京浜急行電鉄株式会社(以下京急電鉄)は連結子会社である株式会社市原京急カントリークラブの全株式を、2026年10月1日にパシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)へ譲渡するとして、2026年7月15日同社広報を通じ明らかにしました。
同日PGM側も広報を通じ、京急電鉄と譲渡契約を締結した事を明らかにしました。
対象となったゴルフ場の市原京急カントリークラブの概要は、下記のとおりです。
■ 所在地:千葉県市原市馬立3022-13
■ 連絡先:TEL 0436-36-6361
■ コース:18ホール・6,715ヤード・パー72
■ 設 計:大成建設株式会社
■ 開 場:1980年8月24日
■ 交 通:市原インターより約11Km / JR五井駅よりクラブバスにて約25分
京急電鉄によれば、全事業の抜本的再編により譲渡契約に至ったとしています。なお取得するPGM側は、10月1日よりクラブ名称を変更し、運営にあたるとしています。
長野県のあららぎカントリークラブ経営の「株式会社あららぎ」が、2026年6月30日名古屋地裁へ民事再生法の適用を申請しました。帝国データバンクによれば、負債総額約12億9000万円とのことです。
売り上げの減少と会員の預託金問題が申請の背景にはあった様ですが、今後如何に増収策を描けるのかが再建のポイントになってくる、とは関係者の一致した見解です。
すでに先週の7月7日には債権者説明会を済ませていますが、今事案の申請代理人は「弁護士法人佐藤・眞下法律事務所」の長谷川三紗(はせがわ かずさ)弁護士です。
今年の暮れから来年・2027年春にかけて、新たな再建計画が出てくるものと思われます。
栃木県の鹿沼プレミアゴルフ倶楽部は2025年8月1日、経営交代により経営会社及び代表者が変更になっています。
前経営会社の株式会社リゾートプレミア(代表取締役:倉林修司)は、さかのぼる事2007年9月7日宇都宮地裁にて当該ゴルフ場を競落し、経営にあたって来ました。その後2025年4月10日に当該法人は、株式会社倉林と合併し解散手続きをしています。
新たな経営会社となった株式会社鹿沼プレミアゴルフ倶楽部は、(株)倉林より会社分割にて設立されており、2025年10月1日代表者も倉林氏より大韓民国在住の朴辰瑞氏へ交代しています。
なお開場当時の1986年から2008年1月16日までは、グレンピークマナーゴルフクラブとの名称でした。
千葉県印旛郡の成田ヒルズカントリークラブを経営する、成田ヒルズカントリークラブ株式会社の株主構成が変わった事を、経営会社は2026年5月13日明らかにしました。
此れまでセントラルメディカル株式会社が5,567株、森文徳氏が30株を保有していました。この合計数5,597株、発行済み株式数の65.73%を、韓国のホバングループであるホバン西ソウル社が取得しました。
ホバングループは1989年に設立され、建設を中心にゴルフ、リゾート、製造、流通、メディア、金融と多分野に渡り事業展開しています。韓国財界ランキング第33位、総資産2兆円を超えるとの事。
現在ホバングループは当該ゴルフ場の経営陣を一新すべく、新たな取締役候補が上がっています。候補者は下記一覧。(敬称略)
1、崔東列(チェ ドンヨル) ホバングループ企画管理チーム部長
2、李正鎬(イ ジョンホ) ホバンホテル&リゾート副会長
3、申正鎬(シン ジョンホ) ホバングループ新事業戦略チーム次長
4、森 桂一 成田ヒルズカントリークラブ株式会社 代表取締役
この度の株券譲渡に関し森文徳氏は、2025年に大病を患った事が、大きな要因になったとしております。なおホバングループ会長の金相烈(キム サンヨル)氏は、韓国女子プロゴルフ協会の会長を務めており、当該コースを国際的に評価される名門コースへと高めて行くとしています。
愛知県名古屋市の東証スタンダード上場・株式会社トーシンホールディングス(代表:石田雅文)は、2026年5月8日東京地裁へ会社更生法の適用を申請しました。
■ 申請代理人
粟田口太郎弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業)
■ 調査委員
永沢徹弁護士(永沢総合法律事務所)
■ 管財人
・事業家管財人 石田雅文(株式会社トーシンホールディングス)
・法律家管財人 粟田口太郎弁護士
当該法人は持ち株会社であり、傘下には携帯電話ショップや不動産賃貸業更にはゴルフ場などを経営する企業が有り、これらが大きな事業の柱になります。特にゴルフ場に関しては、下記4コースが確認出来ます。
★ TOSHIN Golf Club Central Course(岐阜県加茂郡)
★ TOSHIN さくらHills Golf Club(岐阜県関市)
★ TOSHIN PrinceVille Golf Course(三重県津市)
★ TOSHIN 伊良湖シーサイドゴルフ倶楽部(愛知県田原市)
関係者によれば、売上高の過大計上や売掛金や棚卸資産の架空計上など、これら負の部分を整理する為には、会社更生法の適用申請と言う手法以外は見当たらなかったとしています。今後は上場を維持しながら、スポンサー探しを行いつつ再建を目指すとしています。
株式会社太平洋クラブは2026年4月14日、日本カバヤ・オハヨーホールディングス株式会社(代表取締役:山崎陽子)より茨城県のザ・ロイヤルゴルフクラブと、静岡県の富嶽カントリークラブの2コースを取得し傘下に治めました。
取得手段はM&Aであり、ザ・ロイヤルゴルフクラブ株式会社と富嶽カントリークラブ株式会社の株式を日本カバヤ・オハヨーホールディングス社より譲り受ける形で、太平洋クラブが経営権を取得する事になりました。既に当該2企業の代表者は、4月14日に山崎陽子氏より韓俊氏へ変更になっています。
太平洋クラブが当該2コースを取得する、この噂は2026年2月頃既に水面下で伝わっており、また4月下旬にはネット界隈で、太平洋クラブのものと思われるPDF資料が出回るなどしていました。
その様な中、当該クラブではWEBサイトを通じ2026年5月1日、正式にこの件に関する公式声明を発表しています。
なおこの公式資料によれば、ザ・ロイヤルゴルフクラブに関しては2026年7月1日より、富嶽カントリークラブに関しては2028年に入り、太平洋クラブの共通会員制へ組み入れる予定としています。
躍進する太平洋クラブの動きには、今後も目が離せません。
静岡カントリーグループの三河カントリークラブ(愛知県新城市)を経営する株式会社三河カントリークラブは、2026年3月31日大阪地裁へ民事再生法の適用を申請しました。
業績不振による資金繰り難、及び会員預託金返済の為の資金確保が困難な状況などからの申請でしたが、申請代理人及び同日選定された監督委員は下記の通りです。
■ 申請代理人
岡田良洋弁護士ほか5名(弁護士法人関西法律特許事務所)
〒541-0041 大阪市 中央区 北浜 2丁目5番23号 小寺プラザ12階
TEL:06-6231ー3210(代)/ FAX:06-6231-3377
■ 監督委員
小谷隆幸弁護士(小谷隆幸法律事務所)
〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満1丁目7−4 協和中之島ビル
TEL:06―6363-3328
関係者によれば負債は債権者約1400名に対する約120億円との事ですが、債権者説明会を4月6日(月)に愛知県豊橋市のアイプラザ豊橋で開催した後、数ヶ月で正確な債務額を出す予定としています。
再建にあたっては、債務者代理人側曰くスポンサーによる再建が充分見込まれるとしており、今後はその選定作業が急ピッチで進んでいくものと思われます。どの様な企業が手を上げるのか、注目されます。
株式会社よみうりランドが経営する千葉県のパブリックゴルフ場・千葉よみうりカントリークラブを、大井競馬場として名高い東証プライム上場の東京都競馬株式会社が取得します。
この第一報を地元紙の株式会社千葉日報社が2026年1月26日にWEB版、翌27日に新聞紙面にて報じております。
東京都競馬社では2025年1月17日に「大井競馬場の再整備推進について」として、トレーニングセンターを新たに取得して行く方針を明らかにしていました。
この様な中、交渉のテーブルに載って来たのが千葉よみうりCCだった訳ですが、東京都競馬社では2025年12月19日開催の取締役会にて取得する事を正式に決議し、翌2026年1月に入り当該ゴルフ場の経営会社と契約を締結しています。
取得方法については、M&Aでは無く約81万㎡の土地取得になります。筆数にもよりますが、一般的に1億円前後の登記料がかかったとしても、この手法が最善との判断になったものと思われます。
物件引き渡し日について両者未定としているものの、東京都競馬社の「中期経営計画2030の基本方針」によれば、2031年以降段階的に稼働させていきたいとしています。これに歩調を合わせる様によみうりランド社では、「当面、通常通り営業して行く」としています。
東京都競馬社では「強い馬づくりに資する充実したトレーニング施設」が必要として、この度のゴルフ場取得に至った訳ですが、方やよみうりランド社に於いても競馬場施設の運営を行っており、両者の親和性がコンセンサス形成へ大いに役立ったものと思われます。
栃木県の旧・南栃木ゴルフ倶楽部が2025年11月1日より、『LiVE MAXゴルフクラブ栃木』へ名称変更しました。この背景には、当該ゴルフ場の経営主体がリソルグループより、リブマックスグループへ変更になった為です。
当該ゴルフ場は幾多の変遷を経て今日に至っておりますが、クラブ名称の変更をたどる事で変遷の一端を知り得ます。それは下記の通りです。
■ 永野ゴルフ倶楽部(1992年10月27日開場時)
■ 南栃木ゴルフ倶楽部(2011年12月20日)
■ LiVE MAXゴルフクラブ栃木(2025年11月1日)
リブマックスグループについて会社案内からたどれば、阪神・淡路大震災後の建設ラッシュをバネに急成長を成し遂げ、現在は不動産仲介、短期滞在のビジネスホテル、中長期滞在のマンスリーマンション、自社開発マンション業などを行っています。ゴルフ場業界へは、初参入になります。
ところで当該ゴルフ場は、かつてリソルグループが究極のカジュアルゴルフを目指していました。リブマックスグループはそのゴルフ場を継承した訳ですが、今後も同様のスタイルを踏襲するのか、或いは新たな集客スタイルを構築するのか、その手腕に多くのゴルフ場関係者が注目しています。
千葉県市原市の市原高校では2025年の今年、就職者41名の内6名が市内ゴルフ場へ就職しています。6名の内2名が鶴舞カントリー倶楽部へ就職しており、「覚える事が多いです」と一生懸命ですが、働き甲斐を見い出している様です。
当該高校は旧鶴舞桜が丘高校と旧市原高校が統合され、2019年4月に新生市原高校として出発しています。市原市を南北に分けた場合、牛久エリアが一つの分岐点になるのですが、市原高校はその牛久エリアに在り、ある意味南部エリアの中学生を吸収する役割を担った高校とも言えます。
市原高校の大岩良徳校長は、地域産業の特色としてゴルフ場と福祉を上げてます。地域社会へ貢献出来る人材の育成、これを大きな命題と捉えている大岩校長は、とりわけゴルフに関しては地域ゴルフ場と連携し、1年生全員へゴルフ体験を実施しています。
詳細につきましては、『千葉県市原市内多くのゴルフ場へ人材を輩出する市原高校』と題し、レポートをまとめました。是非、お目通し頂ければ、幸いで御座います。