2016年2月19日2016ゴルフ市場活性化セミナーが、東京有明の東京ビッグサイトに於いて開催されました。これは委員会構成6団体_(日本ゴルフ場経営者協会、日本パブリックゴルフ協会、全日本ゴルフ練習場連盟、日本ゴルフ用品協会、日本ゴルフ協会、日本ゴルフジャーナリスト協会)主催によるものです。
経産省の落合成人氏の来賓挨拶に始まり、第一部、第二部と進行し、貴重な情報が報告されました。13時20分より15時20分までの2時間に渡ったセミナーですが、特徴的な内容は下記の通りです。一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会・筆頭副理事長_手塚寛氏による(ゴルフ界の現状と提案)に於いては、次の様な報告がされました。
- 会員制倶楽部の入会者の変化_(会員権価格が下落した事も有り、入会主体が法人から個人へ移行してきた。)
- 会員制倶楽部の入会目的の変化_(会員制倶楽部の会員に成る事が、ステイタスや或いは投機目的であった状況から、健康維持であったり仲間づくりへと変化して来ている。)
- プレー目的の変化_(社用目的や競技志向から、家族や友人と楽しむレジャー感覚のゴルフへと変化してきている。)
更に武蔵野美術大学身体運動文化・准教授の北徹朗氏からは、PGAやNGKへの要望として(ゴルフエチケットの指標・教本を共同開発出来ないか)との提案が有りました。
現在スポーツに関する書籍の中で、ゴルフに関するものが非常に多いにも関わらず、大学教育などで使用出来るものが、ほとんど無いのが現実との事です。ゴルフ界が欠如していた部分へ光を当てる様な内容で有り、大変貴重な方向性を示すもので有ったと言えます。
紙面の関係からこの辺で終わりたいと考えますが、内容が豊富で朝のコラムでは伝えきれないものでした。是非次回は多くの方にご参加頂けないものかと思う、有意義なセミナーだったと言えます。
2016年2月18日より21日までの4日間、オーストラリアのグランジェGCウエストコースで開催されておりました米国女子ツアー_ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンに於いて、日本人選手の野村敏京選手が米国女子ツアー初優勝を飾りました。
野村選手は初日3アンダーで10位タイ、2日目4アンダーで3位タイにて予選を通過し、3日目は2アンダー・トータル9アンダーとして首位タイにて最終日を迎えました。最終日は7アンダーとして、決勝日に残った全選手の中で最高のスコアをたたき出し、5アンダーで猛追して来たリディア・コ選手に3打差をつけて、トータル16アンダーで見事米国ツアー初優勝となりました。
日本人選手は全員で8名が参戦したのですが、宮里美香42位タイ、永井花奈47位タイ、酒井美紀54位タイと言う結果になり、残念ながら上原、横峯、小貫の3選手とアマチュアの岩崎美紀さんの4名は予選落ちとなってしまっておりました。
野村敏京(ノムラ ハルキョウ)選手は、1992年生まれの23歳です。5歳で母の母国である韓国に渡り、10歳からゴルフに取り組み始めました。高校卒業までは韓国で過ごすのですが、2007年には日本ジュニアゴルフ選手権競技女子12~14歳の部で優勝しております。
2010年にUSLPGAツアーQTで40位タイとなりプロ入りし、2011年4月には米国下部ツアー・「デイトナビーチインビテーショナル」でプロ転向後に初優勝しており、更に同年5月に日本女子ツアー_中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで日本女子ツアー初優勝しておりました。この年同選手は、日本国籍を取得しました。
そして2015年に招待選手として出場した韓国女子ツアーのハンファ金融クラシックで、同選手は3勝目をあげております。今回の優勝で野村選手にとっては、プロキャリア通算4勝目となりました。海外に於ける日本人選手の活躍が、目覚しくなって来ました。益々日本人選手から、目が離せない状況です。
2016年2月1日東京地裁へ2度目の民事再生法の適用を申請した(株)鹿島の杜カントリー倶楽部では、2月6日に鹿島セントラルホテルに於いて債権者への説明会を行いました。この説明会に於いて法的整理に至った直接的要因は、税金の滞納である事が明らかにされました。
固定資産税滞納により2015年7月に預金、売り上げ現金などの差し押さえ、クレジット債権の差し押さえ、年会費の差し押さえなどが行われ、2016年1月に予定していた地代の支払いや、弁済期到来による債務に付いても支払いする事が出来ず、今日に至ったとの事です。
今後に付いては、数ヶ月以内にスポンサーを選定しそのもとで再建を図る方針、としております。債権者・会員への配当率はゼロパーセントが見込まれるものの、会員資格の維持に付いては最大限の努力を持って、スポンサーへ働きかけていくとしております。債権者数約1,270名、従業員数は22名としております。
☆ 申請代理人_名倉啓太弁護士他(弁護士法人 淀屋橋・山上合同_TEL 03-6267-1241)。
オリックス・ゴルフ・マネジメント(株)では、2016年4月1日より同年12月末まで傘下の4コースに於いて、会員権の名義書換料減額キャンペーンを開始する予定です。ディアレイク・カントリー倶楽部もこのキャンペーンに加わる訳ですが、期間が半年と短く4月から9月末までとなっております。
目的は名義書換料金を減額する事による入会促進と言えます。該当するコースと減額後の料金は、下記の通りです。(税別)
| コース名 |
減額料金 |
会員種別 |
| 小名浜カントリー倶楽部 |
18万円 |
正会員 |
| ディアレイク・カントリー倶楽部 |
15万円 |
正会員 |
| アゼリアヒルズカントリークラブ |
15万円 |
正会員 |
| 富士OGMゴルフクラブ出島コース |
50万円 |
正会員 |
| かすみがうらOGMゴルフクラブ |
20万円 |
正会員 |
尚、ディアレイク・カントリー倶楽部では、昨年・2015年9月の『 関東・東北豪雨 』の影響から営業停止状態へ追い込まれるものの、2015年12月26日よりアウトコース9ホールのみでの営業を再開しました。
その後、被災箇所の整備のみならず、60以上在るバンカーの整備、カート道路の補修などを行い、2016年3月12日より18ホール営業が可能に成ったとの事です。グランドオープンは、3月19日土曜日を予定しています。
千葉県千葉市の東京クラシッククラブを経営する(株)東京クラシックは、2016年2月6日より第二次株主を一株1,200万円で募集開始しました。申し込み開始日は、2016年2月22日からと成ります。
第一次募集では1,000万円で100名の株主を募り、そしてその株主100名全員が別途東京クラシッククラブへの入会手続きを行い、会員となっているとの事です。
コースは昨年・2015年の時点で仕上がっており、残すところクラブハウスのみでしたが、それも2016年2月時点で80%から90%が完成しており、現在は室内インテリアを調整中との事です。クラブハウスの完成は4月を予定しており、オープンは5月です。
地方に於ける疲弊した多くのゴルフ場が、ソーラー事業などへ転換していく中、当該ゴルフ場の開場はゴルフ関係者のみならず、多くのゴルファーから注目されております。
先週から岩田選手の好調さが、継続しています。2016年2月11日より14日まで開催されたPGA TOUR 第15戦・AT&Tぺブルビーチプロアマに於いて、日本人選手でただ一人参戦した岩田選手の結果は4位タイで、優勝はV・テーラー選手でした。惜敗と言う言葉が相応しい戦いを、岩田選手は演じました。
ツアーのベテラン選手達を相手に、一歩もひるむ事無く挑戦し続け、結果的には16番と18番のボギー2つで沈んでしまったものの、逃げない姿勢を見せられた事で、次は勝つんだ、勝てるんだと言うものをギャラリーやツアー選手達にアピール出来た様に思われます。
初日12位タイの成績で終えた岩田選手は、2日目に首位タイとなり、3日目はフィル・ミケルソン選手に2打差をつけられるも単独2位を確保し、最終日へ突入して行きました。最終日の16番を終えるまでは、16アンダーで単独2位の位置に居り、先にホールアウトしていたV・テーラー選手とは一打差でした。
テーラー選手の17アンダーは動き様の無い数字ですから、岩田選手は自ら16番以降の3ホールで勝負をして、少なくとも一つはバーディを取らなければ成らない状況だったのです。浮き沈みの激しいスコアではなく、4日間常に安定して上位で戦った岩田選手ですが、やっと自身9戦目にして力を発揮して来たと言えます。
9戦中4戦で予選落ちし、一試合が3日目で終わり最終日まで進めませんでしたので、実質4戦で勝ち取ったフェディックスポイントは203となりました。2月現時点でのこの数字は、シード権を射程圏内にしたもので、少し明るさが見えてきたと言えます。
もしかしたら今年は、5人目の日本人優勝選手が、出るかも知れませんね。
沖縄県宮古島市の千代田カントリークラブが、防衛省・自衛隊の買収対象地に上げられており、今国会の決議次第では大きな動きを見せる事に成りそうです。
これは昨年・2015年5月に左藤章防衛副大臣が、下地敏彦宮古島市長との会談の中で、用地取得に関する件を伝えておりました。当時、千代田カントリークラブと大福牧場(ダイフク)の2ヶ所が、候補地として上げられていました。
日本南西海域に於ける中国との緊迫した状況から、その地域の防衛力強化策は日本にとって必要不可欠な最重要課題となっております。防衛省・自衛隊は宮古島市に陸上自衛隊の(警備部隊)を配備する予定であり、平成28年度概算要求に於いて、「南西警備部隊の配置」費用195億円を求めており、今国会に於いて審議される事になっております。
この要求が可決された場合、下地市長は粛々と進める事になるとしており、市議会決議を経て当該候補地へ働きかけていくものと思われます。現在宮古島市には、五つのゴルフ場が有ります。
- オーシャンリンクス宮古島
- エメラルドコーストゴルフリンクス
- シギラベイカントリークラブ
- サシバリンクスイラブ
- 千代田カントリークラブ
当該千代田カントリークラブは、1989年に開場した9ホールのパブリックコースで、その用地面積は105,464平方メートルにおよびます。今後国の重要施設として活用されていくのか、或いは地域のゴルファーに貢献するゴルフ場として残っていくのか、今国会での審議動向が注目されます。
茨城県の名門コースである大利根カントリークラブでは、2016年3月1日より入会預託金を徴収する事に成りました。その金額は、正会員100万円、週日会員50万円で消費税は無用です。この度再開される入会預託金とは、会員としてクラブへ在籍中に預けておくものですが、将来退会時にクラブより返金されるお金です。
1999年2月までは正会員権一口に付き、200万円を預けて入会手続きを行っていたのですが、クラブではこの手続きを翌月3月から一時中断という考えで今日に至っておりました。
2016年2月12日に於ける売買の中値は、おおよそ780万円と仮定した場合、入会預託金導入後の概算をあくまでも参考資料として提起するならば、下記の通りと成ります。
- 証券代金 7,800,000円(参考値)
- 名義書換料 3,240,000円
- 入会預託金 1,000,000円
- 年会費 64,800円(1年間)
- 概算合計 12,104,800円+会員権業者手数料
尚、この度週日会員の手続きに於いても入会預託金制度は導入される訳ですが、クラブで現在行っている週日会員募集でも、同様に導入される事に成りました。
この度の入会預託金制度の復活は、何を意味しているのでしょうか?会員権相場への影響はどの様なものになるのか、見えない部分が有ります。単純な見方をすれば、入会者にとってコスト負担が増加した訳ですから、以前と同様な価格で取得したくないとは、誰しもが考える事ではあります。ご入会をご検討されている方、退会をご検討されている方にとっては、難しい判断を迫られている様に思います。
静岡県のパブリックゴルフ場である(ゴルフパークBandi)は、2015年までの営業にて閉鎖する事を、2016年2月3日経営会社である東証一部上場の富士急行株式会社が、明らかに致しました。
同ゴルフ場は1970年に開場しましたので、45年間営業してきた事になりますが、「ゴルフ人口の減少等の環境変化に伴い収益性が悪化し、将来の業績改善も見込めないものと判断し、閉鎖を決議 」_(ゴルフ場の閉鎖、及びこれに伴う特別損失の計上に関するお知らせ、より抜粋)したとの事です。ゴルフ場の概要は、下記の通りです。
- 名 称 ゴルフパークBandi
- 所在地 静岡県裾野市須山字藤原2428
- コース 18ホール、5,705ヤード、パー72
- 運営形態 子会社(株)フジヤマリゾートへ営業委託、土地は100%借地
- 閉鎖時期 2015年度の営業をもって終了
今後同用地は、花畑事業とキャンプ場になる予定だとしております。年間の来場者数が一万人前後では、如何に冬季クローズ期間があると言え、少な過ぎる感は否めません。当該ゴルフ場が存在するエリアには、遊園地やキャンプ場が隣接しております。
このレジャー施設の一環としての位置づけが、特徴の無いゴルフ場へと追いやってしまっていた様に思えなくも無いのですが、利用者が少ないと言う事は社会から必要とされていない訳ですから、いち早い事業転換は当然の事の様に思われます。
長野県の木曽駒高原カントリークラブと木曽駒高原宇山カントリークラブの2コースを経営しております木曽駒高原観光開発(株)は、2016年1月15日官報に於いて、新たに木曽駒高原観光開発(株)を新設分割する事を公告致しました。
新設した木曽駒高原観光開発(株)は、木曽駒高原カントリークラブの事業及び木曽駒高原別荘地事業に関する権利義務を承継するとしております。そして現・木曽駒高原観光開発(株)は、商号を木曽駒高原宇山カントリークラブ(株)へ変更し、木曽駒高原宇山カントリークラブのゴルフ場事業を継承する事になります。
現・木曽駒高原観光開発(株)は、昨年2015年10月資本金を2億3,700万円から1,000万円へ減資していると共に、新たに新設される法人も資本金は1,000万円の予定で、代表者は宮嶋晃氏の予定としております。
この手続きに関する決議は2月16日を予定しており、効力発生は2月18日付けになります。当該2コースとも親会社は、東証一部上場の大同特殊鋼(株)です。この度の会社分割に関する狙い、或いは目論見はどの様なものだったのでしょう。いずれ時間の経過と共に、明らかにされていくのではないかと思われます。