川越グリーンクロスは6月1日より通常営業を再開

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 埼玉県の川越グリーンクロスは、2012年6月1日より通常営業を再開致しました。大宮区役所北部建設事務所河川整備課が担当する滝沼川の河川改修工事による影響で、当該ゴルフ場は2010年11月より2012年5月までの期間、変則営業を強いられておりました。

 河川改修工事は、北コースの改造をも必然的に、求めてきておりました。一年半に渡る大工事にも関わらず、仕上がったコース全体の総ヤーデージは、従来と全く変わらない距離となっております。又、ラウンドローテーションに変化は無く、これも従来どおりです。当面、コースレートについても、以前の数値を採用していくとの事です。北コースの壱部ラフでは、芝の活着が良くない様ですが、グリーンの状態に問題は無く、6月1日のリニューアルオープンと成りました。

 当コースは河川敷と言う特殊性を有しておりますが、関東ゴルフ会員権取引業協同組合の2012年5月31日付け、会員権の中心相場は69万円です。これ程しっかりとした値付けをした河川敷コースは、他に有りません。中心相場10万円前後で、底を這っている様な状態の通常コースは、数え切れ無い中で、大健闘していると言っても過言では有りません。

 何故この様に相場が乖離してしまうのか、その相違点を良く分析する事により、会員制ゴルフ場の本質、有るべき姿が見えてくるのではないかと思いますし、ゴルフ会員権の未来をも引き寄せられる様に思えます。尚、当コースは来る2012年8月4日に、開場45周年を迎えます。