共通会員制コースの太平洋クラブは、そのクラブの性格からしてJGA傘下の各連盟に、多くのコースが加盟出来ずにいました。
東日本エリアでは、白河コースが東北ゴルフ連盟に加盟しており、佐野ヒルクレストコースは太平洋クラブ傘下のゴルフ場になる以前より、加盟しており今日に至っておりました。しかしながらそれは、太平洋クラブのコースの中では、稀有な存在でした。
この度、太平洋クラブとしてはメインコースの御殿場コースと、御殿場ウエストコースが36ホール換算にて、2011年4月14日に晴れて関東ゴルフ連盟(KGA)へ加盟しました。
この加盟により、太平洋クラブの会員はクラブ経由で、JGAのハンディキャップを取得する事が可能となり、又、KGA主催の公式競技へ参加する道が開けてきたのです。
埼玉県の高坂カントリークラブでは、2011年5月19日に新クラブハウス建設へ向けた、起工式を行いました。同コースは、1958年に開場しており、この間約54年に渡り、増改築でしのいできておりました。
総事業費は約20億円を予定しており、自己資金と法人正会員の会員募集にて、資金調達する予定との事です。新クラブハウスの完成は、2013年5月を予定しております。
千葉県の総成カントリー倶楽部では、2010年5月1日より開始されていた第10次会員補充募集を、2011年6月末日にて終了致しました。7月1日より会員権市場を通じての名義書換に対応するとの事です。
募集結果については、明らかにされていないものの、この度の募集は大変に苦戦した様です。流通市場が良くない中、募集のみが好結果を残せる訳は無く、必然的と言えるのでは無いでしょうか。終了した募集内容は下記の通りです。
- 募集会員 正会員(個人、法人)
- 募集金額 550万円(入会金210万円+入会保証金350万円)
- 募集人員 100口
- 預託金間 入会保証金の預託期間は10年間
- 資格譲渡 会則所定の条件により譲渡可
- 募集期間 2010年5月1日より定員に達するまで
名義書換再開後の相場動向に注目したいと思います。
神奈川県の葉山国際カンツリー倶楽部は、2011年7月1日より会員権の名義書換料を、下記の通り減額して対応するとの事です。但し期間は1年間の期間限定です。
- 700,000円(税別)⇒350,000円(税別) 正会員
- 350,000円(税別)⇒175,000円(税別) 正会員・相続継承
- 500,000円(税別)⇒250,000円(税別) 平日会員
- 250,000円(税別)⇒125,000円(税別) 平日会員・相続継承
又、特別贈与についても、適応年齢を55歳から50歳へ下げると共に、名義書換料も二段構えにて対応するとの事です。
- 2011年7月1日より2012年1月31日までの期間は下記内容。
350,000円(税別)⇒10.5万円(税別) 正会員
250,000円(税別)⇒7.50万円(税別) 平日会員
- 2012年2月1日より6月30日までの期間は下記内容。
350,000円(税別)⇒175,000円(税別) 正会員
250,000円(税別)⇒125,000円(税別) 平日会員
山梨県の都留カントリー倶楽部では、2011年6月1日以降証券紛失に対して、原則として再発行しない事になりました。
以前は、(本証は、紛失・盗難もしくは著しく汚損しても原則として再発行しません。ただし、当会員2名を保証人として申請し、当社が相当と認めた場合は再発行することがあります。)と言う内容で、条件が整った場合は、それなりに対応してきております。しかしながらこの度の改定では、より厳格になったと言えます。
証拠証券と言えども、証券が無い条件で、市場を通じて流通させる事は、困難を極めます。今一度証券の確認を、お勧めしたいと思います。
長野県の蓼科高原カントリークラブは、2011年6月の理事会にてゴールド会員制を導入致しました。ゴールド会員の概要、下記の通りです。
- 対象者
1.個人正会員、もしくは平日会員である方 (法人会員は除く)。
2.生前相続の当該年度内に満70歳以上となる方。
3.入会日より10年以上経過している方。
4.生前相続により会員権を譲渡する意志のある方。
5.年会費完納の方。
- 優遇措置
1.名義書換料50万円(税別)⇒25万円(税別)へ減額。
2.名義変更後もゴールド会員として会員登録可。
- ゴールド会員
生前相続後も年会費(15,000円 税別)を支払う意思のある方を、ゴールド会員として登録。引き続き相続前と同様の会員として、プレー来場する事が可能。 但し、下記条項の場合は、ゴールド会員としての資格を喪失し、再登録は認められない。
- ゴールド会員本人死亡時。
- 相続した名義人が、譲渡、相続または償還(退会)により名義を失った時。
- クラブの会則、その他諸規則に違反した時。
- ゴルフ場の秩序を乱し、又は本クラブの名誉を甚だしく毀損した場合。
- 相続した名義人及びゴールド会員のいずれかが年会費、又は諸料金の支払いを3ヶ月以上滞納し、クラブから督促を受けても応じない時。
- ゴールド会員本人、もしくはご家族が優遇資格の継続を辞退した時。
上記内容は、呼称は異なれど所謂終身会員的内容で有り、ここ数年多くのクラブで導入している制度と言えます。
福島県の五浦庭園カントリークラブでは、2011年6月1日より会員権の名義書換料を減額して、対応中との事です。期間は12月末日までの7ヶ月間限定です。内容は下記の通りです。
- 10.0万円(税別⇒50,000円(税別) 正会員
- 5.00万円(税別⇒25,000円(税別) 正会員・相続継承
- 5.00万円(税別⇒25,000円(税別) 平日会員
- 2.50万円(税別⇒12,500円(税別) 平日会員・相続継承
埼玉県の飯能ゴルフクラブは、2011年6月20日の理事会において、幾つかのクラブ規則を変更しました。主な内容は、下記の通りです。
- 入会希望者に対する推薦者の要項を緩和。推薦者は、かつて在籍5年以上としていた条件を、3年とした事。
- 入会申請に当たり、理事および監事の推薦条件を廃止した事。
- 女性の入会について、2008年8月の理事会では、相続と継承のみを対象としていた点を、女性名義の株券を取得する事により、入会申請出来る事とした。
- 入会時の入会預託金を250万円から150万円へ減額した事。
この内容は6月20日即日実施されました。しかしながら、マーケットでの反応は弱く、クラブにおける広報活動の弱さが目に付きました。売却案件が多く、買い希望が入らない状態です。この問題は、単に市場の客観情勢のみに責を負わす訳にはいかず、その根本的な問題は何なのかは、突き詰めて行かざるを得ない点だと言えます。
埼玉県の武蔵松山カントリークラブは、会員権の名義書換料減額期間を、2011年12月25日まで延長します。
同クラブは、2010年1月より1年間、会員権の名義書換料を減額して、対応してきておりました。その対応が大変好評な為に、半年間延長する事を、2010年12月に決定しておりました。通常で有れば本年6月末をもって終了する予定でしたが、更に半年間延長して対応する事を決めたのです。
名義書換料減額に対するゴルファーの高感度は、会員権価格に表れております。減額以前の会員権価格は、殆ど無いも等しく、10万円を挟んでのやり取りではなかったかと、思われます。しかしながら減額期間を通じての相場は、100万円を中心値とした展開となっております。
減額以前、ゴルファーが負担して入会する予算は、230万円から250万円前後でした。減額後の現在は、やはりざっくりとしたところで同様の予算となります。つまりユーザーは、250万円前後の予算で入会出来ればと考えており、それがゴルフ場の評価となっているのです。この評価は、誰が決めたものでも無く、自由主義経済における自然発生的な評価なのです。
上記現象は、会員権の名義書換料が下がれば、会員権価格が上がる事を示唆しております。この度の事例は、多くのゴルフ場にとり、名義書換料を検討していく上で、大いに参考になるのではないでしょうか。
山梨県の甲斐ヒルズカントリー倶楽部は、2011年6月1日より会員権の名義書換を開始致しました。2009年9月8日より停止しておりましたので、約1年9ヶ月ぶりに再開する事になったのです。名義書換料は、税別100万円です。
書換再開に当たり大きな特徴は、法人と個人の名義の切り替えを認めた事です。以前は法人会員制クラブという事もあり、入会はすべて法人でした。
会員権の市場動向と致しては、買い希望一色であり、売り物が見当たりません。会員は現時点ですべて法人会員であり、利用価値の高いゴルフ場との認識からか、安易に売却案件が出て来る様には思えませんし、更に400名弱と会員数が少ない事も、起因している様に思えます。