PGMホールディングス(株)の子会社であるPGMプロパティーズ(株)は、越谷ゴルフ倶楽部に関する土地の一部を国土交通省へ売却し、その譲渡に伴い約13億円の益を計上する事に成りました。
この益には越谷ゴルフ倶楽部ハウスの移転関連補償費も含まれているとの事です。譲渡用地は埼玉県吉川市吉屋下525-1 他14筆合計6,103.57平方メートルで、その帳簿価格7,700万円譲渡価格約16億円です。物件の引渡しは2013年3月或いは、4月を予定しております。
国土交通省は現在、江戸川堤防強化対策工事を行っており、PGMグループによるこの度の譲渡は、工事に必要な土地として同省よりの要請から発生したものです。
越谷ゴルフ倶楽部では当該堤防強化対策工事の一環として、コース改修と共に9ホール営業を余儀なくされておりますが、2013年秋には18ホール営業と新クラブハウス竣工によるグランドオープンを予定しております。
更生手続中のパシフィックホールディングス(株)と(株)パシフィック・プロパティーズ・インベストメントの2社は、2012年9月28日に東京地裁より、更生手続終結決定を受けました。同社は2009年3月に会社更生法の適用を申請致しましたので、終結までに約3年半に及ぶ時間を費やした事になります。
振り返れば同社がゴルフ業界へ参入したのは、2005年10月に当時社名をパシフィックマネジメント(株)と称していた時で有り、群馬県の東軽井沢ゴルフ倶楽部(2006年4月に松井田妙義ゴルフ倶楽部へ名称変更)をM&Aにより取得してからでした。
同グループは最盛期に12コースを所有していたのですが、会社更生法を申請した2009年3月時点では、8コースへと縮小しておりました。2012年夏に埼玉県のおおむらさきゴルフ倶楽部と、東京都の相武カントリー倶楽部の処分が済み、同グループはゴルフ業界から完全撤退と成ったのです。
千葉県の東我孫子カントリークラブは、クラブハウスを新築する事に成りました。当クラブのハウスは約50年の歴史を経て、耐用年数を全うしようとしておりました。工事は11月より着工して、2013年5月31日を完成予定日としております。
10月からは、プレーヤーのラウンドスタイルも変則となり、工事期間中はプレハブの仮ハウスを使用する事に成ります。仮ハウスはお風呂やレストランの設備は無く、更衣室としての利用が主体と成ります。
プレー代金の清算は全て前金制で、河川敷内のスタートハウスにて受け付けるとの事です。
埼玉県の武蔵カントリークラブは2012年10月14日に開かれた臨時会員総会にて、笹井コースのクラブハウス新築とコース改造に付いて、会員の賛否を問いました。結果はハウスを新築しコースを改造する事が決議されました。
クラブハウスの新築に付いては、早い時期から新築ありきで会員間のコンセンサスが出来上がっており、実際ゼネコン5社によるコンペ中で、10月中にも施行業者が選定される予定です。クラブ側は2014年4月中には、新ハウスをオープンさせたい希望を持っております。
コース改造に付いては、白紙の状態から検討されます。しかしながら設計家は既に大久保昌氏が、内定している様です。理由としては当コースの設計家である井上誠一氏、その設計思想を踏襲してより良く改造出来るのではないかと言う観点からで、その裏づけは大久保氏が井上誠一氏の弟子だからと言う事です。
昨年、コース改造が中断される前段で、設計家に内定していたジム・ファッジオ氏は、武蔵名物の樹木を多く切りました。温暖化対策も当然視野に入れての伐採でしたが、両コース合わせて約1,000本もの伐採については、少なからず会員からも不満がくすぶっていたのも事実でした。
コース改造に関する予算組み等、越えなければ成らないハードルは高い様ですが、2013年の早い時期から工事に入りたい希望を、クラブは持っております。会員への説明機会を多く設け、前進して頂きたいものだと思います。
山梨県の昇仙峡カントリークラブを経営しております(株)昇仙峡カントリークラブの債権者集会は、2012年12月12日に開催される事に成りました。
再生計画案に付きましてはシャトレーゼ社をスポンサーとする案と、藤岡温泉ゴルフ社・滝田建材社をスポンサーとする案の2案が東京地裁へ提出されており、当日はその賛否を再生債権者へ問う事に成ります。尚、書面投票に付きましては、12月4日が郵送による締め切りとなっております。各再生計画案の骨子は、下記の通りです。
- 会社側案(シャトレーゼ社をスポンサーとする)
A、支払原資は8億円。
B、弁済額及び率は10万円+10万円を超える金額のおよそ30%。
C、継続会員への支払は10万円を超える約30%に付いて退会会員と同時期に弁済し新預託金を10万円とする。
D、スター・キャピタルへの弁済は5%。
- 債権者案(藤岡温泉ゴルフ社・滝田建材社をスポンサーとする)
A、支払原資は4億円。
B、弁済額及び率は15万円+15万円を超える金額のおよそ3.4%。
C、継続会員への支払は15万円を超える約3.4%に付いて退会会員と同時期に弁済し新預託金を15万円とする。
D、スター・キャピタルへの弁済は、他の債権者と同じ弁済率。
上記内容の詳細に付きましては、10月下旬に東京地裁より各債権者へ送られてくるものと思われます。8月下旬に会社側が会員へアンケート調査を行ったところ、910名より回答が有り、その内シャトレーゼ社をスポンサーとする事に反対した意見を、お持ちの会員は12名だったとの事です。
2012年10月11日より14日までの4日間開催された第77回日本オープンゴルフ選手権競技は、8オーバーにて久保谷健一選手が初優勝致しました。久保谷選手は先に8オーバーにてホールアウトするも、トップを走っていたのは後続組みでプレーしていたJ・パグンサン選手でした。
J・パグンサン選手は最終日最終ホールに近づくに連れバタつき、一時は久保谷選手とのプレーオフも視野に入りつつ有りましたが、17番ショートホールでのダブルボギー、18番ボギーで遂には自滅してしまったのです。
久保谷選手は多くの選手が難コースに手こずる中、初日3オーバーの9位タイ、2日目は2オーバー、トータル5オーバーの3位タイ、3日目は4オーバー、トータル9オーバーの単独6位、最終日は1アンダー、トータル8オーバーと大崩れする事無く安定したゴルフでした。久保谷選手は昨年の日本オープンに於いても、優勝を争うプレーオフを戦っており難コースに強い選手です。
この度の日本オープンは、沖縄県で初めて開催されました。1972年に日本へ復帰した沖縄県は、2012年の今年に40周年を迎えると言う記念の年でも有りました。開催コースの沖縄ゴルフ倶楽部は、地元選手の宮里兄弟をして(普段とは全く違ったコース)と表現する様に、難易度が高いコースへとセッティングされたのです。最終日最下位タイ2選手のスコアは32オーバーでした。
尚、来年の第78回日本オープンゴルフ選手権競技は、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部東コースで開催されます。
神奈川県の葉山国際カンツリー倶楽部は2013年に開場50周年を迎えますが、これを記念してエメラルドコースを1グリーン化する事に成りました。工事は2013年3月より開始されます。
OUTコース9ホールをクローズして、10月末までの8ヶ月間で行います。その後2014年1月より9月まで、INコース9ホールをクローズして工事を行う事に成ります。工事期間中も営業を休む事は無く、実質2年間は9ホールの変則営業にて対応する様です。
芝種は人気の007を使用し貼り芝ではなく、播き芝でグリーンを造り上げるとの事です。発足当初の当ゴルフ場グリーンは、ベントとコーライの2グリーンでした。その後ベントとベントの2グリーンとなり、そしてこの度ベントの1グリーンへと、変化していく事に成ったのです。
グリーンの床は50年に及ぶ経年劣化で痛んでおり、この度は床構造から改造します。この改造無くしてグリーンのクオリティーを最良化する事は望めませんので、2年後が大変楽しみだと言えます。尚、ダイヤモンドコースは当面ベントの2グリーンを維持する様で、1グリーン化に付いては未定の様です。
茨城県の水海道ゴルフクラブは、2012年10月1日より、会員募集を開始致しました。内容は下記の通りです。
- 募集会員 法人正会員
- 募集金額 2,500万円+500万円に対する消費税
- 預託金額 2,000万円
- 入会金額 500万円+消費税
- 資格譲渡 不可
- 募集口数 全会員種別を合わせて1,000口
- 募集会員 個人正会員
- 募集金額 1,000万円+250万円に対する消費税
- 預託金額 1,000万円
- 入会金額 250万円+消費税
- 資格譲渡 不可
- 募集口数 全会員種別を合わせて1,000口
同ゴルフ場は旧・日興證券の創業者である遠山元一氏によって造られ、1964年9月にパブリックとして開場致しましたが、1987年11月には法人会員制クラブへと転換致しております。法人制へ移行すると共に行われた会員募集は5,000万円と高額であり、尚且つ対象法人は東証一部上場企業でした。
2012年に入り会員制度が見直され、個人会員と言う会員種別が設けられる事になりました。
今秋犬山カンツリー倶楽部による新たなる挑戦が開始されました。愛知県の犬山カンツリー倶楽部は、2012年10月2日より会員権の売買システムを一新して、8月25日より停止していた名義書換を再開致しました。その新たなるシステムとは、倶楽部が直接売買に関与する事です。
例えば売却を希望する会員は、直接倶楽部の仲介センターへ、売却希望を出します。金額は一律140万円で取扱手数料として、会員は10万円を支払いますので手元には130万円が残ります。この仲介システムにおいて、倶楽部側は売却希望案件を無条件、無差別に買い取る訳では有りません。あくまでも買い手が現れて、購入・入会に関するお話しが、まとまった場合にのみ実行されます。そしてこの買い取りに会員権業者が関与する事は一切出来ません。
倶楽部への入会希望者は仲介センターか或いは愛知、岐阜、三重、静岡の各県会員権業者へ会員権の購入希望を出す事で入会の手続を進められます。この場合の会員権価格は140万円、名義書換料が消費税込みで126万円、都合仕上がりは266万円と言う事に成ります。
一見自由主義経済の本質を逸脱した様なシステムを構築した背景としては、特定の会員権業者による、不当な会員権買い取りの実態が有った様です。特定の会員権業者による行為を、市場より締め出したかったと言うのが本音の様です。尚、同ゴルフ場は名鉄グループの一員であり、同グループの旅行・レジャー部門に位置付けられております。
千葉県の鶴舞カントリー倶楽部は2012年12月1日より、特別縁故会員募集を開始する予定です。募集内容は下記の通りです。
- 募集会員 正会員
- 募集金額 304万円
- 保証金額 220万円
- 預託金間 預託金の据置期間は入会後15年
- 登録金額 税込84万円
- 募集口数 50口
- 募集期間 2012年12月1日より定員に達するまで
募集期間中は一般譲渡による会員権の名義書換を停止しますが、相続継承並びに法人内の登録者変更には対応するとの事です。尚、預託金の据置期間に付いて、当日より入会後15年と変更に成ります。これは新規会員募集による入会、名義書換による入会、全ての入会者に適応されます。
特別縁故募集が終了後には第一次募集を予定しているとの事で、暫くの間は会員権市場が停止されるものと思われます。