225名が在籍する2022年ジャパンゴルフツアー選手会は、2022年1月6日理事会を開催し各役職者を選出しましたが、その主要な一覧は下記の通りです。
| 役職 |
選手名 |
担当 |
年齢 |
| 会長 |
谷原 秀人 |
|
43 |
| 副会長 |
小田 孔明 |
広報委員長 |
43 |
| 副会長 |
中西 直人 |
ファンPJ |
33 |
| 副会長 |
堀川 未来夢 |
|
29 |
| 事務局長 |
宮里 優作 |
|
41 |
会長は理事17名による互選にて選出されましたが、谷原秀人新会長は就任にあたり、次の様なカッコ内コメントを残しています。
「 選手会内で密なコミュニケーションを図り、そしてJGTOともしっかりと連携を取って、選手一丸となって、より魅力的なジャパンゴルフツアーの姿をファンの皆様にお届けできるようにしていきたい 」
任期は2年ですので2024年までこの体制で突き進む事になりますが、女子ツアー人気に水を空けられた感のある男子ツアーを、如何に魅力的なものへ高められれるのかが大きな課題となっている中、新体制の取り組みに期待したいものです。
栃木県のサンレイクカントリークラブを経営しているサンレイク株式会社は、2021年12月2日新たな経営体制へ移行した事が分かる株主構成と成りました。
同社は2002年4月に民事再生法の適用を申請し、同年12月には新経営体制へ移行したのですが、当時当該ゴルフ場の再建に名乗りを上げたのは、会員でもあった病院経営者の原中勝征氏でした。同氏は後に、第18代日本医師会会長へ就任された事から、その存在感は際立っていました。
しかしながら病気を治癒する医師業とゴルフ場経営は、必ずしもリンクしなかった様で、傷口を塞ぐどころか、更なる原中氏の自己犠牲無くして、経営は立ち行かなくなっていったのです。周辺のゴルフ場がビジターの客単価を下げ集客に走る中、当該ゴルフ場は頑なに値下げ作戦を実行する事は有りませんでした。
この様な窮状を察してか、2020年初秋頃には様々な買収案件が原中氏へ持ち込まれ、この度ついにソフトランディングに成功したのです。この件に関する出資者は株式会社タカラクリエイト(長野県:代表取締役社長_上村康治)、運営は株式会社ザナショナルカントリー倶楽部(東京都:代表取締役社長_守谷牧)が行います。
疲弊した当該ゴルフ場をどの様に再生して行くのか、多くのゴルフ場を再建して来た実績を持つ守谷社長の手腕に、全てがかかっている事業です。なお既に守谷氏の片腕とも言える山本暢氏が、総支配人として着任しています。
入間カントリー倶楽部(埼玉県)では2022年1月1日より、正会員の募集を行っています。2021年の昨年も同様の会員募集を行っている事から、募集活動の継続ともとれるものですが、概要は下記の通りです。
- 募集会員 正会員
- 募集金額 107万円(入会登録料税込77万円+預託金30万円)
- 募集人員 50名
- 資格譲渡 可
- 入会条件 1、年齢満20歳以上
- 入会条件 2、要面接
- 入会条件 3、暴力団ならびにその関係者で無い事
今年の特徴は優待条件を豊富にした点です。例えば複数口での入会に対する割引は本年も同様ですが、50歳未満の方や女性の方の単独入会に付いても、今回対象枠が拡され11万円が割り引きされます。更に50歳未満の方や女性が、複数でまとまって入会する場合は、22万円が入会登録料から差し引かれます。
女性と弱年齢層へのアプローチが、強力になったと言えます。なおこの募集は口数に達し次第終了との事ですが、募集期間中も既存会員権の名義書換手続きは、停止にしないとしています。
平川カントリークラブ(千葉県)では2022年4月1日より、全面的に乗用カートを利用したラウンドスタイルへ移行します。此れは2021年夏頃より、検討されて来たテーマでした。
当該クラブでは開場以来、キャディ付き歩きでのラウンドスタイルを基本として来ておりましたが、2016年頃より若干数の乗用カートを取り入れ、休業日のセルフ営業や会員からの要望時に対応して来ていました。
今回導入するのは、ヤマハ製のガソリンカート5乗用50台です。かつては自走式でフェアウエーへの乗り入れも可能でしたが、今回は電磁誘導式を採用する為、フェアウエーへのカートによるダメージを考慮する事が無く成りました。また何よりも自走運転による事故から、プレーヤー及びクラブ側も解放されます。
しかしながら電磁誘導式は誘導線の導入工事などが必要な為、2022年2月から3月末にかけ、その工事を行う事になります。片側9ホールを交互に閉鎖し、ハーフのみでの営業スタイルが、約2ヶ月間継続します。
高齢と成った会員へ、プレー機会をより多く作りたいとのクラブ側考えが、これにより実って行くものと思われます。またラウンドスタイルが統一される事で、クラブ側によるスムースな運営が実現します。当該クラブの伝統が、此処へ来て大きく変わろうとしています。
飯能パークカントリークラブ(埼玉県)では2022年1月1日より、入会申請者へ求めていた「JGA加盟クラブに在籍している事」、と言う条件を撤廃する事になりました。
この結果新たな条件は、下記の通りになります。
1、日本国籍を有する者
2、原則として年齢25歳以上
3、会員1名の推薦がある者
4、女性の入会は、女性名義の会員権を取得後に入会申請可
大変ハードルが低くなった様にも思えますが、クラブ運営に支障をきたす様な人物を、現会員が推薦するはずも無い事から、クラブ側にとって大きな心配は不要なのでは無いでしょうか。入会の間口を広めた事で、クラブが活性化して行く効果面を、より期待出来るものと思われます。
伊豆にらやまカントリークラブ(静岡県)では、毎年10件前後に及ぶ会員証書(会員証券)紛失の届け出が、会員及び相続人より有ります。
しかしながら届け出が有ったと言え、証書の再発行を当該クラブでは行っていません。この事実を関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ伝えたりするなど、半年間の告知期間を設け、当該クラブでは旧証券が無効である事を知らしめています。
この手続きと期間を経て証券を紛失した当事者が、自らの会員資格を第三者へ譲渡しようとした場合、証券無しの状態で売買を行います。その後入会を承認された新入会者へ、当該クラブより新名義人の会員証書が発行される、その様な仕組みになっています。
この事はあくまでも会員証書が証拠證券に過ぎない何よりの証左と言えますが、かつてこの様なクラブが他県に於いてもいくつか散見されています。会員権の流通と言う観点からは、至極合理的な内容だと思われと共に、いっその事会員制クラブに於いては会員資格契約書のみで、会員証書は不要にも思われてしまいます。
2021年12月23日一般社団法人日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)は、2022年度に於けるJGTOツアー及びABEMAツアー、それぞれの日程を明らかにしました。
| ツアー |
試合数 |
賞金総額 |
| JGTOツアー |
25試合 |
31億9943万5千円 |
| ABEMAツアー(AbemaTVツアー) |
10試合 |
1億6600万円 |
JGTOツアーの2021年度単年での実績は24試合でしたので、来年は1試合増えた事になると共に、(JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP)が開催へ向け調整中の為、26試合に成る可能性があります。しかしながら49年間に渡り親しまれて来たブリヂストンオープンが、姿を消す事になったのは大変残念と言えます。
AbemaTVツアー改めABEMAツアーは、昨年単年での実績が12試合でしたので、公表時では2試合減です。しかしながらJGTOツアーの1試合だった(ダンロップ・スリクソン福島オープン)が衣替えをし、ABEMAツアーでの開催へ向け調整中で有り、更にもう1試合が調整中との事から、数的には2021年度同様に成るものと思われます。
なお(ZOZO CHAMP.)に付いては、日程、会場、賞金総額等などをJGTOから公表するとしており、此れ迄のUSPGA TOUR主導でのプレスリリースとは、若干異なつたニュアンスが読み取れます。いよいよ前澤氏が今後の3年間へ向け、主体的に動き出すのでしょうか。大いに注目されます。
相模原ゴルフクラブ(神奈川県)では、2021年12月12日に開催された同クラブ理事会にて、法人の入会資格に関する規定を明確にしました。此れ迄の上場企業と言う抽象的表現から、一歩踏み込んだ内容へ改定したのです。その概要は下記の通りです。
法人会員入会資格
1、東京証券取引所一部上場法人
2、一部上場企業の連結対象子会社
3、上記規定に準ずる企業で尚且つ会社法第2条第6項に定める法人
4、登録者は役員又は準ずる者
なお上記3番の詳細を会社法から引用した場合、(最終事業年度に係る貸借対照表に資本金として計上した額が5億円以上であること / 最終事業年度に係る貸借対照表の負債の部に計上した額の合計額が200億円以上であること)、と言う内容になるものと思われます。
この改定は2022年1月1日以降の受け付け分から適用される事になりましたが、今回法人格の線引きが明確になった事で、入会申請者を受け入れるクラブの審査側に於いては、より審査し易くなったものと思われます。なおボーダー上の企業に於いては、事前審査にて適合するか否かを、把握しておく必要があると言えます。
この場合、事前審査で不適合に成ったと言え、イコール不承認とは意味合いが異なりますので、再度個人名義で入会申請する事になるのだろうと思われます。
金乃台カントリークラブ(茨城県)では2022年1月11日より、全種別に渡る会員権の名義書換を停止にする予定です。ゴルフ場の経営母体が、変更になった事で停止していた名義書換が、再開されたのはついこの前の2021年7月1日でした。
半年ほど市場を開放する事で、在籍会員が自らの会員資格を第三者譲渡出来る道をつくり、尚且つ新たな経営母体に対する一般的評価を経営側が客観的に見たかった、これらの思惑をこの策には見る事が出来ました。では今後市場を止める理由は、どの様なものでしょうか。
一つは当該クラブ単独での会員募集が、想定されています。旧経営母体時には正会員が1,000名、平日会員が300名在籍していました。ところが当該ゴルフ場の身売り話が公表された時点で、買い受け会社はアコーディア社であるとの噂が会員間に流れ、此れを忌み嫌った会員の退会者が続出したのです。現時点では正平合わせ、在籍会員は約1,000名、約300名が減少しました。この状態を回復させる為の募集です。
更にもう一点は、1月11日より2月末までの約2ヶ月間で、ハウスのリニューアルとコース改修が行われます。これは既に11月初旬に全会員へ告知済みとの事ですが、コース改修には電磁誘導式乗用カート導入に合わせた工事も行われます。なおこの間ゴルフ場は、クローズに成ります。
変わりゆく金乃台カントリークラブ、現在の姿を目に残せておけるのも後わずかです。
昇仙峡カントリークラブ(山梨県)では正会員のみを対象とした、会員権の名義書換料を正規金額税込55万円から、税込44万円へ減額したキャンペーンを2021年11月より展開中です。
当該ゴルフ場は2012年5月の民事再生手続きを経て、シャトレーゼグループ入りしています。その後2014年4月1日より会員権の名義書換を開始したのですが、当初より正会員権の名義書換料は税別50万円でした。8年ほど経過した中、新たな試みが始まりました。
今回このキャンペーンの目的は、会員の入退会促進です。昨今の若者によるゴルフ人気から、少しでも当該クラブへの新規入会を図りたい、その様な意図から取り入れられたものです。コストを若干でも軽減させる事で、若者によるコース選択の動機付けにしたいと、クラブ側では考えています。
このキャンペーンは始まったばかりですが、適時動向を把握しながら見直して行く、とクラブでは考えています。良い兆候が見られるのであれば継続、効果が無いと分析された折には、中止も有り得るのだと思われます。成り行きを見守る必要があります。