榛名の森カントリークラブは2月23日閉鎖へ

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 榛名の森カントリークラブ(群馬県)では、2023年2月23日をもってゴルフ場事業から撤退するとして、同クラブWEBサイトで公示し明らかにしております。

 さかのぼれば1996年7月1日、サントリー株式会社のゴルフ場としてオープンするものの、その後経営会社が二転三転し現在に至っています。閉鎖後は太陽光発電会社へゴルフ場用地の転売が、決定している様です。

 当該ゴルフ場は、2006年9月1日サントリー撤退以降、会員不在の状況ですから、預託金問題は無いものの、2月2日クラブ側の突如としての決定に対し、従業員の不安はつきない様です。また一つゴルフ場が消えて行きます。

 JGMベルエアゴルフクラブ(群馬県)では、会員権の名義書換時に名義人の印鑑登録証明或いは印鑑証明書、此れが不要であると2023年2月7日明らかにしました。

 同クラブでは既に昨年2022年後半より、会員権業者の手を通さずに名義書換を行う場合、印鑑登録証明書・印鑑証明書無しで手続きをして来ており、此れを一般化する為、今回広く公開情報とする事で、この手法を徹底して行きたいとしています。

 極論すれば当該クラブに於ける会員資格保証金証書(当該クラブに於ける会員権の正式呼称)、此れと認め印が有れば、譲渡及び名義書換手続きが可能としたのです。この件に関し当該クラブより、狙いとする処を聞けませんでしたが、結果として会員権の流通性が高まるのは目に見えて明らかです。

 何れにしても大変画期的な内容だと言えると共に、この様な倶楽部は広域の関東エリアで7クラブ目と成りました。

2023年オーガスタナショナル女子アマへ日本選手10名出場

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馬場 咲希(オーガスタナショナルGC)
 梶谷 翼(オーガスタナショナルGC)

 オーガスタナショナルGCは2023年3月29日に開幕する、「2023オーガスタナショナル女子アマチュア選手権」への出場選手70名を、2月1日に発表しました。日本人選手は10名が出場しますが、その一覧は下記の通りです。

1、馬場 咲希
2、梶谷 翼
3、吉田 鈴
4、寺岡 沙弥香
5、荒木 優奈
6、六車 日那乃
7、橋本 美月
8、新地 真美夏
9、伊藤 二花
10、上田 澪空

 3月29日と30日の2日間、36ホールでの予選を行い、上位30位タイの選手が、一日勝負の決勝へ進出する事が出来ます。予選会場はチャンピオンズ・トリート・ゴルフクラブで行われ、決勝のみが4月1日(土曜日)にオーガスタナショナルGCで行われます。

 かつて2021年大会では梶谷翼選手が優勝しており、また2022年大会では吉田鈴選手が20位へ食い込んでいます。この大会はPGAツアーのメジャートーナメントである「マスターズ」の1週間前に開催される事も有り、多くのゴルフファンや関係者から注目されています。

 日本人選手の活躍が、期待されます。

株式会社富士小山ゴルフクラブが吸収合併される

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 富士小山ゴルフクラブ(静岡県)を経営する株式会社富士小山ゴルフクラブと、小田急藤沢ゴルフクラブ(神奈川県)を経営する株式会社小田急スポーツサービスは、2023年4月1日をもって合併する事になりました。

 此れは2022年12月26日、合併各社取締役会に於いて決議されたものですが、存続会社は(株)小田急スポーツサービスになります。ちなみに両社ともその親会社は、小田急電鉄株式会社で有り100%の株式を保有しています。存続会社の概要は、下記の通りです。

■ 名 称 :株式会社小田急スポーツサービス
■ 所在地 :神奈川県綾瀬市深谷南7-2-1
■ 代表者 :取締役社長・菅原 康洋
■ 事業内容:ゴルフ場行、テニス事業
■ 資本金 :10百万円
■ 設立年月:1983年9月
■ 株主構成:小田急電鉄株式会社(100%)

 この合併について(株)富士小山ゴルフクラブでは、「経営統合により、営業力を強化するとともに、効率的な運営体制を構築することで、小田急グループのゴルフ事業のさらなる発展を目指してまいります」としています。

茨城ロイヤルカントリー倶楽部は経営主体が変更へ

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 茨城ロイヤルカントリー倶楽部(茨城県)では2022年12月23日より、九州の丸善グループへ経営主体が変更に成りました。永らく経営に携わって来た小川晶子氏ですが、謄本上は2022年12月21日に辞任し、同日古賀大氏が代表取締役へ就任しております。

 電光石火とは正しく、今回のM&A劇では無かったかと言えます。手を上げては消えて行く買い手に対し、2022年秋以降に突如として参入して来た同グループが、現地視察やデューデリジェンスを行ったのか否か不確かな中、急遽まとまったのです。代表者のリーダーシップ無くしては、不可能だったM&A案件でした。

 この結果、同グループの保有するゴルフ場は、下記の通り10コースと成りました。当該ゴルフ場は同グループにとって、関東進出第一号コースと位置付けられます。

八女上陽ゴルフ倶楽部(福岡県)
八代ゴルフ倶楽部(熊本県)
グランドチャンピオンゴルフクラブ(熊本県)
大分カントリークラブ・月形コース(大分県)
大分カントリークラブ・吉野コース(大分県)
宮崎座論梅ゴルフクラブ(宮崎県)
日南北郷カントリークラブ(宮崎県)
宮崎小林カントリークラブ(宮崎県)
鹿児島鹿屋カントリークラブ(鹿児島県)
茨城ロイヤルカントリー倶楽部(茨城県)

第9回JGJA大賞はガレス ジョーンズ氏が受賞

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     JGJA小川会長&ガレス ジョーンズ氏代理人・服部道子氏

 「2022年度JGJA大賞」の授賞式が、2023年1月31日東京都調布の東宝調布スポーツパークにて開催されました。今回ノミネートされた8人3団体の中から受賞したのは、JGAナショナルチームヘッドコーチのガレス ジョーンズ氏でした。

 受賞理由は「畑岡奈紗、金谷拓実、中島啓太と言った選手たちをアマチュア優勝へ導いて来た功績を称える」もので、「日本のナショナルチームのレベルアップに寄与し、世界に通用する数々のプレーヤーを育て上げた」その功績は、計り知れないものが有ったからです。

 今回ガレス氏はオーストラリアへ帰国中と言う事から、ガレス氏とは旧知の仲で有り、またJGAオリンピックゴルフ競技対策本部強化委員会・女子コーチと言う立場から服部道子氏が、代理受領されました。ガレス氏のコーチング術を身近に観て来た服部氏によれば、選手の課題を共有化し共に解決策を見出して行く姿勢が、個々の選手から受け入れられ成長へつなげられたとの事。

 ガレス氏教え子の具体的な結果は、アマによるプロ競技での優勝へと繋がっていくのですが、無形のものとしては「海外へ遠征した時、各選手が外国選手に対し物怖じせず、堂々とふるまっている」、この点が最大の成果では無いかと語る服部氏ですが、ご自身海外での大きな成果を得ているだけに、説得力のある説明だったと言えます。

 世界に伍して行ける選手を育成する、そのガレス氏コーチング術の素晴らしさは、これからも数多くの名プレーヤーを輩出して行くものと思われます。

市原市とPGAが1月31日に連携協定を締結

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 2023年1月31日千葉県市原市(市長:小出譲治)は公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)と、「ゴルフの街いちはら」の推進に向け連携協定の締結をしました。

 PGAでは地域のPGA千葉プロゴルフ会が、市原市の様々な取り組みに対し、プロゴルファーの派遣も含め協力して行く事になりますが、現時点で市原市では下記項目を連携のテーマに掲げています。

■ 小学生ゴルフ体験授業(拡充)
■ ジュニアゴルファーの練習環境の充実
■ 中学生のゴルフクラブの創設

 PGAにとって地域行政との連携は、兵庫県三木市に次いで2例目になりますが、吉村PGA会長曰く「ジュニアゴルファーの育成が、結果として日本のゴルフ界を盛り上げて行く事になり、強いてはPGAの組織発展にもつながっていく。ジュニアの育成そのインフラとして行政との提携は非情に重要だ。」としております。

 市原市では将来的に学校授業の一環として、ゴルフが小学校や中学校で組み込まれる方向で、取り組みたいとしています。なお3月に開催予定の「第1回市原市ジュニアゴルフオープン」については、1月15日から受付を開始するも、既にキャンセル待ち状態との事です。

 株式会社ビジネスパートナー及び東京センチュリー株式会社の2社を被告とした、ゴルフスタジアム事件被害者を原告とした「債務不存在確認請求事件」の口頭弁論が、2023年1月30日終結しました。次回判決日は、6月12日に成ります。

 どの様な判決が下されるか注目されますが、当該2裁判体を指揮した大須賀寛之裁判長については、「書面に良く目を通してくれている」など原告側弁護士の評価も高く、期待度は高まっています。

 どちらに有利な判決が出ようとも、その判決に不服な側からの控訴が出る事は想定される為、否応なしに高裁まで突き進む可能性が大だと言えます。事件現場の実態を軽視し、あくまでも形式主義的な判断となった此れ迄のゴルフスタジアム裁判判決ですが、当該2裁判では実態に即した法解釈へ道筋をつけられるのでしょうか。

平塚富士見CCでは1月より入会申請の受付を柔軟に

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   < 平塚富士見カントリークラブ・正面玄関 >

 平塚富士見カントリークラブ(神奈川県)では2023年1月15日より、クラブへの入会申請について、柔軟な姿勢で臨む事になりました。此れは同日に開催された同クラブ理事会にて、クラブ事務局提案を同理事会が受け入れる形で決定しています。

 此れ迄同クラブでは、入退会の書類に不備が無い事を前提に、入会申請を受け付けて来ました。退会する現名義人の証券や印鑑登録証明書など、また入会申請者に対する推薦者の署名や捺印など、これらの書類に不備が無い事を大前提に入会申請を受け付けて来たのです。

 しかしながら今後、受け付け段階での書類不備は、後日整えられた日を正式な申請日とする事で、適時受け付けて行く方針と成りました。例えば会員権を取得出来ていない段階でも入会申請は、可能となったのです。入会申請のみして置きながら、時間をかけ会員権を探すのも、今後は一つの手法になるのだと思われます。

PGM総成ゴルフクラブは2月より名義書換を再開

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 PGM総成ゴルフクラブ(千葉県)では2023年2月1日より、会員権の名義書換を再開します。此れは当該クラブの会員募集業務に伴い、昨年2022年10月20日より、書換業務を停止にしていた為です。

 名義書換料は従来通りですが、念の為におさらいしておくならば、正会員110万円(税込)、平日会員55万円(税込)です。預託金の充当制度、つまり入会の為に取得した会員権の預託金額を名義書換料へあてがい、実際の支払額を少なく出来る制度は、同様に行って行くとの事です。

 ところで今回の会員募集は、大変好評だった様です。募集開始時の2022年9月20日時点で、入会申請数が募集口数30口を上まわっておりました。キャンセル待ち状態の方が、数多く出た様ですが、結果はその様な要望を吸収出来る事無く、終了する予定の様です。

 PGM側では今後近い将来、会員募集を行う計画は、少なくとも現時点で無い為、入会が叶わなかった方々に於いては、会員権市場を通じ会員権取得による入会の道を探る事になります。