株式会社アコーディア・ゴルフ株式44、7%が売り出される

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 The Goldman Sachs Group,Inc.の関連会社であるサウス・ウインド・リアルティ・ファイナンス・ケイマン・カンパニーは、保有する(株)アコーディア・ゴルフの470,587株(発行済株式総数の44、7%)全株を売り出すとの事です。売り出される470,587株の殆んどを大和證券キャピタルマーケッツ(株)と、ゴールドマン・サックス証券(株)の2社にて引き受けて、その後に投資家へ販売されるものです。

 2011年1月7日より一般投資家の購入申込受付を開始しており、14日に締め切られる予定です。1月17日より19日までの当該株式の終値を参考にして、その3~5%引きにて売出し価格が決定されます。

 この結果、(株)アコーディア・ゴルフの経営に対して絶大な発言権を有した大株主は消滅し、通常の機関投資家と一般投資家で構成する内容へ、大きく変更される事に成ります。株主構成の変更は様々な分野へ影響を与えており、2011年1月7日の日本経済新聞11面下段の小さな囲み記事は、アコーディア・ゴルフとゴールドマン・サックス証券による業務提携解消を伝えております。ゴルフ場買収作業などで、常にお互いを補完する関係に有った、と言える両者でした。

 The Goldman Sachs Group,Inc.はこの度のアコーディア・ゴルフ株式売出しにより、ゴルフ場事業に於ける最終的な利益を確定させると共に、一定程度距離を置く事になります。同社によるアコーディア・ゴルフの登場は、日本に於ける紋切り型のゴルフ場文化に対して、その功罪はともかく大きな影響を与えました。