2014JGTO賞金王小田孔明選手はマスターズへ出場出来るのか?

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 2014年12月22日にマスターズ委員会は、2015年マスターズ・トーナメントの招待選手90名を発表致しました。このリストの中に入っている日本人選手は、2014ザ・メモリアルトーナメントで初優勝を飾った松山英樹選手が、当然ながら入っております。しかしながら日本人選手は、松山選手のみです。

 2014年JGTO賞金王である小田孔明選手の、マスターズ・トーナメント出場が危惧されている、とのニュースが様々な媒体を通じて流れています。何故なのでしょうか。広く知られている様に4大メジャーと言われるマスターズは招待試合であり、クラブ会員を中心にしたマスターズ委員会が招待選手を決めるのですが、その招待条件には19の要件があります。

 小田選手が招待されるに当たり該当する項目は、18番目の(前年公式世界ランキング50位以内)と、19番目の(同年公式世界ランキング50位以内_マスターズ大会開催前週に発表のもの)と言う2点です。小田選手の2014年末ワールドランキングは56位です。このワールドランキングだけを見た場合、少なくとも該当しない様に思われます。

 ここで思いおこして頂きたいのが、日本の賞金王に成れば必然的に招待されるのでは、と言う点です。しかしこの内容つまり日本の賞金王は、特別枠での招待であり、絶対的条件では無いと言う事です。この点を裏付ける様に、1984年の賞金王である前田新作選手は、1985年マスターズに招待されませんでした。

 例年の事例で言えば、年末から新年早々には、マスターズ委員会より招待状が届いております。一説に招待選手は、90名から100名前後まで増えるのでは、とも言われております。特別枠であろうが日本の賞金王である小田選手にも、残り約10名の招待選手に入り、招待状が届く事を祈らざるを得ません。