ゴルフボール拾いはロボットにお任せ

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ECO-1200 < 画像提供:YAMABIKO >

 ゴルフ場や街の練習場では、営業時間中或いは営業終了後に、打ち放されたゴルフボールの集球を行っており、集球器を使うにしてもマンパワー無くしては、成し得ない大変な作業になっています。この作業の軽減は、重要なテーマにもなっています。

 この様な状況下、家庭などで普及している「お掃除ロボット」のゴルフ版と言える< ゴルフボール集球ロボット >は、活用方法如何によっては、頼もしい存在になるのだろうと思われます。このロボットを製造しているのは、東証プライム上場の株式会社やまびこ(東京都青梅市、代表者:久保 浩)です。

 このロボットの特徴をまとめると、下記の様な内容になります。
1、設定した範囲内を自動走行
2、充電時間を含むものの24時間作業が可能
3、1日当たり最大15,000球の集球が可能
4、自動でステーションへ移動し自己充電
5、アプリでロボットの状態を確認可

 既に2020年3月よりこの集球ロボットを練習場で使用している箱根カントリー倶楽部によれば、24時間フル稼働させ場内に拡散された約80%の練習ボールを集球出来ています。そしてこの集球されたボールは、自動的に洗浄機へと搬出される為、プレーヤーの利用から再利用まで大半のサイクルが、マンパワーに依存しなくても良くなったのです。

 同倶楽部によれば初期の導入費用はそれなりにかかるものの、5~6年で回収出来ると想定しており、導入によって大きなアドバンテッジを得られた様です。今後益々「集球ロボット」の活用は、すそ野が広がりそうです。