千葉県の我孫子ゴルフ倶楽部は、株主会員制の倶楽部です。入会希望者による入会承認後の手続きは、当該倶楽部株券など前会員である名義人の譲渡書類一式を、ご本人が直接倶楽部へ提出する事で一段落します。
これが通常の株券名義書換パターンですが、当該倶楽部に於ける株券の大きな特徴は、譲渡制限を設けていない事です。株券取得に関する如何なる理由に関わらず、株券自体は取得者へ無手数料で、名義を書き換えてもらえます。この手続きは倶楽部発足時から、行われているとの事です。
これは大変便利な制度です。例えば名義人がお亡くなりになり相続人名義へ一時的に変更する場合、或いは入会申請は数年先に成るものの、株券価格が安価と判断出来る事から事前に取得する場合など、さまざまなケースにおいて制度を利用する事が可能です。リスク管理がし易い内容に、成っていると言えます。
この様に見て来ると投資に最適な銘柄の様にも思えますが、2020年3月下旬に於ける当該倶楽部の売り買い情報は、売り案件多く買い希望少なしと言う状況です。ゴルフ会員権に対する投資的意味合いが減少した今日とは言え、当該倶楽部の現状はあまりにも寂しいものがあります。
これは高齢会員の退会現象を新規入会者数で、支えきれない事の表れでも有ります。いずれにしても当該倶楽部の魅力を、今一度見直してみる時期なのかも知れません。
一般社団法人日本ゴルフツアー機構(会長:青木功)は、2020年3月25日都内会場にて社員総会及び臨時理事会を開催し、青木体制が3期目へ突入しました。今総会に於ける大きな焦点の1つは、選手から不評の青木ファミリーと言われる上田昌孝、宇治重喜、村田一治この3理事を、再任しない事でした。
ところが総会前の喧騒とは裏腹に、総会では上記案件が議題に上る事は無かったと、臨時理事会後の囲み取材で佐藤信人理事は明らかにしております。3理事を再任しないで下さい、と言う会員40数名による「嘆願書」の存在が、表面化したのは2019年12月末でした。
しかしながらこれをあざ笑うかの様に、2020年3月に入るや否や早々と青木会長は、続投宣言をJGTOのWEBサイトで表明しておりました。表明以降青木会長は会員へ協力要請の手紙を送ると共に、会長と親しい数名の理事は、造反グループへの切り崩し工作を行ったと噂されております。
議決権を有している会員は205名ですが、その中で選手でもある会員による総会への参加は、今回わずか6名でした。その他は委任状をもって欠席したのですが、旧理事を再任する票は過半数を越えていました。青木会長の掲げた理事候補が追認された無風総会は、約40分で幕を閉じたのです。
この度新たに理事へ就任したのは池田勇太、市原弘大の2氏であり、再任されなかったのは前常務理事の佐々木孝悦氏と深堀圭一郎氏でした。3時頃から開催された臨時理事会は、新会長へ青木氏を選出するのに、それ程時間を要しなかったと思われますが、時折笑い声が聞こえる会場から、新理事たちが廊下へ出て来たのは、予定時間を大幅に超過した4時30分頃でした。
今回3理事に対しNO!を突きつけようとした選手達には、辛い試練となりましたが、自らの職場を良くしたいと言う選手達の気持ちは、決して無視してはいけないものだと言わざるを得ません。
茨城県の大利根カントリークラブでは、2020年3月15日に開催された理事会に於いて、入会条件及び手続きに関する内容を、一部変更する事を決定しました。この実施は6月1日の受け付け分からとの事ですが、実際どの様な点が変更されたのかは、下記の3点に成ります。
1、新規入会希望者の面接時に推薦人の同席不要。
2、新規入会者のオリエンテーション参加は必須。
3、改定された誓約書の提出。
上記3点はどれ一つをとっても欠かす事の出来ない、重要な内容に仕上がっていると言え、時代に即した内容は同理事会の一工夫が見えて来ます。此れのみを見れば、比較的敷居が低くなった様にも思われますが、3番目の改定誓約書は『除名』を明確化した点で、画期的と言えます。
入会審査に於ける今回の改定は、形式的な側面よりは人物本位の審査へ、舵を切ったものに成りました。新規入会者の参加を義務づけた入会オリエンテーションは、当該クラブの成り立ちや品位を学び、名門に相応しいゴルファーになって行って欲しい、その様な願いが込められた教育プログラムの様にも思われます。
この度の改定により入会希望者が増加して行き、低迷している当該クラブ会員権相場の刺激剤になるのであれば、大変結構な事だと言えます。会員権の需給バランスが崩れている現状を、今回の緩和策で打破出来るのか注目されます。
千葉県の京葉カントリー倶楽部では、2020年5月1日より年会費を改定します。かつて2008年に改定しておりますので、今回は12年ぶりと成ります。
正会員は6万円アップの税込154,000円へ、平日会員は48,000円を値上げし、税込123,200円に成ります。この背景には昨年の自然災害に対する、復旧工事の費用捻出が上げられます。
2019年に東日本エリアを襲った台風15号と19号は、甚大な被害を各地にもたらした訳ですが、特に千葉県の多くのゴルフ場では、おびただしい数の大木が倒れるなどの被害を受けました。そして今なお、復旧工事を強いられているゴルフ場が、多いのも現実的状況です。
その様な中当該ゴルフ場も例外では無く、1,000本ほどの倒木被害から昨年は、5日間に渡り営業を停止せざるを得ませんでした。更に当該ゴルフ場は台風被害のみならず、その後の豪雨により土砂崩れを引き起こし、10番ホールと練習場がダメージを受けたのです。
これらの被害から如何に迅速に復旧させるかが、当該ゴルフ場の喫緊の課題に成っています。この為の費用捻出が、今回の年会費値上げに対する、一つの根拠になっています。昨年2019年12月には文書にて今回の年会費値上げを、全会員へ告知済みとの事です。
埼玉県の飯能グリーンカントリークラブを運営しております飯能開発株式会社は、昨年2019年12月1日の第35期総会に於いて、同社の商号変更を決議しておりました。
新しい商号は、クラブ名との整合性をもたせた飯能グリーンカントリークラブ株式会社で有り、2020年4月1日を変更日とする様ですので、実際の登記はそれから数日後になる事と思われます。
同ゴルフ場の関係者によれば、かつては飯能開発社がゴルフ場以外の仕事も行っていたものの、現在はゴルフ場のみに特化している関係上、型式と業務内容の整合性を持たせる事で、人材確保の為の求人活動に於いても、より訴求性を高められるのでは無いかと考えている様です。
同クラブでは今回の商号変更を、ブランディング強化の一環として位置づけている様ですが、既存会員へは2020年2月の会報にて既に告知済みとしております。なおこの変更に伴う代表者の変更、或いは一般社団飯能グリーンに及ぼす影響は、皆無との事です。
2020年4月2日(木)から5日(日)までの4日間、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部を舞台に開催を予定していた『ヤマハレディースオープン葛城』の中止が、昨日3月18日に決まり報道関係者へ連絡が有りました。
これはヤマハ株式会社とヤマハ発動機株式会社及び一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(以下JLPGA)の共同発表にて明らかに成ったものです。
開幕戦から5戦連続での開催中止ですが、日本並びに世界の情勢を見た場合、新型コロナウイルスの脅威は如何ともし難く、致し方ないものと言えます。同大会は2008年に第1回目として開始され、今年12回目を迎えようとしておりました。
此れ迄同大会の歴史を振り返れば、2011年の東日本大震災時に開催を見送っておりますので、今回で2回目と成ります。先行きの見えないウイルス禍ですが、JLPGAにとっても今後の見通しが立たないのが現状だと言えます。
今後は4月10日に初日を迎えます『スタジオアリス女子オープン』の動向です。社会的には4月から新学期が始まり、政府が行っていた教育機関への「休校依頼」も、この時点で解除される可能性が有ります。この様な社会情勢の中、同オープンのスポンサー並びにJLPGAの判断が待たれるところです。
PGA TOUR は米国東部時間の2020年3月17日17:30(日本時間18日午前)、新たに4試合を中止にするとして発表しました。これはコロナウイルスパンディミックから、全ての関係者の健康と安全を、最優先させた結果としております。
新たに中止になるのは、下記の4試合です。
1、RBCヘリテージ(4月16日~19日)
2、チューリッヒクラシック・オブ・ニューオリンズ(4月23日~26日)
3、ウェルズファーゴ選手権(4月30日~5月3日)
4、AT&Tバイロンネルソン(5月7日~10日)
3月13日早朝にPGA TOUR から、中止として発表された4試合を含めれば、これで合計8試合と成ります。この動きに歩調を合わせる様にPGA オブ アメリカは、5月14日から17日に開催を予定していた『全米プロゴルフ選手権』の日程を、シーズン後半へ移動させる事を明らかにしました。
中止では無く延期としたPGA オブ アメリカですが、日程は後日公表するとの事です。片やUSGAは6月18日から21日に『全米オープン』の開催を予定しており、状況によっては政府関係局の指導に従うものの、現時点で変更は無いとしております。
新型コロナウイルス(COVID_19)の脅威が、世界最高峰のレベルと言われるPGA TOUR のスケジュールを、否応無しに変えさせています。対処療法のみでは限界があり、いち早いワクチンの開発が待たれますが、これ無くしてはツアーの再開もむずかしいのでしょうか。
株式会社日立製作所は2020年2月初旬、公益財団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)へ、『国民健康増進へ向けたゴルフ活用に関する報告』と題する報告書を提出しました。これはPGAが、保有する全ての資料を日立製作所へ提供し、日立製作所は人口知能(AI)を活用し、この資料を分析したものです。
この報告書には副題として、『Open Data 分析によるInsight(気づき)のご紹介』と有ります。AIが8ページにまとめた(気づき)ですが、分析結果として下記の6項目に分かれています。
- ゴルフはアルツハイマー型認知症の防止効果が高い
- 高血圧性疾患、脳梗塞にもゴルフは効果が高い
- 他の学校体育スポーツと比較してもゴルフは効果が高い
- 2000万人潜在層の掘り起こしは各クラスター毎の施策が有効
- 女性がゴルフをすると、さらなる認知症の減少につながる
- 女性の子育てタイミングと55~64歳世代が、ゴルフ継続の分かれ道
上記6項目の中で、例えば1番目の内容に関しこの資料では、様々なスポーツに於いてゴルフをする人の割合が多いと、アルツハイマー型認知症者の割合が少なくなるとしており、その相関係数が高いと記述されています。
ではゴルフをしない事が認知症の要因になるのか、と言う論理も成り立つ訳で、相関関係の立証には若干飛躍も見れるものの、資料分析能力と言う点ではAIの活躍が目立つものに成りました。他方PGAにとってこの分析結果は、恣意的判断では無く、AIの客観的判断で有るとのお墨付きを得られたのだと思われます。
いずれにしても社会に於けるゴルフの効能或いは役割を、常に考え抜いているPGAだからこそ成し得た報告書なのだと言えます。今回内容を掻い摘んで紹介しましたが、ご興味のある方は是非(PGA)へお問い合わせてみては、如何でしょうか。
2020年3月16日株式会社テレビ宮崎とアクサ生命保険株式会社更に一般社団法人日本女子プロゴルフ協会は、3月27日に開幕を迎える予定だった『第8回アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』を、開催中止するとして共同で発表しました。
これは新型コロナウイルス(COVID_19)の感染脅威が世界レベルになっており、3月11日に世界保健機関のテドロス事務局長が「パンディミックとみなせる」と宣言する事態となった今日、更なる感染拡大の要因を作ってはならない、とトーナメント事務局が出した結論です。
これで3月に開催される予定だった、女子のレギュラーツアー4試合全てが中止になりました。残念ではあるものの、人類が見えない敵と戦う為には、必要な措置だとも言えます。今後どの様な現象が、社会的特徴として見て取れた時に再開出来るものなのか、この物差しが明確化されていない点にもどかしさを感じます。
今後は4月2日に開幕予定である『ヤマハレディースオープン葛城』の動向が、大きな焦点になって来ております。
神奈川県の葉山国際カンツリー倶楽部は、2020年12月に法人創立60周年を迎えます。これを記念し同倶楽部では、名義書換料を2020年4月1日より2021年3月末までの1年間に付き、通常の半額にて手続き出来るキャンペーンを開始します。
具体的な内容は、下記の通りです。
| 会員種別 |
通常料金(税込) |
減額料金(税込) |
| 正会員 |
770,000円 |
385,000円 |
| 平日会員 |
550,000円 |
275,000円 |
また1、生前贈与 2、相続継承 3、法人名義を記名者の個人名義へ変更 4、個人名義を同一人物が記名者となる法人名義へ変更 5、法人会員の記名者変更手続き等は、通常正会員税込385,000円、平日会員税込275,000円ですが、これらが共に半額と成ります。
これら一連のキャンペーンを市場は好感し、会員権価格は若干上がって行くものと思われます。この事から入会希望者にとって、キャンペーン前後で取得コストに極端な差は、生じない様にも思われます。しかしながら片方で退会を検討している会員にとって、会員権価格が上昇する事は、大変望ましい状況になるとも言えます。
今回60周年記念キャンペーンを行う当該ゴルフ場に於ける目的の一つは、倶楽部の活性化を上げる事が出来ますが、同時にこれは市場の活性化をも意味しています。会員の入退会がスムースに行われる倶楽部側の料金設定、これこそがある意味市場が判断した、適正な設定なのだと思われます。