東京都の小金井カントリー倶楽部では2021年1月1日より、倶楽部への入会手続きを一部変更します。大きな変更点は、入会申請者が倶楽部への入会を認められた後に、株券を提出する手順になった事です。
此れまで当該倶楽部への入会申請者は、市中で株券を取得し自らの名義へ変更した後、入会申請をする必要がありました。別の言い方をすれば、株主でなければ、入会申請が出来なかったのです。しかし来年からは、倶楽部から入会承認を受けたならば株券を取得し、提出する方式へ変更されたのです。これは2020年10月に開催された理事会にて、決議された内容です。
当該倶楽部では、入会出来ずに或いはせずに株主になっている権が、約20%あると言われています。今回の措置により今後は、倶楽部への入会と株主がリンクしてくる事になりますので、徐々にではあってもこの約20%の割合が減少してくるものと思われます。
この度の改定の狙いが何処に有ったのか、その説明は当該倶楽部から明確にされていませんが、結果として上記の様な状況が醸成されてくると言えます。会員では無い株主が多く存在しているのは、当該倶楽部首脳陣にとって愉快な状態ではないのではないでしょうか。
東証一部上場の株式会社よみうりランドは現在、東京よみうりカントリークラブ、よみうりゴルフ倶楽部、静岡よみうりカントリークラブ、千葉よみうりカントリークラブと言う4コースを経営しております。
よみうりランド社の株式を16.27%保有し筆頭株主であった株式会社読売新聞グループ本社は、2020年11月9日より12月21日まで同社株式公開買付け(以下TOB)を行った事により、5,610,403株を339億4293万8150円にて取得しました。この結果読売新聞グループ本社は、よみうりランド社株式を89.27%保有する事となり、当初の目論見通り完全子会社としたのです。
此れまで読売新聞グループ本社は、新聞3本社と読売巨人軍、中央公論新社を含め「基幹6社」と表現して来ましたが、此処によみうりランドが加わり、今後は基幹7社と呼称されるのだと思われます。グループによる株式持ち合いが解消された今回のTOBですが、此処から得られるメリットをよみうりランド社は下記の様に捉えています。
- 読売新聞グループ各社との連携による新たな収益基盤の確立
- 読売新聞グループのノウハウ、総合力の活用を通じた収益力の強化
- 読売新聞グループの資金力・信用力の活用
シナジー効果の期待大であるとの認識を示すと共に、傘下のゴルフ場についても同様に、悪影響は全く無いとしております。今回の再編がゴルフ業界へ、今後どの様な動きとなって具体的に表れて来るのか、現時点で予測は出来ないものの、注目していきたいと思います。
東京都の青梅ゴルフ倶楽部では2020年12月20日より、正会員の補充募集を行っています。これは2020年11月29日に開催された、株主総会及び会員総会にて決議された内容です。
概要は下記の通りです。
・募集会員 正会員(普通株式_300株)
・募集価格 30万円(1株_1,000円)
・募集口数 30口(9,000株)
・名義書換 名義書換料は110万円(税込)
・預託金額 200万円
・募集期間 2020年12月20日~2012年8月31日(予定)
入会に当たりその条件は、既存会員権を取得し入会するケースと同様としており、更に当該倶楽部では応募者について、会員の縁故者か或いは関東ゴルフ会員権取引業協同組合員の紹介経由としております。組合加盟の会員権業者に対する姿勢の変化が、今募集に於ける倶楽部側の大きな変化と言えます。
当該倶楽部では此れまで多くの退会者について、株券の抹消手続きをする事無く、金庫株として保管して来ております。それを今回、会員募集と言う形で、再販して行こうとするものです。
なお今回法人の入会について、1口であっても法人名義での入会申請が可能です。この点は会則の一部改正を行い対処したとの事ですが、既存会員権の名義書換に於いてはこの点が未整備で有り、整合性を持たせる為いずれ理事会にて検討される予定としております。
当該銘柄に関し市場は、落ち着いた様子を見せており、市場全体が若干上向きな傾向を見せている今日、絶好のタイミングでの募集では無いかと思われます。
金谷拓実(カナヤ タクミ)選手はPGA(公益社団法人日本プロゴルフ協会)の特別入会制度により、2020年12月15日トーナメントプレーヤー会員(TP)とし て、PGAへ入会しました。
同選手は2019年にアマながらジャパンゴルフツアーの『2019年三井住友VISA太平洋マスターズ』で優勝を果たしており、この優勝により2022年まで同ツアーへ出場出来る資格を有していました。そして今年2020年10月2日プロ転向すると共に、一社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会員登録を済ませておりました。
PGAではこれまでツアーで顕著な成績を残した選手に対し、入会セミナー受講を条件にプロテスト受験を免除し、入会を認めて来ております。この度金谷選手は、この様なPGAの流れに沿って入会したのです。既にプロとしては、10月に開催された日本オープンで、デビューを済ませてります。
同選手の概略は、下記の通りです。
・生年月 1998年5月
・身長 172センチ
・出身地 広島県
・出身校 東北福祉大学
・戦歴 2019年三井住友VISA太平洋マスターズ優勝
・戦歴 2018年アジアパシフィックアマチュア選手権優勝
・戦歴 2018年ネイバーズトロフィーチーム選手権優勝
岩手県在住の和泉覚氏(87歳)が、今年2020年7月3日、ホームコースである南部冨士カントリークラブにて、記念すべき800回目のエージシュートを達成しました。姫神山コースを39、北上川コースを41、トータル80は年齢よりも7ストローク良い結果でした。
これを記念しスポーツビジネス研究家の鈴木忠宏氏が、『和泉覚のゴルフ五角形 オフセット打法』と言うタイトルの書籍を書き下ろしました。監修を元・岩手大学教育学部教授の八木一正氏が行っております。書籍の概要は下記の通りです。
- はじめに
- 第1章 「五角形打法・プロローグ」
- 第2章 「五角形打法の本質」
- 第3章 和泉流「五角形オフセット打法」
- 第4章 和泉流「コースとの対話術」
- 第5章 エージシュート800回の「心と体」
- 巻末データ
「五角形オフセット打法」とは、この様なスイング理論が広く浸透しているというよりは、著者の鈴木氏が和泉氏のスイングを分析する中から、その真髄を表現したものと言えます。和泉氏は故杉原輝雄プロのスイングをお手本としていた事もあり、一連のスイングは似通った部分が有ります。
故杉原プロは怪我や故障と言う事が殆ど無かった訳ですが、和泉氏も50歳を過ぎてからゴルフに取り組みだし、約35年が経過しております。同様に体のトラブルを伺った事が有りませんので、如何にこの打法が理にかなったものであるかが理解出来ます。来年以降もまた和泉氏は、更なる記録更新へ向け、努力を重ねていくものと思われます。その行き着く先が何処なのか、現時点では誰も分りませんが応援したいと思います。
なお当該書籍については、来年2021年初頭、岩手県内の書店を中心に並ぶ様ですが、その後アマゾンなどでの販売も準備している様です。直ぐに手に取って読んでみたい方は、(有)ヘイハン印刷(TEL 0194-55-3811)にて対応出来るとの事です。ちなみに価格は1,500円です。
2020年12月10日自由民主党と公明党は連名にて、『令和3年税制改正大綱』を発表し、来年度税のあり方を明らかにしました。此れまで『ゴルフ場利用税』廃止を訴えているゴルフ業界の動きは、どの様なものだったのでしょうか。
此れまで撤廃運動の中心的役割を果たしてきた日本ゴルフ関連団体協議会、いわゆるゴ連協は、2019年暮れより活動停止状態となり、ついに2020年7月には解散へ追い込まれてしまいました。この中心的組織を失う中、これに代わってその役割を担えるのは、JGAとスポーツ庁になるのだと思われます。
ではこの2組織は今年税制改正要望として、ゴルフ場利用税撤廃を関係省庁や政府与党へ、申し入れ出来たのでしょうか。ゴルフ場利用税撤廃のアドバルーンを下す事は無いものの、コロナ禍の中、今年はその要望を提出する事は無かったのです。
新型コロナウイルスが猛威を振るい、此れ迄の日本の社会環境は大きく変化しました。これが影響したのか大綱の基調は「脱炭素」であり、更に「デジタルトランスフォーメーション」や中小企業の再編に、内容が大きく割かれております。経済評論家によれば約500~600億円の減税予想との事ですが、此処に『ゴルフ場利用税』撤廃が登場するスペースは有りませんでした。
冷静に考え誰しもが納得し得ないゴルフ場利用税ですが、大きな怒りとなり燃え広がらないのが現状です。税の采配は時の総理大臣も口出しし辛いと言われる様ですが、事ゴルフ場利用税に関し、その出口がなかなか見いだせないでいます。
群馬県のシルクカントリー倶楽部をPGMグループは、2021年3月1日に譲渡するとして、2020年12月16日報道関係者へ公表致しました。
当該ゴルフ場を保有するPGMプロパティーズ株式会社は、会社新設分割によりシルクゴルフ株式会社を設立します。その法人へ当該ゴルフ場を承継させた後、新設会社の全株式をロックフィールドゴルフリゾート株式会社(大阪市北区_代表取締役:大島均)へ譲渡する流れです。
ロックフィールドでは現在全国で6コースを運営しておりますが、来年3月にシルクCCが加わる事で7コースになります。現在運営しているコースは下記の通りですが、それぞれのエリアが離れており、シナジー効果も薄いと思われる中、関東圏のゴルフ場を取得する事は、かねてからの方針でした。
1、 千羽平GC(富山)
2、 養老CC(岐阜)
3、 有馬富士CC(兵庫)
4、 アイランドGガーデン宇部(山口)
5、 岩見沢雉ヶ森CC(北海道)
6、 紀の国CC(和歌山)
PGMグループにとりゴルフ場の売買は、それ自体が目的では無く手段に過ぎません。PGMグループが手放すと言う事は、そのゴルフ場から得られる様々な利益が少ない為だと推察されますが、この様なゴルフ場を今後どの様に再生させていくのか、ロックフィールドの手腕が試されていくのだと思われます。
埼玉県のおおむらさきゴルフ倶楽部では、2021年1月より会員権の名義書換を再開します。正会員の名義書換料は110万円、年会費は44,000円です。
入会条件としては、アコーディアゴルフグループ共通である反社関係者の入会拒否、と言う大命題はあるものの、それ以外は特段設けていないとの事です。入会条件だけを見るならば、大変おおらかな内容になっております。
ところでアコーディア・ゴルフグループは2012年6月26日、当該ゴルフ場の旧経営会社であるピーエスアール武蔵株式会社の全株式を、パシフィックスポーツアンドリゾーツ株式会社より取得し傘下に収めて来ました。
その後税別130万円と税別150万円にて、無額面の会員募集を行ってきている関係から、当該ゴルフ場の会員構成としてはプレー会員が中心なのだと思われます。しかしながら旧経営会社時代に、保証金200万円を含めた515万円募集を、2007年6月から2009年3月末まで行っている事から、この会員の存在を無視し得ないのではないでしょうか。
この会員をかつてA会員と呼称したのですが、アコーディア本社の担当者によれば、その様な会員は存在しないとの説明でした。では会員募集時、全く入会する方がいなかったのか、或いはいたものの保証金を返還し退会したのか、一切説明は有りませんでした。
不正確な情報開示は関係者を不信感から解放する事は出来ませんし、その様な呪いはなかなか解けるものでもありません。今後の名義書換の進展が、老婆心ながら案じられます。
聞きなれないトーナメント名ですが、それも当然です。『ネクストプレーヤーズカップ』は、2020年今年初めて開催される1日トーナメントです。
主催は株式会社報知新聞社、特別協賛はJT、概要は下記の通りです。
・大会名称 ゴルフ日本シリーズJTカップpresents「ネクストプレーヤーズカップ」
・開催会場 グランフィールズカントリークラブ(静岡県三島市)
・開催期日 2020年12月17日(木)
・出場人数 30名
・賞金総額 1,500万円(優勝300万円)
この試合は男子ツアー最終戦である「JTカップ」を主催している報知新聞社と特別協賛のJTが、「JTカップ」を戦えなかったツアー選手へ、コロナ禍の中で少しでも試合経験を積まさせてあげたい、その様な思惑で開催されるもので、今年限りの試合になります。
この1日トーナメントへ出場出来る選手は、2020年『第57回ゴルフ日本シリーズJTカップ』出場選手以外から選出されます。2020年に開催されたJGTOツアーの上位選手で、30名に達するまで繰り上がって行きます。資格はあっても何らかしらの事情で参戦出来ない選手もいますので、60位以下の選手まで声がかかるものと思われます。
今年最後のツアー選手による熱き戦いは、当日YouTubeでライブ配信されますが、JTカップの公式サイトでも見られる様、現在検討中との事です。
茨城県の大利根カントリークラブでは、2020年10月1日より平日会員の補充募集を開始しましたが、約2週間が経過した10月13日にはこれを閉め切りました。募集口数50口に達した為です。
なんと言う驚異的速さでしょうか。あらかじめ募集開始前より、準備されていたかの様でした。この速さに匹敵するのは毎年8月から開始される、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部補充募集以外無いと思われます。
此処で少し募集内容をおさらいしておきますと、1.募集価格は税別200万円 2.5年以上在籍の正会員1名による紹介が必要 3.譲渡不可 4.土曜日に利用出来る会員権、と言う事になります。これを見てくると会員権の資産価値と言うよりは、利便性と費用対効果が適切或いは高いと判断された方が多く、そして手を上げられたのでは無いかと推測されます。
ではどの様な方々が、会員になられたのでしょうか。クラブによれば30歳代から70歳代まで、満遍ない年齢の方々が入会された様ですが、特に50歳代の方が一番多かったとの事です。当然ですが会員のご家族、例えば奥様方も入会されました。
今回の募集は当該クラブを取り巻く状況を把握し、上手に需要をキャッチ出来た結果だった、のでは無いかと思われます。愚策に資金投下を行っても、需要を喚起出来ない事を良く物語っています。現実を軽視する事なく、上手にクラブ運営を行っていく必要があるのだと言えます。