桜の宮ゴルフ倶楽部は2023年1月より18ホールへ

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 桜の宮ゴルフ倶楽部(茨城県)では2023年1月より、27ホールから18ホールへ変更しています。変更した一部内容は下記の通りです。

新西コース(9ホール)旧コース
1番ホール(旧・西コース1番ホール)
2番ホール(旧・西コース2番ホール)
3番ホール(旧・西コース3番ホール)
4番ホール(旧・西コース4番ホール)
5番ホール(旧・西コース5番ホール)
6番ホール(旧・南コース4番ホール)
7番ホール(旧・南コース5番ホール)
8番ホール(旧・南コース6番ホール)
9番ホール(旧・南コース9番ホール)

 新たに組み合わされ誕生した新西コースの9ホールと、以前からの東コース9ホールにて合計18ホールコースとして、当該クラブは現在運営されています。此れは開場60周年を記念した事業の一環であり、今年2023年の1年間に限定したものの様です。

 この新コース誕生へ至った要因は、此れまで当該ゴルフ場へ寄せられた会員及び一般来場者からの感想として、1.距離が短い 2.狭い 3.危険球が飛来する、この様に言われる事が多く、この点を解消したいと言う事です。

 この狙いが何処までプレーヤーへ訴求出来るかは、現時点で未知数ですが、当該倶楽部によれば成り行きを見守り、来年の方針決定へ活かして行きたいとしています。

宍戸ヒルズでは2月末にソーラーカーポートを完成

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 宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)では2023年2月末に、当該クラブ駐車場にてソーラーカーポートを設置し終えました。2022年12月中旬に着工した工事でしたが、約2ヶ月半にて完成した事になります。

 此れは俗に太陽光発電と言われる設備で、車96台分の駐車場屋根へ太陽光パネルを設置し、この設備により当該ゴルフ場に於ける必要電力の約40%(此れはあくまでも理論値上のカバー率)、を賄うものに成ります。此処数年の高騰する電力問題に頭を悩ませる多くのゴルフ場にとっては、見習いたい事業設備の様に思われます。

 当該ゴルフ場によれば、太陽光パネル設備の所有者はあくまでも第三者で有り、この第三者より安価に電力を仕入れるシステムをこの度採用している為に、約40%がイコール節約費とは言えない様です。そして将来、リスクも取る契約との事ですので、手放しで全てを喜べるものでは無いと、不安な一面ものぞかせています。

 しかしながら脱炭素社会の実現と言う大きなテーマを考えた場合、この様な企業努力が社会貢献につながるのであれば、試行錯誤を伴うリスクは致し方ない、と当該クラブでは考えています。太陽光発電を次世代の主電源へ位置付けるには、時期尚早の様に思われますが、当該ゴルフ場に於けるこの様な企業努力こそが、企業価値を高める一歩と言えるのでは無いでしょうか。

鳩山カントリークラブでは推薦人の要件を厳しく

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 鳩山カントリークラブ(埼玉県)では2023年3月中旬、当該クラブへの入会申請に当たり、推薦人の要件を今後厳しくする可能性がある事を明らかにしました。

 此れ迄当該クラブでは、入会申請に当たり推薦人については心当たりが無くとも、申請そのものは拒むことなく受け入れて来ており、実際に入会出来ています。しかしながら昨年頃より弊害も目立つ様になり、推薦人要件に関する見直しが求められていました。

 今後この件に関する内容を本年4月以降詰めて行く様ですが、方向性としては厳しくなるとしており、場合によっては推薦人無しの申請は、受け入れられない可能性もあるとの事です。入会の間口を広くする事で、懐の広さが好感されて来た当該クラブが、変わろうとしています。

 ところで会員権購入前の事前審査については、選択肢としては有り得るものの、そこ点迄飛躍した議論にはなっていない様です。

2022度に経営交代したゴルフ場は193コース

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 一季出版株式会社発行の「ゴルフマネジメント4月号」では、2022年度に経営交代したゴルフ場は、全国で193コースだったと伝えています。大変数多くのゴルフ場が、交代した事になります。

 この背景にはアコーディア・ネクストゴルフグループのゴルフ場169コースが、2022年1月31日にソフトバンクグループ傘下のフォートレス・インベストメント・グループに買収された事が、大きく数字を伸ばした要因になっています。

 ではそれ以前の実績は、どの様なものだったのでしょうか。同記事によれば、2021年度が23コース、2020年度が27コースが交代したとしています。2022年度について更に詳しくみて見るならば、アコーディア・ネクストゴルフグループを除けば24コースの交代となりますので、例年通りの動きと言えなくも有りません。

 此の経営交代へ至る具体的な手法は、M&Aが大半との事ですから、経営会社の株主構成が一変する訳ですが、新たな株主による経営が必ずしも成功するとは限らず、再度転売の憂き目にあうケースも多い様です。経営手腕に優れた新経営者によるゴルフ場取得が、何よりも望まれるものと思われます。

船橋カントリークラブのハウスが老朽化

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 船橋カントリークラブ(千葉県)では、クラブハウスが耐震面などで老朽化している事を、2023年3月中旬明らかにしました。此れは当該クラブが専門業者へ、耐震診断及び耐力度測定などを依頼した結果、判明したとしています。

 当該クラブハウスは1962年4月にコースと共に完成しており、今年で61年目を迎え様としています。振り返れば1990年当時、当該クラブが7000万円で25~30口の会員募集を行う計画がある、などの噂が出ていました。何故に会員募集をするのかと言えば、この募集で集められた金額を原資とし、クラブハウスを新築する予定だったと記憶しています。

 約30年前にクラブハウスの建て替えが計画されたと言う事は、耐震の問題以前に、当時既に新ハウスの必要性を経営陣は、感じていたのだと思われます。今回耐震の問題点が浮上した事から、何らかしらの対策が今後必要になる訳ですが、3月中旬時点で建て替えか或いは補強工事かは未定の様です。

 尚今回の問題にあわせ、会員権の名義書換を2023年3月12日より、停止にしたとの事です。

成田ヒルズCCは第36期の好決算を公表

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 成田ヒルズカントリークラブ(千葉県)を経営する成田ヒルズカントリークラブ株式会社は、2023年3月中旬、第36期(2022年1月1日~12月31日)決算を明らかにしました。

■ 売上高   574,541千円(前期日115.7%_77,891千円増)、来場者数33,867名
■ 営業損益  148,217千円の営業利益
■ 営業外収益 8,943千円
■ 経常利益  157,162千円

 此れ迄の様々な投資、例えばコース改造であるとか設備改修を当該法人は、親会社からの借り入れにより賄って来ており、その額は約12億円に上ります。第36期が好決算だった事も有り、今期よりその返済を開始し、財務内容を改善して行くとしています。

 なお株主総会は、2023年3月27日を予定しています。

太白カントリークラブが破産手続きへ

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 宮城県の太白カントリークラブ(旧・秋保カントリークラブ)が2023年3月7日、仙台地裁より破産手続きの開始決定を受けました。既に当該ゴルフ場は、2022年12月末時点で営業を停止しておりました。

 実質的に閉鎖されていたゴルフ場、そのゴルフ場の運営会社である株式会社太白カントリークラブが破産手続きをとる事で、当該地よりゴルフ場は消えてなくなるのだと思われます。破産管財人は阿部弘樹弁護士(仙台市:ひろむ法律事務所)が担当します。

 当該運営会社はコース整備に力を入れ、2021年3月期には約2億1千万円の売り上げを上げるものの、負債総額約10億円を抱えており、結果は債務超過状態を脱せず今回の措置に至った様です。この事態を放送した東日本放送によれば、跡地はメガソーラーへの転用が計画されており、この転用に関する地元住民の反発も起きているとの事。

 メガソーラー反対勢力によれば、当該ゴルフ場用地所有会社である株式会社ブルーキャピタルマネジメントは、中国の国営企業・国家電力投資集団のグループ会社である上海電力、その日本法人・上海電力日本と共にメガソーラーを全国で手掛けており、日本国のインフラである電力が外資にのっとられる危険性を訴えています。

 今後ますますこの様なゴルフ場は増えて行く可能性があり、当該ゴルフ場についても推移を見守る必要が有ります。

PGMゴルフリゾート沖縄では併設ホテルを2026年開業へ

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     PGMゴルフリゾート沖縄ホテル(イメージ):提供PGM

 パシフィックゴルフマネージメント株式会社では、<PGMゴルフリゾート沖縄>に併設されるホテルを、2026年の開業を目標に建設する事を、2023年2月下旬に明らかにしました。既に2月23日には地鎮祭を行うと共に、建設用重機が搬入されています。

 ホテルは当該ゴルフ場・デイゴコース9番ホールに、隣接される形で建設される予定ですが、その概要は下記の通りです。
■ 所在地:沖縄県国頭郡恩納村冨着幸地原1390外
■ 客室数:200室
■ 規 模:地上10階、地下1階
■ 施 設:オールディダイニング、バー、チャペル、エステルーム、プール、ゴルフアカデミー、
     フィットネスジム他

 PGM曰く「ラグジュアリー総合リゾート施設」として、「非日常的なリゾート気分を満喫できるホテルを目指す」との事です。ゴルフ場とホテルがそれぞれ主と従と言う関係へ分離するのではなく、それぞれ単独でも又合わせても魅力がる施設、此れが「総合リゾート」の狙いです。

 沖縄に新たな観光名所が、出来るのでしょうか。

青梅ゴルフ倶楽部の第4次会員募集状況

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 青梅ゴルフ倶楽部(東京都)を経営する株式会社青梅ゴルフ倶楽部では、第4次会員募集を2023年3月1日より行っています。

処分株式の種類普通株式
処分株式の数8,700株(上限14,700株)
処分株式の払込金額1株に付き2,000円
申込株数単位300株(1口)
処分先原則会員縁故の入会希望者(全着順)
申込期間2023年3月1日~同年8月31日まで(予定)

 上記概要にて明らかな様に、募集金額は前回同様に60万円、募集口数は29口に成ります。此れは今期14,700株(49口)を販売するに当たり、取締役会承認を得られているものの、前回既に20口を完売している関係から、今回はその残りの29口に成ります。

 ところで気になるのは、スタートから約2週間が過ぎた現在の状況ですが、募集は大変順調で残り口数は一桁台との事です。恐らくこの調子で有れば、3月内には完売出来るのでは無いでしょうか。当初の計画では8月31日まで予定していたのですが、此れを大幅に更新出来るものと思われます。

 東京都下のゴルフ場の中では、ゴルファーへの訴求力が今一歩の感がありました当該クラブですが、徐々に認知度が高まって来ている様に思われます。

「コース改造セミナー」が開催され大盛況

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 2023年3月9日(木)東京六本木の国際文化会館にて、日本ゴルフコース設計者協会と日本ゴルフ場経営者協会による「コース改造セミナー」が、開催されました。

 会場は満席にて参加者95名、その多さに急遽会場内のレイアウトを変更したほどですが、参加者で特に目立ったのはゴルフ場現経営者の後継者の姿でした。親世代では成し得なかった様々な課題につて、後継者が真剣に取り組む姿勢が顕著に表れており、時間を過ぎてもパネラーへ矢継ぎ早に質問をしていました。

 パネラーの話を総合しますと、「設計家は造り上げた当初の完成度を70%ほどと感じており、時代の変化と共にコース改造は必要である。改造に当たっては、オーナーと設計家そしてクラブ代表者などで構成する特別委員会を設け、改造がスムースに進行させていく必要がある。」などの話が聞けたと思います。

 更に会場を沸かせたのは、川田太三、佐藤謙太郎、杉本昌治各氏による既存コースの評価でした。何故日本に於ける外国人設計家のコースは、難しくなるのかと言う問題について、「ゴルフ場オーナーがより難易度の高いコースを求めたがる」傾向からだとの裏話には、場内から多くの笑い声が聞こえました。

 コロナ禍と言う事も有り、此れ迄この様な盛り上がった催しをなし得なかった事から、此れ迄の失われた時間を取り戻すような、活発なセミナーだったと言えます。