PGA TOUR を戦う松山英樹選手が、2021年『マスターズトーナメント』で優勝しました。これは日本ゴルフ界にとって、悲願とも言えるものでした。
此れ迄多くの日本人選手が挑戦するも跳ねのけられてきたメジャートーナメント、特に日本のゴルフファンに最も馴染みのあるマスターズで優勝すると言う快挙を、この度松山選手が成し遂げたのです。正しく日本のゴルフ記録を塗り替える、偉大な一日に成りました。
現地時間4月11日(日)夕方の7時09分、日本時間4月12日(月)朝の8時09分、松山選手がマスターズトーナメント優勝を達成した瞬間ですが、同選手にとっては2017年8月以来3年半ぶりとなるPGA TOUR通算6勝目と成りました。
PGA TOUR は2020~2021シーズンへ突入し第28戦目となった今大会ですが、舞台はジョージア州オーガスタのオーガスタナショナルGC(7,475ヤード/パー72)へ移し、88名の選手が参戦しその頂点を目指しました。優勝した松山選手の4日間に及ぶ、スコアと順位は下記の通りです。
| 松山選手 |
1日目 |
2日目 |
3日目 |
4日目 |
| 当日スコア |
69 |
71 |
65 |
73 |
| 通算スコア |
-3 |
-4 |
-11 |
-10 |
| 順位 |
2位T |
6位T |
1位 |
1位 |
関連する記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
松山英樹選手PGAツアー5勝目_WGCブリヂストン招待優勝
松山英樹選手ツアー4勝目達成_フェニックスオープン2017優勝
松山英樹選手HSBCチャンピオンズ優勝_PGA TOUR 3勝目
松山英樹選手2勝目_PGA TOUR ・フェニックスオープン
松山英樹選手が初優勝_ザメモリアル トーナメント
茨城県の金乃台カントリークラブを保有する日鉄日新ビジネスサービス株式会社は、2021年5月1日当該ゴルフ場を株式会社太平洋クラブへ譲渡する事に成りました。残された日数はわずかですが、その具体的な手続きにはどの様になるのでしょうか。
関係者の話を総合すると、日鉄日新ビジネスサービス社が有しているゴルフ場事業を、現在の運営会社である株式会社金乃台へ移管し、その後その株式を太平洋クラブへ譲渡する流れになる様です。いわゆるM&Aと言われる手法に成ります。
株式会社金乃台が経営と運営を一挙に担う事に成り、その親会社が太平洋クラブに成ったとも言えます。太平洋クラブにとっては初の単独ゴルフ場になる訳ですが、此れまでの共通会員制とは異なった手法も求められる事から、新たなゴルフ場事業の地平を切り開いて行く事に成ります。
太平洋クラブにとっては新境地とも言え、今後の展開に多くの関係者が注目しています。
神奈川県の戸塚カントリー倶楽部では、2022年4月より会員の年会費が値上げされます。概要は下記の通りです。
| 会員種別 |
年齢 |
改定前・税込 |
改定後・税込 |
| 正会員 |
個人(満79歳以下) |
110,000円 |
198,000円 |
| 個人(満80歳~満89歳) |
55,000円 |
99,000円 |
| 個人(満90歳以上) |
27,500円 |
49,500円 |
| 海外会員 |
22,000円 |
39,600円 |
| 平日会員 |
個人(満79歳以下) |
88,000円 |
158,400円 |
| 個人(満80歳~満89歳) |
44,000円 |
79,200円 |
| 個人(満90歳以上) |
22,000円 |
39,600円 |
上記内容は、2021年3月の理事会及び会社取締役会にて、決議されたものです。1年間のインターバルを設けている点が特徴であり、これにより会員への告知漏れはないものと思われます。
神奈川県の相模原ゴルフクラブでは2021年3月21日に開催した会員総会にて、入会資格認定制度を再度進化した内容で導入する事を決議致しました。これは入会希望者が株券無しで理事会審査を受ける事が出来、株券取得後に会員資格を得られる、より簡略化されたシステムになったのです。
制度そのものは2018年5月に、初めて導入されていました。この当時の手続きは、株券を取得せずとも理事会審査を受ける事は出来たのですが、株券取得後再度理事会への上程を必要としていました。2段階の手続きを経る必要があったのです。
その後2019年5月には資格認定制度を一旦廃止したのですが、クラブに相応しい人物で有るか否かの事前審査は継続されていました。しかしながら株券未取得時の審査は、委員会止まりで有り、取得後正式に理事会へ上程すると言う手順を踏んでいたのです。此処でもまた2段階の手続きを、必要としていたのです。
今回同総会は、入会資格認定制度を復活させました。同クラブ理事会が入会希望者を相応しい人物であると認定したならば、同クラブより入会希望者へ『入会認定書』が発行されます。この認定書の有効期限は半年ですが、この間に入会希望者は、市中より株券を取得しクラブへ提出すれば良いのです。
過去の重複した手順を簡略化し、より合理的に入会手続きが出来る様になったのです。歴史のある名門クラブでは伝統を重んじており、それは変えられない、変えてはならない点なのだと思われます。しかし時代の変化と共に、変えていかなければならない事も多々あり、その見極めと対応力が今問われている様に思われます。
2021年3月30日茨城県の金乃台カントリークラブを経営する日鉄日新ビジネスサービス株式会社は、当該ゴルフ場を株式会社太平洋クラブへ譲渡するとして、当該ゴルフ場のWEBサイトを通じ明らかにすると共に、同日付速達にて会員へも書面で告知しました。
2021年3月29日両社により締結された株式譲渡契約は、2021年5月1日に履行されますので、同日より株式会社太平洋クラブの一員として、当該クラブは運営されて行く事に成ります。太平洋クラブとしては、共通会員制クラブの枠組みの中に組み入れるのではなく、単独クラブとして運営して行くとしております。
太平洋クラブにとっては初の試みで有り、新たな一歩を切り開く事に成るものと思われます。ところで現会員へは、4月6日、9日、11日と3回に分け、経営会社よりコースにて説明会が開催されるとの事です。事後報告とは言え、経過説明が行われるものと思われますが、此処で紛糾する要素は少ないものと思われます。
現会員の中では昨年から『守る会』が結成されており、ゴルフ場譲渡そのものに反対すると言うよりは、此れまでのクラブライフを重んじた運営依頼などを、要望して来ていました。この様な内容が太平洋クラブ傘下となっても継続される模様で、現在会員間には安ど感が広がっています。また現在のゴルフ場スタッフに付いても、継続雇用にて合意が得られている様です。
昨年「売られるとしても、あの会社だけは嫌だ」と多くの会員が連呼していたのは、過去の事に成ろうとしています。
神奈川県の戸塚カントリー倶楽部では、2021年3月に開催された理事会及び経営会社役員会に於いて、入会預託金の取り扱いについて新たな方針を打ち出しました。
ポイントは2点。2021年4月1日より新規入会者が倶楽部へ支払う入会預託金額を、正会員であれば此れまでの1,000万円から、半額の500万円へ減額した事。もう1点は、既存正会員が保有している入会預託金額1,000万円の内半額の500万円を、希望者へ来年2022年4月以降に返還すると言うものです。
当該倶楽部に於いてこの入会預託金なるものを、新規入会者より徴求する様になったのは1992年ですから、来年で丁度30年を迎える事に成ります。首都圏を中心にしたいわゆる名門クラブでは、千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部以外ほとんどのクラブで、名称は様々ですがこの入会預託金を徴収しています。
しかしその取扱いに戸惑っているのも又事実であり、各クラブ内各会員の意見も又様々です。今回この様な大胆な方針を打ち出した戸塚カントリー倶楽部ですが、この影響力は大きく、今後多くのクラブで見直しへ向けた話し合いが、行われていくものと予想されます。
今回のこの方針に対し会員権市場は好反応を示しており、4月第2週に入り売り情報が皆無なのに対し、買い情報は11件も有ります。ほんの数ヶ月前までは、1000万円を切るか切らないかでうろうろしていた相場も、現在では売り手市場となっています。上がっているとなれば、誰しもが欲しいと感じるのは至極当然の成り行きで有り、今回の対策が当該クラブ相場上昇の起爆剤になった、と言えるのではないでしょうか。

< 額賀辰徳プロ >
茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部では2021年4月1日、額賀辰徳プロと所属契約を締結した事を明らかにしました。同ゴルフ場では既に北川祐生(きたがわ ゆうき)プロが所属しておりますので、額賀プロで二人目となります。同プロの簡単な概略は、下記の通りです。
| 誕生年 |
1984年 |
| 身長・体重 |
183cm・78Kg |
| 出身地 |
茨城県 |
| 出身校 |
中央学院大学 |
| プロ転向 |
2006年 |
| 通算勝利 |
レギュラー1勝 |
| チャレンジ4勝 |
額賀プロは所属前より同ゴルフ場で練習していた事も有り、同ゴルフ場とは古くから良き関係が出来上がつておりました。その様な中、同ゴルフ場社長の井口氏より額賀プロへ声掛けをし、この度の所属契約へ至った様です。
額賀プロは2018年にレギュラーツアーの『三井住友VISA太平洋マスターズ』で、念願の初優勝を飾っており、知名度は全国区と言っても過言では有りません。恐らく今年も試合の合間を縫って、同ゴルフ場で練習する額賀プロの姿を、見かける事と思います。
取手国際ゴルフ倶楽部の会員にとっても、額賀プロの練習風景を垣間見る事は、大変貴重で有意義な時間になる事と思われます。会員ともなれば、懇親の機会も多くあるのかもしれません。楽しみが一つ増えたと言えます。
PGMグループでは2021年4月1日より、全国の傘下ゴルフ場に於いて、会員権の名義書換料減額キャンペーンを廃止しました。これは一重に景品表示法との関係から打ち出した対策と思われますが、関係窓口では明言を避けるものの、「誤解を避ける様スッキリさせたかった」としております。
同グループでは買収したゴルフ場の名義書換開始時に、高止まりしていた名義書換料を改定する事無く、市場に於ける会員権価格との調和を考慮し減額キャンペーンを行う事で、ユーザーが購入し易い価格を提示して来ておりました。ある意味経営交代した事により、より良いサービスを提供出来ると言う、同グループのアピールに繋がった点もあります。がしかしなら今日となっては、この継続期間が長くなりすぎたとも言えます。
同グループは東証一部上場・株式会社平和の連結対象企業ですから、当然順法行為は最も尊ぶ必要があり、社会から求められる性格のものです。長期に渡る「減額キャンペーン」が違法行為と論ずる事は出来ませんが、主旨とする処が明確にユーザーへ訴求出来ていなかったのも事実です。
今回「減額キャンペーン廃止」を徹底させた同グループですが、その動向はゴルフ場業界へ大きく影響して行く事と思われますので、今後同様のキャンペーンを打ち出している多くのゴルフ場が、追随して来る可能性が有ります。今回のPGMグループによる英断が、好影響をもたらす事を期待したいものです。
千葉県の上総モナークカントリークラブでは、2021年4月1日より会員権の名義書換を停止にする予定です。これは既に始まっているクラブハウスの改修工事の関係から、書換業務に充分な対応が出来ない、更には充実したサービスを新入会者へ現時点で出来ない為です。
とは言え法人会員に於ける登録者変更手続き、或いは親族内の資格継承手続きに対しては、共に対応可能としております。この様な停止状態がいつまで継続されるのかは、現時点で予測出来ませんが、工事期間中の秋口までは少なくとも再開しないと思われます。
ところで会員権市場に於ける当該会員権の売買情報はそれなりにある様ですが、改修工事への注目度から今しばらく静観し、出来栄え次第で行動を起こしても遅くないと考えられている側面が、入退会の動きの中にはある様に見受けられます。当該クラブの正会員数は約550名と少ない事から、状況次第では売り情報を探すのが大変になる可能性も有ります。
いずれにしても秋口の完成が待ち遠しく、恐らく女性受けする様な仕上がりなのだと思われます。現在の工事進捗状況は、10%ほどとの事。
小金井カントリー倶楽部を経営する小金井ゴルフ株式会社の決算が、2021年3月26日明らかにされました。今回公開されたのは、2020年1月1日から同年12月31日までの第85期分です。
此れ迄3期続けて来た黒字ですが、今期に限り19,786,000円の赤字となってしまいました。営業日数260日に於ける会員の来場者数は8,122人、ゲストは8,947人の合計17,069人です。一日平均65人ほど、約16組と言う事に成ります。
これらのプレーヤーがゴルフ場へ落したお金は316,790,000円、単純計算すると一人約18,559円と言う事に成ります。決算書には会員が支払った年会費額も記されておりその額は135,510,000円、更にその他収入が有るとして29,581,000円が計上されています。これらを合計すると481,882,000円です。
黒字だった過去3期を振り返れば、単年平均で約6億8,000万円の収入を記録しておりますので、冒頭の様に赤字にならざるを得なかったと言えます。最大の要因は、営業日数の大幅な減少です。過去3ヶ年の平均日数が319日であるのに対し、前期は59日少ない訳ですので至極当然の話です。
新型コロナ対策として約2ヶ月間、ゴルフ場をクローズにした事からの帰結では有りますが、如何に今年この大きな課題から抜けだし、黒字化出来るかが当該ゴルフ場へも問われています。昨年コロナ禍で閉場したゴルフ場の収益は大変なのではとの推測が、当該ゴルフ場に於いてもこの決算書をもって裏付けられた形に成りました。