千葉県の千葉バーディクラブの経営会社が変更になりました。此れ迄は株式会社ユニマットプレシャスでしたが、2022年4月1日を持って株式会社八街未来都市へ変更になりました。
公開情報によれば新会社では、1.ゴルフ事業 2.ホテル事業 3.温浴事業などを、前法人より会社分割により承継したとの事ですが、新法人の事業目的には68項目に渡る内容が網羅されており、あらゆる事業がカバーされている、と言っても過言では無いものに成っています。
代表取締役の高橋洋二氏の住民票は、沖縄県から千葉県の当該地へ移動しており、此の点を見てもユニマットグループが、新会社を中心に行う予定にしている事業への、強い意気込みを感じさせます。名は体を表すが如く、今後はこの地が一大都市へ、変貌して行くのかも知れません。
ところで千葉バーディクラブでは引き続き会員募集を継続し行っており、金額等の変更は現時点で無いとしています。証券の発行主体は此れ迄の法人のものと、新たな法人の2種類になりますが、退会者への預託金償還などは、新法人が行って行くとの事です。
沖縄県石垣市での株式会社ユニマットプレシャス(代表取締役:高橋洋二)による、本格的な18ホールゴルフコースの建設が、大きく前進しました。
此れは2022年3月22日に県より石垣市商工労働部へ、地域未来促進法を適用した(石垣リゾート&コミュニティ計画)に対する承認書が届けられた事により、明らかに成ったものです。今後はこの承認を基に、石垣市内の該当地域に関する許認可関連の手続きが、進められていく事になります。
承認された計画の一環としてゴルフ場建設が含まれている訳ですが、市によれば通常手続きと同様の進行になるとしていますが、ユニマットプレシャス現地事務所は、2022年夏頃までに許認可関係の手続きを終え、年内には工事へ着工して行きたいとしています。
かつてのANA18ホールコースが現在は存在しない事から、誕生すれば市内初の本格的ゴルフコース誕生となります。大まかなレイアウトは出来上がっているものの、設計家などは現時点で未定との事です。石垣市の自然豊かな観光資源と共に、ゴルフ産業がプラスされ、地域経済を大きく底上げして行くものと思われます。
< 代表理事_松尾 俊介 氏 >
ゴルフトライアスロンって何?聞きなれない言葉ですが、ゴルフと自転車(以下BIKE)そしてランニング(以下RUN)この3種を合わせ、その総合力で競うスポーツです。いわゆるトライアスロンでの水泳が、ゴルフに入れ替わっています。このスポ―ツを運営しているのが、一般社団法人ゴルフトライアスロン協会(代表理事:松尾俊介)。
★GOLF(第1競技)
18ホールをセルフプレーでまわり、トップのスコアを基準に1ストローク15秒差でBIKE競技へ。
★BIKE(第2競技)
36ホールをマウンテンバイクで走破。トランジットエリアでBIKEを置いてRUN競技へ。
★RUN(第3競技)
18ホールを走り、最初にゴールした選手が優勝者と成る。
第一競技から第三競技までの流れを見て分かる事は、全て1ゴルフ場を舞台にし完結する事です。例えば会員制のゴルフ場で有れば、休業日にゴルフトライアスロンへ開放する事で、この競技が成り立ちます。既に2019年10月14日には第1回大会として、三重県の津カントリー倶楽部で141名を集め開催されています。
その後第2回大会として2021年11月13日に、静岡県の伊豆ハイツゴルフ倶楽部で開催されています。そして今年2022年は、北海道の雉ヶ森ゴルフコースにて6月4日と5日の2日間、貸し切りで開催されます。徐々に広がりを見せつつあるゴルフトライアスロンですが、当面の目標は2027年に世界選手権を日本で開する事です。注目です。
★ 第3回大会参加への連絡先
・岩見沢パブリック雉ヶ森ゴルフコース TEL 0126-24-2511
・一社)ゴルフトライアスロン協会 info@golftriathlon-japan.com
2022年4月14日東京地裁民事第35部にて、オリエントコーポレーション(以下オリコ)を被告とした「債務不存在確認請求事件」(裁判長:関根澄子)裁判が開かれ、この日をもって第一審が終結しました。
2017年5月に開始された当該裁判も5年が経過し、今回終結し残すは判決を待つのみとなりました。この間当該裁判の原告側代表弁護士として、活躍されて来た木村佐知子弁護士(さくら共同法律事務所)は、次の様に語っています。下記棒線内は、木村弁護士より頂いたコメントを、一部抜粋したものです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・ ・ ・ 消費者保護規定である割賦販売法の適用の有無や、原告らがクレジット料の支払いを信義則上拒むことができるか、という点などが争点になっています。証人尋問も経て、総じて言えますことは、被告を含む信販会社が、事業性取引である、というその一点に極めて依拠して、事業性取引であれば問題が起こっても自己責任である、と一蹴するがごとくの態度であることが、極めて遺憾であるということです。・ ・ ・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オリコを被告とした原告側の戦いへ、間もなく東京地裁より審判が下ります。
東急リゾーツ&ステイ株式会社が運営する東急不動産株式会社系列24ゴルフ場では、2022年4月1日よりアメニティ製品、例えば歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、シャワーキャップ等などを、バイオマス製品へ入れ替えています。
此れは「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が、2022年4月1日より施行された事に伴う対策です。かねてより東急グループでは、持続可能な開発目標(SDGs)達成へ取り組んでおり、今回は法律の施行に合わせ、より具体的にゴルフ場に於ける関連部門まで、波及させて来たと言えます。
同社によればこの取り組みにより、アメニティ製品のプラスチック使用料40%以上を削減出来るとしており、本年7月には入れ替え作業が終了する予定との事です。此処で言うところのバイオマス製品とは、「わら」や「サトウキビ」を主原料にしたもので有り、包装材も80%を紙原料です。
ゴールデンクロスカントリークラブ(千葉県)では2022年4月15日より、会員権の名義書換を再開します。概要は下記の通りです。
会員種別 |
名義書換料(税込) |
年会費(税込) |
パートナー会員 |
440,000円 |
44,000円 |
正会員 |
385,000円 |
33,000円 |
法人無記名会員 |
550,000円 |
110,000円 |
特定会員 |
220,000円 |
22,000円 |
平日会員 |
220,000円 |
22,000円 |
同クラブは2011年3月10日より、名義書換を停止にして来ておりましたので、約11年ぶりでの再開になります。この間会員募集を行って来たのですが、聞きなれない会員種別も登場して来ました。それはパートナー会員です。此れは正会員資格として1名、更にその正会員が同伴した1名、この2名が利用出来るものです。
また特徴的なのは、法人無記名会員と特定会員です。法人無記名会員とはその名の通り、法人名義で所有する会員資格ですが、利用者を特定する事無く常に2名が利用出来るものです。特定会員とは土日祝の利用日が、1年毎に奇数月と偶数月で入れ代り利用出来る資格です。
いずれにしても此処迄で言える事は、あらゆるゴルファーのニーズを取り込もうとする姿勢が、会員資格制度には垣間見える事です。なお2013年8月に約380名だった会員数ですが、現在は約550名になった様です。まだまだ少ない会員数と言えますので、いずれまた会員募集は必要になって来るのだと思われます。
伊香保カントリークラブ(群馬県)を経営している株式会社伊香保カントリー倶楽部は2022年3月31日、2021年1月~同年12月末までの第64期有価証券報告書を明らかにしました。その概要は下記の通りです。
|
第62期 |
第63期 |
第64期 |
営業収入 |
228,883千円 |
147,146千円 |
187,841千円 |
経常損失 |
△119,904千円 |
△143,622千円 |
△113,367千円 |
当期純損失 |
△89,747千円 |
△142,838千円 |
△112,474千円 |
この報告書から様々な分析は可能だと思われますが、同報告書に記述されている下記文章が、当該ゴルフ場を適切に表していると思われますので、棒線内へ抜粋しておきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
当社は、平成16年12月期以来連続で営業損失が発生しており、当事業年度においても113,065千円の営業損失を計上した結果、402,878千円の債務超過となっております。また、営業キャッシュ・フローについては、平成20年12月期以来連続でマイナスとなっております。
これらの状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この様な状況に対し、1、伊香保温泉との協力体制強化 2、インターネット集客の更なる充実 3、ゴルファー以外のレストラン利用者数の増加、この様な対策で現状打破を図って行くとしています。そして結果として第70期目までに、債務超過解消を目指すとしています。
株主共通会員制の株式会社山田クラブ21は2022年3月31日、第24期有価証券報告書にて2021年1月~同年12月末までの決算内容を公表しました。概要は下記の通りです。
|
第22期 |
第23期 |
第24期 |
売上高 |
3,178,472千円 |
2,736,298千円 |
3,764,424千円 |
経常利益又は経常損失 |
△18,770千円 |
△64,662千円 |
360,345千円 |
当期純利益又は当期純損失 |
16,838千円 |
△26,930千円 |
263,010千円 |
第22、23期と異なり第24期は、売上高が大幅に改善されると共に黒字転換した事が、上記数値にて確認が出来ます。その大きな要因は、来場者が大幅に増加した事です。此れを裏付ける様に、各6コース合計の来場者数は290,722人を数え、それは前年同期比20.2%増を記録しました。
ところでこの増加した来場者ですが、このプレーヤーを定着したリピーターへと固定化して行けるのか、これは同グループにとって今後の大きなテーマになるのだろうと思われます。
小山ゴルフクラブ(栃木県)を経営する株式会社小山カントリー倶楽部の第64期有価証券報告書が、2022年3月30日明らかに成りました。売上高などの概略は、下記の通りです。
|
第62期 |
第63期 |
第64期 |
売上高 |
312,297千円 |
253,600千円 |
324,501千円 |
経常利益又は経常損失 |
△13,468千円 |
△53,681千円 |
△5,515千円 |
当期純利益又は当期純損失 |
△4,915千円 |
△53,741千円 |
△3,424千円 |
同決算書によれば、年間337日営業し入場者数は17,548人を数え、前年同期と比較し3,480人増加しました。率にして24.7%アップです。此れが6,790万円ほど売上高が、上がった主要因になりました。更には新規平日会員募集により得られた収益10,032千円が、第64期売上高を補完しています。
全体的なボリュームはアップしたものの、やはり来場者の絶対数が2万人を切るところに、赤字計上せねばならない問題が有り、当該ゴルフ場の関係者によれば、2万人台へのせる事で黒字化が見えてくるとしています。
春光グループにより支えられている当該ゴルフ場ですが、近在ゴルフ場との差別化をより明確にし、サービスの質を高める事で、会員満足度向上へ繋げて行きたいとしています。なお会員権の名義書換料収入は40,400千円有り、前年同期比23.1%増加しています。
金乃台カントリークラブ(茨城県)では2022年4月1日より、新規会員募集を開始しました。概要は下記の通りです。
■ 募集会員 正会員(個人、法人一名記名式)
■ 募集金額 220万円(入会金200万円+消費税)
■ 募集口数 140口
この会員募集には、下記の様々な割引制度が有り、2022年度内又は100口到達までは適用されます。
1、グランドオープン記念(10%割引) 198万円(税込)
2、金乃台カントリークラブ会員紹介(15%割引) 187万円(税込)
3、金乃台カントリークラブ会員の2親等内家族(20%割引) 176万円(税込)
4、金乃台カントリークラブ法人会員の法人追加購入(20%割引) 176万円(税込)
5、太平洋クラブ会員の購入(20%割引) 176万円(税込)
なお2022年4月時点での会員数は、正会員及び平日会員を合わせ1,003名との事です。