山梨県のヴィンテージゴルフ倶楽部では、2009年6月より開始した正会員の補充募集が、間もなく終了しようとしております。2014年12月末で残り約30口と成った会員募集は、2015年2月28日をもって終了する予定との事です。
倶楽部では会員家族制度が有ります。正会員は家族3名までこの制度を利用して、家族会員とする事が出来ます。家族会員1名の年会費は、18,000円と消費税です。また家族会員1名の基本的ラウンド料金は、会員料金プラス1,000円と消費税です。
当該ゴルフ場では2010年よりワイン造りを手掛けてきており、2011年12月から本格的な出荷が始まりました。2014年6月には酒造免許も取得する事が出来、他のワイナリーに依存する事無く、まさしく自社ブランドとしてのワイン出荷にこぎつけております。そして今年2015年には、大きな事業が待ち受けています。それは下記の2点です。
1、ロッジ完成
・5月27日ゲートをくぐったクラブハウス手前にロッジ完成予定。
・新ロッジは鉄筋4階建、ツインルーム22室、4名利用の和室8室、最大76名の収容が可能。
・宿泊はプレーヤー以外も可能。
2、ISPSハンダグローバルカップ開催(2015JGTOツアー)
・男子レギュラーツアートーナメント (ISPSハンダグローバルカップ) が開催。
・開催日は2015年6月25日から28日迄。
・賞金総額1億円、優勝賞金2,000万円。
・テレビ東京系全国ネットで放送。
・20年ぶり2回目のレギュラートーナメント開催。
上記様々な事柄をみておりますと、当該ゴルフ場の有しているポテンシャルを引き出し、発展させようとする意気込みが伝わって来ます。
千葉県の鎌ヶ谷カントリークラブでは、2015年1月より年会費を値上げ致しました。2012年1月に一度値上げしておりましたので、この度は短期間での値上げと言う事に成りました。 概要は下記の通りです。
- 40,000円(税別)⇒50,000円(税別) 正会員
- 33,000円(税別)⇒40,000円(税別) 平日会員
- 23,000円(税別)⇒30,000円(税別) 週日会員
- 23,000円(税別)⇒30,000円(税別) 地方会員
正会員が1万円、その他の種別に付いては、7,000円値上がりした事に成ります。例えば正会員数は、2014年12月末で約3,000名ですから、この度の値上げで約3,000万円の収入増加に成ります。年会費の長期滞納者は、1%未満と言われております。この数字は会員の特殊事情によるものと考えられますので、ほとんどの会員はクラブの決議を了解して、協力的であると結果的には理解する事が出来ます。
当該クラブの会員数は、現在減少してきております。その主な理由は預託金償還による退会が、進んでいる為です。通常18ホール1,500名ほどの倶楽部を例とした場合、年間約4%の退会者が出ると言われております。この退会者は新規入会者との入れ替わりで、会員数が減少していく事は少ないのが一般的です。
しかしながら鎌ヶ谷カントリークラブのケースでは、この退会者を名義書換で吸収出来ない点が、クラブの弱点であると言えます。如何に会員権市場に於ける会員権価格を、上げる事が出来るかこの点が課題なのです。例えば預託金額よりも市場価格が高ければ、退会に当たりクラブへ償還請求する会員は、少なくなる訳ですから、会員数の減少は無く成る事に成ります。
広島県の名門コースである広島カンツリー倶楽部では、正会員の補充募集を順調に終了致しました。同倶楽部では、2014年11月1日より同年12月30日までの2ヶ月間、正会員の補充募集を若干名に限り行っておりました。これは2015年が同倶楽部創立60周年を迎えるに当たり、その記念事業の一環として行われたものです。募集概要は下記の通りです。
| 個人正会員 |
6,156,000円(税込) |
| 会員家族会員 |
4,699,998円(税込) |
| 法人正会員2名記名 |
12,312,000円(税込) |
費用的には上記以外に、月割りでの年会費が必要でした。又、募集口数は若干名としておりましたが、20名を上回る程の結果を得られており、盛況だったと言えます。
同倶楽部の特徴は預託金が無い事です。これはこの度の募集に限った事では無く、既存の会員権に於いてもそうであり、制度として無いのです。ですからこの度の募集に関して言えば、募集金額は全額入会金と言う事に成ります。更なる特徴は、証券が無い事です。預託金の無いクラブは近年増加して来てはおりますが、会員権の流通性を鑑み、会員証券を発行するケースが一般的と言えます。しかし当該倶楽部では、発行しておりません。
市場に於ける当該会員権の売買は、名義人の印鑑証明書とメンバーズカードを整えて、倶楽部所定の用紙に名義人が署名捺印する事で、譲渡要件を整えられます。信頼関係が無ければ成立し無い様な、まさしく会員資格売買の原風景を垣間見る、その様な取引形態と言えます。
この度の募集は至極順調でした。夏以降、会員権市場に於ける当該倶楽部会員権の売却案件が少なく、入会希望価格はジリ高か状態でしたから、結果もうなずけるものと成りました。
甲府国際カントリークラブなど26コースを経営しております(株)市川ゴルフ興業は、2015年3月31日にユニチカ(株)より、新たに兵庫県の赤穂カンツリークラブを取得する事に成りました。グループ27コース目と成ります。
この譲渡は昨年2014年12月26日東証一部上場のユニチカ(株)が、当日の取締役会決議事項として広報を通じて明らかにしており、同日(株)市川ゴルフ興業と契約締結した事も合わせて発表しております。ユニチカ(株)では、(経営資源の更なる集中のため)としております。
< 株式会社 市川ゴルフ興業 >
・所在地:東京都練馬区大泉学園8-18-10
・代表者:代表取締役会長_市川金次郎
・主事業:ゴルフ場の運営
・資本金:1,000万円
・設立日:2001年11月22日
・大株主:市川金次郎(70%)/ 市川善章(30%)
因みに譲渡価格は1円です。当該ゴルフ場は預託金制であり、会員の預託金に付いては、2015年3月末までに償還される予定との事です。
廣済堂開発系3コースの再生計画案が、明らかに成りました。これは昨年2014年12月暮れより、本年1月初頭にかけて、会員宛てに送られてきた計画案の中で、特に廣済堂開発(株)の内容は、3計画案の主軸を形成していると言えるものですが、その概要は下記の通りです。
A、廣済堂開発(株)
1.ザ・ナショナルカントリー倶楽部を所有し経営。
2.ザ・ナショナルカントリー倶楽部、千葉廣済堂カントリー倶楽部、廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部の
3コースを運営。
3.株主は富士合同会社。
4.(株)千葉廣済堂カントリー倶楽部と(株)廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部に従業員は居ない。
B、自主再建
・保有財産及び将来の事業収益を弁済原資として、自主再建を目指す。
C、弁済内容
1.廣済堂開発(株)は、10万円を超える部分に付いて6.5%弁済。
2.(株)千葉廣済堂カントリー倶楽部は3.5%弁済。
3.(株)廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部は3.0%弁済。
4.弁済原資が不足する場合、親会社である富士合同会社その株主であり社員である、
(株)ベルディ及び(有)龍玉に対して融資依頼済み。
(株)ベルディの2013年9月30日付貸借対照表では純資産が14億700万円有り、廣済堂開発(株)、富士合同会社、(株)ベルディ、(有)龍玉との間で極度額2億円の範囲内での随時貸付を行う事を合意済み。
D、否認請求
・廣済堂開発(株)の根抵当権設定行為は、(再生再債権者を害する事を知ってした行為)
として、これは否認対象行為に該当する可能性が有る。
・監督委員を申立人として、(株)大成コーポレーション、(株)ベルディを相手方とする
否認請求事件を東京地裁にて係属中。
E、合併
1.再生計画認可決定確定後、速やかに廣済堂開発(株)を存続会社として3社が合併する。
2.廣済堂開発(株)の再生計画が認可されなかった場合、合併は行わない。
3.千葉或いは埼玉のどちらかが認可されなかった場合、認可の出た会社と行う。
4.合併後、3コース会員が相互に利用出来る制度を新設予定。
F、再生債権(廣済堂開発)
・確定再生債権者総数 382名
・確定再生債権額 86億4,056万8,202円
因みにその他の債権者数と債権額は、千葉が2,795名に対して26億2,675万1,524円、埼玉が1,470名に対して24億6,928万871円と成っております。この再生計画案に対する書面投票の締め切りは1月27日であり、債権者集会は2月4日を予定しているとの事です。
千葉県の千葉国際カントリークラブを経営する(株)千葉国際カントリークラブは、2015年1月9日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。預託金を含めた総負債額は56億9,153万円です。
同日、同社はPGMホールディングス(株)の連結子会社であるパシフィックゴルフプロパティーズ(株)と、スポンサー契約を締結し支援を仰いでおり、又PGMホールディングス(株)もWEB上で、 (子会社のスポンサー基本契約締結に関するお知らせ)としてこの内容を追認しております。
帝国バンクの情報では、1992年3月期には年収入高約25億7,600万円を計上するも、2014年3月期には約8億円までに落ち込んでおり、赤字決算を余儀なくされていたとの事です。又、一季出版(株)の取材では、約8,200名の会員の内、約3,500名が退会・預託金返還請求をしており、その分割返還年数も30年に及ぶ事態に陥っていたとしております。
< 株式会社 千葉国際カントリークラブ >
・所在地:千葉県長生郡長柄町山之郷754番地32
・代表者:武田清久
・設立日:1975年6月12日
・主事業:ゴルフ場経営
・従業員:66名(2014年12月31日現在)
・資本金:1,000万円
・大株主:武田清久(60%)/ 堺久美子(40%)
静岡県の富士見ヶ丘カントリー倶楽部では、2016年4月より年会費を改定するとしております。一年以上も前からの告知、と言う事に成ります。金額は税別18,000円から、税別30,000円と成ります。又、会員権の名義書換に於いても改正が、行われております。
その一つとして法人会員の登録者が、その法人名義会員権を自らの個人名義へと変更する場合、税別10万円にて変更出来る事です。更なる点として終身会員制度への移行年齢を、70歳から60歳へと引き下げた事です。
10歳引き下げる事により、早めに終身会員へ現会員が移行し、30歳代、40歳代の若い世代へ会員資格の継承を促す事で、ゴルフ場としては来場者数安定、或いは増加へつなげたい、活性化させたいと言う意図が見えて、この様な自助努力による改革は、大変に好感されるところです。
上記内容は、昨年の理事会決議にて、まとめられたものとの事です。
栃木県のサンヒルズカントリークラブを経営しております(株)サンヒルズは、2014年12月16日付け官報にて、グループ会社の(株)クレディックスの権利義務全てを承継して、合併する事を明らかに致しました。
尚、同社はこの件に付きまして、官報のみならず自社ののホームページ上でも公告しており、最終貸借対照表をも開示しており、それは次のURLにて確認する事が出来ます。
http://hmx-entame.com/company/h25kessan.pdf
東京建物グループの(株)ジェイゴルフは、2014年12月26日に関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ、グループ内4社が合併する事を伝えて来ました。グループ内再編です。
それは東京建物リゾート(株)を存続会社として、(株)ジェイゴルフと(株)ホットネスの3社を合併させる、と言う内容であり、効力発生は2015年4月1日としております。(株)ホットネスに付いては、ここち湯(株)との合併後に本合併を実施するとしており、この合併を持って厳密には4社と言う事に成ります。存続会社である東京建物リゾート(株)の概要は、下記の通りです。
- 所在地 東京都中央区八重洲一丁目9番9号 東京建物本社ビル
- 代表者 代表取締役_碓氷辰男
- 設立日 1987年6月18日
- 資本金 1億円
- 大株主 東京建物(株)
2015年の日本男子トーナメントは、昨年の24試合から3試合増えて、27試合と成りました。これは2014年12月15日に日本ゴルフツアー機構(JGTO)より、発表された日程にて明らかに成りました。新たに加わった試合は5試合。
- Thailand Open(アジアンツアー共同主管)
- ISPSハンダグローバルカップ
- ミュゼプラチナムオープン
- VASCORY CLASSIC(アジアンツアー共同主管)
- HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF
(つるやオープンゴルフトーナメント)は、今季開催が見合わせと成っており、1試合が確実に減少と成り、又(TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Central)は現時点で開催の予定が立っていない様です。国内24試合、海外3試合の合計27試合が、今季JGTOのスケジュールです。
全盛時には年間約40試合が開催されていたツアートーナメントも、徐々に減少して行き2007年には、年間24試合と成ってしまいました。それ以降年間24~25試合の間で推移してきており、この度やっと3試合増加と言う、若干の明るい兆しが見えてきました。賞金総額は前年度32億5,364万円から今年度34億7,750万円へと、試合数増加に伴い結果的に上昇する事に成りました。
トーナメント開催は国の経済力の発露でもあり、経済が疲弊していては開催がおぼつかないのも当然と言えます。しかしながら今季女子トーナメントは、37試合開催されます。この女子試合数との差を埋める努力は、男子プロ側に求められている、と言えるのではないでしょうか。単にスター選手不在論では片づけられない問題が、内在している様に思えるのです。