2018年2月9日東京地裁へ民事再生法の適用を申請した、「鳳凰ゴルフ倶楽部」を経営する太田資源開発株式会社の債権者説明会が、2月15日午前中に熊谷にて開催されました。同ゴルフ場はプレパッケージ型の再建を模索しており、スポンサー候補として債権者へ説明されたのは、栃木県佐野市に本社を置く株式会社祥和コーポレーションです。
同社は砕石と産業廃棄物のリサイクルを事業活動としており、グループ全体では約200億円もの売上を上げているとの事です。今後債権者集会に於ける賛否を経て、スポンサーとしての地位を確固なものとした場合、同社では初めてゴルフ場経営に乗り出す事になります。
オペレーションに付いては、現在の現場機能を充分に活用して行く事を主体に、スタッフの首切り合理化など荒治療は、スケジュールに入っていない様です。この度の事件を契機に、スタッフのモチベーション低下を危惧する声も現場にはあった様ですが、現時点でそれは杞憂に終わりそうです。
年内には再出発を図りたいと考えている再生会社ですが、10時から開始された説明会は一時間半にも及ぶものの、会場内で怒号が飛び交う事も無く、集まった約110名の債権者は説明にしっかりと耳を傾けていた様です。債権者にとっては今後弁済率が、どの様になるのか大変気になるところです。
2017年~2018シーズンPGAツアーに於けるテーラーメイド(テーラーメイドゴルフ株式会社)契約プロの快進撃が続いています。
2018年1月1週目にセントリートーナメントで優勝したダスティン・ジョンソン
1月3週目のキャリアビルダーチャレンジで優勝したジョン・ラーム
更に1月4週目のファーマーズインシュランスオープンで優勝したジェイソン・デイ
そして2月に入り、フェニックスオープンで優勝したゲーリー・ウッドランドと枚挙に暇が無い程なのです。

特にゲーリー・ウッドランドは『M3 440ドライバー』を使用しだした2週目の優勝であり、フェニックスオープン4日間の平均飛距離は314.1ヤードを記録しました。これは昨年一年間の同選手の平均飛距離が、307.6ヤードだった事を考えれば約7ヤード伸ばした事になります。
この様な選手たちの支えになっているギアが、「ツイストフェース」と「ハンマーヘッド」と言う新技術を搭載した、テーラーメイドの新『Mシリーズ』のM3でありM4です。M3は調整機能付きであり、M4は寛容性をテーマに造られており、ドラーバーからアイアンまでラインナップされております。
新技術開発の基礎になったのは、同社がアマチュアゴルファーの50万発ものショットを分析したデータです。90%のアマチュアが「ハイトゥ」と「ローヒール」で打っており、その曲がり幅は約15ヤードにも及びます。
これを是正する為に開発されたのが「ツイストフェース」、つまり打点傾向に合わせてフェースをねじる技術だったのです。この結果、これまでのスイング癖によるアマチュアゴルファーの曲がり幅は、約5ヤードまでに軽減されました。
この新技術を駆使した同社のギアを使用する契約プロも、上記の如く様々な優勝を各選手が飾ると言う好結果を残しているのです。契約プロのみに提供されていたM3とM4ですが、いよいよ明日2月16日ゴルフショップや量販店更にはWebサイトなどで、販売される事になりました。
一度は手に取って試打してみたいクラブだと言えます。
群馬県の上毛森林カントリー倶楽部を経営する上毛森林都市株式会社は、2018年2月14日東京地裁へ破産申請し、同日開始決定を受けました。債権者1,077名に対する負債額は26億9,415万円ですが、その内会員1,020名に対する預託金額は約25億円との事です。
この度この様な事態へ陥った主たる要因は、会員による預託金返還請求では無く、ゴルファーの集客難つまり売り上げの減少であり、これに歯止めがかからず資金繰りが逼迫した事によるものだとしております。
破産管財人には、河野・川村・曽我法律事務所(港区虎ノ門4-3-1/TEL03-3431-1100)の曽我幸男弁護士が選任されました。今後同弁護士の下で、同ゴルフ場の競売業務が進む事と思われます。ゴルフ場として継続されて行くのか、或いは新規事業の候補地となるのか、資産の劣化を防ぎながらの作業は迅速さが求められます。
尚、同社のWebサイトでは、<平成30年2月14日をもちまして、営業を終了させていただきます。>としており、今後の問い合わせ先として、TMI総合法律事務所(破産申立代理人)_TEL03-6438-5390を指定しております。
| ゴルフ場名 |
上毛森林カントリー倶楽部 |
| 法人番号 |
0100-01-047385 |
| 法人名 |
上毛森林都市株式会社 |
| 本店 |
東京都中央区八重洲1-8-12 |
| 設立 |
1972年12月6日 |
| 資本金 |
1億円 |
| 代表者 |
代表取締役:伊藤恭道 |
| 支店 |
群馬県吾妻郡高山村中山6859-14 |
千葉県のザナショナルカントリー倶楽部千葉では、2017年10月1日より正会員の補充募集を行って来ております。4ヶ月が経過した2018年1月末までに、約70名の方が新規会員に成られました。現在行っている募集の概要は、下記の通りです。
- 募集会員:正会員(個人、法人一名記名式)
- 募集金額:302,400円(入会金280,000円+消費税)
- 募集人数:200名
- 募集期間:2017年10月1日~2018年3月31日
- 入会資格:1、女性の方、住民票を有する外国籍の方も入会可能
- 入会資格:2、年齢制限無し
- 入会資格:3、暴力団及び関係者は入会不可
- 入会資格:4、入会審査などを経て理事長より入会承認された方
これまでの新規入会者の多くが、入会までに至った経緯は、既存会員の勧誘によるものであり、いわば現会員の友人や知人と言う事になります。それ以外に会員募集のWebサイトを見て、入会までに至ったケースもある様ですが、現時点でその比率は小さいとの事です。
新規入会者の年齢構成としては、60歳前後の方が圧倒的に多く、中には70歳前後の方も若干名おられる様です。男女比としては、大半を男性が占めており女性は若干名です。この方たちの殆どが、他のクラブに所属した経験が無く、ある意味当該倶楽部へ入会する事で、初めて倶楽部ライフを味わう事になります。
会員の紹介により新規入会者の実績を積み上げて来ている同倶楽部ですが、この様な実態を鑑みて、男性浴場の大幅な改修に取り掛かるとしております。昨年より様々な設備投資を行って来ている同倶楽部ですが、会員の満足度を更に高めるべく、次なる一手を打とうとしています。
振り返れば月平均約18名もの新規入会者が有るという事は、アクティブ会員が増加し、クラブの活性化に大きく寄与しております。残すところ募集期間は約1ヶ月半ですが担当者は、現在の勢いを削ぐ事無くゴールしたいと熱く語っております。
埼玉県の武蔵OGMゴルフクラブでは、2018年4月1日より年会費を改定します。これまで正会員一口の年会費額は50,000円(税別)でしたが、100,000円(税別)になります。既に818名の会員へは、2月6日にこの案内を送付済みとの事です。
尚、同日より会員サービスを充実すべく同クラブ登録会員は、グループ内下記4コースを会員料金プラス1,000円にて利用出来る事になりました。エントリーに付いては、会員が直接利用したいコースへ空き情報を確認し、申し込むとしております。
1、富士OGMゴルフクラブ出島コース(茨城県)
2、東千葉カントリークラブ(千葉県)
3、富士OGMゴルフクラブ市原コース(千葉県)
4、きみさらずゴルフリンクス(千葉県)
この度新設された会員優遇制度は、期間を限定せずに当面継続されて行くと、クラブ側は説明しております。しかしながら当該クラブは、会員の総意などを集約するクラブ理事会を設けていない為、何時この制度が変更されて行くかは、会社判断に委ねられる事と思います。
群馬県太田市の「鳳凰ゴルフ倶楽部」を経営しております太田資源開発株式会社(代表取締役:大澤順)は、2018年2月9日東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。<事件番号:東京地方裁判所平成30年(再)第2号>
同ゴルフ場は1973年9月に開場し、今年45周年を迎えようとしております。日常の集客を含めた営業ベースでは健闘しているものの、会員約5,760名が保有する預託金額約92億円は如何ともしがたく、近年会員による預託金償還請求が跡を絶たない状況でした。
会員の預託金償還から端を発したこの度の法的整理ですが、債権者総数約5,902名に対する負債総額は約112億円です。即日同地裁より保全命令が発令されると共に、ゴルフ会員権の名義書換に付いても停止措置が講じられ、また会員へは本日同様の内容書面が発送されました。
本件の申請代理人は、船橋茂紀、遠山光貴、西山彩乃の3弁護士(東京都千代田区丸の内_ノイエスト総合法律事務所:TEL03-5219-5634)です。また本日選任された監督委員は、綾克己弁護士(東京都千代田区大手町_ときわ法律事務所:TEL03-3271-5140)です。
株式会社アコーディア・ゴルフ(代表取締役社長:平林朗_以下アコーディア)は、2018年2月6日静岡県駿東郡の「富士の杜ゴルフクラブ」を、2018年3月1日に取得する事になったと広報を通じて明らかにしました。
これは当該ゴルフ場の保有会社である株式会社秀地コーポレーション(代表取締役:菊地健_以下秀地コーポ)、その株主である菊地健氏と株式譲渡契約を締結した事によるものだとしております。
当該ゴルフ場には秀地コーポ以外にその資産保有会社である株式会社秀地ゴルフデベロップメントと、運営会社である株式会社秀地ゴルフマネージメントが存在し、この3社に付いて秀地コーポを存続会社として吸収合併手続きを行います。この手続きが完了する日を2018年3月1日としており、この日をもってアコーディアへ引き渡される事になります。
アコーディアは<優良なゴルフ場施設を取得し収益改善を図ることを成長戦略の柱の一つ>としており、この度のゴルフ場買収に付いても戦略上の一環であると説明しております。今後はクラブハウスなどの改修を行い、年内中にリニューアルオープンしたいとしております。
当該ゴルフ場譲渡会社の概要は、下記の通りです。
| 商号 |
株式会社秀地コーポレーション |
| 代表者 |
代表取締役 菊地 健 |
| 所在地 |
東京都新宿区舟町1番地 |
| 設立年月日 |
2007年2月21日 |
| 主な事業 |
スポーツ施設の保有、運営 |
| 資本金 |
1,000万円 |
当該ゴルフ場はかつて太陽カントリークラブとして1972年に開場し、株式会社太陽カントリークラブ(代表取締役:高橋孝)が経営しておりました。ところが2012年9月同社は破産手続きに入り、その年の12月に従業員全員を解雇しゴルフ場を閉鎖しました。2013年4月より秀地コーポのゴルフ場として、今日に至っております。
アコーディアは2018年2月5日現在、132のゴルフ場と運営受託を含む27の練習場を経営しております。
ジャスダック上場の株式会社遠藤製作所(以下遠藤製作所)は、2018年2月初旬に入り、業績予想を上方修正しました。売上高を従来の84憶円から85憶円へ、更に営業利益を3億9,500万円から5億4,700万円へ修正したのです。これはゴルフクラブヘッドの出荷増が、一要因であると説明しております。
同社はゴルフクラブヘッドの製造に関し高い技術力を誇っており、その製品は様々なクラブメーカーへOEM供給されております。同社によればこの度の出荷増は、ドライバーヘッドでは無くアイアンヘッドとの説明でした。
アイアンクラブはとかくユーザーの買い替え需要のサイクルが長く、その長さはドライバーやパター或いはウエッジに比べ様も無いのですが、この度の遠藤製作所による兆候は、ゴルフギア市場で何を意味しているのでしょうか。
単にドライバーであれば人気商品が発売され、既存ゴルファーの買い替え需要が旺盛で有ると理解出来るのですが、ことアイアンクラブとなると、新規の需要が出て来ていると考えるのがごく自然の様にも思われます。
遠藤製作所はクラブメーカーへのOEM供給と言う黒子的立場から多くを語ろうとしませんが、春から縁起の良いゴルフギア市場を占なう心地よい発表だったと言えます。
栃木県の唐沢ゴルフ倶楽部では、2017年12月の理事会に於いて、入会条件を改定しております。この度の改定は従来の内容をおおむね踏襲しつつも、女性の入会制限を撤廃した点が、大きな特徴だと言えます。
それまでは女性の会員枠を120名に限定しており、女性が新規に入会したい場合は、女性名義の会員権を譲り受けなければ入会申請出来ませんでした。ところがこの制限は、時代にそぐわないとして撤廃したのです。
現在の入会条件は概ね下記の通りですが、新規入会者を迎えるに当たりその基本姿勢は、人物本位と言う事になります。倶楽部では女性入会に関する個々の質問に対し、その都度対応し説明しておりますが、弁護士によるリーガルチェックを経て、公式発表としたい意向です。
- 入会申請者は満20歳以上の方。
- 入会申請者は原則日本国籍者である事。
- 入会申請者は在籍5年以上の正会員より推薦を受ける必要有り。
- 入会申請者の内容を4週間場内掲示。
- 面接有り。
尚、会員資格の名義書換用紙は、現名義人からの請求により発行するとしており、第三者からの請求には応じないとのスタンスです。
茨城県の麻生カントリークラブが、株式会社アコーディア・ゴルフ(以下アコーディア)へ譲渡されると言うショッキングなニュースが舞い込んで、約一週間が経過しようとしています。この様な中ゴルフ場譲渡に対する会員の理解も進み、また会員権市場に於ける騒々しい話も無く、静寂性が保られております。
それもそのはずゴルフ場の経営母体会社である兼松株式会社(以下兼松)が、会員の預託金全額をほとんどの会員へ支払ってくれる訳ですから、異論の出る余地が無いと言う状況です。会員一人平均約400万円の預託金を、1,000人へ支払うとして40億円になります。この様な清算業務が遂行出来るのも、東証一部上場の兼松だからです。
では今後2018年3月30日以降アコーディアの新クラブへ移行した会員は、どの様なクラブと会員構成を受け入れて行く事になるのでしょうか。この件に関し会員へ配布された資料は、下記内容を明記しております。
1、2018年9月以降クラブ名称変更。
2、会員種別は個人と法人の2種類。
3、新クラブへの移行に関し旧会員の負担金無。
4、預託金を徴収しないことから、無額面のプレー会員となる。
5、年会費は正会員税別30,000円、平日会員税別15,000円。
6、会員資格の名義変更は将来可能であるもののその時期は未定。
上記内容を見るならば、アコーディアは旧会員に対し新たなる負担を求める事無く、従来通りの内容で受け入れる姿勢を示していると言えます。アコーディアの姿勢に付いては一定の評価が出来るものの、約1,000名の中で約350名前後が兼松関係者であり、更には高齢会員が多いとなれば、一体何名ぐらいの会員がプレーを希望して移行して行くものでしょうか。
また特質すべきは、9月以降クラブ名称が変更になるとの事です。どの様な名称になるのでしょうか?当該コースの13番と18番ホールは、セントラルGC西コースに隣接しております。簡単な工事で往来が可能になると思われることから、将来的には一体運営も有り得るし、セントラルGCの一部のコースとしての名称へ、変更される可能性も有り得るのでは無いでしょうか。