コース管理作業に於ける死亡事故防止へ

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 2021年7月5日ゴルフ5団体(下記参照)は本年5月以降、ゴルフ場のコース管理作業に於ける死亡事故が頻発した事から、再発防止へ向けた書面を連名にて発し注意喚起を促しました。

 度重なる事故とは、5月29日芝刈り機ごと池へ転落した茨城県での水死事故、6月9日神奈川県での感電死事故、そして6月23日福島県での芝刈り機の下敷きになった圧死事故、これらを指しての事です。これ等は新聞報道などによって、広く知られるところとなりました。

 しかし当該3件に関わらず一般的にゴルフ場側は、この様な事故の情報開示に消極的であり、5団体が把握しきれていなものが有っても不思議では有りません。

 この様な事故に対し国は中央労働災害防止協会を通じ、『ゴルフ場の事業における労働災害防止のためのガイドライン』なる冊子を発行し、労働災害防止へ向けた広報並びに取り組みを行っています。当該冊子はインターネットの検索サイトから、PDF資料にて取得出来る様になっています。

 日本全国全てのゴルフ場に於いて、労働災害事故が1件でも減少して行く事を願いたいものです。

 ゴルフ5団体
・公益財団法人日本ゴルフ協会
・公益社団法人日本パブリックゴルフ協会
・一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会
・日本ゴルフ場支配人会連合会
・特定非営利活動法人日本芝草研究開発機構