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中山徹氏が2024年4月14日ご逝去

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 プロゴルファーの中山徹氏が、2024年4月14日13時28分肺アスペルギルス症にて、ご逝去されました。氏は1946年6月8日生まれでしたので、77歳の御年でした。

 葬儀場は千葉県東金市の松半斎苑東雲閣(TEL 0475-55-4949)にて、4月21日に通夜、4月22日葬儀の予定であり、喪主は妻の中山真知子様が務めるとの事です。

■ 主な経歴
  ・PGA入会  1977年5月1日
  ・PGA役員歴 2009年1月~2018年3月 副会長及び理事

■ 主な戦歴(通算11勝)
  ・1997年 キャッスルヒルシニアオープン
  ・1998年 TCPスターツシニアゴルフトーナメント

 後輩プロより親しまれ「雑草軍団」のリーダーとして活躍しました。合掌

 2024年4月8日の月曜日に住友生命保険相互会社(住友生命)は東京本社内会場にて、プロゴルファーの蝉川泰果(せみかわ たいが/23歳_アース製薬)とスポンサー契約を締結した事を明らかにしました。

 会見に同席した高田幸徳・取締役代表執行役社長によれば、昨年の某ゴルフ大会の前夜祭にて蝉川プロと直に接する機会が有り、その爽やかな人柄に魅入られ、密かにスポンサー候補としての案を今日まで温めて来たとの事。

 今回契約に当たり住友生命では、『蝉川泰果 Eagle Donation Future Supported by 住友生命』なるタイトルの活動を、今後行って行くとしています。この活動はツアー優勝、ホールインワン、イーグルと言う3カテゴリーでそれぞれ100、50、25ポイントの配分が有り、蝉川プロが獲得した総ポイントにより、ツアー終了後に「将来世代」への支援などを行う団体へ、寄付するとしています。

 蝉川プロ自身は今年早めにツアー1勝を上げる事を目指しており、その過程でイーグルやホールインワンはついてくるものと考えています。昨年最多の23イーグルを奪取しており、今年は更なる積み上げを目指します。積極果敢なそしてアマチュアの方々を魅了出来るゴルフを展開する事で、同世代の背中を押せたら良い、と蝉川プロは考えています。

日本プロゴルフ殿堂は2025年にJGAの一部門へ

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 一般財団法人日本プロゴルフ殿堂は2024年1月25日、都内の東京ドームホテルにて第10回目の殿堂入り3名について公表しておりましたが、3月8日(金)は神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催中のゴルフフェアに於いて、ご本人出席のもとに顕彰式典が行われました。

 顕彰者は下記の3名です。
■ 井上 清次(いのうえ せいじ) 1915年09月16日~1992年05月09日
■ 日陰 温子(ひかげ あつこ)  1954年04月23日~
■ 倉本 昌弘(くらもと まさひろ)1955年09月09日~

 14時から開始された式典ですが松井功同殿堂理事長は、挨拶の中で今年後半には公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)と合併し、同殿堂はJGAの一部門になる事を明らかにしました。此れまでも松井理事長は、この件について言及しており、例えば2020年1月の顕彰者発表会見時にも公式に発言していました。

 松井理事長の思いとは裏腹に現実的進展無く、約4年が経過していたのですが、今回はやっと現実味がおびて来ました。この松井発言を裏付ける様に、同式典の壇上にてJGAの山中博史専務理事が、公式にこれを認めるに至っていると共に、山中発言は単に受動的追認にとどまらず、そうしていきますと強く発言したのです。

 この両者の発言は、両2団体が一緒になる事の垣根が取り払われ、残すは今後約半年間をかけ、事務処理を行う段階に達している事を表しています。松井理事長による、関係各位からの同意は既に取り付けています、との発言は何よりもの証左と言えます。

 2010年にPGA、JLPGA、JGTOの3団体が力を合わせ同殿堂が誕生した訳ですが、男女のプロゴルファーを主な対象としていた点が、弱点でもあったのですが、今後は幅広く様々な範疇から相応しい人物が、選出されて行く事になるものと思われます。

女性ゴルファーを応援するPGSがフェスタ開催

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 公益社団法人日本パブリックゴルフ協会(PGS)は女性ゴルファーを応援すべく、2024年6月4日に「WOMEN’S GOLF FESTA 2024」を全国21コースにて同時開催します。

 今回初めての試みになりますが、開催の目標は女性ゴルファーにハンディキャップインデックスを、新たに取得して貰う事です。今回のフェスへの参加資格はハンディキャップインデックスを保有している事が条件になりますので、当然取得されていない女性ゴルファーは参加出来ません。

 今後毎年開催されて行くであろう当該フェスタが、魅力あるものへ昇華して行く事で、参加しようとする女性ゴルファーが必然的にハンディキャップインデックスを取得する事になります。これが開催する大きな意義でもあると、関係者は口にします。

 フェスタ自体はハンディキャップインデックスにより、5クラスに分けられます。プレー代は必要ですが、フェスタへの参加費は無料です。順位についてはその日の内に集計する予定であり、各クラス毎に1,2,3,7,10位そして10飛びごとの順位の方々が表彰され、商品が贈られます。

 なおハンディキャップインデックスは、PGSに加盟している全国のパブリックコースでも、取得する事は可能です。またPGS加盟コースについては、PGSのWEBサイトから確認出来ます。

ゴルフスタジアム堀裁判の1審が終結へ

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 「ゴルフスタジアム被害者を守る会」の会員13名が原告になり、旧・株式会社ゴルフスタジアムの堀元社長ら13名に対し、損害賠償請求を行った東京地裁裁判が、昨日2024年2月28日に弁論が終結しました。

 2019年9月18日に提訴し昨日まで、28回におよぶ裁判及び協議を経ての結審になりましたが、澤田久文裁判長は3月27日に判決を言い渡すとした615号法廷は、11時30分に閉廷となりました。

 堀元社長への同様の訴訟は名古屋地裁でも行われており、原告であるゴルフスタジアム事件被害者達が勝訴しているものの、堀被告らは高裁へ控訴している事実を見るならば、今回も同様に敗訴後に控訴する可能性が高いと予想されます。

PGSがポータルサイトをオープン

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 公益社団法人日本パブリックゴルフ協会(以下PGS)は2024年2月15日に、エントリーポータルサイトを2月1日にオープンした事を明らかにしました。

 そのURLは次の通りです。 https://entry.pgs.or.jp/

 このサイトはパソコン或いはスマホからも操作出来、競技へのエントリーや参加費等の支払いを、全て行う事が出来ます。此れまでもエントリーなどは様々な競技団体が、自らのWEBサイトを通じ行って来ていますが、今回画期的と言えるのは、クレジットカードによる代金決済が可能になった点です。

 この点に関しPGSでは、様々な代金決済システムを有している企業の中から、最適な企業とシステムを採用し、此の点に多くの神経を払い作り上げたとしています。今や暗号通貨などの分野で、盗みを国家事業として行っている国もあると言われている時代であり、如何にセキュリティーを高めて行けるのかは、一丁目一番地だと言えます。

 すでにシステムが稼働し2週間が経過していますが、2月15日時点に於ける集計数は、全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権で129名、全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権で56名が、新サイトを通じエントリーしています。

 今後PGSのこの動きに刺激され、多くの団体で決済機能を採用して行く事に、なるものと思われます。

 JLPGAツアーを舞台に活躍する女子プロゴルファーの鈴木愛さんが、2024年1月24日に「令和6年能登半島地震」被災者へ、日本赤十字を通じ1000万円を寄付しました。

 鈴木さんは、「何か私に出来ることはないか、自分なりに考え」た結果の行動だとしています。今被災地にとって第一に何が必要か、それはお金ではないでしょうか。人的ボランティアは、1月上旬から登録を受け付けていると石川県では伝えていますが、本格的に人手が必要になるのはこれからの様です。

 この度の鈴木愛さんの行動が、少しずつゴルフ界でも広がっていく事を期待したいものです。

PGMが政田夢乃選手とスポンサーシップ契約

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 パシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)は2024年1月15日、政田夢乃(マサダ ユメノ)選手とスポンサーシップ契約を締結しました。

 これは昨年の『2023マイナビネクストヒロインゴルフツアー』に於いて、PGMがスポンサーとして参入した3試合の合計ポイント最上位者へ、スポンサーシップ契約の権利を付与した関係からです。この最上位者の権利にて、今回政田選手はPGMとの契約へ至っています。

 昨年政田選手は、JLPGAのプロテストに15位タイにて見事合格しており、2023年12月1日付けで96期生として正式に選手登録されました。PGMによれば、プロテスト合格とスポンサーシップ契約は、直接的関係は無いとの事で、あくまでマイナビネクストでの活躍が評価されたとしています。

 今年マイナビネクストのスポンサーとなるか否かについて、PGMは「前向きに検討中」としており、正式な発表が待たれますが、マイナーステージで活動している多くの選手にとって、PGMの様な大企業とのスポンサー契約は大変魅力的であり、モチベーションも高まる事と言えます。

 PGMスポンサー契約・政田選手の本格的な活躍は、2024年これからですが、期待がかかります。

 2023年10月に株式会社ジェットアンドスポーツの島津隆司社長を訪ね、日本から世界のゴルフトーナメント観戦へ、道を切り開いて来た経緯などを伺って来ました。

 島津氏が魅せられた試合は、1995年7月の第124回全英オープンでした。優勝へ邁進するジョン デーリーに対し、18番ホールで一打差まで追い詰めてきたコンスタンチノ ロッカ、この二人の息詰まる戦いは、ロッカの劇的なバーディパットをもって、プレーオフへ進みます。

 ロッカがバーディパットを入れた瞬間、18番ホールを囲むギャラリーから発せられた歓声は、地響きとなり会場全体を感動の渦に巻き込みました。この光景の中に居た島津氏は、是非この感動を日本の多くのゴルフファンに味わって貰いたい、この気持ちが海外へ向かわせた原動力になっており、現在も変わらないとの事。

 飛行機でトーナメント会場へ向かい観戦、そして終了後にトーナメント同様のセッティングでラウンドする、この一連のパータンを日本で切り開いて来た島津氏が、次に思い描いたのは海外ツアーでした。全英の感動を再びと、多くの海外トーナメント観戦へ、日本から道を切り開いて来ています。

 詳細は「ゴルフ偉人 名人 達人列伝」にて、『世界のゴルフトーナメント観戦へ扉を切り開いた男・島津隆司』として、紹介していますので、是非お目通し頂ければと思います。

ゴルフスタジアム_SMBC裁判が終了

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 旧・ゴルフスタジアム社(GS社)の詐欺的手法により、モーションアナライザーなるソフトをSMBC(旧・セディナ)とのローン契約を結び取得したレッスンプロ達、本人らが全く理解する事無く結んだこの様な内容の契約は無効、として争った事件がついに終焉しました。

 室谷和宏弁護士(当初の所属・さくら共同法律事務所)が、レッスンプロ達の原告側代理人として弁護に立ち上がり、第1回目裁判が東京地裁で開かれたのは2017年7月26日でしたので、6年以上の歳月を経て2023年10月3日に当事者全員が和解したのです。

 東京地裁の判決では原告側が一部勝訴を勝ち取るも、不十分とし高裁へ控訴し、2回の公開裁判を経て、村上正敏裁判長の判決を待つ事無く、約55名全員が和解する事になりました。条件面の詳細は不明です。

 オリコ裁判と今回のSMBC裁判、二つの裁判体が終了し、残るは5つの裁判体になります。これらの裁判長は、今後何を語るのでしょうか。