群馬県の旧・サンフィールドゴルフクラブ会員名簿を利用した、詐欺的行為が頻発しております。関東圏の各消費者センターには、旧・サンフィールドゴルフクラブ会員より、この件に関する多くの問合せが寄せられております。
この状況に付いてゴルフ場所在地であった、群馬県最寄の警察署に於いても把握されております。警察署の担当者に拠りますと、実際に事件として被害届を受理したケースは、未だ発生していないとの事ですので未遂状況と言えます。実際にどの様な内容で有ったか、編集長が旧会員の方より伺った話を、簡単に再現してみたいと思います。
- 旧会員は、旧サンフィールドゴルフクラブを経営していた日野企画(株)を名乗る男性より電話を受け、旧経営会社の破産配当金が、170万円有る事を知らされる。
- 旧会員は、(配当金を受け取る様、申請してください)と電話の男性に催促され、その為には弁護士か代理人を通じて手続きする様案内された。
- 旧会員は、弁護士を利用すると20%から30%の手数料を取られるので、代理人を通じるのが良いと誘導され、電話の男性より代理人を紹介される。
- 旧会員は、指定された代理人へ連絡を取ってみると、代理人曰く(旧ゴルフ場会社へ申請する為には手数料がかかる事、その為に金を40万円購入し、その預り証を私へ預けさせて下さい)との事。
- 代理人曰く(金の預り証で金をを売却すると46万円に成る、元金である40万円を旧会員へ返却するので、差益の6万円が代理人の手数料と成る)との事。
この度の騒動による被害実態は不明です。
静岡県の葛城ゴルフ倶楽部は、2012年11月30日をもって正会員の補充募集を終了し、12月1日より正会員権の名義書換を再開致します。同倶楽部では2012年9月1日より、正会員及び平日会員の補充募集を行っておりました。
正会員の募集に付いては大変順調に推移した様で、9月下旬には申込が規定数に達した様です。その後入会審査を経て、入会希望者からの募集金額振り込み手続きへと進み、今日へ至っております。葛城ゴルフ倶楽部は3ヶ月間で50名のアクティブな新会員を募集し切り、又資金的には2億8,800万円を瞬時に集金しました。
この度の正会員補充募集は、大成功だったと言えます。募集期間としては一年間、来年2013年8月末までとしておりましたが、実質1ヶ月間で約50名の申し込みが挙がって来た事実だけを捉えても、決して言い過ぎでは無い事をお解かり頂けると思います。
この成功へ導いた要因は、1.東証一部上場会社経営ゴルフ場で安心感が有る、2.預託金の据置期間が無い、3.コースが素晴らしい、4.アクセスが良い、5.利用価値が有る以上の5点を挙げる事が出来るのではないでしょうか。特に募集の大きな特徴で有った会員権の預託金その預かりに対して、据置期間を設定しない点は、入会希望者の動機づけとして大きく作用したと言えます。
尚、平日会員権に付いては募集数未達につき、継続して募集受付を行うとの事で、且つ会員権市場を通じての名義書換は停止との事です。
静岡県湖西市にある株主会員制の名門クラブ・浜名湖カントリークラブでは、入会申請をした女性に対し性別変更を理由に入会を拒否致しました。これに対して入会拒否された会社経営の女性は、ゴルフ場に対して約786万円の損害賠償を求めて、静岡地裁浜松支部へ訴訟を起こしたのです。
その第一回口頭弁論が2012年11月20日に行われ、ゴルフ場側は請求棄却を求めたのです。女性は2000年に性同一性障害と診断されて、2010年末に法的手続きを経て、戸籍上の性を男性から女性へ変更致しました。
当該名門クラブには女性の入会を拒否する規定が有りませんので、本人はクラブの正会員権壱口に相当する弍株券を、市中の会員権業者より215万円にて取得し、入会条件である紹介者を整えて入会申請したのです。女性は入会面接の打ち合わせの為、クラブ担当者へ連絡を取ったところ、性別変更を理由に入会拒否と言う内容を伝えられ、理事会審査を経て正式に入会拒否となったのです。
女性は戸籍上の性別変更を可能とする(性同一性障害者性別特例法_2003年7月に成立)にのっとり、(性別の変更を理由に不平等な取り扱いを受けては成らない)として、この度の訴えを起こしたのです。クラブでは5人の理事による合議制にて、入会の可否を決定しておりますが、この度の事案は前例が無く、入会を認めた場合(更衣室を利用する他の女性会員から、苦情が出るのでは無いか?)として、理事会は入会拒否に至ったとしております。
この度の事件は、女性の入会に当り不平等な取り扱いがあったか否かと言う問題と共に、必然的に会員制クラブの在り方をも問う事となり、多くの問題を投げかけております。ゴルフ場の会員制クラブは同好の士の集まりであり、クラブが純化すればする程、それは閉鎖的であり差別的であると言えます。
事件に付いてその結論が出るまでには、未だ時間がかかるものと思われます。
埼玉県の武蔵カントリークラブ笹井コースは、2013年5月連休明けより11ヶ月間、全面クローズする事に成りました。2012年10月14日に開催された臨時会員総会は、(笹井コース改造凍結解除並びにコース改造案承認の件)を承認致しました。この決議に基づき開催された10月28日の理事会は、下記内容を決議致しました。
- 2013年5月連休明けより、2014年3月末までの11ヶ月間、笹井コースを全面的にクローズする。
- クローズ期間を利用して、コース改造とクラブハウスの建替えを行う。
- 建替えの為の仮設営業用クラブハウス工事を廃止。
- 繁忙期に付き、豊岡コースは無休にて対応。
- クローズ期間、近隣の友好クラブへ、会員の受け入れを要請。
尚、12月23日に開催を予定しております理事会において、クラブハウス建替えを担う建設会社が決まる予定です。
やっと笹井コースの改造とハウス建替えが進みだしました。約2年の検討期間を設けて出された結論です。今日の結論へ至るまで、手続き手順を重視したクラブの姿勢は、多くのゴルフ場の見本と言えます。会員個々の知識・見識の高さを背景にしているとは言え、手続き手順こそは民主主義のなんと言っても基本であり、それを具体化できる事が、名門クラブであると評価される由縁であると思います。
東京都の相武カントリー倶楽部を経営しておりましたピーエスアール相武(株)は、2012年11月1日に東京地裁へ特別清算を申請し、11月2日に開始決定を受けました。負債総額は保証債務を含めて約140億円にのぼります。
申請代理人は深見翼弁護士(田邊・市野法律事務所、東京都千代田区神田小川町1-7、連絡先 03-5283-7251 )で、代表清算人は市野要治弁護士が務めます。
1957年9月にゴルフ場経営を目的に設立された(株)相武カントリー倶楽部は、経営交代により2006年10月にはピーエスアール相武(株)へと商号変更しております。2012年8月に会社分割にて新たに(株)相武カントリー倶楽部が設立されるに及んでは、ゴルフ場経営からは全く乖離した存在となっておりました。
この度の特別清算によりピーエスアール(株)は、半世紀以上にわたり相武カントリー倶楽部を経営してきた歴史へ幕を下ろすし、会社閉鎖を待つばかりと成りました。
茨城県の茨城ゴルフ倶楽部は、2013年1月より年会費を改定致します。改定内容は下記の通りです。
| 会員種別 |
改定前 |
改定後 |
| 正会員 |
21,000円(税別) |
4万円(税別) |
| 週間会員 |
10,500円(税別) |
2万円(税別) |
| 平日会員 |
8,400円(税別) |
1万円(税別) |
当該クラブ年会費は首都圏に於けるゴルフ場の中でも、比較的安価な設定になっておりました。特に名門コースといわれる他クラブと比較した場合、その安さは突出していると言えます。この度の値上げ幅は正会員、週間会員において2倍と成り、クラブにとっては約5,000万円の増収となります。
当該クラブは首都圏に於ける名門コースの一角を形成しておりますが、年会費そのものはこの度の値上げにも関わらず、名門コースに於ける安値圏に位置付けられます。
太平洋クラブ管財人はWEB上にてプレー会員に対して、債権届を提出する様に求めております。前回廃止となった民事再生手続では、預託金無のプレー会員は対象外となっておりましたので、この度の措置は会員重視の姿勢が見えて、又それが更生計画案に反映される期待感もあり、好感されております。
今後、会員は2013年2月28日までに、東京地方裁判所民事第8部へ(更生債権届出書)を提出する必要が有ります。この届出を受けて更生管財人は、6月26日までに認否確認を行います。その後、更生管財人は8月30日までに更生計画案を、裁判所へ提出する予定としております。
尚、更生管財人はスポンサーの選定に付いて、5月末を目処に作業を進めるとしております。これら一連の作業が順調に推移した場合、2013年秋には太平洋クラブの将来像が、見えて来るものと思われます。
東証一部上場のPGMホールディングス(株)は2012年11月16日に、同じく東証一部上場の(株)アコーディア・ゴルフ株式をTOBにて取得し、傘下に治める事を明らかに致しました。これは11月15日開催の、同社取締役会の決議事項に基づいて行われます。
この度の公開買い付けの目的は、(株)アコーディア・ゴルフ社をPGMホールディングス(株)の連結子会社或いは持分法適用関連会社として位置付け、将来的には経営統合する事です。
公開買い付けを達成する為にPGMホールディングス(株)は、その下限を209,224株割合にして20%を設定しており、未達の場合応募株券の買い付けを行わないとしております。又、買い付けの上限を524,105株割合にして50.10%を設定しており、この上限数値は目的を達成する為に、必要且つ充分な内容だとしております。
本公開買い付け価格は、一株に付き81,000円です。この金額は2012年11月15日東京證券取引所対象株の終値53,200円に対して、52.26%のプレミアムを加えた額と成ります。買い付け金額は約169億円から約424億円の範囲と成り、その資金に付いては金融機関からの借り入れ無く、自己資金80億円と親会社である(株)平和より、346億円の融資にてまかなう予定との事です。
公開買い付け代理人は三田証券(株)、副代理人はバークレイ証券(株)で、買い付け期間は2012年11月16日より、2013年1月17日までの38営業日です。1月24日が決済開始日ですから、その日以降にこの度の結果が、判明するものと思われます。
今夏に行われた(株)アコーディア・ゴルフの株主総会に於ける取締役選出戦が、軽い肩慣らしで有ったとすれば予想されたこの度のTOBは、資金力豊富な平和・PGMグループによる本格的な戦いと言えます。ゴルフ業界を揺るがす一大事件が勃発し、その成り行きが注目されます。
長野県の御岳ゴルフ&リゾートホテルは2012年10月16日より、会員募集を開始致しました。募集活動強化の一環にて、前日の10月15日より会員権の名義書換は停止しております。募集内容は、下記の通りです。
- 正会員
A、募集金額 18万円+消費税
B、預託金額 無
C、募集口数 500口
D、募集期間 2012年10月16日より定員に達するまで
E、年齢特典 50歳未満の方は16万円と消費税にて入会可
F、会員特典 同伴者1名が無記名会員料金適用
- 法人無記名会員
A、募集金額 30万円+消費税
B、預託金額 無
C、募集口数 50口
D、募集期間 2012年10月16日より定員に達するまで
E、会員特典 会員同伴ビジターが無記名会員待遇
現運営会社は2011年4月に同ゴルフ場とホテルを所有する(株)木曽御岳観光開発より、ゴルフ場運営を受託致しました。運営主体が変更される事に伴い、会員の整理が行われたのですが、年会費未納会員に付いては、継承されないと事と成ったのです。
その結果として無額面のプレー会員権を条件に、移行した会員は約600名となりました。あまりにも少ない会員数では、集客業務にも支障をきたす為、この度の会員募集に踏み切った様です。
山梨県の甲府国際カントリークラブは、(株)市川ゴルフ興業へ売却される事に成りました。相鉄ホールディングス(株)は2012年10月31日開催の取締役会において、100%子会社で甲府国際カントリークラブを経営しております相鉄ゴルフ(株)の全株式を、2012年12月21日に(株)市川ゴルフ興業へ売却する事を決議致しました。
売却理由としては、1.集客減、2.競争激化、3.施設の老朽化に対する投資負担、この様な困難な状況に対して現行の運営体制では、収益回復が不可能と判断した為としております。売上高は2010年3月期390百万円、2011年3月期355百万円、2012年3月期318百万円と推移しており、2010年3月期を除き営業利益、経常利益共にマイナスとなっております。
ゴルフ場譲渡へ至る過程として、相鉄ホールディングス(株)の100%子会社である(株)キャピタルプロパティーズが、保有する当該ゴルフ場の資産とその事業を、相鉄ゴルフ(株)へ吸収分割させるとしております。ゴルフ場を買い受けます企業の概略は下記の通りです。
- 法人名:株式会社市川ゴルフ興業
- 設立日:2001年11月22日
- 所在地:東京都練馬区大泉学園町8丁目18番10号
- 代表者:市川金次郎
- 資本金:10百万円
- 従業員:125名
尚、譲渡日である12月21日に経営会社は、相鉄ゴルフ(株)より(株)甲府国際カントリークラブへ、商号変更する予定です。