長野県のシャトレーゼカントリークラブ野辺山は、2013年4月末をもって119名の会員を除名処分と致しました。理由は、年会費の滞納です。3年以上に渡り年会費の支払いが滞った会員に対して、除名処分としたのですが、会員はすべて預託金なしのプレー会員でした。
2003年にゴルフ場は法的整理をしてシャトレーゼグループ入りしたのですが、当時既に全会員へ預託金の1.37%が弁済されており、新クラブへ移行した会員は、預託金無のプレー権のみが継承されたのです。
シャトレーゼグループは旧会員のプレー権を保護し受け入れたのですが、この度の措置は会員としての義務である年会費の支払いに付いて、滞るとこの様にせざるを得ないのですよ、と言うメッセージだと言えます。プレー権のみのクラブにとって年会費は、会員としての資格を継承する意思表示なのだと、相互に理解する必要が有るのだと言えます。
2012年4月~2013年3月までの2012年度に26コースが売買され、その売却金額は総額で約230億円に上り、単純計算しますと1コース平均約8億9,000万円となりました。
10億円以上の価格を付けたのは8コースで、中でもシャトレーゼグループが取得した東京国際GCは、約30億円と破格の成約金額と成っております。
高値を付けるコースが有る一方、一億円を割るコースも在り、栃木県の栃の木CCは数千万円だったと言われております。昨年度の売却されたゴルフ場の中で新たな動きとしては、購入した先がゴルフ場としての再生を望んでいない事で、農地或いはメガソーラー基地などなどの活用を検討している点ではないかと言えます。
供給過多と成ったゴルフ場の需給調整が、今正に粛々と進んでいます。
1991年から2012年までの22年間に於いて、所謂バブル経済の崩壊とそれに連鎖するかの様に出現した怪物、デフレ経済とそのスパイラルは、ゴルフ業界に対しても激しい試練を与えて来ました。この間711にのぼるゴルフ場経営企業が何らかの形で法的整理をし、その傘下ゴルフ場数は888コースを数えます。その概略を下記一覧に記しました。
倒産企業に付いては建設途上のゴルフ場経営会社もカウントしますが、コース数は既存の営業しているゴルフ場を対象にして数えておりす。
- 1991年 2企業
- 1992年 3企業3コース
- 1993年 6企業5コース
- 1994年 3企業2コース
- 1995年 6企業6コース
- 1996年 4企業2コース
- 1997年 9企業29コース
- 1998年 11企業14コース
- 1999年 27企業20コース
- 2000年 25企業26コース
- 2001年 57企業63コース
- 2002年 98企業130コース
- 2003年 80企業132コース
- 2004年 82企業110コース
- 2005年 71企業80コース
- 2006年 52企業59コース
- 2007年 41企業48コース
- 2008年 30企業32コース
- 2009年 26企業29コース
- 2010年 26企業27コース
- 2011年 26企業27コース
- 2012年 26企業44コース
上記経営企業の中には一度の法的整理では再生出来ずに、2度も行わなければ成らなかった企業が、24も数える事を明記して於かなければなりません。日本経済の転換点を迎えた2013年ですが、今後の推移が注目されます。
埼玉県の武蔵カントリークラブ・笹井コースは2013年5月7日より、コース改造の為にクローズ致しました。7日はゴルフ場の休業日に当る為に、実質的には8日からと成ります。クローズ期間中の11ヶ月間、会員は下記のクラブを会員並料金にて、利用する事が出来ます。
- 狭山ゴルフ・クラブ
- 飯能ゴルフクラブ
- 相模原ゴルフクラブ
- 千葉カントリークラブ
コース改造の設計を担当するのは、同コースを設計した井上誠一氏の最後の弟子である大久保昌氏です。グリーンはワングリーンと成るのですが、芝種に付いては5月7日時点で未定との事です。近年顕著な酷暑への対策として、第四世代の芝種が、選定されるのでは無いかと言われております。例えばCY‐2、007、962、シャークこの当りの芝種が想定されます。来春の笹井コースリニューアルオープンが、今から待ち遠しいと言えます。
ところで当該クラブの会員権ですが、昨年10月における最安値を信じる事が出来ない程、市場には売却案件が少なく、買い希望一色と成っております。この様な会員権動向について、どの当りで品薄感が落ち着くのかを見極めたいと、売り手の方買い手の方双方が、同様の感覚を有して観ている様に思われます。
神奈川県の大相模カントリークラブでは、昨年に続きグリーン芝種の変更工事を、5月連休明けより本格的に開始する予定です。昨年はBグリーンでしたが、今年はAグリーンです。
芝種は第四世代と呼ばれ、酷暑対策に有効と言われている、東洋グリーンの962を使用します。既にAグリーンに芝は無く、かつての芝をいじめて枯らした状態になっております。ここへ962をオーバーシドして行く事に成ります。
順調に推移した場合、本年9月から使用出来る様になるとの事です。今後、大相模カントリークラブでラウンドするプレーヤーは、より快適な状態でストレス無くパッティングクオリティーを堪能出来る事と思います。
東京都の府中カントリークラブでは、2014年1月よりコースを閉鎖して、グリーンを改造する事に成りました。
同クラブでは以前よりグリーン改造に付いて、賛成派と反対派に二極化した意見を集約する事が困難を極め、様々な怪文書が会員に送り付けられて来る、と言う珍事も有りました。しかしながら2013年3月28日開催の同クラブ会員総会は、(グリーンとグリーン周りを主としたコース改修計画案)を承認したのです。
それまでのグリーンはバブル期に改造されたものでした。その内容はグリーンに造詣の深いプレーヤーでなくとも、メイングリーンとサブグリーンをつなげただけのいびつな形状を、評価する事は出来ないものでした。この度の工事はグリーンの形状のみならず、グリーンの床構造から作り直すもので、大変に期待がもてるものと言えます。工事施工業者に付いては、近々入札方式にて明らかに成る事と思われます。
芝種は第4世代と言われるものを使用する予定だと言う事ですが、具体的には決定していない様です。候補としては雪印と千葉県のコラボレーションであるCY-2、或いは007の様です。
ところで府中カントリークラブの会員はコースクローズ中に、何処でラウンド出来るのか? と言う問題に付いて、東京13クラブと戸塚CC、相模原GC、千葉CC、茨城GCの17コースより協力を得る事が出来ており、現在進行している問題は料金面での調整だけとの事でした。この有益な決議を反映して、当クラブの会員権は売り物が少なく、買い需要が旺盛な状況と成っております。
ジャンボ尾崎=尾崎将司選手は、2013年4月25日に初日を迎えたJAPAN GOLF TOUR第4戦のつるやオープンに於いて、自身初のエージシュートを達成致しました。ジャンボ尾崎選手は1947年1月24日生まれですので、今年で66歳を迎えました。
トーナメント初日にジャンボ尾崎選手は、山の原ゴルフクラブ山の原コース・パー71のところを、62でまわってきたのです。自身の年齢よりも4打も少ないスコアでした。この快挙に対して、ゴルフ関係者のみならずマスコミも含めて、大きな話題と成りました。ゴルフ業界に於ける久々のビッグニュースと成ったのです。
本人のコメントもふるっており、(やるなら今でしょ)等の発言は、時世を良く捉えたもので思わず微笑んでしまいます。思い上がりの強い汚らしい言葉遣いを連発するプレーヤーにはウンザリしますし、優等生的発言のみの選手にも、何かカリスマ性が欠如している様で面白みに欠けます。ジャンボ尾崎選手のスター性、カリスマ性は、見るものを明るくさせます。日本経済の復調にジャンボ尾崎選手の活躍は、リンクしている様に思えてなりません。
しかしながら66歳の選手一人におんぶにだっこ状態では、ゴルフ業界の先行きも暗いし、辛い様に思えてなりません。ところで初日に首位スタートした尾崎選手ですが、2日目は1オーバー72で4位タイ、3日目も1オーバー72で22位タイ、最終日は5オーバー76と崩れて結果的には51位タイで終了致しました。優勝を期待したファンの方も多かったと思いますが、残念な結果に終わってしまいました。
ジャンボ尾崎選手は様々な機会を通じて、(エージシュートが目的ではなくトーナメントに優勝したい)と発言しております。この発言は様々な目標を持って頑張っている人々を勇気付けており、この度の活躍はその様な人達の背中を、更に強く押した様に思えます。益々の活躍を期待したいものです。
千葉県の京葉カントリー倶楽部は、2011年5月20日より進めて来た一連の名義書換減額キャンペーンを、2013年4月30日を持って終了する予定です。約2年に渡り、様々な名義書換料減額プランを提供してきたのですが、5月1日以降は従来からの内容へ戻るとの事です。減額プランは下記の通りです。
- 2011年5月20日~12月31日までの期間
1,500,000円(税別)⇒750,000円(税別) 正会員
- 2012年1月1日~8月31日までの期間
1,500,000円(税別)⇒850,000円(税別) 正会員
- 2012年9月1日~2013年4月30日までの期間
1,500,000円(税別)⇒700,000円(税別) 正会員
千葉県のジャパンPGAゴルフクラブでは、2013年5月1日より、会員権の名義書換料を減額して受け付けるとの事です。内容は下記の通りです。
- 60.00万円(税別)⇒30.00万円(税別) 正会員
- 40.00万円(税別)⇒20.00万円(税別) 平日会員
- 20.00万円(税別)⇒10.00万円(税別) 法人内登録者変更
- 15.00万円(税別)⇒7.500万円(税別) 正会員相続継承
- 10.00万円(税別)⇒5.000万円(税別) 平日会員相続継承
上記内容が適用される期間は、2014年3月31日までです。
2013年5月11日(土曜日)と12日(日曜日)の両日、千葉県の麻倉ゴルフ倶楽部において、ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメントが開催されます。本大会は今年で5年目になりますが、実行委員である青木功氏、王貞治氏、日野皓正氏3人の共通点である(ゴルフを通じて社会貢献を)と言うスローガンの元に、開催されてきております。
チャリティで集められたお金は、この4年間で約1億5,000万円にのぼり、病気の子供達や東日本大震災で家族を失った孤児や遺児を支援する団体へ、寄付されてきております。
当大会へ参加するプロは、青木功、池田勇太、尾崎直道、片山晋呉、倉本昌弘、中嶋常幸、丸山茂樹、宮本勝昌選手など一流選手です。この模様はテレビ朝日系列で、5月12日16:00時より、全国放映される予定です。尚、前売りチケットは3,000円で、麻倉ゴルフ倶楽部にて販売されております。
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麻倉ゴルフ倶楽部では4月1日より第3次780万円募集を開始する