山梨県のシャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部では、2019年夏より会員権の名義書換を開始しております。当該ゴルフ場は、二度に渡る法的整理を経て、今日に至っております。一度目は民事再生手続きであり、二度目は2015年9月15日の破産手続きでした。
破産手続きにより当該ゴルフ場を新たに経営する事になったのは、シャトレーゼグループの株式会社シャトレーゼヴィンテージですが、運営は譲渡手続き前の2016年7月1日より開始していました。この新経営会社になってから、これまで会員権の名義書換を行った事は無く、この度初めて会員権価値を世に問う事になったのです。
現在の会員種別は正会員権のみで、かつて50名ほど存在した平日会員は、破産手続きの過程に於いて、正会員へ種別変更されたとの事です。現在その正会員数は約840名ですから、かつて1,050名ほど在籍していた旧総会員の中から、約200名が退会手続きを取った計算になります。
現在の会員権は株主会員権でも無く、また預託金会員権でも有りません。中身は純粋なるプレー権のみとなるのですが、今回設定されたその名義書換料は44万円(税込)です。売り手が希望する金額は20~30万円と言うものですから、単純に仕上がり価格は70万円ほどになるのだと思われます。
かつては男子トーナメントが開催された経緯の有る当該ゴルフ場ですが、今後どの様な相場を形成して行くのかは、もう暫く様子を見る必要が有るのだと言えます。少なくとも会員権の名義書換が、出来る事を知らしめる情報拡散無しには、正当な評価も又難しいのだと思われます。

< ブリック&ウッドクラブのレストラン >
千葉県のブリック&ウッドクラブは2000年5月に開場し今日に至っておりますが、開設時より床材にはフローリングを採用しております。一口にフローリングと言ってもその素材は様々ですが、同ゴルフ場ではピンカドーとダグラスファー、そしてケンパスの3種類を使用しているとの事です。
門外漢にとっては何とも聞き慣れない木材の名前ですが、当該ゴルフ場ではレストランなどを中心に、多くの箇所でピンカドーを使用しており、ある意味メインの木材になっています。それを補完する形で、その他部材が使用されておりますが、例えば階段はケンパスで施工されており、それはかつて電車の枕木にも多用された経緯があり、日本でもなじみ深いものと言えます。
ピンカドーとはミャンマー産の木材であり、ミャンマーチークよりは若干軟らかい材質との事です。この床の表面へノコギリ状の傷を着ける事で、足元の滑り止め防止機能を持たせると共に、いずれ時間の経過と共に少しずつ風化して行くであろう状態を、マッチさせる意味合いも含め仕上げたとしております。
当該クラブでは設立時より、ジュータンやカーペットを床材の対象として検討した事は無く、クラブハウスは木を大前提に設計されました。そのコンセプトは「ぬくもり」です。欧米のクラブハウスに例えるならば、会員が一つ一つレンガを積み上げ造り上げて行くイメージ、この会員の思いをハウスで表現出来るのは「木」以外に無いとの判断からです。
現在日常のメンテナンスは、毎日行われる掃除機でのごみ取りとモップ掛けのみです。これまでワックス掛けや補修工事を行った事は無く、通常の管理で100年は維持出来るのでは無いか、と言える程堅牢で清潔です。なおこれまで木を理由に、プレーヤーが雨の日に滑って転倒した、などのケースは皆無としております。

< クラブハウス裏側:2008年12月撮影 >
千葉県の長太郎カントリークラブでは、2020年1月より大規模なクラブハウス改修を、同年12月までの1年間をかけて行う予定です。かつて2007年4月にハウス内の部分的改修を行っていましたが、今回は躯体のみを残しての大規模な改修と言う事になります。今回躯体を残す事に付いては、耐震性が充分に確保出来ている点が大きく、それを活かしての工事が合理的との判断に至った為です。
同ゴルフ場は1979年10月の開場ですから今年40周年を迎えますが、これまでクラブハウスの建て替えはもとより、この様な大規模改修も無く今日に至っております。この度の工事内容とその日程は、下記の通りです。
| 2020年の工事日程と工事個所 |
| 工事期間 |
工事箇所 |
| 01月14日~04月30日 |
レストラン厨房 |
| 01月14日~04月30日 |
レストランホール |
| 01月14日~04月30日 |
コンペルーム |
| 01月14日~05月 |
ロッカールーム |
| 01月14日~05月 |
お風呂 |
| 06月~11月 |
駐車場 |
| 06月~12月 |
ロビー・エントランス |
| 10月~12月 |
プロショップ |
| 10月~12月 |
フロント |
| 10月~12月 |
マスター室 |
この工事の関係から2020年1月14日から4月末まで、プレーヤーは昼食休憩を挟む事無くスルーでのラウンドと成ります。また毎週月曜日は、定休日になるとしております。この様に一時的ではあるものの、会員へは不都合を煩わせる事から、2020年の一年間につきクラブでは、会員の年会費を減額し対応するとしております。正会員は税込33,000円、平日会員は税込22,000円です。
なお上記改修内容は会員や来場者へ配慮したものが大半ですが、当然従業員用の施設も改善される訳ですから、より働き易い環境になるものと思われます。スタッフのモチベーションも、自然と上がって行くのでは無いでしょうか。
埼玉県の武蔵カントリークラブに於ける法人名義での入会は、基本的に東証一部上場企業でなければ成りません。この様な企業がクラブからの入会承認が下りたならば、正会員権壱口にて法人名義1名記名式の会員に成る事が出来ます。
では東証一部上場であれば、絶対に入会出来るのでしょうか。この点に付いてクラブでは、必ずしもそうとは言えず、不承認になるケースも有るとの事です。反面上場して無くとも、上場企業の100%子会社であれば、法人として入会出来ている事例もある様です。
なんとも釈然としない話ではありますが、あくまでも東証一部上場が最大の原則であり、それらの企業と資本的関係が全く無い未上場の法人にとっては、予定していた登録者が個人名義にて入会審査を受けるのが、最善の選択と言える様です。この様な取り決めは規則や会則で明記されてはおらず、あくまでも内規により伝承されているとの事です。
ではこの様な厳しいハードルをクリアし、法人会員となっている企業は何社あるのでしょうか。2018年1月1日から同年12月31日までの第61期有価証券報告書によれば、248名が登録会員との事ですが、此処からは法人数を読み取る事は出来ません。
更にこの報告書では、会員資格としての株券以外に「預り金」を保有している法人が156社あり、その登録者数は231名としております。これらの数字を総合的に判断するならば、法人会員数は約160社と言えるのでは無いでしょうか。
一度法人会員として入会を認められたならば、登録者の変更は至極簡単に処理されている様です。いずれにしても当該クラブへ入会申請する場合は、会員権(この場合株券)を取得する以前に、事前審査を受ける事が何よりも大切と言えます。

< 解説を務める丸山茂樹プロとレポーターの宮里藍プロ >
ディスカバリー社は2019年10月8日都内会場にて、今月21日開催の『THE CHALLENGE:JAPAN SKINS』を、GOLFTVを通じ日本語にて動画配信するとして記者会見しました。この試合は今月24日に開始されるPGAツアー『ZOZO CHAMPIONSHIP』に合わせ来日するタイガー ウッズ、松山英樹、ローリー マキロイ、ジェイソン ディの4名によるスキンズマッチです。
ディスカバリー社は昨年の2018年、PGAツアーより米国外に於ける同トーナメントの放映権を獲得しており、今年1月よりGOLFTVを通じ英語版で展開しておりました。何時から日本語版が配信されるのか、大いに注目されていたのですが、遂にその時が来たと言えます。
このマッチの舞台は習志野カントリークラブです。『ZOZO CHAMPIONSHIP』で使用される舞台が、この試合で一足早くお披露目される事に成ります。このスキンズマッチで解説を務めるのは丸山茂樹プロ、そして現地レポーターを宮里藍プロが担当します。長年PGAツアーでもまれて来た丸山氏ですが、同氏ならではの知られざる4選手のエピソードも交え、思わず笑ってしまう様な解説をしてくれるのでは無いでしょうか。
GOLFTVでは初回登録以降7日間は無料で視聴出来るとしており、登録者は10月21日以降様々な日本語コンテンツを見れる訳ですが、当然『ZOZO CHAMPIONSHIP』もその対象です。インターネット環境下であればどの様なデバイスでも視聴は可能ですが、そのURLは( https://www.golf.tv/jp )です。巨人・ディスカバリー社の動画配信サービスが、この秋日本のゴルフ界を大いに賑わせる事と思います。
神奈川県の長竹カントリークラブでは、月曜日から金曜日まで利用出来る平日会員の募集を、2016年6月より行っています。3年以上経過した現在も募集しているとの事ですが、その概要は下記の通りです。
・募集会員 平日会員(祝日及び土曜日、日曜日を除き利用可)
・募集金額 税込107万円(預託金30万円+入会金税込77万円)
・募集口数 100口
・募集期間 2016年6月20日から定員に達する迄
・入会資格 1.正会員2名(在籍3年以上)の推薦
・入会資格 2.30歳以上の方
・入会資格 3.日本国籍の方
当該会員権の大きな特徴は、会員の退会手続きについて、制限が設けられている事です。預託金返還による退会手続き、或いは市場を通じての会員資格譲渡、この様な内容を包括した大きな意味での退会が、入会後5年を経過しなければ出来ません。
会員権市場に於ける当該平日会員権は人気があり、買い注文も数件入っている様です。これは募集金額よりも仕上がり価格を抑えて取得されたい、と言う希望者の方々だと思われますが、ゴルフ場担当者によれば名義変更実績は、年間を通じほとんど無いとの事です。
当該平日会員権の名義変更料は税込33万円とリーズナブルであり、尚且つ入会預託金を徴収していない点が入会希望者より評価されており、それが会員権市場に於けるこの様な現象に成っているのだと思われます。

< 東京地裁 >
2019年10月4日東京地裁・民事第4部に於いて、債務不存在確認請求裁判・事件番号<平成29年(ワ)第17494号>、いわゆるジャックス裁判が行われました。傍聴席は原告である「ゴルフスタジアム被害者を守る会」有志が、全国より結集しほぼ満席状態でした。
原告弁護団も全員陣取る中、被告弁護団は1弁護士を除き他3名が時間ぎりぎりに到着し、慌ただしく着席すると言う連携の悪さを露呈し、ある意味この裁判にかけるジャックス側の意気込みが、低下しているのでは無いかと疑われても致し方ない一場面がありました。
10時30分に開廷した当該裁判に於いて伊藤繁裁判長は、原告団に対し個別事情表を予定通り11月初旬までには提出して欲しい旨伝えると、原告弁護団の手柴弁護士は「その予定です」として、間もなく全ての準備書面が整うと報告したのです。
これにより今後は双方の弁護士により、丁々発止のつばぜり合いが、開始されて行く事に成るのものと思われます。長きにわたる当該裁判ですが、この件に付き原告弁護団の手柴弁護士は、公開裁判である事と社会的影響力の大きい事件を考慮した裁判長が、慎重に物事を進めている為と説明しています。
次回民事第4部に於ける当該裁判の予定は11月22日です。
静岡県の富士小山ゴルフクラブでは、法人内の登録者変更手続きを除き、第三者譲渡による名義書換手続きが、年間約50件有るとの事です。この内約二割の10件ほどが、物故会員の退会手続きに成る様です。
物故会員の退会手続きとしては、代表相続人が譲渡者と成り第三者へ当該会員権を譲渡する場合と、法定相続人或いは会員親族が継承し入会手続きを行うケースとが有ります。
当該会員権を第三者へ譲渡する場合、代表相続人へ名義変更する事無く、必要書類を添付する事で処理出来ます。例えばそれは被相続人の生誕から死亡に至るまでを証明出来る書類と、更に相続同意書或いは遺産分割協議書のどちらかを付け加える事で相続関連書類は整い、クラブは名義書換手続きに対応しております。
この他に親族が当該会員権を譲り受け、名義書換を行うケースが有ります。この場合、一親等以内の親族であれば名義変更料は、現時点で正会員及び平日会員共に275,000円で手続きが出来ます。二親等或いは三親等以内の親族ですと、正平共に55万円になります。
親族が物故会員の会員権を継承する場合、上記の様に名義変更料は比較的割安に設定されており、この点は会員親族に対するクラブ側の敬意と便宜が読み取れます。しかしながら一般的入会条件である紹介者1名に付いては絶対条件としており、お付き合いの程度は別にしても付けて欲しいとしております。
以上簡単ですが、相続が発生した場合の処理方法を見て来ました。注意したいのは、会員が亡くなったと言え、会員が生前クラブへ支払っていた年会費を、相続人は止められない事です。手続きに手間取っていると、相続人の負担は増えるばかりと言えます。
2019年9月28日群馬県伊勢崎市に「3万円以下のゴルフクラブ専門店」として、ゼビオグループの株式会社ゴルフパートナーが運営する、アウトレットの1号店がオープン致しました。
名付けて「GOLFPARTNER OUTLET 伊勢崎店」です。
1商品の単価を3万円以下に設定する事で、これからゴルフを始めようとする人、或いは始めているものの、商品選びの知識や情報に乏しく、取り敢えず安価なもので取り揃えて行きたいと言う方に、打って付けと言えます。
運営会社のゴルフパートナーによれば、商品は新品も有ればユーズドもあり構成は様々との事ですが、クラブからウエアまで多彩なラインナップで、来店者の満足度を高められる内容になっているとの事です。
伊勢崎店は9月28日のオープン以来、店舗の出足は好調の様ですが、ゴルフパートナーでは今後30~50店舗の出店を全国規模で計画しており、この様な市場のニーズが充分に有ると分析しております。更に同じグループの体験型ショップ「PGA TOUR SUPERSTORE」が、明日10月4日同じく伊勢崎に開店する予定です。
伊勢崎には既に同じグループに属するヴィクトリアゴルフも店舗展開しており、今年の秋この街はゼビオグループ一色に染まりそうです。

2019年度第84回日本オープンゴルフ選手権が、10月17日(木)~20日(日)までの4日間、福岡県の古賀ゴルフ・クラブ(6,817ヤード_パー71)にて開催されます。
主催者である公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)では、アマチュア選手による同選手権への出場機会をより得られるべく、4年前よりドリームステージを開催してきております。
今年のドリームステージは3月8日から5月27日までの期間に、全国8会場に於いて271名が参加し開催されました。この中から58名が勝ち上がり、次のステージである地区予選へと進んだのです。この地区予選から最終予選へと、スリーステップを踏み勝ち残る事で、本戦へ出場出来るのです。
地区予選は7月1日より同月31日までの間、全国7会場で770名を集め戦われたのですが、勝ち残った140名の中にドリームステージから這い上がってきた選手は、今回残念ながら皆無でした。如何に厳しい戦いであるのか想像させますが、ある意味それだけ日本オープンの重みも同時に感じさせるものと言えます。
10月1日JGAは本戦出場者120名を発表致しましたが、この中には別のカテゴリーにて選出された11名のアマチュア選手が、入っております。その選手は下記の皆さんですが、順不同、敬称略にて表記させて頂きます。
1、木村太一 2、豊島豊 3、金谷拓実 4、小林大河 5、植木祥多 6、桂川有人 7、石坂友宏 8、塚本岳 9、生源寺龍憲 10、出利葉太一郎 11、米澤蓮
これらの選手は既に全国的レベルの大会で活躍されている訳ですが、ドリームステージから本戦へ出場出来なかった選手の分まで、アマチュアの代表として大暴れして欲しいものです。