USGAのCEOであるマイク ワン氏による記者会見

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 2021年7月1日全米ゴルフ協会(USGA)の第8代目最高経営責任者(CEO)へ就任したマイク ワン氏(56歳)が、9月28日記者会見を行い今後の抱負を述べましたが、概要を紹介したいと思います。

 会見の冒頭同氏曰く、USGAその頭文字は結び付け(Unite)、紹介(Showcase)、統括(Govern)、促進(Advance)の四文字にも置き換える事が出来、世界中のゴルフを結び付けそしてリードして行ける、その様な存在になって行くと述べました。R&Aと共にゴルフ界に於けるリーダーとしての存在意義を、語りかけたとも言えます。

 現在急いでいる点は自らのチーム作りで有り、この中から大胆な提案を4~5、出せるのでは無いかとしています。来年どの様な発表が、USGAから聞こえて来るのか、楽しみな部分でもあります。此れ迄USLPGAで残してきた同氏の実績を考えるならば、期待出来るものと思われます。

 昨年来からのCOVIDの影響については、潜在需要を掘り起こせたと言う意味で、貴重な体験だったとしております。パンディミック禍でゴルフが、人々の精神健康面を支えてくれたとの事。ゴルフが感情の吐口になり、多くの人々から支持されたが、2022年もそうなるとは限らないと、同氏は予想しています。

 今後は1年間に5~600万人が新規にゴルフへ取り組む事を視野に入れ、テレビパートナーと共に世界中の大会を放送して行きたい。そしてこれらの大会の垣根を無くして行く事で、誰でも優勝出来る様にしたいとの事です。長時間にわたる会見でしたが、落ち着いた中にも自信に満ちたものでした。