公益社団法人 日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2018年2月26日定時理事会を開催し、来月の3月22日に会員総会を開催するとしました。倉本体制の2期4年が終わり改選期に当たる事から、新理事20名の選出と共に、会長選が行われる事になります。
これは昨日の定例理事会に於いて、現会長の倉本昌弘氏と東北地区の新関善美氏の2名が、会長職へ立候補した関係からです。
新関氏は以前より、会長選へ出馬したいとの意向をもっており、それが実現する事になります。これに対し現倉本会長は、2期目が無風状態であった事を振り返りながら、様々な意見が出てPGAが活性化して行く姿は、とても良いのではないかとしつつも、3期6年をやり抜かなければ、4年前の就任当初に描いたプランを貫徹出来ないとしました。
会長選では2期4年を務めた現倉本会長の実績に対する評価が下されると共に、新関氏によるPGAへの思いと新施策が問われる事になります。当日は新理事選出後に会長選があり、夕方には新会長による記者会見が行われる事と思います。
香川県仲多度郡の「こんぴらレイクサイドゴルフ倶楽部」を経営する讃岐開発株式会社(代表取締役:東原隆行)は、2018年2月13日高松地裁丸亀支部より破産手続き開始を受け、文字通り破産業務手続きに入りました。
負債総額は債権者約170名に対して約14億8,000万円であり、破産管財人にはせんとう法律事務所(丸亀市大手町2-4-24_TEL0877-85-6070)の仙頭真希子弁護士が選任されました。
同破産会社関係者によれば、ゴルフ場として今後運営される見込みは無く、資産の劣化を防ぐ意味からも入札にかける事無く、既に換価作業が進行しているとしております。それはゴルフ場用地であり、ゴルフカートなどさまざまな機材を含むものです。
当該ゴルフ場は2012年に、民事再生法の適用と言う法的整理を行っており、この度は2度目となりました。さすがに2度目ともなれば再建のスキームを描きづらく、残された選択肢は、ゴルフ場解体と言う事での活用方法になったのだと思われます。
ちなみに前回の法的整理時、債権者への弁済率は30%でした。
茨城県の笠間市は2018年7月に台湾の台北市へ、「台湾交流事務所」を開設する事になりました。具体的には台北市の「東豪旅行社」内に設置するものですが、笠間市職員1人と現地職員2名の合計3名体制で臨むとしております。
この事務所の役割は、笠間市へ台湾からのツアー客を誘客する為であり、笠間市内の観光資源を積極的にアピールする事です。笠間市では2015年よりこの活動に力を入れており、市内9ヶ所のゴルフ場や笠間焼などを味わって欲しいとしております。
ことゴルフに関しては、台湾ゴルフ協会の会長夫妻をはじめとした方々が、昨年2017年9月に笠間市を訪れており、市内ゴルフ場でのプレーを楽しまれていました。その様な交流が深まる中、昨年1年間に市内9ヶ所のゴルフ場へ訪れた台湾プレーヤーは53人でした。市では今後2020年までに、年間200名を目標にして行きたい、との希望をもっております。
茨城県から台湾へそして台湾から茨城へ、ここ数年ツアー客の往来が急増しております。この現象を象徴するのが、茨城空港から台湾への直行便です。3月から10月までの期間、一日2便週2日、同空港からの直行便が稼働しております。
東豪旅行社の代表者によれば、日本の「おもてなし」文化を堪能したいと考えている台湾ツアー客が多いとの事ですが、コミュニケーション部分では若干問題を抱えるものの、市内9ヶ所のゴルフ場でこれを実践して行き、誘客増へつなげて行きたいと言うのが笠間市の願いであり戦略です。
ゴルフ場と言う自らの資源を大切に、国や政府頼みでは無く積極的外交攻勢に打って出た笠間市、一地方自治体の自助努力の姿が此処に有ります。
公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は2018年2月21日、かねてより懸案となっていたワールドハンディキャップシステム(以下WHS)に付いて、Royal and Ancient Golf Club of St Andrews(R&A)と全米ゴルフ協会(USGA)によって、現地時間2月20日にその概要が明らかにされたとして、日本語訳した内容を発表致しました。その特徴の要約は下記の通りです。
- 競技ラウンドとレクリエーションラウンドの両方を査定出来る様にし、ゴルフアーの技量を正確にハンデへ反映させる。
- 新規ハンディキャップ取得時に必要な推奨最小スコア枚数は54ホール分とする。
- ゴルファーは世界中の何処へでも均一なハンディキャップを持ち運べる。
- より正確な技量が反映される様、過度の数値変動を防止する。
- 異常なコースコンディションと気象状況を考慮する。
- ホールスコアの上限はネットダブルボギーとする。
- ハンディキャップの上限は男女ともに54.0とする。
グローバルスポーツとしてのゴルフは、ルールや用具更にはアマ資格などの規則を世界で統一しているにも関わらず、ことハンディキャップに関しては、6つのシステムが世界に存在し機能しています。この世界6団体が運用しているシステムを統一する事で、ゴルフは更に発展して行くと考えられた点がWHSの根拠になっています。
WHSが何時から適用されるのかと言えば、それは2020年1月1日からです。日本には現在約58万5,000人のアマチュアゴルファーが、JGA/USGAハンディキャツプインディックスを保有していると言われております。この日本のアマチュアゴルファーも当然ながらこの日をもって、WHSへ切り替わって行きます。
WHSが日本国内のゴルフ人口増加に、寄与する事を願いたいものです。
静岡県の富士カントリークラブでは、2018年4月1日より同年12月31日までの9ヶ月間、新規入会者の名義書換料を下記の通り、減額して受け付ける事になりました。クラブへの支払総額は税別で110万円から70万円へ、40万円減額する事になったのですが、これは2018年2月のクラブ理事会決議との事です。
| 会員種別 |
通常料金 |
キャンペーン料金 |
| |
名義書換料 |
保証金 |
名義書換料 |
保証金 |
| 個人正会員 |
80万円+税 |
30万円 |
70万円+税 |
無し |
| 法人正会員 |
80万円+税 |
30万円 |
70万円+税 |
無し |
同クラブでは昨年2017年4月1日より同年12月31日までの9ヶ月間、開場60周年記念として税込み662,000円にて、50名の予定で正会員の補充募集を行って来ました。想定内とは言え募集予定数を満たす事が出来なかった事に関し、同社取締役である高島武和氏は、<新たな施策を検討中>と経営だよりで述べておりました。
その新たな施策がこの度の減額キャンペーンにほかならない訳ですが、クラブでは通常の書換件数の25%増を目標にしている様です。昨年の募集に関し1、年齢を49歳以下に限定した事 2、法人入会を認めなかった事、この2点を囲碁に例えるならば敗着手だったのではないかと語る会員の方もおり、本格的な総括が待たれます。
矢継ぎ早に打ち出されて来る同クラブの会員活性化策ですが、クラブ首脳陣が思い描くほどの成果を得られていない中、その責任を全てゴルフ業界へ向けられている逆風ばかりに、押し付けられないと言えます。この度のキャンペーン結果次第では、抜本的な対策が必然的に求められて来るものと思われます。
東京の千代田区神田紺屋町にて中古のゴルフカートを専門に扱う株式会社エヌエフコーポレーションは、2006年に開業し今年12年目を迎えようとしております。代表者の中西氏が、アメリカに於けゴルフカート利用状況を視察し、触発されて起業に至った会社との事です。
基本的ビジネススタイルは、国内のゴルフ場より中古ゴルフカートを仕入れ、メンテナンスを施し再販して行く事です。海外でのゴルフカートに関するニーズは高く、その割合は同社の販売比率で約50%にも及ぶとの事です。
その他国内に於ける販売先は多岐に渡っており、一例としてはゴルフ場やホームセンター或いは農家などが挙げられます。また短期貸し出し先として、イベント会場での利用も有ります。時にはカートの屋根だけ欲しいなどのニーズもあり、迅速に対応しています。
多種多様な引き合いに応える為には、商品であるゴルフカートの在庫は必須条件であり、千葉県と兵庫県で保管ヤードを確保し管理しています。景気の波に大きく影響を受ける事は現時点で無いものの、何と言っても商品の仕入れは重要なポイントとなっており、ゴルフ場とのコミュニケーションは不可欠だとしております。
今後の課題としてはゴルフカートに手を加え、付加価値を付けた商品で、新たなニーズを開拓して行きたいとしております。また現在無人搬送カートにも取り組んでおり、工場や商業施設で好評を得ているとの事ですが、この分野は更なる事業拡大が望める様にも思われます。
同社の概要は下記の通りです。
| 商号 |
株式会社 エヌエフコーポレーション |
| 所在地 |
東京都千代田区神田紺屋町11 |
| 代表者 |
代表取締役 中西 景久 |
| 設立 |
2006年10月3日 |
| 資本金 |
1,000万円 |
| 連絡先 |
TEL 03-6206-9751 |
世界的企業であるアディダスは、2017年の昨年テーラーメイドゴルフを投資会社へ売却して以降、ゴルフに関してはシューズやアパレルなどのゴルフギア以外へ、特化して行く戦略を打ち出していました。
そしてそれを具体化すべく、日本法人であるアディダス ジャパン株式会社は、2018年2月14日東京都内に於いて、メディア関係者へ具体的な動きを明らかにしました。それは大きく2つの軸として受け止められるのですが、1つは<ULTIMATE365>と言うメッセージにも表現されている、「365日戦い続けるためのゴルフウェア」を、春夏シーズンに向けて同社の新製品として販売して行く事です。

この新製品はストレッチ性に優れ、通気性が有り、紫外線を遮断しており、特にポロシャツは夏に着て涼しいものです。これらの商品をPerformanceとadicross(アディクロス)と言う2つのブランドで展開して行くとしております。特にアディクロスは、ゴルフプレーで快適な機能性を持たせているだけでは無く、どの様な状況でも着用出来るデザインを兼ね備えています。
もう一つの軸は国内外で活躍する男女選手をサポートして行く事であり、従来の選手に加え今年は新たに次の3選手と、アパレル及びフットウエアで契約しました。一人はLPGAから森田遥、更にJGTOからスンス・ハンと杉本エリック(加賀電子)の2名です。
特に杉本エリックは幼少期にアメリカへ移住し、アマチュアとして活躍した後2016年には、PGAツアー・ラテンアメリカに参戦しました。2017年には日本国内男子ツアーへ挑戦し、ファイナルQTを14位で通過しております。既に今シーズンの「SMBCシンガポールオープン」と「レオパレス21ミャンマーオープン」では予選通過を果たし、徐々に力をつけて来ております。
世界の巨人が動き出した春の動向ですが、ツアーでアディダスのロゴを見かけない日は無いのかも知れません。
一般社団法人 日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)は、2018年1月に開催された理事会に於いて、LPGAプロテスト及びLPGAクォリファイングトーナメントの制度を一部改定しました。改定した内容は年齢です。
これまで18歳以上としていた上記受験及び出場年齢を、17歳からとして1歳下げたのです。この下げた理由として、例えば進学しない高校3年生であれば就職活動をするのが一般的であり、プロゴルファーを目指す女子にとっても、在学中に受験を認められる事は、将来の明るい展望を描き易いからだとLPGAでは語っております。
プロゴルファーになると言う事は人生の大事な就職活動であり、それは社会に於ける一つの職業だとの認識をもって望んで欲しい、LPGAの願いが具現化したものとも言えます。これにより選手活動の無駄な時間を無くす事が、出来る様になるのでは無いでしょうか。
この度の理事会決議が適用されるのは、2019年度からになります。ちなみに男子の場合、プロテスト受験年齢資格は16歳となっております。
2018年「第31回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」開幕にあたり、今年は様々な記録がかかる選手が多くいます。達成出来る記録と、その選手達を下記に列挙しました。
- 生涯獲得賞金 8億円突破・史上8人目
イ ボミ 達成条件 優勝
- 生涯獲得賞金 7億円突破・史上12人目
上田 桃子 達成条件 優勝
- 生涯獲得賞金 5億円突破・史上29人目
諸見里 しのぶ 達成条件 優勝
- 生涯獲得賞金 4億円突破・史上49人目
鈴木 愛 達成条件 優勝
- 生涯獲得賞金 3億円突破・史上74人目
キム ハヌル 達成条件 単独4位以上
渡邉 彩香 達成条件 単独3位以上
若林 舞衣子 達成条件 単独2位以上
- 生涯獲得賞金 2億円突破・史上118人目
O.サタヤ 達成条件 単独2位以上
3月1日から4日までの4日間、2018年LPGAツアー開幕戦で有るこの試合へは、有資格者総勢108名が参戦します。選手達は今オフに合宿やトレーニングを積んで、体力面と技術面の強化を図ってきております。特に近年フィジカル面の強化は、ツアーを戦う選手にとって至極当然の事となっています。
高額賞金の4日間大会である当該試合へ、選手たちはモチベーションを高めて望んで来ます。それはオフに取り組んだ課題が、結果として見えて来るからです。女たちの熱き戦いが、間もなく始まります。
2018年2月9日東京地裁へ民事再生法の適用を申請した、「鳳凰ゴルフ倶楽部」を経営する太田資源開発株式会社の債権者説明会が、2月15日午前中に熊谷にて開催されました。同ゴルフ場はプレパッケージ型の再建を模索しており、スポンサー候補として債権者へ説明されたのは、栃木県佐野市に本社を置く株式会社祥和コーポレーションです。
同社は砕石と産業廃棄物のリサイクルを事業活動としており、グループ全体では約200億円もの売上を上げているとの事です。今後債権者集会に於ける賛否を経て、スポンサーとしての地位を確固なものとした場合、同社では初めてゴルフ場経営に乗り出す事になります。
オペレーションに付いては、現在の現場機能を充分に活用して行く事を主体に、スタッフの首切り合理化など荒治療は、スケジュールに入っていない様です。この度の事件を契機に、スタッフのモチベーション低下を危惧する声も現場にはあった様ですが、現時点でそれは杞憂に終わりそうです。
年内には再出発を図りたいと考えている再生会社ですが、10時から開始された説明会は一時間半にも及ぶものの、会場内で怒号が飛び交う事も無く、集まった約110名の債権者は説明にしっかりと耳を傾けていた様です。債権者にとっては今後弁済率が、どの様になるのか大変気になるところです。