千葉県の上総モナークカントリークラブでは2022年1月より、会員権の名義書換を再開すると共に、名義書換料の改定を行います。具体的な料金は下記の通りです。
会員種別
手続き内容
改定前(税込)
改定後(税込)
正会員
一般譲渡
550,000円
1,100,000円
相続継承
275,000円
330,000円
法人内記名者変更
275,000円
330,000円
平日会員
一般譲渡
385,000円
770,000円
相続継承
192,500円
220,000円
法人内記名者変更
192,500円
220,000円
なお2021年1月から開始されたクラブハウスの改修は、9月30日に終了し10月1日からはゲストを同伴したラウンドを受付ているとの事です。入会条件に付いては、従来通りの内容を踏襲し、新たな変更は現時点で無い様です。
山梨県のメイプルポイントゴルフクラブには、正会員と週日会員と言う2種類の会員権が有ります。いや3種類と言うのが、相応しいかも知れません。つまり週日会員には、名義書換が出来るものと、一代限定譲渡不可の会員権が存在しているからです。
週日会員権とは月曜日から金曜日まで利用出来るものですが、名義書換が可能な口数は2021年3月時点で78口、此れに対し譲渡出来ない会員権の口数は約400口あり、ある意味大勢を占めており主流派なのです。
この主流派が何時から、当該クラブに於いて誕生したのかと言えば、それは5年~6年前からでした。当時当該クラブの親会社であるリゾートトラスト株式会社が、自社の顧客向けに販売したのが、誕生の経緯だったと言えます。
リゾートトラスト社は販売に当たって当然ながら、譲渡不可・一代限定なる説明を行った訳でしょうが、時折その会員から売却依頼を受ける会員権業者もある様です。この様な動向が会員権市場を混乱させている要因にもなっていると思われますが、実際の名義書換件数は78口の内これまで年間1~2件との事。
いずれにしてもこの譲渡不可会員権の扱いは、慎重に対応したいものですが、反面名義書換出来る週日会員権はかつて需要に乏しいと思われて来ましたが、当該クラブでは希少価値的存在となっています。
福島県の五浦庭園カントリークラブでは2022年1月1日より、会員権の名義書換料と年会費を改定します。その概要は下記の通りです。
会員種別
手続き内容
改定前(税込)
改定後(税込)
正会員
一般譲渡
110,000円
330,000円
3親等内親族へ書換
55,000円
165,000円
相続継承手続き
55,000円
165,000円
同一法人内変更
55,000円
165,000円
平日会員
一般譲渡
55,000円
165,000円
3親等内親族へ書換
27,500円
82,500円
相続継承手続き
27,500円
82,500円
同一法人内変更
27,500円
82,500円
なお年会費を正会員は税込26,400円から33,000円へ、平日会員は税込13,200円から16,500円へ、改定されます。
2021年10月12日株式会社ZOZOは、「2021ZOZO CHAMPIONSHIP」へ出場出来る日本人選手4名を発表しました。その4名とは下記選手です。
各選手のコメントは、下記の通りです。
■ 小平 智 「このような機会を頂ける株式会社ZOZOさんに大変感謝し、期待に応えられるようなプレーが出来たらと思います」
■ 中西直人 「PGA TOURに出場することは僕自身の夢でもあり、目標であったので、このような形でご縁をいただいた事を本当に嬉しく思います」
■ 久常 涼 「PGA TOURは幼い頃からの『夢』でしたので、その夢が叶い、一流のPGA TOURプレーヤーと同じ舞台で戦えることが楽しみで仕方ありません」
■ 中島啓太(アマ) 「子供のころからテレビで見ていた憧れのPGA TOURに参加することができることを大変な名誉だと思っています。アマチュア代表としてチャレンジ精神をもって臨みたいと思いますので応援よろしくお願いいたします」
この大会の模様は世界216の国と地域で放送されますが、日本ではテレビ朝日系列の地上波、BS、CSで、更にWEBの動画配信サービスでは「GOLFTV Powered by PGA TOUR」にて観る事が出来ます。今大会は予選落ちが無い事から、出場する4選手には萎縮する事無く、力量を発揮して頂きたいと思います。
三井住友VISA太平洋マスターズ大会事務局は2021年10月8日、今年11月11日からの大会を有観客、つまり一日の来場者数を5,000人に限定し開催する事を明らかにしました。更に今週開催されます日本オープンに於いても、既に一日5,000人へ絞り、観客を受け入れるとしております。
長らく続いて来た閉塞感も、徐々に緩和される兆しが見えて来ましたが、今年2021年4月のJGTOツアー開幕戦以降、どの様な動きだったのかを俯瞰的に見た時、その概略は次の通りです。此れ迄17試合が開催され、その内12試合が無観客、5試合が有観客でした。
通算試合
開催日(初日)
トーナメント名略称
期間中来場者数
8試合目
6月3日
日本ゴルフツアー選手権
2,873名
9試合目
6月24日
ダンロップ・スリクソン福島
3,381名
10試合目
7月1日
日本プロゴルフ選手権
10,563名
12試合目
8月26日
Sansan KBCオーガスタ
8,804名
13試合目
9月2日
フジサンケイクラシック
1,730名
今後ツアー7試合を残す中、1日5,000人の縛りが解除される見込みは、衆議院選挙後政権の課題になって来るものと思われます。政府やスポーツ庁の号令無しに、現状のトーナメント状況を改善する事は、困難だろうと推察されますが、国民が今求めているものは、正しく社会のモードチェンジ以外の何物でも無いと言えます。
ゴルフトーナメントが見るものを感動させる、本来持っている姿をいち早く取り戻して欲しい、と願わずにはいられません。なお蛇足ですが2021年夏米国のCDCとFDAは、2021年12月末をもって「PCR検査の緊急承認を取り消す」、事を明らかにしました。理由は正しく把握出来ない為ですが、1年前から日本の感染症研究者たちにより指摘されて来た点が、追認される事と成りました。
2021年7月1日全米ゴルフ協会(USGA)の第8代目最高経営責任者(CEO)へ就任したマイク ワン氏(56歳)が、9月28日記者会見を行い今後の抱負を述べましたが、概要を紹介したいと思います。
会見の冒頭同氏曰く、USGAその頭文字は結び付け(Unite)、紹介(Showcase)、統括(Govern)、促進(Advance)の四文字にも置き換える事が出来、世界中のゴルフを結び付けそしてリードして行ける、その様な存在になって行くと述べました。R&Aと共にゴルフ界に於けるリーダーとしての存在意義を、語りかけたとも言えます。
現在急いでいる点は自らのチーム作りで有り、この中から大胆な提案を4~5、出せるのでは無いかとしています。来年どの様な発表が、USGAから聞こえて来るのか、楽しみな部分でもあります。此れ迄USLPGAで残してきた同氏の実績を考えるならば、期待出来るものと思われます。
昨年来からのCOVIDの影響については、潜在需要を掘り起こせたと言う意味で、貴重な体験だったとしております。パンディミック禍でゴルフが、人々の精神健康面を支えてくれたとの事。ゴルフが感情の吐口になり、多くの人々から支持されたが、2022年もそうなるとは限らないと、同氏は予想しています。
今後は1年間に5~600万人が新規にゴルフへ取り組む事を視野に入れ、テレビパートナーと共に世界中の大会を放送して行きたい。そしてこれらの大会の垣根を無くして行く事で、誰でも優勝出来る様にしたいとの事です。長時間にわたる会見でしたが、落ち着いた中にも自信に満ちたものでした。
埼玉県のPGM武蔵ゴルフクラブでは2021年10月1日より、正会員の補充募集を開始しております。前回の税別460万円募集が2017年3月31日で終了しておりましたので、4年半ぶりでの募集になりますが、概要は下記の通りです。
募集会員
正会員(個人、法人一名記名式)
募集口数
70口
募集金額_通常
2,530,000円(税込)
募集金額_当該クラブ会員紹介
1,980,000円(税込)
募集金額_PGMグループ会員入会
1,980,000円(税込)
募集金額_2口以上同時入会
2,200,000円(税込)_1口当たり
金額内訳
入会金+消費税
募集期間
2021年10月1日~定員に達する迄
入会条件は、下記の通りです。
個人で入会の場合は、日本国内に印鑑登録されており、20歳以上である事。
法人で入会の場合は、日本国内に法人登記及び印鑑登録がされており、登録者は20歳以上である事。
暴力団、暴力団員、防汚力団関係企業・団体、その他の反社会的勢力又はその関係者では無い事。
会員1名の推薦が有り、当該推薦人に年会費未払い等の問題がないこと。
資格審査において承認を得た後、ゴルフ場等に係る会員契約の適正化に関する法律第5条第1項で定める書面に記載の金額を入金すること。
此れ迄当該クラブは法人接待をメインにしたゴルフ場として、その役割を果たして来ており、個人会員は若干名が在籍している程度です。なかなか浮上しない会員権相場は、預託金返還による自然退会者を増幅させて来ており、会員数も減少の一途でした。
とは言え此処の部分に歯止めがかからない限り、ゴルフ場としての再生は困難を極めます。手入れの行き届いたコース状態、気持ち良い接客、そしてクラブライフ、これ等を総合した会員満足度を上げない限り、再生の道は無い様にも思われます。
当該ゴルフ場のマイナス部分は、PGMグループにとって傘下へ組み入れる前より把握済みと思われるものの、今回この募集を通じ如何に新しい会員を獲得出来るのかは、同グループにとっても大きな試金石になっていると言えます。
東京都の小金井カントリー倶楽部では、法人名義での入会を一切認めていません。これは当該倶楽部発足以来ですから、84年以上もこの理念が貫かれている事になります。あくまでも当該倶楽部は、個人会員の集合体に過ぎないのだと言えます。
会員権価格は日本一、更に倶楽部へ入会する為の手続き費用は、税込1,650万円とこれも又日本一、そして年間の維持費で有る会費は税込33万円と、此れも最高峰の部類に入ります。当然ながらそれなりの資力のある方々が、当該倶楽部会員に成る訳ですが、その会員個人が会社経営者であったりする場合、その法人が入会費用などを負担する事は有り得る話です。
いわゆる個人名義・法人所有と言うケースになるのですが、現時点での在籍会員約450名の中、割合は不正確ながらもその様な存在自体を、クラブ側も良く把握しています。この様なケースで起こり得るトラブルは、不幸にして会員が物故に成った場合、会員家族と法人との間で株券の所有権をめぐってのものになります。
クラブ側としては此れも想定内として、クラブ所定の「念書」を用意し対応しています。これは入会時に株券の所有権がどちらにあるのか、その有無を明確に届け出ておく書類です。個人の集合体クラブとは言え、その個人を支えるバックボーンとなるものは様々で有り、クラブ理念とは裏腹にリアリズムに徹した対応は、時代の変化と共に必要なのだと言えます。
千葉県のPGM南市原ゴルフクラブは2021年10月1日より、会員権の名義書換業務を再開しております。振り返れば2020年12月1日に当該ゴルフ場をアコーディア・ネクストグループより取得したPGMグループは、同年12月15日より会員権の名義書換を停止にしておりました。
約10ヶ月ぶりでの再開ですが、名義書換料は下記の通りです。
会員種別
手続き内容
料金(税込)
正会員
一般譲渡
440,000円
3親等内親族への相続継承
55,000円
3親等内親族への生前譲渡
55,000円
登録者が同一ケースの変更(※)
110,000円
上記手続き内容で特徴的なのは、「登録者が同一」のケースで起こり得る名義書換を、きめ細かく設定をしている事です。その内容は下記の3通りです。
法人名義から個人名義へ書き換える場合、法人会員登録者A氏が自身名義の個人正会員へ変更する場合
個人会員B氏名義の会員権を法人名義へ書き換える場合、登録者がB氏になる場合
C法人名義からD法人へ名義を書き換える場合、C社の登録者E氏が同様にD社の登録者になる場合
この内容を見て言える事は、法人会員への配慮を手厚くしている点です。様々な事情をかかえた法人へ、当該会員権処理が滞らない様、通常であれば正規の名義書換手続きと思われる内容を、四分の一程度の料金で受け入れています。いずれにしても在籍する会員の状況を良く把握し、その対策を反映したのだと思われます。
なお入会条件は、推薦者を求める事も無いので、比較的ハードルは低いと言えます。
MUKU KURO (画像提供:エポンゴルフ)
エポンゴルフ株式会社では2021年10月8日より、Tour Wedgeシリーズから2種類(上記写真)のウエッジを新発売します。前回9月13日販売を第一弾として、今回は第2回目になります。バリエーションとしては下記内容になりますが、36種類の多岐に渡ります。
タイプ MUKU KURO タイプS ロフト48°~60°まで7種類 ロフト48°~60°まで7種類 タイプM ロフト48°~60°まで7種類 ロフト48°~60°まで7種類 タイプL ロフト50°~58°まで4種類 ロフト50°~58°まで4種類
この度のウエッジはノーメッキの為、使う側からすれば管理に手間暇がかかります。しかし軟鉄本来の柔らかい打感を得られる事から、プロのみならずマチュアにも大変な人気が有ります。ところでエポンゴルフのウエッジと言われても、ピンとこない方がまだまだ多い様に思われます。
それは同社の親会社である株式会社遠藤製作所が、ゴルフクラブに関しOEM生産に徹している事から、表舞台に出ない様、目立つ事が無い様、メーカーへ配慮しているからだと言えます。ブランドは某有名メーカー製であっても、実際の作り手は遠藤製作所と言うケースが、多いのだと思われます。エポンゴルフは遠藤製作所の自社ブランドになります。
前回の販売では4桁を超える販売実績を残していますが、実際購入者の手元に入るのは10月初旬との事です。今回も又10月8日から注文を受け付けるものの、商品を届けられるのは2022年1月になってからの様です。黒子に徹する遠藤製作所ですが、人気の高さから自社ブランドであるエポンゴルフの需要は、今後更に高まって行くのではないでしょうか。
ちなみにMUKU Modus WEDGE 115 の販売価格は1本31,900円(税込)、KURO Modus WEDGE 115 の販売価格は1本35,200円(税込)です。