2017年3月6日『PGAチャンピオンシップ サミット2017』が、沖縄県那覇市に於いて開催されます。これは2014年から公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)が、連続して開催しているものであり、『日本プロゴルフ選手権大会』に関する情報交換や、関係者の親睦を兼ねて行われております。
第85回大会となる同大会は、今年沖縄県の(かねひで喜瀬カントリークラブ)で開催されますが、既に2018年の第86回大会は千葉県の(房総カントリークラブ)、2019年の第87回大会は鹿児島県の(いぶすきゴルフクラブ)と決まっております。そしてこの度サミット2017開催時に、2020年の第88回大会開催コースが明らかにされると共に、調印式も合わせて行われます。
関東⇒北海道⇒沖縄⇒関東⇒九州と来て、その次に開催されるエリアは何処になるのでしょうか?大変注目されます。
更に注目されるのは、スポンサーの動向です。2010年より連続して7年間、日清食品ホールディングス(株)がスポンサーとなって、『日本プロゴルフ選手権大会・日清食品カップヌードル杯』として開催されてきておりますが、2014年12月9日に2017年までは特別協賛するとしておりましたので、本年が最終年となります。
引き続き日清食品カップヌードル杯として継続されて行くものなのか、或いは新たなるスポンサーが現れるのでしょうか?
長野県の三井の森蓼科ゴルフ倶楽部は、2017年1月より年会費を改定致しました。これは昨年2016年12月に開催された、理事会に於いて決定されたものです。既に会員へは、2017年2月上旬発行の倶楽部会報にて報告しており、更に3月中旬には年会費の請求と共に、通知する予定との事です。
★ 新たな年会費の概要は、下記の通りです。
・個人正会員 3万円(税別)⇒4万円(税別)
・法人正会員 6万円(税別)⇒8万円(税別)
当該倶楽部の法人会員は、2名記名式です。個人正会員2口をもって、法人名義へ変更出来る条件となります。ですから年会費も2名分と言う事で、単純に個人正会員の倍金額となります。
現在会員数は昨年2016年末で、約1,300名を数える状態です。数年前より300名近く減少した事になりますが、当該倶楽部に於いても高齢化の大波には抗しきれず、預託金償還に伴う自然退会が高齢者を中心に増加した結果だとしております。
2017年2月8日一般社団法人日本プロゴルフ殿堂(理事長_松井功)は、都内会場にて第5回日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者を、発表致しました。
記者会見上の出席者は、1.理事長・松井功、2.副理事長・倉本昌弘、3.副理事長・小林浩美、4.評議員・佐々木孝悦の4氏でした。殿堂入り顕彰者は、下記の皆さんです。
- レジェンド部門_陳 清水(ちん・せいすい)__1910年1月25日から1994年1月8日
- レジェンド部門_河野高明(こうの・たかあき)_1940年1月4日から2010年4月22日
- レジェンド部門_清元登子(きよもと・たかこ)_1939年6月15日生まれ、77歳
- プレーヤー部門_島田幸作(しまだ・こうさく)_1944年5月7日から2008年11月3日
- プレーヤー部門_村上 隆(むらかみ・たかし)_1944年5月25日生まれ、72歳
- プレーヤー部門_涂 阿玉(と・あぎょく)___1954年9月29日生まれ、62歳
レジェンド部門とは主に1972年以前の男子ツアー制度施行前、そしてプレーヤー部門とはそれ以降に活躍した、或いは功績を残した男女プレーヤーを表彰するカテゴリーです。この度選出された6名のプレーヤーは、その活躍や功績を詳細に記すのであれば、6冊の書籍が出来上がるほど、内容は豊富でドラマチックだと言えます。松井理事長はかつて若かりし頃、数度陳清水プロのプレーする姿を見た事が有るそうです。
陳清水プロは台湾ゴルファーの草分け的存在で、1920年代後半日本に定住し、その後日本プロ2勝、日本オープン1勝、関東プロ3勝と、まさしく日本のトッププロへ上り詰めて行きました。トーナメントでの実績を残しながら、陳清波プロなど後進の育成にも尽力し、1973年日本に帰化しました。
語りつくせぬ名プレーヤー達ですが、その顕彰式典は2017年3月24日のジャパンゴルフフェア会場である、パシフィコ横浜(TEL:045-221-2155)に於いて、13時30分より行われる予定との事です。
静岡県の富士カントリークラブは、来年2018年に開場60周年を迎える事になります。これを記念する為、その前段として本年2017年4月1日より、正会員を特別条件にて募集する事になりました。その概要は下記の通りです。
★ 開場60周年記念募集
・募集会員:正会員
・募集人員:50名
・募集価格:662,000円(税込み)
・価格内訳:株券_50万円+入会金162,000円(税込み)
・資格譲渡:募集終了後譲渡可
・募集期間:2017年4月1日⇒同年6月30日まで
・入会資格:満49歳以下で在籍1年以上の正会員の推薦を受けられる方
・会員特典:入会後3年間の年会費は税込み54,000円
クラブでは会員の高齢化が、進んでおります。この問題は特に当該クラブに限定された事ではないのですが、クラブを活性化させる為には50歳未満の方の入会が不可欠だとしており、募集価格或いは年会費を限定とは言え安価に設定したのは、入会対象者の経済的属性を意識しての対策だと言えます。
クラブではこの度の募集に付いて、会員権業者との協力体制を構築しているものの、年齢層を絞った事に関しては手探り状態であり、募集人員は仮に目標数に未達で有っても、6月30日をもって終了する予定としております。
岐阜県瑞浪市の東濃カントリー倶楽部を経営する東濃開発(株)は、2017年2月1日名古屋地裁へ民事再生法の適用を申請しました。帝国データバンクによれば負債は、債権者約1,900名に対して、会員の預託金を中心に約32億円との事です。
★ 申請代理人_杦田勝彦弁護士
・石原総合法律事務所(名古屋市中区錦2-15-15/TEL052-204-1001)
★ 監督委員_服部一郎弁護士
・服部一郎法律事務所(名古屋市中区丸の内3-5-10/TEL052-990-6333)
会員権の名義書換に付いては、現時点で停止にしていない為、受け付ける事は可能との事ですが、債権者確定途上の為にその手続きは、大幅に遅れるとしております。ちなみに名義変更料は、正会員が54万円(税込み)、平日会員が216,000円(税込み)です。
この度上記手続きを経なければならなかった大きな要因は、来場者の減少及び客単価の下落からもたらされた、売り上げ減少との事です。
2017年2月2日から5日までの4日間、米国アリゾナ州スコッツデールのTPCスコッツデール_スタジアムコースで開催されましたWaste Management Phoenix Open2017(以下フェニックスオープン)は、日本の松山英樹選手が優勝しました。自身ツアー通算4勝目を飾ると共に、日本人選手最多数勝利を数える事になりました。現地時間5日夕方5時少し前、日本時間6日朝9時少し前の勝利です。
松山選手は初日6アンダー・2位タイと幸先良いスタートをきったのですが、いわゆるムービングデーと言われる3日目に3アンダー・トータル12アンダーとして、上位陣が大きくスコアを伸ばす中で、今一つながらも何とか最終日に優勝争いが出来そうな位置で、踏みとどまる事が出来ました。この日トップに立ったのは、韓国のByeong Hun An(アン ビョンホン)選手でした。トータル16アンダーとして松山選手に4打差を付け、最終日を迎える事になったのです。
最終日アン ビョンホン選手が失速する中、優勝争いはノーボギー・5アンダーとしてスコアを伸ばした松山選手と、同じく最終日に7アンダーをマークしたWebb Simpson(ウエブ シンプソン)選手に絞られ、共に17アンダー1位タイでホールアウトしたのです。
プレーオフは4ホールにも及び、最後にバーディを取った松山選手に軍配が上がりました。昨年同様に又してもプレーオフを勝ち抜きました。同大会連覇です。
松山選手と共に参戦した石川選手は初日3アンダー18位タイと好位置に付けるものの、2日目ドライバーショットの不安定さから3オーバーとなり、76位タイとして予選落ちしてしまいました。石川選手はこの度の出場で同大会5度目となるのですが、一度も予選を通過していない、ある意味相性の悪い大会となっております。
同大会は、他のトーナメントで見る事の出来ない娯楽性の高いものとなっており、特に16番のショートホールは、ティーングランドを囲むようにスタジアム形式のスタンドが設置されており、約2万人のギャラリーを収容出来ます。ここでは常に歓声が止む事無く、プレーヤーがショットしようがおかまいなしです。時にはプレーヤーが(もっと盛り上げてくれ)とばかりに、催促する様な場面も見受けられます。
(プレー中はお静かに)なるプラカードを見る事も無く、まるでお祭りです。ちなみに来場者数も桁外れで有り、1991年開催時には期間中を通じて約36万人のギャラリーがつめかけたのですが、2016年の昨年は約61万8,000人を記録しております。
東北ゴルフ連盟(以下TGA)へ加盟する、112コースの2016年度入場者数が、明らかになりました。その概要は下記の通りです。
|
倶楽部数 |
入場者数 |
| 青森県 |
11 |
273,880 |
| 秋田県 |
14 |
321,254 |
| 岩手県 |
19 |
452,152 |
| 宮城県 |
28 |
1,078,159 |
| 山形県 |
10 |
257,093 |
| 福島県 |
31 |
1,031,187 |
| 合計 |
112 |
3,413,725 |
上記資料はTGA発表のものであり、資料上では合計数が合いませんが、これは宮城県で退会倶楽部が有った為です。TGAによれば前年度より、ゴルフ場数は2ヶ所減少しております。これはゴルフ場事業廃業によるものですが、その2コースは太陽光発電事業へ転換していったとの事です。
全体的な入場者数は前年度とほぼ同数で有り、前年度が2コース多かった事を考慮するならば、各ゴルフ場がかなり善戦したと言えます。更にTGA傘下のゴルフ場は、冬季間少なくとも数か月降雪の関係から、クローズになるという要因も加味して評価する必要が有ります。
前年度と比較して顕著な落ち込みが確認出来るのは、秋田県と岩手県ですが、人数にして約2万人で4%ほどと言えます。
2013年9月7日(日本時間8日)に国際オリンピック委員会(以下IOC)は、2020年第32回夏季オリンピック・パラリンピックの開催都市として東京を選出しました。その時すでに日本側からは、ゴルフ競技開催コースとして埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部(以下霞ヶ関CC)を上げておりました。
その後様々な個人或いは団体より開催会場としては、東京都のパブリックコースである若洲ゴルフリンクス(以下若洲GL)が最適との意見も出ておりました。そして最近、東京都の小池知事による各競技会場見直しと言う動きが有る中、ゴルフに関しても大きくクローズアップされる事になったのです。
霞ヶ関CCが開催会場として相応しく無いと言う意見の中には、その決定過程が不透明であると言うものもあるのですが、『2017年1月24日_31日VOL2・週刊パーゴルフ』は、その辺を日本ゴルフ協会(以下JGA)副会長である永田圭司、専務理事・山中博史両氏へのインタビューを通じて明らかにしており、大変興味深い内容となっております。
- 2011年7月25日東京都招致委員会(以下委員会)から、ゴルフ会場として若洲GLに関する問い合わせ有り。
- その後2012年2月13日までに作成しなければならない申請ファイルへ、委員会は若洲GLを明記するも、JGA側は若洲GLの大改修無しに競技のレギュレーションに合わない事を伝えたところ、新たなるコース選定の要望が有り10コースをピックアップ。
- 2012年4月から5月にかけて、10コースから5コースへ絞られた(霞ヶ関CC、相模原GC、戸塚CC、横浜CC、茨城GC)。
- 4月12日JGAで行われた第1回招致委員会議事録へは、若洲GLが除外された理由を明記。
- 2012年5月に15名が参加した第2回招致委員会が開催され、第一候補として霞ヶ関CC、第二候補として横浜CCを決定。
- 2012年5月23日東京が正式立候補都市に選出される。
- 2012年8月30日第3回招致委員会は、東京都により2コースとも合格点であると報告されるが、10月までに絞り込まなければ、2013年1月7日の立候補ファイルに間に合わない事が確認され、最有力候補として霞ヶ関CCを選出。
- 2012年10月30日第4回招致委員会開催。都が霞ヶ関CC資料を国際ゴルフ連盟へ提出した事の報告を受ける。
- 2012年11月6日霞ヶ関CC理事会は、IOCに対する保証書の提出を決議。
- 11月14日IGF担当者が来日し霞ヶ関CCを視察。
- 12月3日IGFより開催コースとして相応しい同意書を取得。
- 2013年1月7日霞ヶ関CCを明記した立候補ファイルを提出。
- 2013年3月5日IOC評価委員会3名が霞ヶ関CCを視察。
以上駆け足でかいつまんで見てきたのですが、同紙は末尾に「これまで情報公開が十分になされていれば状況は違ったはず。」_(記事より引用)としております。
ブリヂストンスポーツ(株)では女子のアスリートゴルファーを対象として、3月に入り九州大会と中部大会を開催します。この2大会で優勝した2選手は、本年2017年5月19日より3日間開催される、『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』の本戦へ出場出来ます。
又それぞれ2位から5位までの選手は、『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』の主催者推薦選考会への出場権を得られます。九州大会及び中部大会の概要は、下記の通りです。
★ 九州大会
・開催日:2017年3月21日(火)
・コース:麻生飯塚ゴルフ倶楽部(福岡県)
・出場者:72名(先着順)
★ 中部大会
・開催日:2017年3月24日(金)
・コース:中京ゴルフ倶楽部石野コース(愛知県)
・出場者:72名(先着順)
★ 参加資格
・女性(出生時)アマチュアゴルファーである事
・規定の申込方法によりエントリーされた方
・ハンディキャップ15以下の技量を有する方
・2017年5月19日(金)時点で、満13歳以上の方
尚、参加費は税込み10,800円で、プレー代と諸経費は自己負担との事です。エントリーは2月1日よりすでに開始されております。お問い合わせは、大会事務局(TEL0120-711-951)_平日10時から午後5時30分まで。
公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)は、2017年1月31日『2020年東京オリンピックゴルフ競技会場問題に関する見解』を、報道関係者へ配布しました。内容は1.霞ヶ関カンツリー倶楽部(KCC)選定の経緯について、2.霞ヶ関CC(KCC)の女性正会員問題について、3.レガシーについて、4.その他と言う4項目です。
この中で今回は、選定の経緯と女性問題について、取り上げてみたいと思います。いかなる経緯で霞ヶ関カンツリー倶楽部(以下KCC)が選定されたかと言えば、東京都から依頼を受けたJGA、PGA、JGTO、LPGA、東京都、有識者などで構成するオリンピック競技対策本部が、約50コースの中から条件に合うKCCを選出し、若洲GLに付いては東京都の承諾により除外された、としております。
女性会員の件に関しては、年間約9,000人の女性ゲストが当該ゴルフ場でプレーしており、倶楽部運営の委員会へも女性が参画している。しかしながらIOCより女性正会員への開放要請が有るのも事実であり、現在国際ゴルフ連盟、組織委員会、JGA、KCCで対応を検討している、としております。
この発表と時同じく国会の参議院予算員会議に於いて、松沢成文議員は国務大臣・丸川珠代氏、内閣総理大臣・安倍晋三氏に対して、KCCの定款細則は(全ての個人は性別によるいかなる差別を受ける事無く、スポーツをする機会を与えられなけらばならない)と言うオリンピック憲章の基本原則に違反し、開催会場として相応しくない、との意見を述べました。
これに関して安倍総理は、「そもそも、そこでオリンピックを開くというのは、それはどうかという意見があるのは当然だろうと、こう思います。」_(国会議事録より引用)と述べると共に、丸川大臣がその様な申し入れをしているところだとしました。
いずれにしてもKCCに於いては、倶楽部負担により開催予定とされた東コースの、改修も終了しております。今後この問題は、どなたが何時どの様な内容で最終結論を出し、終止符が打たれるのでしょうか、又多くの国民が納得出来る形で落ち着くのでしょうか。この問題の最大のポイントは、民主主義の基本原則である手続き手順が、国民に当初より広く情報開示されなかった事が、後々まで尾を引いていると言えます。