松江カントリークラブは6月30日松江地裁へ自己破産を申請

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 島根県の松江カントリークラブを経営する(株)松江カントリー倶楽部(松江市薦津町875_長谷川渥子代表)は、2016年6月30日松江地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けました。

 当該ゴルフ場は、島根県内初のゴルフ場として、1964年に開場致しました。近年は来場者が減少すると共に、施設老朽化による客離れが進み、売り上げが落ち込んでおりました。負債総額は約6億5,500万円で、同日従業員全員が解雇されたとの事です。主な債権者は、約876名の会員です。

 2016年10月11日に島根県民会館(松江市_TEL:0852-22-5556)に於いて、債権者集会が開催される予定です。当該ゴルフ場の用地に付いては、以前より資金繰りの関係から、第三者へ譲渡されておりました。

 現在この地権者が旧従業員を臨時雇用し、変則的営業を続けている様ですが、年間来場者数が2万人にも満たない当該ゴルフ場を、どの様に再建するのでしょうか。松江市内に位置する優れた客観条件の中で、ゴルフ文化発展の為にも、是非ゴルフ場として再建して頂きたいものだと、思わずにはおれません。