(株)ダイナシティは2005年1月、競売にて成田カントリークラブを落札し経営しておりましたが、この度PGMグループへ売却される事になりました。ダイナシティゴルフ倶楽部成田コース(旧・成田カントリークラブ)は、幾多の紆余曲折をへて、安定化へ向け動き出したといえます。
旧・成田カントリークラブは、何度競売にかけられようと、なかなか競落されませんでした。それは反社会的団体が深く関与しているとの噂が絶えなかったからです。
そのゴルフ場をあえて落としたのが、ダイナシティだったのですが、水面下では20億円から30億円の価格にて時折、売却話が出ておりました。
売却の背景にはダイナシティ自身の利益確定という点が語られておりましたが、自社の不祥事と親会社の社内事情が、大きな要素となったのではないでしょうか?現会員はかなり整理されており1,300名といわれており、PGMにおいても会員を継承するとの事です。
新潟県の石地シーサイドカントリークラブは、2007年3月7日新潟地裁へ、民事再生法を申請致しました。
負債額は約180億円ですが、金融債務は無いとの事であり、99%が会員の預託金が占めるようです。再建計画に対して会員の同意を如何に得られるかが、大きなポイントの様に思います。
第三セクター方式の月夜野カントリークラブ(群馬県)は、2007年3月9日東京地裁へ、民事再生法を申請致しました。昨年1年間の来場者数は1万1千人との事です。
1月から3月まではクローズになりますので、実質9ヶ月間の営業になり、1ヶ月1,220人の来場者であり、一日あたり40人、つまり10組平均という計算になります。
多くのゴルフ場が年間4万人の来場者数を目標にしている中で、あまりにもかけ離れた数字であり、再生へ向けた策は有るのか不安に成らざるを得ません。しかしながら既にスポンサーは決まっている様ですので、その手腕に期待したいものです。
栃木県の栃木インターカントリークラブは、2007年3月19日に東京地裁へ、民事再生法の適用を申請いたしました。
民事再生法ですので早い処理が予想されますが、素材が良いだけに多くのゴルフ関係者から注目されております。
負債約70億円の内銀行債務が50数億円あるといわれており、この処理が大きなキーポイントに成るのでは無いでしょうか?
関東圏のゴルファーにはなじみが薄いのですが、長野県に第三セクター方式にて運営されております、小諸高原ゴルフコースというゴルフ場があります。高原と名が付いております様に、文字どおりリゾートコースです。
同社の株式を所有しております長野県企業局、地域開発公団、小諸市、その他金融機関は約96%に及ぶ株式を6,000円にて、東京都の渡辺パイプ(株)へ売却する予定との事です。渡辺パイプは同ゴルフ場の会員、及びその預託金である7億円程も継承するようです。
この案件につきましては、県議会、市議会よりの結論が、3月中にも出るようです。以前より担当者レベルでの現状打開へ向けた模索が続いていたようですが、つまり会員権業者へ依頼しての会員募集などの案があったようですが、力尽きた感が否めません。
民事再生手続き中の山田総業(株)は、中央三井信託銀行をアドバイザーとしてスポンサー選定作業を行って来ましたが、10社を超える候補の中でアコーディア・ゴルフを選びました。
対象コースは、甘楽カントリークラブと広陵カントリークラブです。
この事に関しましては、4月下旬より5月上旬にかけて債権者へ賛否を問う事に成ります。 支援金額に付きましては、噂の域を脱しませんが、約60億円と言われております。
茨城県のワイルドダックカントリークラブは、3月20日より正会員の会員募集を開始致します。
- 募集金額 203万円(預託金140万円 / 入会金63万円)
- 募集口数 200口
- 募集窓口 東京支社(03-3243-8793)
預託金に関しましては、据え置き期間がありません。現在会員数は174名と大変に少なく、倶楽部の活性化を図るためにも必要不可欠な作業のようです。
東武グループの宮の森カントリー倶楽部は、4月1日からパブリック制へ移行する事になりました。
現在在籍している約200名の会員へ、預託金を全額返還するに当たり、100億円程の資金が必要との事です。
経営会社に付きましても、東武不動産から東武興業へ移行する事になります。
伊豆急不動産(株)は、稲取ゴルフクラブの経営会社を、本年5月中に北海道の加森観光(株)へ売却することになりました。
稲取ゴルフクラブの在籍会員数は1,856口ありますが、加森観光(株)は会員の預託金額も含めてすべて継承するとの事です。
加森観光(株)にとり稲取ゴルフクラブは、13コース目となりますが、関東圏においては初のゴルフ場となります。
旧日東興業系の中核ゴルフ場であった浜野ゴルフクラブは、この度4月1日より単独のゴルフ場として蘇生し、名義書換を再開する事に成りました。名変料は正会員105万円、平日会員はその半額です。
市場では昨年より安定した高値をつけており、今後、大きな価格変動はあり得ない状況です。一時は外野席より会員負担が500万円ほどかかるなどと、根拠の薄いデマゴーグが流れたりもしましたが、それらを一蹴するような内容になっております。
新証券には、株数と新預託金額が明記されており、当然ながら名義書換は新証券のみが対象となっております。ゴルファーにとり新たな入会検討に値するコースが、一つ加わりました。 おめでたい事です。