茨城県のスプリングフィルズゴルフクラブでは、2018年4月1日より正会員の補充募集を開始します。その概要は、下記の通りです。
- 募集会員 正会員(個人、法人1名記名式)
- 募集金額 25万円(全額入会金)+消費税
- 募集口数 200口
- 募集期間 2018年4月1日より定員に達する迄
- 資格譲渡 可
- 優待金額 20万円(全額入会金)+消費税
1.会員が追加入会する場合
2.個人会員の3親等内親族が入会する場合
3.会員の紹介により入会する場合
4.PGMグループ会員が入会する場合
5.複数人同時入会(2口以上)の場合
前回の募集金額は税別80万円で、2013年2月より2016年3月末まで行っておりましたので、2年間のインターバルをもってこの度の募集を行う事になりました。大きな変化は80万円から25万円へ、募集金額が下がった事です。大胆なこの価格設定には、クラブ側のプライドにこだわった荒唐無稽な価格にするよりも、現会員が友人や知人へ案内出来る現実的数字をはじき出したものとなっており、安定した運営が可能な会員数へ補充したい、と言うクラブ側の意気込みが伝わって来るものに成っています。
市場に於ける名義書換は停止にしないとの事ですから、当然市中にて当該会員権を取得して入会手続きも出来るのですが、正会員一口の名義書換料が税別30万円ですから、単純に比較するならば補充募集を通じて入会する方が、大変安価に済みます。この点にもクラブ側が、入会希望者を補充募集へ誘導したい、と言う思惑が見え隠れします。
いずれにしても2018年3月時点での正会員数は467名ですから、200名増えたとしても単純に667名に過ぎません。まだまだ余裕が有りますし、補充募集は今後も適時行われて行く事になるのだと思われます。
千葉県の千葉カントリークラブは、女性の入会に付いて制限を設けております。クラブ在籍会員約3,400名中女性会員は、2018年3月時点で約200名が在籍しており、この数字は正会員や平日会員などの会員種別を横断した総数です。
女性が新規に同クラブへ入会手続きをしたい場合、市中にて同クラブ女性名義の会員権を取得する必要が有ります。ここで注意しなければならない点は、一代限りの女性会員が存在する事です。相続により男性名義より女性が受け継いだ会員権は、将来売却時新たに女性名義へは変更出来ないのです。
この女性入会に関する制限は、1983年6月以降に施行されて来ており、約35年が経過した事になります。この様な制限を設けた主な理由をクラブ側では、女性施設の問題だと説明しておりますが、理事会決定事項としての記録は残っているものの、明確な理由はたどれない様です。
数年前に約230名が在籍していた事からすれば、女性会員数は近年減少しております。これは女性平日会員が退会した事、或いは女性名義の会員権が、男性名義へ変更された事に伴うものです。女性名義の会員数が減少すると言う事は、絶対数が減る事を意味しております。減る事は有っても増える事は有り得ないのが、当該クラブ会員権の特徴とも言えます。
クラブによれば近年年間に数件、女性から女性への名義書換実績が有るとの事ですが、会員権相場は一般の男性名義よりは高く推移しております。しかしながら欲しい時に売り情報が無く、売却したい時に買い情報が無いと言うのが、この様な特殊物件に良くある現象です。
将来この女性会員に対するクラブ規定が、大きく変化する事は有り得るのでしょうか。現時点ではこの規定が、クラブ運営に大きな弊害をもたらしているとの声も聞こえて来ておりませんので、なかなか想定しずらいとも言えます。
不動産再生へ向けた投資開発事業を展開する東証一部上場の株式会社ビーロットは、ゴルフ場運営事業を主に行っている株式会社ティアンドケイ(以下T&K)の株式53.1%を取得するとして、2018年3月15日広報を通じて明らかにしました。株式譲渡契約締結日は3月15日、譲渡実行日は3月29日を予定しており、T&Kはビーロット社の連結子会社となります。
川田太三氏が代表取締役を務めるT&Kの株主は、川田氏が41.9%、株式会社マックアースが53.1%所有しており、この度ビーロット社が取得するのはマックアース分全株になります。取得価額は7,000万円です。
ビーロット社がこの度T&Kを子会社化するに当たりその目的を、「国内外のゴルファーへ新しい価値を創造し、ゴルフ場の資産価値向上に貢献する」為だとしております。抽象的な表現でその意図するところが、なかなか読み取れないのですが、ビーロット社は川田氏とタッグを組む事により、オペレーションに苦しんでいるゴルフ場を、収益性の高い事業へと転換させる事だと、理解するのがごく自然な様に思えます。
この分野ではまだまだ市場性が有り、投資して行くだけの価値が有る、との読みだと思われます。現在T&Kが運営しているゴルフ場は下記の通りですが、今後この数が増えて行くか否かが、この度の買収劇の本質を読み解くメルクマールなのだと思われます。ちなみに茨城県の国際桜ゴルフ倶楽部は、2018年2月末にT&K関係の運営から離脱しております。
- 若洲ゴルフリンクス(東京都)
- ノースショアカントリークラブ(茨城県)
- 敦賀国際ゴルフ倶楽部(福井県)
栃木県の塩原カントリークラブでは2018年3月1日より、会員権の名義書換料を減額して受付ております。期間は本年9月30日までの7ヶ月間と限定されており、同クラブではこの度の手続きを名義書換促進のためのキャンペーンとして位置づけております。その概要は、下記の通りです。
| 会員種別 |
通常料金_税別 |
減額料金_税別 |
| 法人正会員 |
600,000円 |
20,000円 |
| 個人正会員 |
300,000円 |
10,000円 |
| 平日会員 |
150,000円 |
10,000円 |
上記金額を見て解る通り、キャンペーン料金は破格な内容となっており、ある意味事務手数料に等しいものと言えます。また親族への相続や継承であれば、個人正会員や平日会員は5,000円にて手続きが出来ます。
このキャンペーンの背景には同クラブに於ける高齢化が、否応無しに進んでいる状況が有ります。長年クラブに在籍し愛着をもっている会員が多いものの、その方々がスリーピング化しているのも現実的問題ともなっているのです。クラブでは出来る限り高齢化した会員より、現役世代へその資格をバトンリレーして欲しいとしており、その事が将来的に同クラブの健全化につながると考えております。
ところで同ゴルフ場は昨年2017年、第31回栃木県アマチュアゴルフ選手権の会場となりましたが、今年も又7月5日に同ゴルフ場を舞台に第32回大会が開催される予定です。
2018年3月22日公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)の定時社員総会が開催されました。今総会は改選期を迎えており、次期会長へは倉本昌弘氏と新関善美氏が立候補しておりました。全国から今総会へ参加した新代議員84名にて投票が行われ、倉本理事52票、新関理事30票、白票2と言う結果から、新会長には倉本昌弘氏が選出されました。

これにより2018年3月22日より2020年3月総会開催時までの2年間、倉本会長を頂点とした新PGA体制が確立した事になりますが、実質倉本氏による3期目へ突入した事になりました。新副会長へ就任した4名は下記の通りです。(敬称略)



井上建夫 植田浩史 槙岡充浩 渋谷稔也
倉本会長はこれまでの2年間を振り返り第一生命との包括連携協定の締結が大きかったとし、これによりPGA会員の職場・職域が増やせた事と、PGAの社会貢献度が高まったとしました。そしてこれからの2年間は、デビュープログラムを現在の8ヶ所から30ヶ所ほどへ拡大して行く事、また現在ゴルフ場で進めているゴルフアカデミーを練習場にまで広げて行きたい事、更には日本プロを成功させる事だと語りました。
倉本会長は今後の組織運営と事業に関する自信をのぞかせると共に、後継者の育成も必要に迫られている課題だとして、その為には組織改革は避けて通れず、その方針は今総会で承認されたとの事です。とりあえず現在の地区割りを15から8ぐらいへ変更する案が出ており、再来年の総会当たりで具体化するのではないかとしました。
倉本会長のカリスマ性と影響力の大きさを考えた場合、次を担える傑出した人材の発掘と育成無しには、倉本体制の長期化も有り得る様に思われる現在の状況です。
ところで今総会においてPGA会員が自己破産に陥った場合、これまでは資格喪失処分として手続きされて来ましたが、今後は資格を維持する事で定款が変更になりました。自己破産をしなければならない会員個人が、経済的に苦しい立場へ追いやられている中、生活手段としての資格を奪って良いものなのか、と言う考えが基本になっており、より現実に根差した改定となりました。
2018年3月22日大分県の大分カントリークラブを経営する大分観光開発株式会社は、負債約64億円(内会員預託金:約27億7,400万円)を抱え、大分地裁へ民事再生法の適用を申請しました。申請代理人は、大分市千代町2-1-23弁護士法人アゴラ(TEL 097-537-1200)の岩崎哲朗弁護士です。
同社は新光石油株式会社(解散)を中核企業とした、複合的な企業群の一角を構成していたのですが、関連企業が軒並み法的整理へ入る中、同社の立ち位置も大変苦しいものへと追いやられていました。同社はかねてより金融機関からの支援を受け再建を目指していたのですが、会員による預託金返還請求や一般債権者からの厳しい取り立てなどにより、その道を断念せざるを得ない状況となったのです。
同ゴルフ場は地元に於ける人気が高く、いわゆる名門といわれるゴルフ場です。在籍会員2,341名の多くが、ゴルフ場として今後継続して行く事を希望するのではないか、と会員の一人は当事件帖の取材に対し胸の内を語っております。
この度の法的整理に当たってはプレパッケージ型の再建を想定しており、そのスポンサー候補は福岡県八女市で八女上陽ゴルフ倶楽部を経営している上陽観光開発株式会社です。申請代理人曰く、プレパッケージ型再建と言えどもこれはあくまでも優先的交渉権に過ぎず、今後魅力的な再建案を提起する企業が出現した場合、比較検討は当然行われるとしております。
債権者説明会は3月29日(木)に、大分市府内町のコンパルホールにて予定されており、今後一連の作業が順調に推移した場合、債権者集会は本年12月下旬を想定しているとの事です。
第52回ジャパンゴルフフェアが明日2018年3月23日(金)より3日間、横浜のパシフィコ横浜で開幕します。今年のスローガンは<ゴルフの全てを見る、触れる>です。午前10時に開場し午後は7時まですが、最終日の日曜日は午後5時までとなっており、全日入場は無料です。
ゴルフに関わる多くの団体が出展しておりますので、会場内を一回りするだけで楽しさがふつふつと沸き起こって来ますが、出来れば事前に見たい内容と時間、そして場所を確認しておく事が大切です。
当該フェアは年々盛況となっており、昨年は3日間の合計で56,163人の来場者がありました。前年の2016年が55,927人でしたから236人増えた事になります。昨年の一般来場者は40,836人を数え、全体の72.7%を占めました。この事実はゴルフ業界関係者へも重く伝わっており、年々規模が大きくなっている裏付けにもなっております。
フェア主催者サイドでは今年の動員目標を6万人としており、当該フェアにかける意気込みが伝わって来ます。フェアを一度も見た事が無いと言う方には、是非一度足を運んで頂き、雰囲気だけでも味わって頂きたいと思います。交通アクセスは、みなとみらい線(東急東横線・副都心線直通)みなとみらい駅より徒歩5分です。
一般社団法人日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)は、2018年3月19日第6回定時社員総会を都内会場にて開催し、役員の改選を行うと共に新理事による臨時理事会を開催し、2020年までの青木会長を頂点とした新体制を構築しました。
前体制下での副会長職であった大西久光氏が、一般理事職へと一歩引き下がるのに対し、新副会長へ就任したのは選手会会長でもある石川遼氏です。更にJGTO副会長としての石川氏を支える深堀圭一郎氏が、新理事として就任しました。
青木会長は今年のテーマを「発展に努める」としましたが、ゴルフツアーをファンに見てもらって喜んでもらえるものにしたいとし、スポンサーに対しては更に満足度の高いものを提供して行きたいとしました。これらがゴルフ界を明るくするし、発展のための一歩だと抱負を語りました。

石川副会長 青木会長 佐々木常務理事
この様なものを獲得して行く為には、選手各人の意識改革が必須であり、その重要な役割を青木会長は石川氏に託したとも言えます。石川副会長はこの任務を遂行して行く上で、選手個々人と話し合いの場を持つ中で、今後の方針を説明し理解してもらう事がとても大切だとしたのです。
様々な改革は選手の理解と選手会の決断無しに進むものでは無いのですが、現役の選手に大きな影響力をもっており、またまとめる力のある深堀氏は石川副会長にとっても、頼もしい存在なのだと言えます。石川副会長がリーダーシップを発揮し改革を確実なものにして行く為には、青木会長の威厳をバックに年長者の深堀氏をパートナーに据える必要が有ったのです。
この度の新体制は、選手会会長でありJGTO副会長に就任した石川氏が、実質的にトーナメントの現場で改革の旗印を振って行く事になります。その改革の第一歩は、選手の話し方や服装で有るとしました。自らの職場を大切に思う気持ちが、選手個々人に求められており、ゴルフの技術一辺倒ではない、社会人として当たり前の気配りが必要だと語りました。
またトーナメント改革として、ツアー決勝の土曜日にプロアマ戦を行って行きたいと、石川氏は抱負を語りました。トーナメントスポンサーの満足度を高めて行く為にプロアマ戦は重要であり、これには一工夫も二工夫も手を加えて行くとしており、ケースによっては女子プロの参加も有り得ると構想を語りました。
これを裏付ける様にこの度の人事では、一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会の関係者3名が理事就任しており、トーナメントスポンサーとのコミュニケーションをより一層図って行こうとするJGTO側の姿勢が、如実に反映されている事が解ります。
ちなみに土曜日のプロアマ戦について石川氏は、早ければ今秋にもプレオープンさせたい意向であり、失敗との判断が無ければ来シーズンには定着させて行きたいと語り、自信に満ちた笑顔で会場を後にしました。
日本ゴルフジャーナリスト協会員の松尾俊介氏が、2018年3月に入り「キャロウェイゴルフ”STORY”」を上梓しました。同氏はキャロウェイゴルフの日本法人立ち上げに尽力し、2000年より2014年まで同法人の広報担当として活躍しました。
同氏は1989年に初めてキャロウェイゴルフを取材して以降、長年同社の活動に関わって来ました。1989年と言えばキャロウェイゴルフが1982年に立ち上がっていますので、ある意味黎明期より今日まで、その歴史に携わって来たとも言えます。
キャロウェイゴルフ創業者のイリー・キャロウェイ(1919年~2001年)氏の仕事について同氏は、大きく3節に区切り説明しています。一つはビジネスマン時代であり、一つはワインビジネス時代、そして最後にゴルフビジネス時代です。このゴルフビジネスこそ本稿のメインテーマですので、ページ数も大半を占め詳細に記述されております。その第2部ゴルフビジネスを構成するタイトルは、下記の通りです。
第1章 「ビッグ・バーサ」ストーリー
第2章 オデッセイ・ストーリー
第3章 ゴルフボール・ストーリー
第4章 ショートストーリー
ドライバーヘッドがパーシモンよりメタルへ変化しつつあった1980年代に、キャロウェイゴルフは彗星の如く現れ、ゴルフ業界へ様々な衝撃を与え今日に至っております。その様な同社より発売されるギアの開発コンセプトが、本書により明確に理解する事が出来ます。ある意味同ギア使用者にとっては、バイブルとも言えるものです。
本書ではキャロウェイゴルフの解説以外に、創業者であるイリー・キャロウェイ氏の経営哲学をも明確にしており、同社の成功はこの哲学無しに語る事は出来ません。成功物語の中核は、何と言ってもこの哲学に他ならない事を理解出来ると共に、ビジネス書としても大変参考になるものと思われます。
本書のご購入などに関するお問い合わせは、松尾氏のメールアドレス<erchmatsuo001@gmail.com>へアクセスして頂く事で可能です。是非一度手に取って、読破して頂きたい一冊です。寸暇を惜しんで読み入ってしまう事と思いますが、電車での乗り過ごしにはご注意下さい。
静岡県の富士の杜ゴルフクラブ(旧・太陽カントリークラブ)を経営している株式会社秀地コーポレーションは、2018年3月1日その商号を変更しました。
これは同ゴルフ場経営会社の株主である菊地健氏より、その全株式を株式会社アコーディア・ゴルフへ譲渡された事に伴うもので、この事実は最近明らかなりました。新会社の概要は下記の通りです。
| 株式会社アコーディアAH42 |
| 変更日 |
2018年3月1日 |
| 本店移転 |
2018年3月12日登記 |
| 本店 |
品川区東品川4-12-4 |
| 資本金 |
1,000万円 |
| 新代表 |
代表取締役 平林 朗 |