43歳藤田寛之選手が自身初の賞金王となる

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 2012年12月2日に最終日を迎えた(ゴルフ日本シリーズJTカップ)は、圧倒的強さを発揮した藤田寛之選手が優勝致しました。2位タイの武藤俊憲選手、H・リー選手に5打差をつける圧勝劇でした。この勝利で藤田選手は通算15勝目を飾り、こと本大会に関しては2010年、2011年、2012年と3連覇を果したのです。

 ツアー最終戦である本大会を終了した結果として藤田選手は、年間賞金額175,159,972円を獲得して、43歳にして自身初の賞金王に輝きました。藤田選手の15勝を振り返れば、その足跡は下記の通りです。

  1. 1997年 サントリーオープン
  2. 2001年 サン・クロレラクラシック
  3. 2002年 アジア・ジャパン沖縄オープン
  4. 2004年 東建ホームメイトカップ
  5. 2005年 マンシングウエアオープンKSBカップ
  6. 2008年 パインバレー北京オープン
  7. 2009年 長嶋茂雄INVITATIONALセガサミー
  8. 2009年 関西オープンゴルフ選手権
  9. 2010年 つるやオープン
  10. 2010年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
  11. 2011年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
  12. 2012年 つるやオープンゴルフトーナメント
  13. 2012年 ダイヤモンドカップゴルフ
  14. 2012年 ANAオープンゴルフトーナメント
  15. 2012年 ゴルフ日本シリーズJTカップ

 1973年のツアー制度施行以来今日まで15名の賞金王が誕生しておりますが、この度藤田選手が戴冠した43歳と言う年齢は、ツアー史上最年長記録と成りました。又、40歳代で年間4勝をマークしたのは、杉原輝雄、青木功、尾崎将司についで4人目と成る快挙でした。

 藤田選手の数々のコメントから読み取れるものは、ゴルフに対するモチベーションの高さです。それが藤田選手の原動力となっていると言えます。