2010年11月7日に南総カントリークラブ再建へ向けた、スポンサー候補3社による会員説明会が開催されました。フィナンシャルアドバイザーである三菱地所リアルエステートサービス(株)を窓口として選定された3社とは、1.ベイウインドツーリミテッド 2.一般社団法人南総倶楽部 3.スターツコーポレーション(株)の各法人です。
3社3様の再建計画案を提出するものの、ベイウインドツーリミテッドの内容は、弁済額において突出したもので、退会会員にとって魅力的でした。それは預託金額500万円で約154万円が一括弁済されるもので、ベイ社の並々ならぬ気迫が伝わってくるものです。
かつて民事再生法にて再建を試みるも、会員によってNOを突きつけられた過去の経緯を見るならば、ベイ社にとっても汚点を払拭したい表れと言えなくも有りません。今後、三山管財人は会員へのアンケート等をもとに、スポンサー候補を1社へ絞り込むとの事です。
2008年9月より閉鎖されていた北海道のクレインCCは、2010年11月2日名古屋国税局の公売にて、2820万円で落札されました。
2010年1月26日に行われた第1回公売では、見積価額3,128万円に対しての入札が無く、不成立に終わっておりました。その後3月9日の第2回公売は前回同様3,128万円、更に5月25日に第3回公売2,815万円と開催されるも、入札者不在の為に不成立となっておりました。
4回目となる今回は、2,502万円へとハードルを下げ、結果として2,820万円にて落札されたのです。北海道川上郡標茶町に展開する約42万坪の18ホールと、3階建クラブハウスを落札した愛知県の法人は、ゴルフ場として活用する意向は無い様で、北海道地図より又一つゴルフ場が消失した事になりました。
需要の無いものは、淘汰されると言う厳しい資本主義社会の掟に、誰しもがあがな得ない事の、何よりの証左と言えるのではないでしょうか?過剰なる資本流入が無くなった業種は、適正化を待つばかりです。
静岡県の太陽カントリークラブは、台風9号による被害が甚大であり、その後遺症は2011年春先まで残りそうです。2010年9月8日の豪雨は記録的なもので、約6時間あまりで600ミリの雨量を計測したとの事でした。
静岡県の平均的な年間雨量は2,000ミリから3,000ミリと言うところですから、太陽カントリークラブに降り注いだ600ミリは、年間の五分の一に当ります。如何に多いかが、容易に想像出来ます。
この雨量が約3万立方メートルの土砂を、あかねコース1番から3番ホールにかけて、流入させたのです。大きな被害をもたらした要因としては、雨量と共にこの地域の土壌が、火山灰と言う点も大きく影響している事は、否めない様です。
一時的にあかねコースを閉鎖し復旧作業に当り、ようやく10月16日に27ホール営業を再開出来たとの事です。しかしながら完全復旧とはいかず、芝の活着等を考慮した場合、来春まで待たねばならない状況の様です。
イザナミグループは、群馬県の榛名の森カントリークラブを経営する(株)グリーンエコーの全株式を、2010年6月25日にSUN ASIA PACIFIC CORPORATION PTE LTDへ引き渡す契約を済ませ、7月1日にその契約を履行したとの事です。買収企業の実態は、中国系のスーンズグループと言われております。
当該ゴルフ場はサントリー系と言われ、1996年に響の森CCとしてオープンしたのです。しかしながら2006年にはクラブが解散しパブリック営業となり、ゴルフ場はリーマンブラザーズグループへ売却されました。その後2007年7月にイザナミグループとなり、更には今回の事態となったのです。
イザナミグループとしては、千葉県の本千葉カントリークラブを残すのみとなりました。
千葉県のブリック&ウッドクラブは、2010年11月に入り再生計画案を、明らかに致しました。内容は下記の通りです。
- 自主再建。
- 別除権者へ約8億円を分割弁済。
- 一般再生債権者へは債権額の1%を2011年4月までに一括弁済。
- 債権者は11の法人と個人。
- 債権者集会は2010年12月7日。
当該クラブは、ゴルフ愛好家が集まり米国流のプライベートクラブを理想とし、日本に於ける所謂クラブとは一線を画した内容で、運営されております。この度の事件を経てどの様に変化して行くのか、或いは変わらずに運営されていくのか?注目したいと思います。
茨城県の茨城ゴルフ倶楽部は、2012年に開場50周年を迎えます。記念事業の一環として1.東コースのベントワングリーン化 、2.2013年日本オープン開催と言う2大事業を予定しております。東コースの改造に関しては、2011年1月よりおよそ半年間の月日を要して、現在のツーグリーンをベントのワングリーンへ改造するものです。
グリーンの大きさは平均約500平方メートルの大きさで、芝は最近流行の007を使用するとの事です。007とは2007年より使用開始された関係から、その様な呼称になったとも言われておりますが、東京都下の桜ヶ丘カンントリークラブでも今年のグリーン改造に使用されており、人気の品種と言えます。
東コース改造後にそのリニューアルした姿を、2013年の日本オープン会場コースとして広くお披露目される事になります。これら一連の事業には億単位の費用を要し、金融機関からの融資に頼り、会員への負担は無いとの事です。
茨城県のかすみがうらOGMゴルフクラブは、会員権の名義書換料減額措置を、1年間延長するとの事です。正会員30万円、平日会員20万円と言う内容です。
2008年2月20日の債権者集会にて再生計画案が可決され、同年12月1日より減額措置がこうじられて来ました。1年毎に更新し、更に来年11月まで延長される事になりました。通算3年間適用される事になったのです。
本来は正会員50万円、平日会員30万円が基本的な名義書換料なのですが、新クラブ発足以来殆んどその内容が適用される事無く、減額料金対応となっております。この現象が何を意味しているのかと言えば、当該クラブ本来の名義書換料が高すぎ、ゴルファーの反応が弱い事の発露と言えます。であるならばいっそのこと、正式に名義書換料を改定した方が、好感される様に思えてなりません。
ゴルファーに対して、(今のうちですよ、そのうち元の金額へ戻りますよ) と言う扇動的アプローチが、効果を発揮する状況では無い様に思えます。現状を良く分析し、内容と形式を一致させる事は、何よりも大切な事の様に思えます。
茨城県の鹿島の杜カントリー倶楽部では、2011年1月より年会費が改定される予定です。
☆ 36,000円(税別)⇒45,000円(税別) 正会員
詳しくはゴルフ場会員課までお問合せ下さい。TEL_0299-69-0500
茨城県のアスレチックゴルフ倶楽部では、2010年11月1日より2011年9月30日までの期間限定にて、親族間譲渡における会員権の名義書換料を減額しております。内容は下記の通りです。
- 600,000円(税別)⇒300,000円(税別) 正会員
茨城県の龍ヶ崎カントリー倶楽部は、同県内の大利根カントリークラブ、大洗ゴルフ倶楽部と相互利用を、2010年4月及び7月よりそれぞれ開始致しました。同倶楽部は以前より北海道の札幌ゴルフ倶楽部、群馬県の草津カントリークラブ、兵庫県のザ・サイプレスGCと相互利用を行っておりました。
相互利用の中味は、平日に限り割引料金つまり会員よりは若干高く、ビジターよりは安いグリーンフィにてプレー出来るものです。各ゴルフ場にとり平日の集客対策は、常に頭を悩ませる課題と言えます。
WEBでの集客専門ツールを持つ大手へ依存する事無く、来場者の内容を把握する事が出来、又安心して迎える事が出来るこの度の集客対策は、今後益々拡大していくのではないかと思います。