福島県の東京グレンリーフカントリークラブを所有しております(株)アコーディアAH12は、コースが完成する事無く約49万坪のゴルフ場用地を、第三者へ譲渡致しました。2010年夏の出来事でした。

 当該ゴルフ場は、旧・スポーツ振興(株)のコースとして1986年に開発許認可を取得し、1997年にコース自体は、ほぼ完成致しておりました。しかしながらコース進入路問題が未解決のまま、2002年に経営会社の倒産劇となり、2005年3月より現体制と成っておりました。

 当該ゴルフ場は、ゴルフ場としての機能を果す事無く、陽の目を見る事無く、第三者へ売却されました。取得者はゴルフ場としての利用を想定していない為に、2010年9月には福島県ゴルフ場開発指導要項に基づき、事業廃止手続が取られたのです。

 通常ゴルフ場開発には、県の開発許認可を取得する事が、何よりも大切な第一歩と言われております。全国に100ヶ所程の予定地を想定するも、実際コースとして完成出来るのは、その内の2?3箇所です。コース用地をまとめる事が出来ずに頓挫するケースが大半で、尚且つ許認可を取得する事は、ゴルフ場が半分完成したも同然なのです。

 その許認可を放棄すると言う今回のケースは、経営サイドの独自の判断によるものでは有りますが、ゴルフ場経営の難しさを物語っております。どの様にしたら利益を出せる、ゴルフ場経営が出来るのか?新たなるゴルフ場のビジネスモデルが、今正に問われているのです。

登別カントリー倶楽部は11月8日に民事再生法の適用を申請

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 北海道の登別カントリー倶楽部を経営する登別リゾート開発(株)は、2010年11月8日に東京地裁へ、民事再生法の適用を申請しました。負債は約13億円でその殆んどが、会員900名の預託金との事です。

 期間収益を上げるものの、預託金返還問題には対応出来ずに、今回の事態となった様です。今後は自主再建及びスポンサー支援による再建と、両睨みでの対応になるのではないか、との事です。申請代理人はシティユーワ法律事務所の澤野正明弁護士、監督委員には上田智司弁護士が選任されました。

 登別温泉から車で約10分の至近距離にあり、温泉街の一角を形成すると言っても過言ではない当該ゴルフ場は、その存在意義もありゴルフ場としての再建に期待したいものです。

 2010年11月16日に超党派の衆参両議員による「スポーツゴルフ確立のための議員連盟」が、発足致しました。

 これはゴルフがスポーツとしての地位を世界的に確立した今日、日本に於ける特殊事情を整理して国民生活に定着させていく事が重要との認識から、先ず一番に1.ゴルフ利用税を廃止させていく 2.国家公務員論理規定より(ゴルフ)を削除させる、と言う課題に取り組んでいく議員集団です。

 議員連盟の構成としては、民主党、自民党を筆頭に各8党の議員が名を連ねており、山岡賢次議員を会長に衛藤征士郎議員が名誉会長という役員内容で、16日時点で71名の議員を擁する集団となりました。目標は150名との事です。

 今年の7月より9月末にかけて日本ゴルフ関連団体協議会を中心として展開された、ゴルフ利用税撤廃へ向けた署名活動は、138万名もの署名を獲得する事が出来ました。この様な活動の成果を、更に議員連盟の活動へ活かしていくとしております。

 2016年オリンピックよりゴルフが正式種目として採用されるなか、国を挙げての取り組みが、我が国において遅れている事は否めません。韓国は日本の予算の5倍、更に中国においては10倍の国家予算をオリンピックに向けて組んでいる様です。

 オリンピックへ向けて将来選出されるであろう日本選手に対し、国内の環境整備なくして、多くを期待する事自体が無謀です。議員連盟の活動を、見守りたいと思います。

NHG(株)はグループを再編

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 NHG(株)は現在、グループ5コースの運営を子会社のNHGマネジメント(株)が行っておりますが、これを再編し最終的に同社が、全てのコース運営をするとしております。5コースとは下記の通りです。

  1. エイムズゴルフクラブ(北海道岩見沢市)
  2. 金ヶ崎ゴルフコース(岩手県胆沢市)
  3. 妙高高原ゴルフ倶楽部(新潟県妙高市)
  4. 美杉ゴルフ倶楽部(三重県津市)
  5. 那智勝浦ゴルフ倶楽部(和歌山県)

 2010年11月7日に南総カントリークラブ再建へ向けた、スポンサー候補3社による会員説明会が開催されました。フィナンシャルアドバイザーである三菱地所リアルエステートサービス(株)を窓口として選定された3社とは、1.ベイウインドツーリミテッド 2.一般社団法人南総倶楽部 3.スターツコーポレーション(株)の各法人です。

 3社3様の再建計画案を提出するものの、ベイウインドツーリミテッドの内容は、弁済額において突出したもので、退会会員にとって魅力的でした。それは預託金額500万円で約154万円が一括弁済されるもので、ベイ社の並々ならぬ気迫が伝わってくるものです。

 かつて民事再生法にて再建を試みるも、会員によってNOを突きつけられた過去の経緯を見るならば、ベイ社にとっても汚点を払拭したい表れと言えなくも有りません。今後、三山管財人は会員へのアンケート等をもとに、スポンサー候補を1社へ絞り込むとの事です。

クレインCCは2820万円にて公売を通じて落札される

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 2008年9月より閉鎖されていた北海道のクレインCCは、2010年11月2日名古屋国税局の公売にて、2820万円で落札されました。

 2010年1月26日に行われた第1回公売では、見積価額3,128万円に対しての入札が無く、不成立に終わっておりました。その後3月9日の第2回公売は前回同様3,128万円、更に5月25日に第3回公売2,815万円と開催されるも、入札者不在の為に不成立となっておりました。

 4回目となる今回は、2,502万円へとハードルを下げ、結果として2,820万円にて落札されたのです。北海道川上郡標茶町に展開する約42万坪の18ホールと、3階建クラブハウスを落札した愛知県の法人は、ゴルフ場として活用する意向は無い様で、北海道地図より又一つゴルフ場が消失した事になりました。

 需要の無いものは、淘汰されると言う厳しい資本主義社会の掟に、誰しもがあがな得ない事の、何よりの証左と言えるのではないでしょうか?過剰なる資本流入が無くなった業種は、適正化を待つばかりです。

太陽カントリークラブでは台風9号による被害が今尚残る

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 静岡県の太陽カントリークラブは、台風9号による被害が甚大であり、その後遺症は2011年春先まで残りそうです。2010年9月8日の豪雨は記録的なもので、約6時間あまりで600ミリの雨量を計測したとの事でした。

 静岡県の平均的な年間雨量は2,000ミリから3,000ミリと言うところですから、太陽カントリークラブに降り注いだ600ミリは、年間の五分の一に当ります。如何に多いかが、容易に想像出来ます。

 この雨量が約3万立方メートルの土砂を、あかねコース1番から3番ホールにかけて、流入させたのです。大きな被害をもたらした要因としては、雨量と共にこの地域の土壌が、火山灰と言う点も大きく影響している事は、否めない様です。

 一時的にあかねコースを閉鎖し復旧作業に当り、ようやく10月16日に27ホール営業を再開出来たとの事です。しかしながら完全復旧とはいかず、芝の活着等を考慮した場合、来春まで待たねばならない状況の様です。

イザナミグループは榛名の森カントリークラブを手放す

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 イザナミグループは、群馬県の榛名の森カントリークラブを経営する(株)グリーンエコーの全株式を、2010年6月25日にSUN ASIA PACIFIC CORPORATION PTE LTDへ引き渡す契約を済ませ、7月1日にその契約を履行したとの事です。買収企業の実態は、中国系のスーンズグループと言われております。

 当該ゴルフ場はサントリー系と言われ、1996年に響の森CCとしてオープンしたのです。しかしながら2006年にはクラブが解散しパブリック営業となり、ゴルフ場はリーマンブラザーズグループへ売却されました。その後2007年7月にイザナミグループとなり、更には今回の事態となったのです。

 イザナミグループとしては、千葉県の本千葉カントリークラブを残すのみとなりました。

 千葉県のブリック&ウッドクラブは、2010年11月に入り再生計画案を、明らかに致しました。内容は下記の通りです。

  1. 自主再建。
  2. 別除権者へ約8億円を分割弁済。
  3. 一般再生債権者へは債権額の1%を2011年4月までに一括弁済。
  4. 債権者は11の法人と個人。
  5. 債権者集会は2010年12月7日。

 当該クラブは、ゴルフ愛好家が集まり米国流のプライベートクラブを理想とし、日本に於ける所謂クラブとは一線を画した内容で、運営されております。この度の事件を経てどの様に変化して行くのか、或いは変わらずに運営されていくのか?注目したいと思います。

茨城ゴルフ倶楽部の開場50周年記念事業

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 茨城県の茨城ゴルフ倶楽部は、2012年に開場50周年を迎えます。記念事業の一環として1.東コースのベントワングリーン化 、2.2013年日本オープン開催と言う2大事業を予定しております。東コースの改造に関しては、2011年1月よりおよそ半年間の月日を要して、現在のツーグリーンをベントのワングリーンへ改造するものです。

 グリーンの大きさは平均約500平方メートルの大きさで、芝は最近流行の007を使用するとの事です。007とは2007年より使用開始された関係から、その様な呼称になったとも言われておりますが、東京都下の桜ヶ丘カンントリークラブでも今年のグリーン改造に使用されており、人気の品種と言えます。

 東コース改造後にそのリニューアルした姿を、2013年の日本オープン会場コースとして広くお披露目される事になります。これら一連の事業には億単位の費用を要し、金融機関からの融資に頼り、会員への負担は無いとの事です。