2020東京オリンピックゴルフ競技へ全出場選手決まる

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg IGF国際ゴルフ連盟は2021年7月6日、2020東京オリンピックに於けるゴルフ競技出場選手60名を、発表致しました。本日は男子60名をIGFの資料より、書き写させて頂きました。

 試合は7月29日から8月1日迄の4日間、35か国の選手が参加し、埼玉県の霞ヶ関カンツリークラブにて開催されます。ゴルフがオリンピックへ100年ぶりに復活したリオから数え、今回は2度目の大会となります。間もなく開幕です。

順位      選手名  国
1 Jon Rahm ESP
2 Justin Thomas USA
3 Collin Morikawa USA
4 Xander Schauffele USA
5 Bryson DeChambeau USA
6 Rory McIlroy IRL
7 Viktor Hovland NOR
8 Hideki Matsuyama JPN
9 Paul Casey GBR
10 Abraham Ancer MEX
11 Sungjae Im KOR
12 Cameron Smith AUS
13 Joaquin Niemann CHI
14 Tommy Fleetwood GBR
15 Corey Conners CAN
16 Garrick Higgo RSA
17 Shane Lowry IRL
18 Marc Leishman AUS
19 Christiaan Bezuidenhout RSA
20 Si Woo Kim KOR
21 Carlos Ortiz MEX
22 Mackenzie Hughes CAN
23 Sebastian Munoz COL
24 Guido Migliozzi ITA
25 Rikuya Hoshino JPN
26 Antoine Rozner FRA
27 Thomas Detry BEL
28 Alex Noren SWE
29 Thomas Pieters BEL
30 Kalle Samooja FIN
31 Matthias Schwab AUT
32 Rasmus Hojgaard DEN
33 Sami Valimaki FIN
34 Jazz Janewattananond THA
35 Jhonattan Vegas VEN
36 Francesco Molinari ITA
37 Henrik Norlander SWE
38 Mito Pereira CHI
39 Adri Arnusa ESP
40 Joachim B Hansen DEN
41 Rory Sabbatini SVK
42 Sepp Straka AUT
43 Ryan Fox NZL
44 C.T. Pan TPE
45 Romain Langasque FRA
46 Adrian Meronk POL
47 Maximilian Kieffer GER
48 Juvic Pagunsan PHI
49 Ondrej Lieser CZE
50 Scott Vincent ZIM
51 Gunn Charoenkul THA
52 Hurly Long GER
53 Fabrizio Zanotti PAR
54 Rafael Campos PUR
55 Gavin Kyle Green MAS
56 Yechun Yuan CHN
57 Kristian K Johannessen NOR
58 Ashun Wu CHN
59 Anirban Lahiri IND
60 Udayan Mane IND

総武カントリークラブは9月より名義書換料が110万円へ

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 千葉県の総武カントリークラブでは2021年9月1日より、正会員及び平日会員の名義書換料を値上げ致します。その概要は下記の通りです。

会員種別 改定前(税込) 改定後(税込)
正会員 880,000円 1,100,000円
平日会員 440,000円 660,000円

 PGMグループが当該ゴルフ場の経営を、新たに開始したのは2007年8月でした。そして会員権の名義書換を再開したのは2008年8月5日でしたから、約13年間に渡り一貫して現在の料金体系は不変でした。否旧経営会社であった総武都市開発株式会社当時もこの内容だった訳ですから、ある意味何人ともこれに手を付けてはいけない、と言う不文律の領域だったのかも知れません。

 今回正会員及び平日会員それぞれ20万円値上げされる訳ですが、恐らく値上げされる前の8月末までの約2ヶ月間は、今以上に買い需要が旺盛になる事と思われますし、駆け込みでの注文が多くなると推察されます。総合的にバランスの取れた当該ゴルフ場は、ゴルファーの人気があり、毎月20件前後の名義書換が有ります。

 この件数がこの2ヶ月間は、飛躍的に上昇するものと思われます。買うのも売るのも、今なのかも知れません。

コース管理作業に於ける死亡事故防止へ

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 2021年7月5日ゴルフ5団体(下記参照)は本年5月以降、ゴルフ場のコース管理作業に於ける死亡事故が頻発した事から、再発防止へ向けた書面を連名にて発し注意喚起を促しました。

 度重なる事故とは、5月29日芝刈り機ごと池へ転落した茨城県での水死事故、6月9日神奈川県での感電死事故、そして6月23日福島県での芝刈り機の下敷きになった圧死事故、これらを指しての事です。これ等は新聞報道などによって、広く知られるところとなりました。

 しかし当該3件に関わらず一般的にゴルフ場側は、この様な事故の情報開示に消極的であり、5団体が把握しきれていなものが有っても不思議では有りません。

 この様な事故に対し国は中央労働災害防止協会を通じ、『ゴルフ場の事業における労働災害防止のためのガイドライン』なる冊子を発行し、労働災害防止へ向けた広報並びに取り組みを行っています。当該冊子はインターネットの検索サイトから、PDF資料にて取得出来る様になっています。

 日本全国全てのゴルフ場に於いて、労働災害事故が1件でも減少して行く事を願いたいものです。

 ゴルフ5団体
・公益財団法人日本ゴルフ協会
・公益社団法人日本パブリックゴルフ協会
・一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会
・日本ゴルフ場支配人会連合会
・特定非営利活動法人日本芝草研究開発機構

レーサムG&スパリゾートはTHE RAYSUMへ名称変更

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 群馬県のゴルフ場・レーサムゴルフ&スパリゾートは、2021年4月1日よりTHE RAYSUM(ザ レーサム)へ名称変更致しました。この名称はゴルフ場単体と言うよりは、複合的なレジャー施設そのものを表現しています。

 当該ゴルフ場は複合的施設の一構成要素となっていますが、施設内はこの他にスパやホテル、レストラン(ゴルフ場内とは別)、ゴルフスクール等などを兼ね備えています。此れまでは名が体を表し、名称を聞いただけで施設の内容を想像出来ました。今回施設のリニューアルを機に名称が変更されたのですが、施設そのものの知名度が定着して来た点も見逃せないと言えます。

 近年当該施設の様にゴルフ場単体での運営と言うよりは、レジャー施設の一環として位置付けられたゴルフ場が、全国的に増加して来ています。

 此れまで営業収益の上がらないゴルフ場の転用先事業としては、太陽光発電が多かったのですが、パネル代が安価になったとは言え9円台の売電価では、安易に切り替えも出来ない状況です。この様な中、ゴルフ場に付加価値をつけ、総合力で収益を上げようと言う流れが、生まれて来ていると言えます。

 ゴルフ場業界の新しい流れの一旦を、当該ゴルフ場に見て取れます。

大利根カントリークラブはコロナ禍の中黒字決算

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 茨城県の大利根カントリークラブを経営している株式会社大利根カントリー倶楽部は、2021年6月29日第63期(2020年4月1日~2021年3月31日)有価証券報告書を発表致しました。

 この中で明らかにされたのは、当該ゴルフ場は黒字決算だった事です。多くの名門と言われるゴルフ場が、コロナ禍の中赤字を余儀なくされた訳ですが、当該ゴルフ場では43,482千円の経常利益を出しています。どの様にしたら、その様な黒字を達成出来るのでしょうか。

 それは経費削減と収益増強策が、見事にかみ合い上記結果と成ったのですが、具体的には下記要点となります。
1.開場記念杯の中止
2.クラブバス減便
3.人件費削減(賞与削減)
4.平日会員募集の成功_約1億円
5.来場者1名に付き税込約1,000円をコロナ対策費として徴収(約5,050万円)

 この様な策が功を奏したのですが、それを下支えしたのは当該クラブ会員と、クラブが継続的に行っている来場者促進策でした。当初コロナの悪影響から年間来場者数を44,608名と想定していましたが、結果は50,499名と成り31,167千円の営業利益を上げる事が出来たのです。

 クラブ関係者によれば今年度は出足が好調な様で、スタッフへのしわ寄せは昨年の一時的で済む可能性が出て来たようです。

KG108倶楽部は名義書換料を改定へ

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 共通会員権のKG108倶楽部は、2021年6月1日より全会員種別の名義書換料を改定しました。その概要は下記の通りです。

会員種別 改定前(税込) 改定後(税込)
正会員 275,000円 110,000円
平日会員 154,000円 55,000円
週日会員 154,000円 55,000円

 コロナ不況により、一時的にせよ年会費を値上げする名門クラブが多い中、当該倶楽部では逆に値下げしました。この狙いはやはり、当該会員権の名義書換を促進させたいと言う、会社側の思惑からです。当該倶楽部では会員の高齢化から退会者が多く、この流れを会員権市場での流通へ誘導したいと考えています。

 当該倶楽部の経営会社は、2004年3月に民事再生法の適用を東京地裁へ申請し、同年11月には再生計画が認可決定されました。この時当該会員権の包括対象は、鹿沼CC、鹿沼72CC、富士御殿場GCと言う3コースです。現在富士御殿場GCは法的整理により、PGMグループの御殿場東名ゴルフクラブへと変更されましたが、利用契約は現在も厳然と生きております。

 当該倶楽部曰く、何時PGMグループからこの契約に関する見直し案が提起されるか分からない状況の様ですが、少しでも会員権の魅力を多くのゴルファーへ訴求して行きたい、今改定はその為の値下げ措置です。3コースそれぞれのクラブ競技へ共通会員は参加出来ない事から、利用権としての魅力に限定されますが、友人知人同士でゴルフを楽しみたい方々に向いていると思われます。

 お問い合わせ先は、鹿沼グループ会員部(TEL 0289-71-1050)です。

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 茨城県の筑波カントリークラブを経営している株式会社筑波ゴルフコースの第65期(2020年4月1日~2021年3月31日)有価証券報告書が、2021年6月30日に発表されました。

 当該法人も新型コロナウイルスの悪影響には抗しがたく、長年黒字決算を続けて来ておりましたが、前期は6,528千円の経常損失を計上せざるを得ませんでした。これを裏付ける様に、此れまで7億円前後で推移して来た売上高も、前期は597,952千円へ落ち込んだのです。

 この背景には、休場日貸切営業のほとんどがキャンセルになるなどし、営業日数が前期比12日減少し319日に成った事。この事から来場者数が3,977名減少し、35,172名に成ったとしております。この内訳は、会員が前期比1,757名増え、ゲストが5,734名の約31%減少しております。

 当該ゴルフ場に於いても昨年の一般的傾向と同様、会員の稼働率が高まりゲストの来場者数が減少しました。当該クラブでは、「低価格化ゴルフ場と差別化する方針」にて経営に当たっていますが、新型コロナの動向に付いては先行き不透明感が強く、事態が長期化する場合、財務状況に重要な影響を与える可能性が有ると結んでいます。

飯能ゴルフ倶楽部の第63期有価証券報告書が発表される

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 埼玉県の飯能ゴルフクラブを経営している株式会社飯能ゴルフ倶楽部の第63期有価証券報告書が、2021年6月24日に発表されました。長年黒字経営を継続して来た当該企業も、前期はご多分に漏れず約3,700万円もの赤字を計上せざるを得ませんでした。

 この背景には様々な要因が内包しているとは言え、主要には新型コロナウイルスの悪影響が有ります。感染拡大防止の観点から26日間、荒天ににより3日間、延べ29日間当該ゴルフ場はクローズしました。これを主因として年間の来場者数は、前期比4,305名減少したのです。

 この様なマイナス面に対し営業外損益として入会金収入が前期比330万円の増収、感染症対策助成金や各種給付金が約3,000万円と言う、プラス面も有ったとしております。しかしながらこの様なものでは、到底カバー出来なかったのが、新型コロナによりもたらされたダメージでした。

 3期前の60周年を機に策定された中期事業計画は、1.コースコンディションの維持向上 2.サービスの向上 3.安全対策の徹底及び地域との共生 4.安定的な収益確保と財務体質の改善を骨格に、豊かなクラブライフを満喫出来る格調の高いクラブを目指す、この4項目を骨格に現在すすめられています。

 この素晴らしい事業計画遂行の中、この度の赤字が一過性である事を、是非立証して頂きたいものです。

藤枝ゴルフクラブでは27年ぶりに年会費を値上げ

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 静岡県の藤枝ゴルフクラブでは、2021年4月1日より会員の年会費を、正会員及び平日会員それぞれ値上げしました。改定の内容は、下記の通りです。

会員種別 改定前(税込) 改定後(税込)
正会員 22,000円 38,500円
平日会員 11,000円 19,800円

 当該クラブ改定前の金額は、関東一円のクラブを見渡しても大変安く感じられるものですが、当該クラブでは過去27年に渡りこの金額で対応して来ております。この件に関し経営会社である株式会社藤枝ゴルフクラブでは、2021年1月に入り見直しを検討していました。

 見直した結果として上記金額と成った訳ですが、此処迄に至る過程は、3月の理事会へ会社側改定案を提案し、了承されたと言う手続き手順を経ています。当然時勢にマッチした金額ですので、反対案は出なかった様です。

 なお昨年2020年4月1日には当該経営会社代表者へ、静鉄グループ関連会社の社長をしていた石澤孝雄氏が、濱崎芳行氏に代わり新たに就任しております。

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 茨城県の金乃台カントリークラブは、2021年7月1日より会員権の名義書換を再開します。名義書換料は下記の通りです。
・正会員  1,100,000円 (税込)
・平日会員 550,000円 (税込)

 当該クラブでは同ゴルフ場譲渡の関係から、2020年10月2日より会員権の名義書換を、停止にして来ておりましたが、約9ヶ月ぶりに会員権市場での取り扱いが可能と成ります。混乱を避ける為の一時的措置で有った事を考えれば、適切な処置で有り再開だと言えます。なお入会条件は従来通りの内容を踏襲する様で、その内容は下記の通りです。

1、年齢25歳以上の者
2、JGA加盟クラブ在籍者(在籍無い場合は在籍5年以上の正会員2名の推薦)
3、在籍5年以上の正会員1名の推薦が必要
4、日本国籍の方
5、女性の入会は、女性名義の会員権を取得後に入会申請可
6、法人名義での新規ご入会不可

 2021年春先より会員権市場が活発化しており、タイミング的には適切な再開だと思われますが、今後どの様な買い希望が入って来るのか注目されます。