千葉県の姉ヶ崎カントリー倶楽部は2012年12月3日より2013年4月30日までの期間限定にて、会員の家族・親族が入会申請する場合、その名義書換料を無料とするキャンペーンを開始致しました。
会員の三親等以内の親族は、会員権を市場で購入して入会申請する場合、通常消費税込みで名義書換料は525,000円が必要でしたが、この費用負担が不要となりました。或いは現会員が三親等以内の親族へ、自らの会員権を直接名義書換する場合も同様です。法人会員の場合は、登録者が対象になるとの事です。
当該コースはアクセス良く、コースレイアウト良く、多くのゴルファーから高い評価を受けているゴルフ場です。人気コースであり会員権の名義書換件数も、比較的に多い倶楽部です。この度の倶楽部措置は月々の名義書換料収入を放棄してでも、会員権の名義書換を促進させ、会員権の市場価格を上げたいとの、倶楽部側の思惑が見え隠れします。
会員権市場を重要視した同倶楽部の措置は、好感されて売却案件が少ない状況です。会員権を購入して会員に成りたいと考えるゴルファーにとって、高止まりした名義書換料は負担感が大きく、敬遠されがちです。この度の同倶楽部の措置は、今後さまざまなクラブへ影響を与えていくものと思われます。
2012年12月2日に最終日を迎えた(ゴルフ日本シリーズJTカップ)は、圧倒的強さを発揮した藤田寛之選手が優勝致しました。2位タイの武藤俊憲選手、H・リー選手に5打差をつける圧勝劇でした。この勝利で藤田選手は通算15勝目を飾り、こと本大会に関しては2010年、2011年、2012年と3連覇を果したのです。
ツアー最終戦である本大会を終了した結果として藤田選手は、年間賞金額175,159,972円を獲得して、43歳にして自身初の賞金王に輝きました。藤田選手の15勝を振り返れば、その足跡は下記の通りです。
- 1997年 サントリーオープン
- 2001年 サン・クロレラクラシック
- 2002年 アジア・ジャパン沖縄オープン
- 2004年 東建ホームメイトカップ
- 2005年 マンシングウエアオープンKSBカップ
- 2008年 パインバレー北京オープン
- 2009年 長嶋茂雄INVITATIONALセガサミー
- 2009年 関西オープンゴルフ選手権
- 2010年 つるやオープン
- 2010年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
- 2011年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
- 2012年 つるやオープンゴルフトーナメント
- 2012年 ダイヤモンドカップゴルフ
- 2012年 ANAオープンゴルフトーナメント
- 2012年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
1973年のツアー制度施行以来今日まで15名の賞金王が誕生しておりますが、この度藤田選手が戴冠した43歳と言う年齢は、ツアー史上最年長記録と成りました。又、40歳代で年間4勝をマークしたのは、杉原輝雄、青木功、尾崎将司についで4人目と成る快挙でした。
藤田選手の数々のコメントから読み取れるものは、ゴルフに対するモチベーションの高さです。それが藤田選手の原動力となっていると言えます。
太平洋クラブ管財人は2012年11月26日に、(株)新生銀行をファイナンシャルアドバイザーとして、太平洋クラブのスポンサーを公募すべく、その概要を明らかに致しました。
これは太平洋クラブの再建へ向けて、強固な経営基盤を有する企業の支援を受ける事が、利害関係者にとり最適で有り、その為には公募の上、入札方式にて選定する事が何よりも重要と、管財人が判断した為です。入札に当り管財人より提案された、経営権の承継スキームは下記の通りです。
- 全ての更生会社は資本金を100%減資後、募集株式の発行によりスポンサーへ経営権移譲。
- 全ての資産負債及び契約関係を現状有姿のままスポンサーへ移譲。
- スポンサーは経営権移譲後、クラブの組織再編や事業運営方法の変更を予定している場合は、入札時に明らかにする事。
- 公募入札スケジュールは、下記の通りです。
1_2012年11月26日より12月26日までを応募登録申込期間。
2_2013年1月15日に一次入札。
3_2013年1月18日に一次入札結果通知。
4_2013年3月下旬より4月上旬まで二次入札。
5_2013年4月中旬より下旬にかけて二次入札結果通知。
6_2013年4月下旬から5月上旬にかけてスポンサー基本契約締結。
7_2013年8月末、更生計画案提出期限。
8_2013年秋、債権者集会・更生計画案認可決定。
9_2013年5月内に決済・引き渡し。
さすがに永沢弁護士は手馴れており、事件の進捗がスムースである様に思われます。長年管財案件を取り扱ってきた、弁護士の手腕が垣間見て取れます。多くの関係者が納得出来る企業に、名乗りを上げて頂きたいものだと思います。
2012年11月28日(日本時間29日)に、ゴルフの総本山であるイギリスのR&AとアメリカのUSGAは、長尺パター使用に関するルール変更を提案致しました。両組織は提案と言う形式でルール変更を示唆しており、それはゴルフ界の反応を見てみたいと言う思惑からのようで、実際には2016年1月のルール改正へ、盛り込まれる可能性が高いとの観測がもっぱらです。
ではその新しいルールとは、どの様な内容なのでしょうか?それは使用方法に付いてです。中尺、長尺パーターの柄を、腹部、胸或いは顎などで固定した使用方法を、固定しないで使用する方法へ変更するものです。要するに物理的支点を作らずにストロークするのであれば、中尺であろうが長尺で有ろうが、問題は無いようです。
従来からのパーターの長さは、33から34インチを標準にして、作成、使用されて来ました。この度ルール変更の対象と成っている中尺、長尺パーターは、1980年代後半には知る人ぞ知るパターとして存在したのですが、視力の衰えたシニアプロが多く使用する様になった2000年以降は、シニアプロの代名詞の如く、多くの試合で見かける事と成りました。
評判の良さからレギュラーツアーでも使用する選手が現れる程で、2012年全英オープンを制したアーニー・エルスさえも使用していると言うのが現状です。この度のルール変更に付いて、選手間においても賛否両論あり、アメリカツアーでは2013年1月22日に、サンディエゴで行われる選手総会でも取り上げられ、討論されるとの事です。
当然ながら日本ゴルフ界への影響も大きく、今後多くの話題を提供する事と思われます。実際に2016年よりルールが変更された場合、ストロークの支点を作らない中尺、長尺パターなど、操作性が悪く成る事は、目に見えておりますので、プロの試合で見かける事は少なくなるのでは、無いでしょうか。ヒット商品が少なくなったゴルフの物販業界にとっては、寒くなる話だと言えます。
群馬県の旧・サンフィールドゴルフクラブ会員名簿を利用した、詐欺的行為が頻発しております。関東圏の各消費者センターには、旧・サンフィールドゴルフクラブ会員より、この件に関する多くの問合せが寄せられております。
この状況に付いてゴルフ場所在地であった、群馬県最寄の警察署に於いても把握されております。警察署の担当者に拠りますと、実際に事件として被害届を受理したケースは、未だ発生していないとの事ですので未遂状況と言えます。実際にどの様な内容で有ったか、編集長が旧会員の方より伺った話を、簡単に再現してみたいと思います。
- 旧会員は、旧サンフィールドゴルフクラブを経営していた日野企画(株)を名乗る男性より電話を受け、旧経営会社の破産配当金が、170万円有る事を知らされる。
- 旧会員は、(配当金を受け取る様、申請してください)と電話の男性に催促され、その為には弁護士か代理人を通じて手続きする様案内された。
- 旧会員は、弁護士を利用すると20%から30%の手数料を取られるので、代理人を通じるのが良いと誘導され、電話の男性より代理人を紹介される。
- 旧会員は、指定された代理人へ連絡を取ってみると、代理人曰く(旧ゴルフ場会社へ申請する為には手数料がかかる事、その為に金を40万円購入し、その預り証を私へ預けさせて下さい)との事。
- 代理人曰く(金の預り証で金をを売却すると46万円に成る、元金である40万円を旧会員へ返却するので、差益の6万円が代理人の手数料と成る)との事。
この度の騒動による被害実態は不明です。
静岡県の葛城ゴルフ倶楽部は、2012年11月30日をもって正会員の補充募集を終了し、12月1日より正会員権の名義書換を再開致します。同倶楽部では2012年9月1日より、正会員及び平日会員の補充募集を行っておりました。
正会員の募集に付いては大変順調に推移した様で、9月下旬には申込が規定数に達した様です。その後入会審査を経て、入会希望者からの募集金額振り込み手続きへと進み、今日へ至っております。葛城ゴルフ倶楽部は3ヶ月間で50名のアクティブな新会員を募集し切り、又資金的には2億8,800万円を瞬時に集金しました。
この度の正会員補充募集は、大成功だったと言えます。募集期間としては一年間、来年2013年8月末までとしておりましたが、実質1ヶ月間で約50名の申し込みが挙がって来た事実だけを捉えても、決して言い過ぎでは無い事をお解かり頂けると思います。
この成功へ導いた要因は、1.東証一部上場会社経営ゴルフ場で安心感が有る、2.預託金の据置期間が無い、3.コースが素晴らしい、4.アクセスが良い、5.利用価値が有る以上の5点を挙げる事が出来るのではないでしょうか。特に募集の大きな特徴で有った会員権の預託金その預かりに対して、据置期間を設定しない点は、入会希望者の動機づけとして大きく作用したと言えます。
尚、平日会員権に付いては募集数未達につき、継続して募集受付を行うとの事で、且つ会員権市場を通じての名義書換は停止との事です。
静岡県湖西市にある株主会員制の名門クラブ・浜名湖カントリークラブでは、入会申請をした女性に対し性別変更を理由に入会を拒否致しました。これに対して入会拒否された会社経営の女性は、ゴルフ場に対して約786万円の損害賠償を求めて、静岡地裁浜松支部へ訴訟を起こしたのです。
その第一回口頭弁論が2012年11月20日に行われ、ゴルフ場側は請求棄却を求めたのです。女性は2000年に性同一性障害と診断されて、2010年末に法的手続きを経て、戸籍上の性を男性から女性へ変更致しました。
当該名門クラブには女性の入会を拒否する規定が有りませんので、本人はクラブの正会員権壱口に相当する弍株券を、市中の会員権業者より215万円にて取得し、入会条件である紹介者を整えて入会申請したのです。女性は入会面接の打ち合わせの為、クラブ担当者へ連絡を取ったところ、性別変更を理由に入会拒否と言う内容を伝えられ、理事会審査を経て正式に入会拒否となったのです。
女性は戸籍上の性別変更を可能とする(性同一性障害者性別特例法_2003年7月に成立)にのっとり、(性別の変更を理由に不平等な取り扱いを受けては成らない)として、この度の訴えを起こしたのです。クラブでは5人の理事による合議制にて、入会の可否を決定しておりますが、この度の事案は前例が無く、入会を認めた場合(更衣室を利用する他の女性会員から、苦情が出るのでは無いか?)として、理事会は入会拒否に至ったとしております。
この度の事件は、女性の入会に当り不平等な取り扱いがあったか否かと言う問題と共に、必然的に会員制クラブの在り方をも問う事となり、多くの問題を投げかけております。ゴルフ場の会員制クラブは同好の士の集まりであり、クラブが純化すればする程、それは閉鎖的であり差別的であると言えます。
事件に付いてその結論が出るまでには、未だ時間がかかるものと思われます。
埼玉県の武蔵カントリークラブ笹井コースは、2013年5月連休明けより11ヶ月間、全面クローズする事に成りました。2012年10月14日に開催された臨時会員総会は、(笹井コース改造凍結解除並びにコース改造案承認の件)を承認致しました。この決議に基づき開催された10月28日の理事会は、下記内容を決議致しました。
- 2013年5月連休明けより、2014年3月末までの11ヶ月間、笹井コースを全面的にクローズする。
- クローズ期間を利用して、コース改造とクラブハウスの建替えを行う。
- 建替えの為の仮設営業用クラブハウス工事を廃止。
- 繁忙期に付き、豊岡コースは無休にて対応。
- クローズ期間、近隣の友好クラブへ、会員の受け入れを要請。
尚、12月23日に開催を予定しております理事会において、クラブハウス建替えを担う建設会社が決まる予定です。
やっと笹井コースの改造とハウス建替えが進みだしました。約2年の検討期間を設けて出された結論です。今日の結論へ至るまで、手続き手順を重視したクラブの姿勢は、多くのゴルフ場の見本と言えます。会員個々の知識・見識の高さを背景にしているとは言え、手続き手順こそは民主主義のなんと言っても基本であり、それを具体化できる事が、名門クラブであると評価される由縁であると思います。
東京都の相武カントリー倶楽部を経営しておりましたピーエスアール相武(株)は、2012年11月1日に東京地裁へ特別清算を申請し、11月2日に開始決定を受けました。負債総額は保証債務を含めて約140億円にのぼります。
申請代理人は深見翼弁護士(田邊・市野法律事務所、東京都千代田区神田小川町1-7、連絡先 03-5283-7251 )で、代表清算人は市野要治弁護士が務めます。
1957年9月にゴルフ場経営を目的に設立された(株)相武カントリー倶楽部は、経営交代により2006年10月にはピーエスアール相武(株)へと商号変更しております。2012年8月に会社分割にて新たに(株)相武カントリー倶楽部が設立されるに及んでは、ゴルフ場経営からは全く乖離した存在となっておりました。
この度の特別清算によりピーエスアール(株)は、半世紀以上にわたり相武カントリー倶楽部を経営してきた歴史へ幕を下ろすし、会社閉鎖を待つばかりと成りました。
茨城県の茨城ゴルフ倶楽部は、2013年1月より年会費を改定致します。改定内容は下記の通りです。
| 会員種別 |
改定前 |
改定後 |
| 正会員 |
21,000円(税別) |
4万円(税別) |
| 週間会員 |
10,500円(税別) |
2万円(税別) |
| 平日会員 |
8,400円(税別) |
1万円(税別) |
当該クラブ年会費は首都圏に於けるゴルフ場の中でも、比較的安価な設定になっておりました。特に名門コースといわれる他クラブと比較した場合、その安さは突出していると言えます。この度の値上げ幅は正会員、週間会員において2倍と成り、クラブにとっては約5,000万円の増収となります。
当該クラブは首都圏に於ける名門コースの一角を形成しておりますが、年会費そのものはこの度の値上げにも関わらず、名門コースに於ける安値圏に位置付けられます。