2016年7月14日号の「週間新潮」は、栃木県の那須野ヶ原カントリークラブでおこった糞尿事件を、伝えております。事件の概要は、下記の通りです。
千葉県の(株)ヒラノの従業員4人が、2016年7月4日栃木県警太田原署に、廃棄物処理法違反 (投棄禁止) 容疑で逮捕された。
4人は2015年9月上旬から12月上旬にかけて、同社支店の養豚場に隣接する那須野ヶ原カントリークラブの4番ホール・ティーングランド後ろへ、豚の糞尿800トンを投棄した事が逮捕に至った容疑。3名は容疑を認めており、1人は否認。
(株)ヒラノは、「雨水が溜まっただけ。不法投棄はしていません」との事だが、県警では今後会社ぐるみでの犯行か否かを捜査。
4番歩ホールのティーングランド裏は崖になっており、ましてOBボールが飛来する事も無い為に、投棄された現場に足を踏み入れるプレイヤーや従業員は、普段はいないとの事です。
この場所は養豚場と隣接している為に、普段でも糞尿の匂いがしており、共存共栄と言う考えからゴルフ場では、寛容が大切との姿勢でした。しかしながら余りにも匂いが強烈になって来た為に、ゴルフ場側で調べたところ、糞尿が投棄された現状を認識するに至り、通報された警察の現場検証の後に、今回の逮捕劇となった様です。