PGATOUR 2021-2022シーズンがフォーティネット選手権で開幕

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg PGA TOUR 2021-2022シーズンの開幕戦となるフォーティネット選手権が、2021年9月16日(木)よりカリフォルニア州ナパの、シルベラ―ドリゾート&スパ(北コース_7,123ヤード・パー72)で開催されます。

 FedExCup は今季16シーズン目を迎えますが、47戦中の第1試合目となるこの試合には、松山英樹、フィル ミケルソン、ジョン ラームと言う昨シーズンにメジャートーナメントで優勝した有名プレーヤーが参戦します。

 ところでフォーティネットは2019-2020シーズンを除き、2014年以来ツアー開幕の顔になっていますが、本業はサイバーセキュリティーソリューションのトップ企業です。なおこの模様は、GOLF TV 及び GOLF NETWORK で観戦出来ます。

2021年度(第31回)日本シニアオープンが9月16日開幕

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 今年第31回目を迎える2021年度日本シニアオープン選手権が、9月16日(木曜日)から19日(日曜日)までの4日間、山梨県北杜市のシャトレーゼヴィンテージゴルフ倶楽部を舞台に開催されます。概要は下記の通りです。

  • 主催 公益財団法人 日本ゴルフ協会(JGA)
  • 共催 NHK
  • 賞金 賞金総額8,000万円(優勝1,600万円)

 参加年齢は本戦初日の9月16日までに満50歳以上に達しており、尚且つJGAの定めた参加資格をクリアしたプレーヤーと言う事になります。この数総勢126名のプロとアマが頂点を目指す訳ですが、例年厳しと言われるコースセッティングは下記の通りです。

総距離 6,465ヤード_パー71
ティーングエリア 刈り高 9mm
フェアウェイ 刈り高 11mm
ラフ 80mm
ファーストカット 25mm
グリーン 速さ スティンプメーター 10.5feet
グリーン コンパクション 23.5

 なおこの模様はNHK BS1にて、4日間午後より放映されます。

YONEXが岩井明愛、千怜姉妹と新規用具使用契約を締結

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     2021年09月13日_岩井姉妹・YONEXと契約.jpg

 ヨネックス株式会社は2021年9月13日、岩井明愛(あきえ)、岩井千怜(ちさと)姉妹と、複数年に渡る新規用具契約を締結した事を明らかにしました。双子姉妹のジュニア時代からの活躍は、地元の埼玉県のみならず全国的にも有名でしたが、姉妹は2021年6月のJLPGAプロテストに合格した事から、今後は女子ツアーが主戦場となります。

 既に姉妹は輝かしい実績を残しており、その概要は下記の通りです。

岩井明愛(2002年7月5日生まれ)_19歳
2020年 日本女子オープンゴルフ選手権 14位タイ
2021年 パナソニックオープンレディース 3位タイ
リゾートトラストレディス 12位タイ
ヨネックスレディス 33位タイ
大東建託・いい部屋ネットレディス 59位タイ
岩井千怜(2002年7月5日生まれ)_19歳
2016年 ヨネックスジュニアチャンピオンシップ 優勝
2017年 文部科学大臣楯争奪全国中学ゴルフ選手権春季大会 優勝
ヨネックスジュニアチャンピオンシップ 優勝
2021年 カストロールレディース(ステップ・アップ.) 優勝

 同社がジュニア育成の為に種を撒いてきた長年の努力が、岩井姉妹を育てて来たと言っても過言では無く、此処に用具契約と言う形で結実したのです。姉妹の契約はパターを除く用具の総合契約で有り、契約エリアは世界にまたがります。ある意味姉妹が夢見る世界での活躍、此処を見据えている様にも思えますし、国外でもサポートして行くと言うヨネックスの姿勢だと言えます。

 姉妹の活躍から目が離せません。

ノーザンCC錦ヶ原G場は43ホールから25ホールへ

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 埼玉県のノーザンカントリークラブ錦ヶ原ゴルフ場は、2021年9月1日よりかつての43ホールコースから、25ホール規模へ縮小変更されました。これは国の「荒川第二調整池整備事業」に伴うもので、昨年2020年8月には荒川河川占用解除連絡が、当該ゴルフ場へ入っていました。

 25ホール規模の内容とは、さくら草9ホールとれんげ草9ホールの18ホールズコースへ、なの花コース7ホールを足したものです。とは言えれんげ草はかつて7ホールコースでしたので、此処に417ヤードの2番ホールと、360ヤードの3番ホール、共にパー4の2コースを新設した事で成し得た結果です。

 ラウンドスタイルとしては、18ホールズコースを1ラウンドするものと、7ホールのなの花コースを2度まわるタイプに分かれます。そして此れまでの手引カート利用から、ヤマハ製のガソリンタイプ5人乗りカートを使用したラウンドになったのです。カート道を造るものの天候次第では、フェアウエーへの乗り入れを可能としています。

 なお当該ゴルフ場のグリーンは、コーライ芝とバミューダ芝の2グリーンで、メインはバミューダ芝です。ティーはブルー、白、グリーン、赤と4ヶ所を設けており、様々なタイプのプレーヤーに対応出来る様に工夫されています。

PGMマリアは9月13日より会員権の名義書換再開

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 千葉県のPGMマリアゴルフリンクスは、2021年9月13日(月)より会員権の名義書換を再開する事になりました。現在のゴルフ場名から即座に、旧きみさらずゴルフリンクスを思い浮かべられないと思われます。

 それもそのはず当該ゴルフ場は、昨年2020年12月にPGMグループ入りしたばかりですから、無理は無いと思われます。ところでこのゴルフ場が、2019年6月1日以来停止していた会員権の名義書換を開始します。その名義書換料は、下記の通りです。

会員種別    書換内容 料金(税込)
正会員 一般譲渡 1,100,000円
相続継承 110,000円
3親等内親族への継承 110,000円
平日会員 一般譲渡 550,000円
相続継承 55,000円
3親等内親族への継承 55,000円

 久々に会員権市場へ復活して来た当該銘柄ですが、どの様な価格展開となるのか、非常に気になるところですが、これはゴルフ関係者のみならず、一重に経営主体のPGMグループに於いても同様だと思われます。売り案件が多く中々買い手が付かないのか、それとも買い手多く品薄状態になるのか、気をもむところだと言えます。

 PGMグループではこの動向を注視しながら、次の一手も用意しているとの事。それは名義書換中もケースによっては、会員募集も視野に入れており、クラブへの入会ニーズを吸収しようと考えています。それは2019年1月末に558名だった会員数が、減少する事は有っても増加するケースは無い為、如何にアクティブ会員を増やすかは、当該クラブにとって喫緊の課題に他ならないからです。

 ゴルファーにとってはまた一つ魅力的なゴルフ場で、会員としてプレー出来る機会に恵まれます。なお入会条件は厳しくないものの、事前にクラブへ確認はしたいものです。

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 千葉県の浜野ゴルフクラブでは会員権の名義書換手続き時に、名義人保管のメンバーシップカード、ネームプレート、帽章などの回収を不要としました。2021年8月以前に決定したこの内容は、同年9月より運用が開始されております。

以前は回収備品に不備が有った場合、名義書換手続き時に名義人より「紛失届」を一筆仕上げて頂き、これをもって処理をしてきました。ところで回収にどの様な意味が、有ったのでしょうか。例えば退会された方に、何時までも当該クラブのネームプレートを、キャディバッグへ着けて頂きたく無い、その様なクラブ心情からでしょうか。

いずれにしても備品を回収するクラブは未だ多く、或いは大半を占めているものと思われます。しかしその様な備品を回収しても廃棄する以外は再利用の手段が少なく、ゴルフ場サイドの手間がかかる事を考えれば、非合理的な仕事だったと言わざるを得ませんでした。

この度の当該クラブ決断は大変貴重なもので、会員権の名義書換手続き時の煩雑さが若干緩和されたと言えます。退会者は備品を準備する必要も無く、又会員権業者より「紛失届」を求められる事も無くなりました。理にかなった簡素化が、進んでいる浜野ゴルフクラブの一端を、紹介させて頂きました。

PGA TOUR2020-2021シーズン終了

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg PGA TOURの2020~2021シーズンは、2021年9月5日に最終日を迎えたTOUR選手権をもって終了しました。シーズンを振り返り選手個々の成績は、賞金ランキングでは無くFedExCupポイントを基準に表記されています。

このシーズンに日本人選手としてフル参戦したのは、松山英樹、小平智の2選手でした。松山選手はメジャートーナメントのマスターズ優勝、更にその他の試合でも優勝争いを演じるなど、目覚ましい活躍をしランキングは22位。26試合に参戦し、1,681ポイントを稼いだ結果でした。

小平智選手は、2018年の「RBCヘリテージ」優勝資格で今日まで戦って来ましたが、結果は150位でした。27試合に出場し、得られたポイントは287。この事からツアー出場者入れ替え試合を戦うも、この3試合総合順位上位25位以内を獲得出来なかった事から、来シーズンの出場はほぼ絶望的なものとなって仕舞いました。

此れまでPGA TOURへ腰を落ち着け戦ってきたのは、丸山茂樹、田中秀道、今田竜二、松山英樹、石川遼、小平智などの選手が居ましたが、来シーズンは現時点で松山選手一人になりそうです。

環境に配慮したストローを日本ゴルフ場共同購入が販売

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 日本ゴルフ場共同購入株式会社では、2021年6月に『プラスチック資源循環促進法』が成立し、2022年4月から施行される事に伴い、環境に配慮したストロー3種を2021年9月より販売しています。その概要は、下記の通りです。

1、 紙ストロー(5,000本入り_24,750円)
 ・耐水時間は約30分~60分
・よくかき混ぜるなどした場合、15分程度で劣化
・香りの強い物の付近や湿度の高い場所での保管は品質を損なう可能性有り

2、バイオマスストロー(5,000本入り_13,750円、16,500円の2種)
・石油由来の原料にバイオマス25%が含有した素材
・焼却時CO2排出量25%削減可能
・使用期限無く保管可能

3、生分解性ストロー(5,000本入り_19,250円)
・自然界の微生物により水と二酸化炭素に分解され、自然へ帰るプラスチック
・焼却しても有毒ガスやダイオキシンが発生しない
・1年以上の保管は商品が劣化する可能性有り

 上記3種類のストロー使用後の廃棄は、通常の燃えるゴミへ分類する事で処理できます。なお今回この販売は、一社)日本ゴルフ場経営者協会加盟外のゴルフ場も対象との事ですが、5ケース未満のご注文には配送料が必要の様です。

 問い合わせ先は、TEL 03-5577-4369 です。

PGA2021年プロテスト合格者一覧

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)による『2021年度PGA資格認定プロテスト・最終プロテスト』が、2021年8月31日より9月3日までの4日間、北海道の登別カントリー倶楽部にて開催され、下記一覧51名の合格者が誕生しました。

順位 スコア   名前 年齢     所属
1位 -11 村上 拓海 21 フリー
2位 -7 遠藤 健太 24 サーティーファイブ
3位T -6 板東 寿匡 22 日本大学
3位T -6 金田 直之 25 美里ゴルフセンター
5位 -5 若原 亮太 23 フリー
6位T -4 菊田 奨 24 フェニックスCC
6位T -4 生源寺 龍憲 23 フリー
8位T -3 大嶋 炎 23 東京GC
8位T -3 石過 功一郎 22 三木GC
10位T -2 植木 祥多 21 フリー
10位T -2 堺 永遠 18 フリー
12位T -1 羽藤 勇司 22 フリー
12位T -1 新井 隆一 20 フリー
14位T 0 金岡 奎吾 21 フリー
14位T 0 宮川 勝己 23 阿蘇グリーンヒルCC
14位T 0 市川 輝 19 日本ウエルネス
14位T 0 内田 直輝 21 日本大学
14位T 0 坂本 柊人 21 フリー
19位T +1 夏堀 裕大 22 フリー
19位T +1 安森 一貴 23 オータニ広尾CC
19位T +1 吉田 歩生 24 鷹之台CC
22位T +2 細野 勇策 18 朝陽CC
22位T +2 富村 真治 30 ザイマックス
22位T +2 櫛山 勝弘 24 フリー
25位T +3 松田 聖司 30 穂波エステート
25位T +3 大野 由真 28 朝霧CC
25位T +3 上田 敦士 24 フリー
28位 +4 葛城 史馬 24 ザ・ロイヤルGC
29位T +5 佐野 琢朗 23 霞ヶ関CC
29位T +5 山浦 一希 22 中筋建設
29位T +5 楠田 常乃 21 フリー
29位T +5 岩田 大河 22 フリー
29位T +5 青木 龍一 33 フリー
29位T +5 坂本 隆一 23 くまもと中央CC
29位T +5 久常 涼 18 SBSホールディングス
29位T +5 東 大智 23 宇部72CC
37位T +6 内山 遥人 18 芥屋C
37位T +6
岡村 了 24 平川CC
37位T +6 長谷川 大晃 24 旭川GC
37位T +6 小西 健太 27 フリー
37位T +6 吉田 隼人 24 イーグルポイントGC
42位T +7 平川 晴朗 23 cocopa resort club
42位T +7 西脇 まあく 22 葛城GC
42位T +7 大澤 和也 24 朝日インテック
42位T +7 河合 亮汰 26 フリー
42位T +7 今野 匠 23 船橋CC
47位T +8 田中 伸乃輔 21 フリー
47位T +8 金子 直矢 26 富士平原GC
47位T +8 大久保 克海 24 フリー
47位T +8 D スメイル 51 ゴルフ問屋 JOGS
47位T +8 栗城 凌太 28 フリー

 天候には恵まれたものの初日は風が強く、時折突風状態になり、プレーヤーの球筋に大きく影響しました。4日間乾いたグリーンはボールが止まり辛く、プレーヤーのコントロール力が試されたとも言えます。

 今回実技試験をパスした51名は、年末に行われます面接と筆記試験更には4日間のセミナー受講、そして義務付けられている新人戦を経て、2022年1月1日正式にPGAトーナメントプレーヤー会員として登録されます。

ゴルフ史家・大塚和徳氏2021年7月6日ご逝去

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg ゴルフ史家の大塚和徳氏が2021年7月6日、療養中の病院にてお亡くなりになられました。大塚氏を良く知る立教大学の元教授から、今回お話を伺う事が出来ましたので、咀嚼し簡単に紹介させて頂きたいと思います。

 元教授曰く、「欲の無い、幾つになっても書生の様な方でした、ある意味知の巨人でしたね、人生70年尊敬出来る方が居るかと問われれば、正しく数名の内の一人」との事でした。元教授が語るエピソードは尽きないのですが、次の内容は氏を良く物語っている様に思えます。

 海外の某名門ゴルフクラブ年史を調達する様、大塚氏より依頼された元教授は、そのクラブ関係者である海外の弁護士を通じ入手、その年史が手元になり次第、即大塚氏宅へ転送。翌日10時頃、届いたか否かの確認の為、大塚氏へ連絡を取ったところ、英文の分厚い年史を既に半分ほど、読み終えていたとの事でした。

 大塚氏の知性は留まるところを知らず、かつては旧・習志野CCなどを経営していた旧・日東興業の経営者に請われ、イギリスのターンベリーの経営に手腕を発揮していました。何事も氏にとっては、簡単な一分野に思えてしまったのかも知れません。

 1934年大分県生まれでした。合掌。