太平洋クラブグループの更生計画案が、2013年9月下旬に明らかに成りました。
< 太平洋クラブグループとは、下記9社を指します。>
- 太平洋クラブ
- 太平洋ゴルフサービス
- 太平洋アリエス
- 太平洋ヒルクレスト
- 太平洋ティ・ケー・エス
- 太平洋トリアス
- 三笠観光開発
- 太平洋ゴルフサポート
- 太平洋ゴルフスクエア
< 法的整理に至った要因 >
- ゴルフ場買収により1998年3月期以降、恒常的な赤字状態。
- ゴルフ場買収に伴う有利子負債の増加。
- 減損会計が適用され、2006年3月期には約474億円の債務超過となる。
- 2008年のリーマンショック以降、預託金償還請求が増加。
< 更生計画案 >
- スポンサーであるマルハンより拠出される出資金を基に、太平洋クラブグループ保有17コース一体での再建。
- 太平洋ゴルフサービスを除きその他更生会社5社は、太平洋クラブを存続会社として合併。
- 退会会員へは、債権額の11.82%を一括弁済。
- 継続会員へのは弁済率は11.82%で、債権額の10%を20年据置の預託金として再預託し、残額に付いては一括弁済。
- 会員資格継続を希望し再預託しない会員へは、債権額の5.59%を一括弁済。
尚、選択期間内(更生計画認可決定日より2か月後の応答日)に、管財人へ何らかの通知を行わなかった会員は、退会扱いとなるとの事です。又、別表では太平洋クラブ、太平洋アソシエイツ、太平洋宝塚クラブの会則が、明らかにされており、その中で一般社団法人を設立する事を明らかにしております。
静岡県の南富士カントリークラブでは2013年9月30日をもって、2年間に及ぶ会員権の名義書換料減額キャンペーンを終了致します。2013年9月25日現在、20万とプラス消費税にて入会手続きが出来るのですが、10月1日からは40万円と消費税と言う内容に変更されます。これは法的整理前の名義書換料へ戻すと言う、キャンペーン当初からのスキームです。
当ゴルフ場は2011年8月3日に再生計画案が確定し、今日に至っております。この間様々な改革と変更が行われ、旧ゴルフ場をご存知の方にとっては、大変な様変わりと言えます。その改革とは、下記7点に集約出来ます。
- クラブハウスの改築
- 従業員・スタッフに対する労働条件の改善
- コース内安全対策の実施
- レストランメニューの大幅な改善
- ミストカートの導入
- 荒れたティーングランド整備
- 最寄り駅からのクラブバスによるプレーヤー送迎
どの改革・改善一つをとっても、労力と費用のかからないものは有りません。目に見える変化、手に取るように解かる変化も有りますが、上記の様々な改革が複合的に、又相乗的に効果を発揮して、来場者にとっては(気持ち良いゴルフ場・クラブ)となったのです。
会員数に付いては倒産時に全会員種別で3,000名ほど在籍していたのですが、2013年9月現在では約1,200名で、年会費の滞納者は皆無との事です。会員の補充募集に付いては、予定に無いどころか全く検討課題にも、上がっていないとの事です。
この間女性の来場者数もUPしており、結果として全体的な来場者数も伸びて、経営も黒字化出来た様です。2年間に及ぶ古い体質との格闘も、一段落を向かえました。古い残滓を払拭する闘いは、時にスタッフの感情を高ぶらせる事も有った様ですが、変化は苦しいものです。変化無くして進化する事も有り得ないのは、これまた真実と言えます。
神奈川県の相模湖カントリークラブは2013年9月より、女性の入会に関してその制限を撤廃致しました。入会希望の女性が、男性名義の会員権を取得して、入会申請が出来る様に成ったのです。これは2013年9月10日に開催された、クラブ理事会に於ける決定に拠るものです。
この決定の背景には2011年3月にクラブハウスが大幅にリニューアルされ、施設が充実した点が大きな要因となっております。女性施設が格段に充実しました。女性用トイレ、お風呂、そしてロッカー等が清潔感の有る、そして機能的な内容へ整備されたのです。
例えばロッカーは従来50個だったものが、78個へ増設されました。又、以前はロッカーからお風呂場までの移動に関して、わずらわしさを感じる来場者も多かった様ですが、この動線をスムースなものへと改善されたのです。
以前女性の会員数は、全会員数の約10%との制限がありました。しかしこの垣根が取り外された事により、女性にとっては入会の選択肢が増えた事に成ります。
会員権の名義書換に付いて、現在クラブでは名義書換料を減額して対応しております。例えば正会員ですと通常100万円とプラス消費税が必要なのですが、この金額が30万円とプラス消費税で済むのです。そしてこの措置を9月30日で締める予定でしたが、更に延長して今年の12月末までの入会申請受け付け分まで、適応するとしております。
千葉県の東我孫子カントリークラブでは、2013年9月14日に新クラブハウスがオープン致しました。2012年11月より工事に着工致しておりますので、約11ヶ月の歳月をかけて完成した事に成ります。
ハウスは3階建てで1Fはカート置き場などに成っており、2Fがフロント3Fがレストランと男性用のお風呂場となっております。女性用の施設も充実しており、特にお風呂場が大きく、そしてロッカー数も格段に増えております。
誠に残念ながら日本列島に大きな被害をもたらした、この度の台風18号の影響により、コースが冠水してしまい、9月22日(日)までは営業出来ない状況です。河川敷コースの宿命とは言え、哀しい現実です。
2013年1月の自民党税制調査会はゴルフ場利用税廃止案を、2013年度税制改正大綱に盛り込まない事を決めました。この事はゴルフ場利用税廃止案が、国会審議にかからない事を意味しており、ゴルフを愛す国民、ゴルファーの声が国会に届かないと言う事となりました。
しかしながら2013年8月30日に発表された文科省の(平成26年度文部科学省税制改正要望事項)は、昨年に引き続き13ページ目に(ゴルフ場利用税の廃止)項目を設けております。これは「今年も要望して行きますよ」と言う闘争宣言にも等しく、これに拠って来年度国会審議へ向けた闘いの火ぶたが切られたと言えます。
この動きに呼応する様に、2013年9月3日自民党本部で開催された(ゴルフ振興議員連盟)総会は、(ゴルフ場利用税を廃止し、これによって影響を受ける市町村に対しては必要な措置を講ずる税制改正を要望する)と宣言したのです。
2011年に国から都道府県へのゴルフ場利用税決算額は506億円でした。この金額の内356億円が、交付金として各市町村へ配布されました。各市町村の自治体にとってこの金額は大きく、ゴルフ場利用税を廃止する事に対して、安易に賛成は出来ない状況なのです。例えば東京の多摩市にとっては、年間予算の2%を占めるまでに、ゴルフ場利用税の存在価値が高まっているとの事です。
様々な状況を観て来ると、ゴルフ場利用税廃止はゴルフ場とゴルファー、更にゴルフ関係機関が総力を挙げて闘って行かなければ、達成出来ない難題だと言えます。
2013年9月17日の当事件帖にてレポート致しましたPGA元理事の処分に付いて、PGAは8ヶ月間の会員資格一時停止と言う結論に至った様です。
一季出版(株)に拠りますと2013年9月上旬段階で、全国で37ヶ所のゴルフ場に於いて、太陽光発電事業に関する用地転用が進んでいるとの事です。厳密には
- 既に事業開始が10ヶ所
- 建設中が15ヶ所
- 開発手続き中・構想中・計画中が12ヶ所、と言う内訳になっている様です。
太陽光発電事業へ至る経緯としては、
- 閉鎖されたゴルフ場、或いはゴルフ場を閉鎖して転用するケースも有れば、
- コース用地の一部遊休地を転用するケース、
- 27ホールコースの9ホールのみを閉鎖して転用するケース、と様々です。
経緯は様々なれどもゴルフ場事業としての明るい展望が切り開けない現状を、愁いての事業転換で有る事これが大きな理由で有る様に考えられます。何れにしても今後多くのゴルフ場が、コスト削減、複合的事業展開と言う観点からも、太陽光発電事業を取り入れていく可能性は高いと言えます。
2013年9月8日に多くのメディアが、PGA理事と暴力団幹部との交際を伝えております。その行為を不祥事として伝えています。
公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)の坂東忠義(67)理事は、2013年6月19日に熊本県内のゴルフ場にて、特定抗争指定暴力団・道仁会会長の小林哲治被告とゴルフをしたとして、2013年9月9日に辞任届を森静雄PGA会長へ提出致しました。
PGAは9月10日に臨時理事会を開催し、坂東忠義理事の辞任届を受理した上で、懲罰諮問委員会を開いて処分を検討する事になりました。PGAは会員倫理規定で、暴力団との付き合いを禁じております。
PGAのWebサイトでは、この件に関する事実関係と、今後の方針に関する公式見解が、明らかにされておらず、ただただ残念に思うばかりです。
WEB.com TOUR FINALS を戦う石川遼選手は、第3戦目のNationwide Childrens Hospital Championship(2013年9月12日~15日)に於いて7位タイと言う結果になり、2万7,000ドル近くを稼ぎました。合計賞金金額を約6万7,000ドルとして、入れ替え戦3戦までの順位を10位として、25位以内に与えられるPGAツアーのシード権確保に大きく前進致しました。
残るはあと1戦のWeb.com Tour Championship となりました。
埼玉県の武蔵OGMゴルフクラブでは、2013年10月1日より当面の間、会員権の名義書換を停止にする予定との事です。2013年4月1日より開始された名義書換は、予定通り9月30日をもって終了するとしております。
2013年9月13日本日時点で、同会員権の動向として大きな値動きは無く、売り情報、買い情報それぞれあるものの、春先より安定した値幅で推移しており、ここにきてやはり終息感が出て来たと言えます。
クラブとしては法人が複数所有している会員権の内、利用されていない口数を、市場での書換と言う形で吸収したかったのでは無いかと思われますが、半年間に於ける書換実績に付いては、現時点で解らないところです。
ところでクラブでは今後の日程として、会員募集が視野に入っている様で、2013年10月以降遅くない時期に開始したい意向を持っており、現在はその準備中との事です。
神奈川県の横浜カントリークラブは、西コースを改修する予定です。改修目的は劣化したコース構造の刷新であり、ベント1グリーン化です。
改造手順としては2013年10月より、西コース18番に仮設グリーンとティグランドを設定し、2014年5月からは西コース18番ホールを分割して、新17番、新18番とします。この状態で2014年12月まで続き、2015年1月からは全面閉鎖されるとの事です。2015年11月に仮オープンを予定しており、2016年5月に本オープンしたいとしております。この一連の改修工事費用の概算は、約15億円としております。
この改修工事に先立ち同クラブは、米国のコース設計事務所のクーア&クレンショーと改修設計契約を締結しました。同社は約30コースの設計に携わっており、代表作はPineHurst No.2 です。
会員権の名義変更に係る入会者負担金の度重なる変更に付いて、会員の中からは若干の不協和音も聞こえてきます。しかしながらコース改造に付いては、将来にわたり必要不可欠な問題点であり、同クラブの積極的な姿勢を評価する会員の方も多いようです。
キャスコ花葉CLUBでは2013年8月10日より、共通会員制の会員募集を開始しております。利用出来るコースは、キャスコ花葉・本コースとキャスコ花葉・ナリタコース、そして花葉カントリークラブです。募集概要は下記の通りです。
< Aウイーク会員(第1週と第3週利用可)>
- 募集金額 48万円(入会金18万円/預託金30万円)
- 据置期間 預託金の据置期間は20年
- 募集口数 正会員換算で500名
- 募集期間 2013年8月10日から定員に達するまで
< Bウイーク会員(第2週と第5週利用可) >
- 募集金額 48万円(入会金18万円/預託金30万円)
- 据置期間 預託金の据置期間は20年
- 募集口数 正会員換算で500名
- 募集期間 2013年8月10日から定員に達するまで
それぞれ500名ずつ募集し、1,000名を募集する事に成ります。募集対象コースであるそれぞれのコースでは、旧会員も存在するのですが、彼らに対する処遇はあまり明確には成っていない様です。とりあえず現状維持と言う事で、従来からの資格が継承されているものと思われます。