静岡県の伊豆大仁カントリークラブは、2012年11月1日より2013年3月31日までの5ヶ月間、会員権の名義書換を停止する予定です。
同ゴルフ場の経営会社である伊豆大仁開発(株)は、その株主構成が複数にまたがっており、これを一本化する為の措置の様です。その結果として同ゴルフ場は、伊藤忠商事(株)の100%子会社となります。
伊藤忠商事(株)の連結対象子会社と成る事により、懸案で有った預託金問題などにも、同ゴルフ場は明確な方針を打ち出せると思われます。会員間にくすぶっていた経営会社に対する不信感も、払拭される事に成ると思われます。
栃木県のヴィレッジ那須ゴルフクラブは、2012年秋営業再開を断念致しました。同ゴルフ場は3・11東日本大震災の影響により、コースは甚大な被害を受けておりましたが、2012年秋での営業再開へ向けて、準備を進めて来ておりました。
しかしながらコース内の放射線量は1マイクロシーベルト/時を計測するに当り、野外活動の基準値である3・8マイクロシーベルト/時を下まわるものの、現状ではプレーヤーの誘致も進まない事から、営業再開を断念したとの事です。
尚、この動きに歩調を合わせる様に、経営会社の本店を2012年9月21日に栃木県那須郡那須町大字芦野1382-4コース所在地より、親会社の東京港区新橋へ移転させております。
2012年度第22回日本シニアオープンゴルフ選手権競技優勝者は、フランキー・ミノザ選手でした。本大会は愛知県の東名古屋カントリークラブ・西コースを舞台に、2012年10月25日より28日までの4日間に渡り闘われました。
アマチュア15名とプロ93名の合計108名の選手が参加し、2日目を終了した時点で12オーバー59位タイ、64名の選手が決勝へ進出致しました。最終日は雨が降る悪天候の中で、ミノザ選手は堅実なゴルフ、積極的ゴルフを展開し勝利を勝ち取りました。
ミノザ選手は日本ツアーに於いて、1990年のダンロップオープンでの初優勝をかわぎりに、2007年のABCチャンピオンシップ優勝まで、計7勝を上げております。同選手は1959年12月生まれですので、間もなく53歳を迎える事に成りますが、シニアツアー参戦3年目にしてメジャータイトルを獲得した事に成ります。過去の日本シニアオープン優勝者は、下記の通りです。
- 第01回大会(1991年) 金井清一
- 第02回大会(1992年) 金井清一
- 第03回大会(1993年) 金井清一
- 第04回大会(1994年) 青木 功
- 第05回大会(1995年) 青木 功
- 第06回大会(1996年) 青木 功
- 第07回大会(1997年) 青木 功
- 第08回大会(1998年) グラハム・マーシュ
- 第09回大会(1999年) グラハム・マーシュ
- 第10回大会(2000年) 高橋勝成
- 第11回大会(2001年) 小林富士夫
- 第12回大会(2002年) 福沢孝秋
- 第13回大会(2003年) 高橋勝成
- 第14回大会(2004年) 高橋勝成
- 第15回大会(2005年) 中嶋常幸
- 第16回大会(2006年) 中嶋常幸
- 第17回大会(2007年) 青木 功
- 第18回大会(2008年) 中嶋常幸
- 第19回大会(2009年) 渡辺 司
- 第20回大会(2010年) 倉本昌弘
- 第21回大会(2011年) 室田 淳
今大会を振り返り、4日間の観客動員数は5,297名でした。
静岡県の太陽カントリークラブを経営しております(株)太陽カントリークラブは、2012年10月24日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けました。負債は約52億700万円であり、その内会員の預託金は約35億円です。
この度の破産事件は2012年9月7日に当ゴルフ場の地権者より、(株)太陽カントリークラブが破産を申し立てられていた事に拠るものです。尚、会員権の名義書換に付いては、10月20日より停止になっておりました。
当該会員権は長らく低迷、低空飛行を続けておりました。会員になる事の魅力が薄い為に、入会希望者が少なかったと言えます。この事から会員権業界全体を通じても、取扱件数は少なかったと思われます。しかしながらこの度の突然の名義書換停止、破産手続き開始は、情報が少なかっただけに戸惑ってしまう関係者も居られる事と思います。
少なくとも9月7日時点で第三者より破産を申し立てられた時点で、予断を許さない状況なのですから、会員権の名義書換に付いては、近い将来停止になる可能性が有る事を、理由はともかくも告知すべきだったのでは、無いでしょうか。
無為無策の姿勢が垣間見られ、その体質が今日へ至ったのであれば、至極当然の成り行きであり、結末の様にも思えます。多くのゴルファーを迎え入れて運営されていたゴルフ場が、ある日突然破産とは如何に機能不全に陥っていたかを、如実に物語っております。
破産管財人北秀昭弁護士(北・望月法律事務所、TEL 03-3509-1616)は、スポンサー探しを行い運営を継続して行くとしております。
太平洋クラブの会員有志で組織された(新・太平洋クラブ創る会)は、会社更生法の基で再生を目指す株式会社太平洋クラブに対して、そのスポンサーに相応しい先として株式会社マルハンを推薦しました。
会員へは(株)マルハンを推薦する事の資料が、(創る会)より配布され当該法人は一躍スポットライトを浴びる事に成ったのです。
時の人と成った同社はパチンコホール運営の最大手で、2012年3月期決算では売上高2兆791億円、経常利益を521億円計上しております。株式会社太平洋クラブのスポンサーには既に幾つかの企業グループの名前が挙がっており、今後新たに名乗りを上げる企業も増える事と思われます。
スポンサー選定に当ってゴルフ場経営に於けるスポンサーの企業理念も、欠かせない大切な要素では有りますが、やはり最終的には資金力が、大きく左右する様に思えて成りません。今後の成り行きが注目されます。
2012年11月5日に全日本エイジシューターマスターズ選手権CRAZY CUPが、茨城ゴルフ倶楽部東コースにて開催されます。この大会には全国5つの予選開場にて、繰り広げられた予選会を勝ち抜いた120名のアマチュアと、プロ40名の合計160名が参加します。
主催は一般社団法人日本エイジシュータ協会です。同協会は高齢者の健康増進とゴルフ振興を目的に設立されており、名誉理事長には元政治家の塩川正十郎氏、理事長には望月薫氏が就任しております。
既に各予選会において、エージシュートを達成した選手が居られます。九州地区予選会では4名、東北北関東地区予選会では1名、中部地区予選会では1名、関西地区予選会では4名、合計10名の方が見事にエージシュートを達成しました。その方々は、下記の皆さんです。(敬称略)
|
選手名 |
出身県 |
年齢 |
| 1 |
安藤 喜三郎 |
大分県 |
79歳 |
| 2 |
植杉 乾蔵 |
熊本県 |
88歳 |
| 3 |
大石 昇 |
鹿児島県 |
78歳 |
| 4 |
広重 俊一 |
福岡県 |
79歳 |
| 5 |
須藤 徹男 |
青森県 |
79歳 |
| 6 |
松岡 洋 |
愛知県 |
76歳 |
| 7 |
安藤 欣治 |
京都府 |
87歳 |
| 8 |
魚野 充 |
大阪府 |
82歳 |
| 9 |
中西 勝 |
兵庫県 |
78歳 |
| 10 |
吾郷 寿一 |
兵庫県 |
86歳 |
本大会は入場無料ですので、多くの方々に老いて益々お元気な選手たちの活躍を、見て頂きたいものだと思います。
PGMホールディングス(株)の子会社であるPGMプロパティーズ(株)は、越谷ゴルフ倶楽部に関する土地の一部を国土交通省へ売却し、その譲渡に伴い約13億円の益を計上する事に成りました。
この益には越谷ゴルフ倶楽部ハウスの移転関連補償費も含まれているとの事です。譲渡用地は埼玉県吉川市吉屋下525-1 他14筆合計6,103.57平方メートルで、その帳簿価格7,700万円譲渡価格約16億円です。物件の引渡しは2013年3月或いは、4月を予定しております。
国土交通省は現在、江戸川堤防強化対策工事を行っており、PGMグループによるこの度の譲渡は、工事に必要な土地として同省よりの要請から発生したものです。
越谷ゴルフ倶楽部では当該堤防強化対策工事の一環として、コース改修と共に9ホール営業を余儀なくされておりますが、2013年秋には18ホール営業と新クラブハウス竣工によるグランドオープンを予定しております。
更生手続中のパシフィックホールディングス(株)と(株)パシフィック・プロパティーズ・インベストメントの2社は、2012年9月28日に東京地裁より、更生手続終結決定を受けました。同社は2009年3月に会社更生法の適用を申請致しましたので、終結までに約3年半に及ぶ時間を費やした事になります。
振り返れば同社がゴルフ業界へ参入したのは、2005年10月に当時社名をパシフィックマネジメント(株)と称していた時で有り、群馬県の東軽井沢ゴルフ倶楽部(2006年4月に松井田妙義ゴルフ倶楽部へ名称変更)をM&Aにより取得してからでした。
同グループは最盛期に12コースを所有していたのですが、会社更生法を申請した2009年3月時点では、8コースへと縮小しておりました。2012年夏に埼玉県のおおむらさきゴルフ倶楽部と、東京都の相武カントリー倶楽部の処分が済み、同グループはゴルフ業界から完全撤退と成ったのです。
千葉県の東我孫子カントリークラブは、クラブハウスを新築する事に成りました。当クラブのハウスは約50年の歴史を経て、耐用年数を全うしようとしておりました。工事は11月より着工して、2013年5月31日を完成予定日としております。
10月からは、プレーヤーのラウンドスタイルも変則となり、工事期間中はプレハブの仮ハウスを使用する事に成ります。仮ハウスはお風呂やレストランの設備は無く、更衣室としての利用が主体と成ります。
プレー代金の清算は全て前金制で、河川敷内のスタートハウスにて受け付けるとの事です。
埼玉県の武蔵カントリークラブは2012年10月14日に開かれた臨時会員総会にて、笹井コースのクラブハウス新築とコース改造に付いて、会員の賛否を問いました。結果はハウスを新築しコースを改造する事が決議されました。
クラブハウスの新築に付いては、早い時期から新築ありきで会員間のコンセンサスが出来上がっており、実際ゼネコン5社によるコンペ中で、10月中にも施行業者が選定される予定です。クラブ側は2014年4月中には、新ハウスをオープンさせたい希望を持っております。
コース改造に付いては、白紙の状態から検討されます。しかしながら設計家は既に大久保昌氏が、内定している様です。理由としては当コースの設計家である井上誠一氏、その設計思想を踏襲してより良く改造出来るのではないかと言う観点からで、その裏づけは大久保氏が井上誠一氏の弟子だからと言う事です。
昨年、コース改造が中断される前段で、設計家に内定していたジム・ファッジオ氏は、武蔵名物の樹木を多く切りました。温暖化対策も当然視野に入れての伐採でしたが、両コース合わせて約1,000本もの伐採については、少なからず会員からも不満がくすぶっていたのも事実でした。
コース改造に関する予算組み等、越えなければ成らないハードルは高い様ですが、2013年の早い時期から工事に入りたい希望を、クラブは持っております。会員への説明機会を多く設け、前進して頂きたいものだと思います。