馬場咲希さんが2022年全米女子アマ優勝

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 17歳の高校2年生・馬場咲希(ババ サキ)さんが2022年8月14日(日本時間15日)、ワシントン州のチェンバースベイゴルフコース(6,541ヤード_パー73)を舞台に開催された、全米ゴルフ協会(USGA)主催の第122回全米女子アマチュアゴルフ選手権で優勝しました。

 今をさかのぼる事37年前の1985年に、当時アマチュアの服部道子(JLPGA会員)プロが日本人第一号の優勝者となっていますので、馬場さんは2人目と言う事になります。マッチプレーに入ってからの馬場さんの戦いは、下記の通りです。

■ 8月11日 3回戦 3&1にて勝利     VS アネカ シウマヌタファ(米国)
■ 8月12日 4回戦 4&3にて勝利     VS ローレン リーハイ(米国)
■ 8月13日 5回戦 7&6にて勝利     VS ベイリー シューメイカー(米国)
■ 8月14日 6回戦 11&9にて勝利・優勝 VS モネ チュン(カナダ)

 馬場さんの簡単な経歴と、此れ迄の日本に於ける戦績は、下記の通りです。
・生年   2005年
・身長   175.3cm
・出身地  東京都
・学校   日本ウェルネス高等学校
・開始年齢 5歳
・優勝   2022関東女子ゴルフ選手権
・優勝   2021東京都女子アマチュアゴルフ選手権
・優勝   2020PGSチャリティー東日本スクラッチゴルフ選手権

 この優勝により馬場さんは、2023年の全米女子オープンとAIG全英女子オープンゴルフ選手権への、出場権を確保しました。身長175cmから繰り出すドライバーの平均飛距離270ヤードショットは、海外勢の中に入っても決して見劣りすせず、今後の活躍が益々楽しみです。

 アコーディアネクストグループでは2022年9月1日から、一部のコースで正会員権の名義書換料を改定します。

コース名改定前(税込)改定後(税込)
大平台カントリークラブ275,000円330,000円
皆川城カントリークラブ330,000円440,000円
広陵カントリークラブ550,000円275,000円
ツインレイクスCC660,000円440,000円
緑野カントリークラブ330,000円440,000円
甘楽カントリークラブ660,000円440,000円
藤岡ゴルフクラブ220,000円165,000円
関越ハイランドGC220,000円165,000円
妙義カントリークラブ220,000円165,000円
玉川カントリークラブ275,000円440,000円
寄居カントリークラブ440,000円660,000円
秩父国際CC330,000円110,000円
彩の森カントリークラブ220,000円440,000円
こだま神川CC275,000円440,000円
土浦カントリー倶楽部220,000円440,000円
グレンオークスCC660,000円880,000円
オーク・ヒルズCC660,000円880,000円
千葉桜の里ゴルフクラブ275,000円385,000円
東京湾カントリークラブ330,000円550,000円
花生カントリークラブ220,000円385,000円
大月ガーデンGC110,000円220,000円
三島カントリークラブ330,000円550,000円
おおむらさきGC1,100,000円1,650,000円
ニュー南総ゴルフ倶楽部550,000円880,000円
房州カントリークラブ220,000円385,000円
アゼリアヒルズCC220,000円330,000円

 上記の改定コース一覧は、関東圏の正会員権に限定していますが、アコーディアネクストグループはこの度の改定を全国的規模で行う予定です。

詫間カントリークラブは9月30日にて営業終了

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 詫間カントリークラブ(香川県)では、2022年9月30日を持って営業を終了する事になりました。会員約1,000名へは2022年7月に入り、クラブより既に告知済みですが、惜しむ声が多く寄せられている様です。

 当該ゴルフ場は1973年10月1日の開場ですので、49年の歴史を有しますが、何故にこの様な道を選択したのでしょうか。関係者によれば、❶_経年劣化したクラブハウスなどの補修にかかる費用に対し、それを回収出来る道筋が見えない、❷_以前よりゴルフ場用地買収の話が有った、❸_後継者不足、❹_売上減少、これ等が背景にあったとしています。

 会員の預託金に付いては、ゴルフ場売却により得られた資金を返還原資に充てる為、満額返還出来るとしています。振り返れば当該用地は元々塩田で、塩づくりをしていた土地の所有者達が、始めたゴルフ場なため借地は無いとしております。

 今回のゴルフ場閉鎖により、買い手は単なる土地の取得になりますが、この活用方法に付いては現時点で明らかにされていません。

 インターファイヴグループの3コースが、2022年8月9日東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。申請代理人は西村國彦弁護士(東京都新宿区四谷、さくら共同法律事務所)。

 3コースは下記の通り。
★秋葉ゴルフ倶楽部  (旧・鳳来イーストヒルGC)
★茶臼山ゴルフ倶楽部 (旧・うるぎハイランドCC)
★ブナの嶺ゴルフ倶楽部(旧・アテビCC)

 これら3コースに関連する法的整理対象企業は、下記の6法人です。
■(株)秋葉ゴルフ倶楽部 _____法人番号1803-01-024146/代表取締役:井上幸久
■(株)茶臼山ゴルフ倶楽部 ____法人番号1000-01-023157/代表取締役:井上幸久
■(株)ブナの嶺ゴルフ倶楽部 ___法人番号1000-01-023166/代表取締役:井上幸久
■(株)イーストヒル _______法人番号1800-01-034075/代表取締役:井上幸久
■(株)ワールドウッドゴルフクラブ_法人番号1000-01-023177/代表取締役:井上幸久
■うるぎハイランド開発(株)____法人番号1800-01-034447/代表取締役:井上幸久

 負債額は8月10日時点で調査中との事から、今後債権届が進む中で明らかに成るものと思われます。なお監督委員には、福田大助弁護士(東京都港区、山王シティ法律事務所)が選任されました。

 当該グループの各クラブは、株主預託金併用制を採用すると言う新たな試みの中から誕生しているものの、この度の法的整理へ至った要因には、預託金の償還問題が大きかったと言われており、今後如何に会員の理解を得られて行けるかが、再出発への大きなテーマになって行くものと思われます。

葉山国際カンツリー倶楽部では10月より名義書換料改定

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 葉山国際カンツリー倶楽部(神奈川県)では、2022年10月1日より会員権の名義書換料を改定します。その概要は下記の通りです。

会員種別改定前改定後
正会員770,000円(税込)950,000円(税込)
平日会員550,000円(税込)750,000円(税込)

 この内容は、2022年6月に開催された理事にて承認され実行されるものですが、実務的には10月1日以降に入会申請された件に付き、適用されるとの事です。なお当該倶楽部への入会手続き時、この名義書換料と共に追加預託金を入会者は、別途支払う必要が有ります。

 この金額、例えば正会員300万円、平日200万円に付いては、分割での納入も認められています。そしてこの分割制度を利用する場合、入会申請者には手数料が必要になります。正会員11万円、平日会員77,000円です。この手数料を名義書換料へプラスし、支払う事になります。

 8月初旬現在市場での買い需要は旺盛ですが、10月以降どの様な反動が有るのか無いのか、今後の動向が注目されます。

葛城ゴルフ倶楽部の2022年度会員募集と24年度年会費改定

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 葛城ゴルフ倶楽部(静岡県)では2022年8月1日より、正会員の補充募集を開始しています。その概要は下記の通りです。

募集会員正会員(個人、法人記名式)
募集金額632万円(預託金5,000,000円+入会金・税込1,320,000円)
募集口数30口
募集期間2022年8月1日~2022年12月30日まで

 今年で11回目の11年連続での会員募集になりますが、預託金額は2回目の2013年以降、500万円で変わりません。そしてこの募集に関係し、正会員及び平日会員の名義書換手続きは、停止になっています。

 なお2022年7月末にクラブから届いた書面には、2024年4月1日より年会費額が改定になるとの事、その概要は下記の通りです。
★ 正会員  44,000円(税込)➔110,000円(税込)
★ 平日会員 22,000円(税込)➔55,000円 (税込)

 此れ迄当該クラブでは静岡県内及び県外では、年会費額が異なっていました。県外会員が安く優遇されていましたが、2024年度からはこれが無くなり、一律の金額になるとしています。シンプルで分かり易くなったとは言え、高齢会員などへの配慮が見られない事から、この内容に反発する会員も出て来る可能性が有ります。

 当該倶楽部が今年から来年にかけ、改定までに時間をかけているのは、2倍以上の増額について告知期間を充分に設けたい事と、既存会員からどの様な反応が出て来るのか、見定めたいという思惑もあるのでは無いでしょうか。

ゴルフボール拾いはロボットにお任せ

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ECO-1200 < 画像提供:YAMABIKO >

 ゴルフ場や街の練習場では、営業時間中或いは営業終了後に、打ち放されたゴルフボールの集球を行っており、集球器を使うにしてもマンパワー無くしては、成し得ない大変な作業になっています。この作業の軽減は、重要なテーマにもなっています。

 この様な状況下、家庭などで普及している「お掃除ロボット」のゴルフ版と言える< ゴルフボール集球ロボット >は、活用方法如何によっては、頼もしい存在になるのだろうと思われます。このロボットを製造しているのは、東証プライム上場の株式会社やまびこ(東京都青梅市、代表者:久保 浩)です。

 このロボットの特徴をまとめると、下記の様な内容になります。
1、設定した範囲内を自動走行
2、充電時間を含むものの24時間作業が可能
3、1日当たり最大15,000球の集球が可能
4、自動でステーションへ移動し自己充電
5、アプリでロボットの状態を確認可

 既に2020年3月よりこの集球ロボットを練習場で使用している箱根カントリー倶楽部によれば、24時間フル稼働させ場内に拡散された約80%の練習ボールを集球出来ています。そしてこの集球されたボールは、自動的に洗浄機へと搬出される為、プレーヤーの利用から再利用まで大半のサイクルが、マンパワーに依存しなくても良くなったのです。

 同倶楽部によれば初期の導入費用はそれなりにかかるものの、5~6年で回収出来ると想定しており、導入によって大きなアドバンテッジを得られた様です。今後益々「集球ロボット」の活用は、すそ野が広がりそうです。

再建へ歩み出した白浜ゴルフ倶楽部

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 和歌山県の白浜ゴルフ倶楽部は2022年7月25日、和歌山地裁へ民事再生法の適用を申請し、即日同地裁より保全命令及び監督命令を受けました。

 負債額は債権者約490名に対し約9億5,700万円との事ですが、実際この中に預託会員が何名含まれているかは現時点で不明です。会員数は約530名と言われており、この中には預託金の無いプレー会員も含まれている為、実数は今後の債権届の中で見えてくるものと思われます。

 当該ゴルフ場の特徴は、ゴルフ場用地の80%を所在地である白浜町が、保有している事です。ゴルフ場経営会社の白浜開発株式会社(代表者:田中進)は、町から土地を借りて運営しており、ある意味「町のゴルフ場」とも言えます。

 営業成績と言えば1992年9月期の約8億5,000万円をピークに、2011年9月期には約2億700万円にまで減少しており、その年の来場者数は約21,000名でした。急速に落ち込んでいく業績に対し、究極的には成す術が無かったのです。一方会則の規定から、この度の法的整理以前に会員が、預託金の償還請求を行うケースは皆無であり、この点が法的整理へ至らしめた要因にはなっていません。

 今回申請代理人となった片岡牧弁護士(大阪市_堂島法律事務所・06-6201-4457)によれば、和歌山県田辺市の株式会社わたらせ温泉をスポンサーにしたプレパッケージ型再建を目指しており、2023年1月には地裁へ再建計画を提出する予定です。なお白浜町によれば、此れ迄賃料の受け取りが滞る事は無いものの、ゴルフ場は重要な町の産業である為、活気あるものへ再生して欲しいとしています。

 真に町民から愛されるゴルフ場へ再生出来るのか、これからが正念場です。

御殿場東名GCでは27名乗りクラブバスの送迎運行を再開

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 御殿場東名ゴルフクラブ(静岡県)では、27名乗りの送迎用クラブバスの運行を、2022年8月2日より再開しています。

出発地1本目出発時刻2本目出発時刻
御殿場駅 箱根乙女口08時18分08時55分
クラブハウス15時50分16時45分

 コロナ禍に在っては(密になってはいけない)と言う国の指針から、10人乗りの車種にて、スカスカ状態でクラブスタッフが送迎を担って来ました。しかしながら2022年5月下旬以降、フェーズが変わって来た事が大きな引き金となり、また自動車運転免許を返納した高齢会員からの要望も数多く有り、今回の決断に至った様です。

 運行は火曜日から日曜日まで毎日行われますが、実際には地元のバス会社に協力を仰ぎ運行されています。当面会員の方が迷うこと無い様、バス横にはクラブ名を記したマグネットタイプの看板を貼り付け、クラブスタッフが誘導に当たっています。取り組み始め3日が経過しましたが、告知不足も有り定員に達してはいない様です。

 この度の大型バスによる送迎再開は、車の運転を断念したとは言え元気な会員のニーズを、如何に吸収して行けるのか、この点を開拓していく当該クラブに於ける新たな試みと言えます。交通手段さえ確保出来たならば、またプレーしたいと考えている高齢ゴルファーは、多いのだと思われます。

PGA TOUR は8月1日に2022~2023シーズンの日程を公表

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 US PGA TOURは2022年8月1日(現地時間)に、来季2022~2023シーズンのツアー日程を公表しました。

 FedExCupレギュラーシーズン44試合と、Playoffs3試合を含めた全47試合の初戦は、2022年9月12日からのフォーティネット選手権で始まり、2023年8月27日に最終日を迎えるツアー選手権で、ツアーチャンピオンが決定されると共に、シーズンに幕が下ろされます。以降同ツアーのシーズンは年をまたいで開催される事無く、次年度新シーズンは2024年1月からになります。

 2022~2023シーズンが終了した2023年9月から4ヶ月間は、空白期間になる様に思われるものの、此処をグローバルシリーズとして、アジアや中東更にはヨーロッパを対象にした数試合が、開催される様です。現時点ではこの具体的な内容は、明らかにされていません。

 今回ツアー日程公表と共に明らかに成ったのは、賞金総額が大幅にアップされた事です。8試合の招待試合総額が1,000万ドル増額され、選手へのボーナスも総額14,500万ドルとなりました。これ等をまとめると賞金総額は、ツアー史上最高額の約548億円になったのです。

 これら一連の変革は、サウジアラビアの資金力をバックに動き出している、リブゴルフツアーの影響を見て取れます。PGA TOURの顔とも言えるダスティン ジョンソンやフィル ミケルソン更にはブライソン デシャンボーなどは、主戦場をリブゴルフツアーへ移しており、PGA TOURとしてもこれら一連の動きを、看過出来ないのだと思われます。

 危機感をつのらせているPGA TOURの変化は、今後も継続して行くのだと思われます。