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『ファンケル クラシック』へ参戦する今年の新人は

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 今年2023年の『ファンケル クラシック』は22回目を迎えますが、例年通りお盆の時期をにらんだ8月18日(金)~20日(日)までの3日間、静岡県の裾野カンツリー倶楽部にて開催されます。

 何と言っても今年は5月にコロナ明けを迎えた事から、主催者や選手そしてファンが三位一体となり、久々に解放感を満喫出来る正しく夏の一大イベントになるものと思われます。全てお膳立てが揃ったこの舞台に今年立つのは、プロ73名そしてアマチュア5名の合計78名です。

 今年50歳にて『ファンケル クラシック』へ参戦するプロの選手は6名ですが、その一覧は下記の通りです。(順不動)
1、片山 晋呉
2、宮本 勝昌
3、I・J・ジャン
4、葉 偉志
5、伊藤 修司
6、貴田 和宏

 シニアとは名ばかりで現役でも通じそうな選手達ですが、この新人選手がどこまで活躍出来るかが、今試合の見どころと言えます。更にもう一つ見どころと言えば、3日間の来場者が2万人越えを達成出来るか否か、この点が大いに注目されます。

2023PGAティーチングプロ実技審査で今年9名の女性が合格

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)のティーチングプロB級講習会受講者選定実技審査が、2023年7月13日と14日の両日、群馬県のサンコーカントリークラブ・東コースを使用し行われました。

 男女合わせた全受験者は186名でしたが、2日間競技による結果、合計スコアが14オーバー(158ストローク)までの78名が合格しました。男性は6,760ヤード、女性は5,743ヤードとそれぞれティーングランド位置は異なるものの、男女合わせて順位付けしています。

 ところで今回女性は12名が挑戦し、9名が合格しています。今回の合格者が今後順調に進めば、2025年1月に第5期生として、正式にPGAティーチングプロ会員になります。2021年1月に誕生した第1期生5名から数え、現在14名の女性会員が在籍していますので、今後年を追う毎に会員数は増加して行くものと思われます。    

「ファンケル クラシック」2023復活へ!

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 株式会社ファンケルは2023年5月18日、PGAシニアツアーの「ファンケル クラシック」を8月18日(金)~20日(日)迄の3日間、静岡県の裾野カンツリー倶楽部で開催する事を明らかにしました。

 22回目となる今年は、此れ迄このトーナメントの大きな特徴、例えば来場者数2万人越え、そして夏のお祭り気分、これらを復活出来るのか、大きな試金石となった年を迎えたとも言えます。

 思い起こせば2020年はコロナ禍にて中止、2021年は無観客での開催、2022年は入場者数制限をかけないもののコロナ禍の同調圧力から、1万人未達と言う結果になりました。主催者からすれば、当該大会の一つの目的である社会貢献、シニアを元気にする事が日本全体の元気につながる、このテーマをこの3年間は消化不良で終えているに等しく、今年は更なる飛躍の年に出来るのか注目されます。

 今回再出発とも言える年にあたり、大会に花を添えるかの様、6名の女性シニアプロによるエキシビションマッチが、19日と20日の2日間にかけて行われます。此れも今回の見どころの一つになっています。

 なお様々な話題盛りだくさんの「ファンケル クラシック」ですが、高校生以下と70歳以上の方は無料で入場出来ます。また三島駅からは3日間、6時30分~12時30分迄、会場の裾野CCへ無料のシャトルバスが出ています。

PGAがWebサイトのリニューアルへ向けベンダーを決定

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 公益社団法人 日本プロゴルフ協会(以下PGA)は2023年3月6日に臨時理事会を開催し、「公式ホームページ制作ベンダー選定の件」を協議し、Webサイトのリニューアルへ向け、新たなベンダーを選定しました。

 この案件は前倉本会長時代より製作に当たっては混迷を深めており、新Webサイトへの期待度は、会員及び会員外に於いても大きなものが有ります。3月6日時点では選定ベンダーとの契約未了状態にて、ベンダー名を公表出来ないとしております。

 臨時理事会終了後の記者会見にて吉村会長曰く、「現在のWebは会員にとっても扱い辛いが、その点を改善して行きたい」と抱負を述べています。PGA会員と組織を繋ぐ身近なものが、Webサイトであるならば、その機能を充実させていく事は、組織発展へ向けた第1歩とも言えます。

 以前倉本会長が取り入れようとしていた金銭の決済機能が、今回採用されるのか注目されますが、間もなく詳細が明らかに成るものと思われます。

PGAの2023年度の競技日程

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2022年12月20日に2023年度競技日程を明らかにしました。概要は下記の通りです。

競技名称
1金秀シニア 沖縄オープンゴルフトーナメント2023
2ノジマチャンピオンシップ箱根 シニアプロゴルフトーナメント
3第23回スターツシニアゴルフトーナメント
4ファンケルクラシック
5第10回マルハンカップ 太平洋クラブシニア
6コマツオープン2023
7第33回日本シニアオープンゴルフ選手権競技
8第62回日本プロゴルフ選手権大会 住友商事・サミットカップ
9第10回トラストグループカップ 佐世保シニアオープンゴルフトーナメント
10第7回福岡シニア」オープンゴルフトーナメント
11コスモヘルスカップ シニアトーナメント2023
12すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント
13第11回いわさき白露シニアゴルフトーナメント

 試合数は2022年度より1試合減少し13試合、この結果賞金総額は44,000,000円減少し640,000,000円になりました。これ等シニアツアーとは別にPGAは、メジャートーナメントの一角を形成する日本プロを主催しており、この試合は北海道の恵庭カントリー倶楽部で開催される予定です。

 なおPGAの吉村会長曰く、日本プロのスポンサーは現時点で未定との事です。ながらく続くスポンサー不在状態は、PGAの資金持ち出しとなり台所事情を悪くさせている為、来年度も不安要素が尽きない競技模様と言えます。

2023年1月PGAでは新たに6名の女性ティーチングプロが誕生

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)のティーチングプロB級合格者は、12月13日最後の講習を終えた時点で67名と成りました。この中には6名の女性が、含まれています。この67名は2023年1月1日をもって、正式なPGA会員となります。

 JLPGAがPGAと袂を分れて以降、PGAに女性会員が誕生したのは2021年でした。「男女の差無く入会を受け付ける」と言うPGAの姿勢から、この年5名の女性会員が誕生したのです。2022年には3名が入会していますので、来年1月1日には総勢14名となる予定です。

 女性会員を対象にした「TCP女子選手権」が、今年10月25日~26日まで兵庫県の新宝塚カントリークラブを舞台に、2日間競技として開催されており、高木亜希子選手が2連覇を達成しています。今後恐らく徐々にではあるものの、会員数の増加が見込まれる事から、この選手権も更に注目されて行くものと思われます。

 ところで来年会員となる女性6名の内5名は、2021年7月6日に群馬県のサンコーCCでの実技試験をパスしてのものですが、その後6名は合計23日間にも及ぶ「ティーチングプロB級講習会」を受講し、PGAメソッドを身に着けるべく努力していました。ちなみにサンコーCCに於ける実技試験は女性12名が受験し、2日間合計154ストローク以内が合格ラインだったとの事。

 今後レッスンでの更なる活躍が、期待されています。

PGAの特別入会制度にて6名のJGT選手が入会

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は同協会の特別入会制度により、ジャパンゴルフツアー(JGT)に於いて顕著な成績をおさめた、下記6選手の入会を条件付きにて認めました。(順不同)

 ➊ 大西魁斗(24歳)、➋ 河本力(22歳)、➌ 蝉川泰果(21歳)、➍ 中島啓太(22歳)、➎ 平田憲聖(22歳)、➏ 長野泰雅(19歳)。今年プロテストに合格した50名とティーチングプロ、更に今回の6名を含めPGAへは、2023年1月に合計123名が入会する事になりました。

 なお2016年以降の特別入会者は、下記の通りです。

年度入会者一覧
2016年度大堀 裕次郎 / S・K・ホ
2017年度星野 陸也 / 堀川 未来夢
2018年度浅地洋佑 / 大槻智春 / 木下稜介 / 竹安俊也 / 比嘉一貴
2019年度佐藤大平 / ン・チャルングン
2020年度金谷拓実
2021年度石坂友宏 / 小齊平優和 / 池上憲士郎 / H・W・リュー / 久常涼

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
日本プロゴルフ協会へ特別入会制度により2選手が2016年入会

2025年度よりプロテスト合格者は40位タイへ

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 公益社団法人 日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2022年12月12日開催の定例理事会にて、プロテスト合格者を2025年度より40位タイとする事を決定しました。現行より10位十名ほどが、足きりになります。

 PGA根本局長によれば、50位タイまでが合格者と言う現行のプロテスト制度は、2000年より行われて来ているとの事。2000年と言えばJGTOがPGAより分離・独立した組織体となった年でもあり、PGAにとってはJGTOとの差別化が急務だった時でもあります。

 50位タイまでを合格者とする事について、粗製乱造と揶揄されながらも、魅力的な組織体とする為には、苦肉の策だったとも言えます。しかしながらプロテスト受験者数は、年を追う如く減少しているのが現状で有り、そこにはJGTOツアー参戦への道筋を、描き切れていないPGAの戦略的ミスがある様にも思われます。

 お金と年数をかけ資格を取得する魅力に欠ける、此れがプロテスト受験に於ける最大の欠点なのです。プロテスト合格つまりトーナメントプレーヤー資格者を、今後より厳しくしていったとしても、その実力を発揮出来るステージが無いのであれば、より敬遠されるばかりでは無いでしょうか。

 ましてJGTOツアーで活躍したプレーヤーが、PGA会員として迎え入れられる現実は、トーナメントプレーヤー資格をより水っぽくさせている、と言っても過言では有りません。懸念が杞憂に終わる事を願いたいものです。

PGAはプロテストを継続へ定例理事会にて決議

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2022年10月24日開催の定例理事会にて、かねてより決定されていたプロテスト廃止を撤回し、継続して行く事を決議しました。

 此れまで関西方面のゴルフ場及び支配人会などを中心に、プロテスト継続の要望が強くPGAへ寄せられて来ていました。この背景にはプロテスト受験に向けた研修生制度などが、現ゴルフ場にとり有効に機能している中、廃止はシステム崩壊を招きかねないと共に、ゴルフ場のあり方を大きく変えてしまう危険性があると言うものです。

 2019年12月に決定され2023年度より実施するとしたプロテスト廃止方針ですが、周知徹底期間も短い事から、その実施は2年間の延長を経た2025年からと、2021年に入りPGAは修正していました。そして今回、廃止案そのものを、撤回する事にしたのです。

 かねてより受験者数の減少が問題視される中、その背景になっているプロテストの魅力半減、この様な状況を鑑み得られたPGAの結論は、プロテストの廃止でした。では今後プロテストを継続して行く上で、どの様な付加価値を付けたならば、魅力ある資格制度になって行くのか、この点がこの問題の一丁目一番地だと言えます。

 プロテストのあり方をめぐり吉村会長曰く、「合格者数を現在の50位タイより30名ほどへ絞る案も理事会で出た」との事ですが、単純な人数制限は拙速感も否めず、より熟考を望みたいものです。受験者の夢は自らの社会的地位向上よりも、かつてはツアーへの登竜門として、位置付けていたのでは無いでしょうか。

 継続するにしても今後どの様な魅力的案が、PGAより示されて来るのか大いに注目されます。現状改革無しに受験者数の増加は、見込めない様にも思われます。

2022年度PGA資格認定最終プロテストが8月30日開幕

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 2022年度PGA資格認定最終プロテストが、8月30日(火)より9月2日(金)までの4日間、北海道の登別カントリー倶楽部にて開催されます。

 5月10日から始まった予選会は、プレ予選2会場、1次2会場、2次3会場での戦いを経て、この度最終プロテストを迎える事になります。此れまで延べ参加人数は642名で、この中から最終戦へ臨む選手は95名です。その他最終戦を受験出来る有資格者36名を加え、合計131名がこの度の挑戦者数です。

 第3ラウンドの54ホールまでを終了した時点で、50位タイのスコアから10ストローク以内の選手が、最終日へ臨む事になり、50位タイまでの選手が合格となります。なおPGAではこのプロ資格認定方式を、2024年まで継続するとしているものの、以降は現時点で不明です。

 年々受験者数が減少しており、現行のプロテストが曲がり角に来ているのも又事実であり、PGAでは年内に2025年以降の新たな方式を、明らかにして行きたいとしています。現行のプロテストシステムが続くのは、今回を含め残すところあと3回に成りました。