2021年11月4日東京地裁民事第35部(裁判長:関根澄子)にて、株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)を被告とした、債務不存在確認請求事件の証人尋問が行われました。法廷は満席状態、立ち見の関係者へは、裁判長より退出を求められる場面も有りました。
今回証人として出廷したのは、被告側を代表し現在オリコにて部長職のA氏とT氏の二人。被告側及び原告側代理弁護士の質問に対し、よどみなく答える姿は、事前に質問内容を想定し、充分トレーニングをつんで臨んで来たと思われるものでした。
証人2人の共通した内容は、「ゴルフスタジアム社経由で上がって来るローン申請は、あくまでも事業者融資で有り、割賦販売法が適用され無いと共に、法律に則り処理した」との発言が主流を占めていました。
此れに対し原告側代理人である荒竹、高野、木村各弁護士が矛盾点を突く戦術にて、ゴルスタサービス申込書の裏面に「広告バーター取引に関する約款」の存在を確認する証言などを引き出せたのは、大きな成果と言えます。更には裁判官側も積極的に証人へ質問するなどの光景は、新鮮且つ司法の真剣さをイメージさせるものでした。
千葉県の一の宮カントリー倶楽部では、2022年1月1日より会員の年会費を、下記の通り改定します。
| 会員種別 |
改定前(税込) |
改定後(税込) |
| 正会員 |
22,000円 |
33,000円 |
| 平日会員 |
13,200円 |
19,800円 |
| 地方会員 |
11,000円 |
16,500円 |
正会員10,000円、平日会員6,000円、地方会員5,000円とそれぞれ増額になりますが、率にすれば50%になります。この率だけ見れば、驚く方も居られるかも知れませんが、結果は正会員ならば税込33,000円です。この金額は関東一円の中で、突出して高い訳でも無いどころか、名門クラブを除いた平均的部類に入ります。
値上げしてこの金額なのですが、以前は正会員22,000(税込)だったのです。ではこの金額は何時からなのかと問えば、1973年1月からですから、49年間約半世紀に渡り年会費へ手を加える事無く、今日に至っています。会員の年会費へ依存する事無く、経営を維持して来ているその姿勢は、素晴らしいの一言に尽きると言えます。
ところで当該経営会社の代表取締役である川崎陽子氏は、2021年5月27日に開催された一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会第9回定時総会に於いて、女性初の理事に選任され就任しております。
茨城県の茨城ゴルフ倶楽部は、2022年1月より年会費を値上げします。その概要は下記の通りです。
| 会員種別 |
改定前(税込) |
改定後(税込) |
| 正会員 |
44,000円 |
79,200円 |
| 週間会員 |
22,000 |
39,600円 |
| 平日会員 |
11,000円 |
19,800円 |
此れは2021年9月22日に開催された理事会にて決議された内容ですが、この値上げの理由として、施設老朽化対策の為の費用捻出としています。更にこの経年劣化対策に追い打ちをかけたのが、2020年からのCOVID-19対策費用の負担です。
当該倶楽部は名門と言われる中に於いても比較的年会費が安い為、会員の負担感が少なく好感されてきました。来年以降は他の名門と比較しても、そん色の無い金額に成りますが、これをもって新規入会希望者が減少するとは考えられません。
また当該倶楽部は朝令暮改的不可思議な行動が無い事から、会員に大きな動揺も無く定着して行くものと思われます。
静岡県の三島ゴルフ倶楽部が2021年11月1日より、会員権の名義書換を開始しました。会員制クラブへ移行後初めての名義書換になりますが、入会のハードルは高く無い事から、多くのゴルファーにとって手を上げ易い状態だと思われます。
名義変更料は正会員1口税込330,000円と、大変良心的な価格に設定されています。2021年10月31日時点で在籍する約930名の中から、どれ程退会希望者が現れるのかは、しばらく様子を見なければ分からない状況です。売り有案件が無ければ、欲しくとも中々入手出来ない訳ですが、やはり気になるのは価格では無いでしょうか。
その肝心要の価格ですが、しばらくの間は10万円前後で、推移するものと予測されます。なぜならば11月1日本日より、税込495,000円にて第三次会員募集が、開始されているからです。第三次募集の税抜き価格450,000円に対し、この度の名義書換料税抜き300,000円を引いたならば、残りの金額は150,000円です。
この金額から会員権業者への手数料50,000円を引いたならば、残る金額は100,000円と言う事になる事から、上記の様な会員権相場が導かれて来ます。そしてこれが予想価格の根拠です。しかしこの三次募集の口数は50口と少ない事から、この口数が消化され次第、価格は徐々に上昇するのでは無いでしょうか。
なお当該倶楽部に於ける会員定数は、現時点で1,000名に設定されている事から、第三次募集終了後しばらく会員募集は行われない様です。いずれにしても市場が活性化して来た時期での名義書換開始は、タイミングがとても良い様に思われます。
千葉県のデイスターゴルフクラブが、会員制からパブリック運営へと、舵を切ったのは2011年4月1日でした。そして約10年が経過した2021年12月30日、この日をもってパブリック営業にも、終止符が打たれる事になりました。
振り返れば法人会員400社を中心にした会員制クラブを、解散した大きな理由は経営難でした。親会社にあたる大林組の2010年3月期有価証券報告書は、当該ゴルフ場の経営会社が、約122億円の債務超過状態であるとしていました。この様な状況を改善すべく、コペルニクス的転回とも言える、パブリック営業へ一大転換したのです。
そして2021年の今年8月31日、年内をもって当該ゴルフ場の営業を終了すると、大林組は自らのWEBサイトで告知していました。スーパーゼネコンが当該ゴルフ場経営から完全撤退、1990年の開業から数え約30年で幕を下ろす事になりました。とは言えゴルフ場自体の価値は充分にあり、翌2022年からはゴルフ場の第二幕が、開幕するものと思われます。
それは当該ゴルフ場を購入する先が有り、既に大林組は譲渡契約を済ませている様です。当該ゴルフ場は27ホールコースですので、此れをPGA TOURにも耐え得る18ホールコースへ改修出来るならば、日本には2つと無いスタジアムコースが出来上がるのでは無いでしょうか。
アリゾナ州のTPCスコッツデールの様なゴルフ場が出来たならば、トーナメント開催時の1週間で約60万人とは言わないまでも、大規模集客が可能と成れば、日本のゴルフシーンも大きく変革されていくものと思われます。一体何方が、購入したのでしょうか。間もなくビッグニュースが、飛び込んでくるのかも知れません。

2021年10月27日東京地裁民事第5部にて、俗にゴルフスタジアム事件と言われている金融会社・ジャックスを被告とした債務不存在確認請求裁判(五十嵐章裕裁判長)にて、初めて証人尋問が行われました。
証言台に立ったのは、都内でゴルフ工房を営むT・K氏(男性)。同氏はジャックスと約300万円のローン契約を組むに当たり、MAソフト購入と言う認識は無く、あくまでもホームページ作成資金と考えており、またその様にゴルフスタジアム担当者H氏から説明を受けていた。
しかしH氏は「ホームページ作成費用」ではローンが通り辛いので、「MAソフト購入資金」としなければならず、ジャックス・オペレーターからかかって来る確認電話には、全て「はい」とだけ答えて欲しいと言われていた。そしてその様に応えたと証言。
後日H氏が置いて行ったゴルフスイング解析MAソフトは、仕方なく受け取るものの開封した事が無く、当然ながら一度も使用してはいない、と契約時の経緯を原告側弁護士の質問にT・K氏は答えたのです。
当該裁判の論点の一つは、原告側によるクレジット契約が錯誤によるものであり、それはゴルフスタジアム担当者がその様に誘導して行った結果であり、そして引き起こされた事件で有るか否かと言う点です。原告側は数多くの状況証拠や証言から、如何にこの錯誤を立証出来るのかがポイントになっています。
ゴルフスタジアム裁判は合計8事件に分かれ進行しており、年内には少なくとも2件の証人尋問が控えています。書面準備が整い、遂に息詰まる攻防が始まりました。
千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブでは、2021年9月に開催された理事会にて、年会費に関する内容を改定しました。此れ迄時限的な措置とし位置付けていた年会費額を、次回の改定まで正規のものとしたのです。
2019年9月の台風被害に対する復旧資金調達の為、3年間限定で年会費を値上げしていた同クラブですが、その後のCOVID-19による悪影響から、2019年度及び2020年度は大幅な赤字決算を強いられる事になりました。
更に今後クラブ施設の経年劣化対策などを考えた場合、資金確保は必須な状況で有り、これ等を総合的に見るならば、会員による年会費の協力無しには乗り越えられない事から、同理事会は年会費の時限的内容を撤廃したのです。この決議による正規料金は下記の通りです。
| 会員種別 |
年会費額(税込) |
| 賛助会員・正会員 |
99,000円 |
| 平日会員 |
77,000円 |
| 登録会員 |
55,000円 |
千葉県のPGMマリアゴルフリンクスでは2021年11月1日より、正会員の補充募集を開始します。概要は下記の通りです。
| 募集会員 |
正会員(個人、法人1名記名式) |
| 募集口数 |
100口 |
| 募集金額 |
220万円(税込、通常入会の場合) |
| |
198万円(税込、当該クラブ会員の紹介で入会する場合) |
| |
209万円(税込、2口以上の同時入会の場合) |
| 募集期間 |
2021年11月1日より定員に達する迄 |
この度募集される会員権は預託金の無いもので、通常プレー会員権と言われているものです。入会に当たっては、特段厳しいハードルは設けていない事から、比較的入会し易いのだと思われます。なお同クラブでは、2021年9月現在の会員数を、正会員566名、平日会員95名としております。
振り返れば2007年10月、旧・経営会社のオリックス・ゴルフ・マネジメント社が会員募集を開始した時、その販売価格は税込231万円でしたので、約14年が経過した今日、大きな価格差は無い事になります。ピート ダイ設計の魅力的コースをどの様にアピール出来るか、PGMグループの訴求力が試されます。
千葉県の八幡カントリークラブは2021年11月1日より、「ザセイントナイン東京」へ名称が変更されます。経営会社名は平岩観光株式会社で、当面変更の予定は無い様です。
一般的にゴルフ場名は、〇〇カントリークラブであるとか□□ゴルフ倶楽部などが多いのですが、新名称はこれだけでゴルフ場だとは想像出来ないものとなっており、独創的でさえあります。いずれ時間の経過と共にこの名称から、八幡カントリークラブを想起出来なくなる人々が、多くなるものと思われます。
ところでコース改修はほぼ終了しており、18ホールコースとしてのお披露目は、来年2022年1月を予定している様です。とは言えクラブハウスを立て直す関係から、来場したプレーヤーへの不便さは、2022年秋口まで続くとの事。また新規会員募集に付いては、その内容を経産省へ申請済みとの事から、まもなく概要が発表されるものと思われます。
2021-2022シーズンのPGA TOUR第5戦、千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ(7,041ヤード_パー70)で開催された「2021 ZOZO CHAMPIONSHIP」にて見事、松山英樹選手が優勝しました。
2021年マスターズトーナメントに続くツアー通算7勝目達成ですが、4日間に及ぶ戦いの軌跡は下記の通りです。
| 松山英樹選手 |
1日目 |
2日目 |
3日目 |
4日目 |
| 当日スコア |
64 |
68 |
68 |
65 |
| 通算スコア |
-6 |
-8 |
-10 |
-15 |
| 順位 |
2位タイ |
1位 |
1位 |
1位 |
なお当該大会には、松山選手以外に18名の日本人選手が参戦しました。その結果は下記の通りです。(表記はあいうえお順)
- 今平周吾 18位タイ
- 稲森佑貴 35位タイ
- 今田竜二 77位
- 岩田寛 18位タイ
- 大岩龍一 44位タイ
- 大槻智春 35位タイ
- 片岡尚之 66位タイ
- 金谷拓実 7位タイ
- 木下稜介 66位タイ
- 香妻陣一朗 35位タイ
- 小平智 57位タイ
- 杉山知靖 57位タイ
- 中島啓太 28位タイ
- 中西直人 28位タイ
- 永野竜太郎 39位タイ
- 比嘉一貴 57位タイ
- 久常涼 52位タイ
- 星野陸也 39位タイ