてみれば、心配は杞憂に過ぎなかったのです。個人の申込が12件、法人での申込みが8件入って来たのです。その入り口はと言えば、既存会員の紹介による案件が大半だったものの、若干名は会員の知己なくWebを見ての入会申請だった様です。

 鶴舞カントリーの強みである、<名匠井上誠一設計による36ホール>、<充実した練習環境とトーナメント開催実績のある良好なコースコンディション>、<圏央道開通による都心からのアクセス向上>等が評価されたのではないか、とは吉野総支配人の分析です。

 既存会員の友人知人を中心に相場動向に一喜一憂する事無く安心してゴルフライフを堪能したい向きが、今回の募集に反応して、預託金(預り保証金400万円)に対する経営母体への安心感が、入会者の気持ちを後押した様に思えるとの吉野総支配人の更なる分析は、現場での空気を良く理解している絶妙な解説でした。

  なお今年4月に再開した一般譲渡名義書換による入会者は、法人内の登録者変更手続きを除き春以降17件に達しています。

南栃木GCはLiVE MAXゴルフクラブ栃木へ

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 栃木県の旧・南栃木ゴルフ倶楽部が2025年11月1日より、『LiVE MAXゴルフクラブ栃木』へ名称変更しました。この背景には、当該ゴルフ場の経営主体がリソルグループより、リブマックスグループへ変更になった為です。

 当該ゴルフ場は幾多の変遷を経て今日に至っておりますが、クラブ名称の変更をたどる事で変遷の一端を知り得ます。それは下記の通りです。
■ 永野ゴルフ倶楽部(1992年10月27日開場時)
■ 南栃木ゴルフ倶楽部(2011年12月20日)
■ LiVE MAXゴルフクラブ栃木(2025年11月1日)

 リブマックスグループについて会社案内からたどれば、阪神・淡路大震災後の建設ラッシュをバネに急成長を成し遂げ、現在は不動産仲介、短期滞在のビジネスホテル、中長期滞在のマンスリーマンション、自社開発マンション業などを行っています。ゴルフ場業界へは、初参入になります。

 ところで当該ゴルフ場は、かつてリソルグループが究極のカジュアルゴルフを目指していました。リブマックスグループはそのゴルフ場を継承した訳ですが、今後も同様のスタイルを踏襲するのか、或いは新たな集客スタイルを構築するのか、その手腕に多くのゴルフ場関係者が注目しています。

2025年2月末時点での全国ゴルフ場総数は2154コース

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 一社)日本ゴルフ場経営者協会(NGK)では、2025年2月末時点における全国のゴルフ場総数を2154コースであると、ゴルフ場利用税の課税状況を基にした実態を公表しました。

 この総数には18ホール未満のゴルフ場も含まれており、昨年2024年2月末時点より15コースが減少した事になります。なおゴルフ場数の多い自治体別ランキングは、2025年2月末時点で下記の通りですが、コース数は他の自治体との重複数です。

順位道県名コース数(重複)重複コース&自治体
千葉県161東我孫子(茨城)
兵庫県157伏尾(大阪)
北海道135
栃木県115城山CC(群馬)
茨城県114東我孫子(千葉)
静岡県90
岐阜県88GC大樹 旭コース(愛知)
埼玉県83川口パブ(東京)、赤羽(東京)、新東京都民(東京)
群馬県67城山CC(栃木)
三重県67グリーンハイランドC(奈良)

総武CCでは11月1日より『週日会員』を新設

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 千葉県の総武カントリークラブでは2025年11月1日より、月曜日から金曜日まで利用出来る『週日会員』を新設しました。

 当該会員種別は、総武カントリークラブの正会員および平日会員更には総武総合平日会員を対象にした受け皿として新設されたのですが、当然ながら11月12日時点で会員数はゼロです。
 来年2026年10月31日まで、移行手数料11,000円(税込)にて受け入れられる訳ですが、この期間が終了しますと660,000円(税込)を支払わなければならくなります。週日会員の年会費は年間66,000円(税込)です。

 クラブでは会員の高齢化等により、例えば全日利用出来る会員資格を何がなんでも必要としない会員が増加していると分析しており、末永く有効利用して頂く観点から、形式と内容が合致した会員種別を新設する事で、会員やクラブにとってもより経済合理性を追求出来るのではないか、とクラブ側では考えています。

 高騰する年会費に対し、会員が本当に必要としている会員種別へ移行出来る事で、会費負担に対する理解度も高まるとクラブでは見ていますが、ある意味これは会員流動化を起こす事で、硬直化した組織の再編成施策とも言えます。

 なお会員が保有している預託金額は、週日会員へ移行時に当然ながら引き継がれるとしています。

金正恩(北朝鮮)氏がゴルフを始めたとの事

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 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金 正恩朝鮮労働党総書記がゴルフを始めたとして、麗澤大学の西岡力特任教授が産経新聞のニュース動画にて明らかにしました。

 配信された動画タイトルは、『西岡力が語る「拉致家族と面会 トランプ氏は何を言ったのか」 田北真樹子編集長が聞く』ですが、グーグルで検索をかけて頂ければヒットし、確認出来るものと思われます。動画中の西岡氏の発言内容を、金氏のゴルフと言う点に絞ってまとめるならば、下記内容になります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 将来、金氏がトランプ氏と面会する事があるのであれば、その場所は北朝鮮の平壌(ピョンヤン)が有力視されている。
 平壌郊外には在日朝鮮人により作られたゴルフ場があり、ゴルフ好きのトランプ氏との友好関係を築くには、ゴルフを共に行う事も選択肢の一つとして、北側では考えている様に推察される。
 その為には金氏もある程度ゴルフに親しんでおく必要が有り、最近お供の方々と共にゴルフ場を訪れている様だとの事。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 この発言に絡めて田北編集長は、最近ゴルフを始めた世界の首脳が、金氏以外にも何人か確認出来るとしています。

アコーディアゴルフでは2026年より80コースが年会費改定

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 平和傘下の株式会社アコーディア・ゴルフは2026年1月より、グループ内80コース85会員種別にて正会員権の年会費を改定するとして、2025年11月に入り明らかにしました。

 既に平和傘下のPGMグループが年会費を2026年より改定するとして公表済みですが、歩調を合わせるかの如く、アコーディアゴルフに於いても同様に改定する事が分りました。アコーディアゴルフの改定では、PGMグループほど突出した内容が少なく、若干の値上げになっています。

 ところで関西のエクセレントゴルフクラブは、会計年度が4月はじまりですので、少し遅れての値上げになります。
 今回の値上げは正会員に限定されていますが、アコーディアゴルフによれば、その他会員種別も現在検討中との事です。

PGMグループの65コースが2026年1月より年会費改定

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 PGMグループでは2026年1月より、年会費を改定するとして2025年11月に入り明らかにしました。

 改定されるクラブは全国で65、その会員種別は148にものぼります。既に公表されていたセゴビアやPGM石岡などでは、2年連続で値上がりして行く方針に対し、会員として継続して行く事を断念した動きも市場には顕著に出ています。

 来春の値上げ予定コースでは、PGM総成ゴルフクラブが正会員49,500円(税込)から税込110,000円へ、PGMマリアゴルフリンクスが正会員52,800円(税込)から同じく税込110,000円へ、改定されるのが突出しています。