群馬県の甘楽カントリークラブでは、2011年5月11日に来場したプレーヤー2名が、水死すると言う事件がおきました。
プレーヤー2名は、ツーサムセルフプレーにて、ラウンドしておりました。12番ホールに差し掛かった後続組が、池の中のプレーヤー2名を発見し、救助に当たりました。しかしながら時遅く、1名は既に死亡しており、残る1名も搬送先の病院にて死亡が、確認されたました。
県警では事故調査に当たっておりますが、プレーヤー2名が池へ落下した事が、原因では無いかと見ております。経営母体のアコーディアゴルフグループでは、過去の事故を教訓化して、水際対策も行っておりました。例えば、池のホールには浮き輪や竹竿を設置するなどです。
セルフプレーが常態化している今日、この度の事故は、当該ゴルフ場に限った事では無く、どのゴルフ場でも起こりえる事と言えます。不慣れなビジタープレーヤーの安全を如何に確保するかは、各ゴルフ場に与えられた大きなテーマと言えます。
千葉県のラ・ヴィスタゴルフリゾートは、1998年に山田地建より取得した太平洋クラブが、パブリック制ゴルフ場としてオープンさせました。
後に同ゴルフ場はファンド系のアマンテス・ゴルフ・アンド・リゾーツ有限責任事業組合(以下アマンテス)へ売却され、そして2011年5月9日にアコーディアゴルフグループへ売却されたのです。運営に付いては、1998年より太平洋クラブが行ってきており、今後もその運営に変更は無いとの事です。
同ゴルフ場を所有していたアマンテスは、経営会社である(株)グリーンヴィスタゴルフ倶楽部を、会社分割により新(株)グリーンヴィスタゴルフ倶楽部を設立し、同ゴルフ場事業を継承させました。その後新経営会社の株式を、アマンテスはアコーディアゴルフグループのアコーディアAH12へ、売却したという手順がこの度の譲渡手法でした。
同ゴルフ場は、太平洋クラブ及び太平洋アソシエイツの両会員が、提携コースとして利用してきており、今後もその内容に変更は無いとの事です。
2011年3月11日以降に於ける、福島県内ゴルフ場の復興は、どの様な状況なのでしょうか。
リベラルヒルズゴルフクラブとクレステージカントリークラブの2コースに関しては、福島第一原発の20Kmエリア内の為に営業休止状態です。又鹿島カントリー倶楽部に於いても30Km圏内という事で、営業休止状態です。
いわきプレステージカントリー倶楽部は、当局の指導も有り自主的に避難をしており、こちらも営業は休止状態です。一時茨城県の水戸地区へ、全従業員で移動・避難していた様です。これらのゴルフ場は、福島第一原発の復旧無くして、営業再開の目処が立たない、と言えます。
ゴルフ場は毎日のメンテナンスが、欠かせません。13人~15人程の従業員の方が、朝の6時ごろから毎日作業をしているのですが、この作業が少なくとも半年以上、放置される事は、大きな痛手です。ゴルフ場として再生出来るのかが、必然的に問われてくる事と思われます。
レイクウッドグループの3コースは、2011年7月1日より年会費を値上げします。会計年度は4月から3月にて変更は無いものの、期の途中にて値上げの差額分を会員より徴収するとの事です。
- レイクウッドゴルフクラブは、5万円より10万円へ値上げ致します。
- 平塚富士見カントリークラブの場合は下記の通りです。
30,000円(税別)⇒50,000円(税別) 正会員
24,000円(税別)⇒40,000円(税別) 平日会員
22,000円(税別)⇒36,000円(税別) 特別平日会員
- レイクウッドゴルフクラブ富岡コースの場合は、正会員12,000円より24,000円へ値上げ致します。
この度の年会費値上げは、唐突感が否めません。通常の値上げ適用は、翌年度から変更されるのが一般的だからです。
北海道のANAダイヤモンドゴルフクラブを経営する全日空グループは、2011年7月1日に同ゴルフ場を明海興産(株)へ、売却する事に成りました。
当初在籍していた1,500名ほどの会員も、退会により2011年5月現在では、約500名に減少しておりました。全日空グループは、会員の預託金償還作業を進め、経営株の譲渡時には在籍会員無の状態と成ります。
新たにゴルフ場を取得する明海興産(株)は、上場会社の明治海運(株)グループで、当面はパブリック制にて運営するとの事です。
福島県のいわきゴルフクラブでは、2011年4月28日より会員権の名義書換を、停止するとの事です。これは東日本大震災の復旧を第一義的目的とした、暫定的処置です。
本震及び度重なる余震による影響で、クラブハウスに甚大な被害が発生しており、その関係から館内の電源を絶たなければならない状況との事です。
この様な状況下では、会員関係の情報を的確に伝達し、遺漏無く業務を遂行する事に支障をきたす為、営業再開までの期間において、この度の措置に至った様です。
茨城県の筑波学園ゴルフ倶楽部を経営する(株)筑波学園ゴルフ倶楽部は、2011年4月26日を締め切りとした書面投票と27日の債権者集会にて、会社側の再生計画案が可決されました。
再生計画案は、会社側案と壱部会員側案との2案が出ていたのですが、多くの会員は会社側案を選択しました。債権者1,100票が賛否に投じ、約900票が自主再建へ、約170票が壱部会員側案へ、約30票が無効票となり、結果として会社側案が可決されたのです。会社側再生計画は次の通りです。
- 自主再建。
- ゴルフ場を会社分割にて新設会社へ継承させ、旧会社は破産へ。
- 旧オーナー一族の排除。
- ゴルフ場外の資産を換価・回収し弁済資金へ充当。
- 弁済率は3%、継続会員へは同額を新預託金とする。
2011年3月19日に北関東自動車道の佐野田沼ICより太田桐生ICが開通し、常磐道、東北道、関越道がつながりました。
足利城ゴルフ倶楽部は、長年アクセスに苦労して来ました。東北道・佐野藤岡ICからのアクセスに頼っていた時期が長く、北関東自動車道・佐野田沼ICが開通されても、その距離は16Km程有りました。
この度、足利ICが開通した事により、同ICより6Kmの至近距離と、飛躍的にアクセスが改善されたのです。この利点は、今後大いに集客UPにつながると言え、期待出来ます。しかしながら3月11日の東日本大震災の影響も有り、現時点では即数字に表れていないようです。
財団法人・日本ゴルフ協会は、公式戦の日本アマと日本女子アマの開催開場を変更する事を、明らかにした。日本女子アマは当初、茨城県の大洗ゴルフ倶楽部を開催コースとして、予定しておりました。
しかしながら3月11日の東日本大震災の関係から、当該ゴルフ場そのものの被害は少なく、3月30日より営業しているものの、大洗町の被害状況を鑑み、又社会的影響・反響を考慮し、急遽開催コースを兵庫県の宝塚GC新コースへと、変更しました。
日本アマに関しては、当初宮城県の利府GCを予定しておりましたが、愛知県の三好CC西コースへ変更されました。
千葉県の総武カントリークラブは、2011年4月22日より新クラブハウスでの営業を開始致しました。2009年10月より着手されておりました新クラブハウスが、完成し使用開始となったのです。簡単なる概要は下記の通りです。
- 鉄筋コンクリート2階建て
- 1Fの床面積3,376平方メートル
- 2Fの床面積1,460平方メートル
- 一般用のロッカーは328台(男性用124台、女性用64台、兼用140台)
- 会員専用ロッカーは274台(内女性用20台)
- 会員専用キャディバック保管庫301
現在、旧クラブハウスの解体作業を進めており、駐車場整備後の本年11月にグランドオープンする予定との事です。当該コースでは、かつてサントリーオープン等数々の競技開催の実績が有り、一時中断しているものの、今後は新たに競技誘致のプランも持ち合わせているとの事です。
2007年にPGMグループ入りした当コースですが、グループの旗艦コースとしてソフト、ハード面を一新して、益々多くのゴルファーから注目される事と思います。