太陽カントリークラブでは台風9号による被害が今尚残る

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 静岡県の太陽カントリークラブは、台風9号による被害が甚大であり、その後遺症は2011年春先まで残りそうです。2010年9月8日の豪雨は記録的なもので、約6時間あまりで600ミリの雨量を計測したとの事でした。

 静岡県の平均的な年間雨量は2,000ミリから3,000ミリと言うところですから、太陽カントリークラブに降り注いだ600ミリは、年間の五分の一に当ります。如何に多いかが、容易に想像出来ます。

 この雨量が約3万立方メートルの土砂を、あかねコース1番から3番ホールにかけて、流入させたのです。大きな被害をもたらした要因としては、雨量と共にこの地域の土壌が、火山灰と言う点も大きく影響している事は、否めない様です。

 一時的にあかねコースを閉鎖し復旧作業に当り、ようやく10月16日に27ホール営業を再開出来たとの事です。しかしながら完全復旧とはいかず、芝の活着等を考慮した場合、来春まで待たねばならない状況の様です。