PGM総成GCは9月20日より正会員の補充募集開始

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 PGM総成ゴルフクラブ(千葉県)では2022年9月20日より、正会員の補充募集を開始します。概要は下記の通りです。

募集会員正会員(個人、法人一名記名式)
募集金額3,300,000円(税込)_入会金300万円+消費税30万円
募集口数30口
募集期間2022年9月20日~販売終了まで

 間もなく募集開始になりますが、既存の会員権市場では売却案件が皆無の状態で、尚且つ買い希望は数十件に及びます。この状況から推察するに、30口を消化するには、時間が殆どかからないものと思われます。

 既に既存会員へは9月に入り早々、クラブより今募集の件が告知されています。かねてより入会を検討していた方々に於いては、会員経由でこの情報を入手済みだと思われますので、募集解禁日には多くの申込が集まるのでは無いでしょうか。

なお、2022年9月12日時点でクラブが公表している会員数は、下記の通りです。
■ 正会員   1004口
■ 有期正会員 202口
■ 平日会員  51口

河川敷ゴルフ場のヘドロ対策

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 2022年も9月に入り、台風が本格的に襲来する可能性の高い、季節になりました。忘れられないのは2019年の台風15号と19号が、多くのゴルフ場へもたらした甚大な被害です。

 この時陸地のゴルフ場では倒木被害が多かったのですが、片や多くの河川敷ゴルフ場では冠水し、復旧には時間と労力そして何よりも大きな営業損失を、計上せざるを得ませんでした。今回はこの様な自然災害が顕著に出てしまう河川敷ゴルフ場、そこで取られている対策の1つを紹介させて頂きます。

 複数の河川敷ゴルフ場を抱える西山興業株式会社では10年ほど前より、ヘドロ対策として下記写真の様な排出板を自社制作し使用しています。此れまではスタッフ総出で、人海戦術を主体にヘドロ排出を行って来ていましたが、「排出板」を使用する事で、労力と時間は十分の一程度に軽減されました。

< 提供:NGK >

 上記写真でお分かり頂ける様、トラクター後部へ「排出板」を取り付け、ヘドロを押し出す様な作業になります。芝を痛めない為に、排出板と芝の接地面には、歩経路で使用していたゴムを利用し、取り付けています。この様にする事で、更にはタイヤを路上走行出来るものへ交換する事で、芝のダメージが最小限に抑えられています。

 上記青い部分の「排出板」基本設計図、西山興業が作成し日本ゴルフ場経営者協会が保管しているその資料は、無料で提供されています。全国には約100の河川敷ゴルフ場が有ると言われていますが、是非先人の英知を活用して頂きたいものです。

千葉夷隅ゴルフクラブではグッドマナー会員を毎年表彰

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 千葉夷隅ゴルフクラブ(千葉県)では2006年より、毎年8月の開場記念杯開催時に、グッドマナー会員を選定し表彰しています。その基準は下記5項目になりますが、重複する事が無い様、一度表彰された会員は次年度、対象外になっています。

❶_プレーの進行が速い
❷_同伴競技者への気遣い
❸_言動が紳士的
❹_目土、バンカーならし、ボールマーク直し等積極的
❺_誰に対しても思いやりをもって接している

 受賞者へは記念のタグと表彰状、更には無料のプレー券1枚が贈呈されています。今年は17回目を迎えますので、既に17名のグッドマナー会員が誕生している事になります。当該クラブに於けるこの案は、クラブスタッフの中から提案され実行していますが、表彰者もスタッフ一同で選出しているとの事です。

 同クラブの総支配人である岡本氏によれば、「表彰されないにしても、会員1人1人が上記5項目の一つでも実行して頂く事で、クラブの雰囲気や気質を高めて行きたい」、としています。当該クラブに根付いた「グッドマナープレーヤー制度」は、トップダウンでは無く、スタッフの中から自発的に提案されている点が重要な要素です。

 見習いたいものです。

太平洋クラブは10月1日より新規会員二次募集再開

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 株式会社太平洋クラブでは2022年10月1日より、新規会員の二次募集を再開します。その概要は下記の通りです。

会員種別募集金額譲渡及び相続
太平洋クラブ 正会員693万円(税込)
太平洋クラブ パーソナル会員418万円(税込)不可
太平洋クラブ コーポレート会員550万円(税込)不可

 なお2口での複数同時入会の場合は、割り引きが適用され、その1口当たりの金額は下記の通りです。
■ 太平洋クラブ・正会員    6,237,000円(税込)
■ 太平洋クラブ・パーソナル  3,800,000円(税込)
■ 太平洋クラブ・コーポレート 5,000,000円(税込)

 ゴルフ場の肥料は「化学肥料」から「有機肥料」へ転換すべし、と三田商事株式会社の三田和男社長は力説しています。この背景には農林水産省が、2050年までに化学肥料の使用量30%減、化学農薬の使用量50%減を取り入れた、CO2ゼロエミッションを目指す政策戦略が有ります。

 この様な政府方針と共に三田社長には、ゴルフ場から排出される緑化廃棄物をリサイクルし、有機肥料として再利用して行く循環型の堆肥利用が、ゴルフ場にとって負荷の少ない自己完結型、永続性を有したゴルフ場へと変革出来るとの確信が有ります。同氏は既に埼玉県のKゴルフ場にて、17年前よりこれを実践して来ているのです。

 具体的にはゴルフ場の緑化廃棄物を破砕と揉み解し、更に発酵熟成させる為に米ヌカやミネラルそして落ち葉などを加え、土壌微生物のエサとなる状態へ仕上げます。此れには月2回ほどの切り替えしが必要であり、期間は半年を要します。この有機堆肥が、グリーンやフェアウエーの芝生を、元気にさせます。

 良い事ずくめの様ですがこれを実践して行く為には、➊ 緑化廃棄物の保管場所(例えば場内の遊休スペースの確保)➋ 破砕機の確保が必須要件になります。この課題解決の為にはゴルフ場単体では無く、地域内複数のゴルフ場で機材やスペースを共有して行事も又、検討して行く必要が有るのかも知れません。

 いずれにしても三田社長の提案する化学肥料から有機肥料への転換は、全てのゴルフ場にとって避けては通れないテーマなのだと思われます。

太平洋アソシエイツは10月3日より名義書換を再開

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 株式会社太平洋クラブは2022年9月2日、太平洋アソシエイツ会員権の名義書換を、10月3日より再開する事を明らかにしました。同クラブでは2018年10月1日より、名義書換を停止にして来ましたので、実に4年ぶりでの再開になります。

 同クラブでは2021年12月15日、太平洋アソシエイツの正会員権名義書換料を、税込220万円へ改定するする事を発表していました。しかしながら今回はその改定料金では無く、特別に設定されたキャンペーン価格、税込165万円にて手続きが出来ます。

 とは言えこの度の名義書換料が適用されるのは、開始以降2023年2月28日までの5ヶ月間に限定されています。短い期間ですので相場の流れを読むのは困難である反面、入会申請者にとっては何よりも迅速な対応が求められています。

 なお入会にあたり推薦人は絶対条件ですが、心当たりの無い方に付いては、同クラブ側が理事面接を行う事でカバー出来るとしています。但し理事面接を受けられたからと言っても、必ずしも入会出来る保証は無く、同クラブ理事会での承認を待つ事には留意したいものです。

2022年度PGA資格認定最終プロテストが8月30日開幕

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 2022年度PGA資格認定最終プロテストが、8月30日(火)より9月2日(金)までの4日間、北海道の登別カントリー倶楽部にて開催されます。

 5月10日から始まった予選会は、プレ予選2会場、1次2会場、2次3会場での戦いを経て、この度最終プロテストを迎える事になります。此れまで延べ参加人数は642名で、この中から最終戦へ臨む選手は95名です。その他最終戦を受験出来る有資格者36名を加え、合計131名がこの度の挑戦者数です。

 第3ラウンドの54ホールまでを終了した時点で、50位タイのスコアから10ストローク以内の選手が、最終日へ臨む事になり、50位タイまでの選手が合格となります。なおPGAではこのプロ資格認定方式を、2024年まで継続するとしているものの、以降は現時点で不明です。

 年々受験者数が減少しており、現行のプロテストが曲がり角に来ているのも又事実であり、PGAでは年内に2025年以降の新たな方式を、明らかにして行きたいとしています。現行のプロテストシステムが続くのは、今回を含め残すところあと3回に成りました。

大洗ゴルフ倶楽部では外国籍者の入会申請を受け付け

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 大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)では2022年1月より、外国籍者の入会申請を受け付けています。此れは2022年1月20日に開催された同倶楽部理事会にて、理事提案を受け可決された内容ですが、即日適用実行されています。

 入会申請条件は、通常のケースと殆ど変わらないものの、倶楽部理事1名の紹介を求めている点が異なる点です。紹介者に関しては通常、在籍5年以上の会員2名を求めていますが、外国籍者に付いては、在籍5年以上の会員1名と倶楽部理事1名が必要です。

 此れまで同倶楽部では、日本国籍以外の方の入会を認めて来ていませんでした。特に帰化し日本国籍を取得された方についても、取得してから5年以上経過して無ければ、入会申請が出来ませんでした。この様なかつての姿勢を考えた場合、この度の改革は、180度方針転換したとも言えるものです。

 開かれた倶楽部へ、明らかに潮目が変わりだしたのだと思われます。改革から約7ヶ月間が経過した今日、2022年8月下旬時点で2名の方の入会実績が有るそうです。今後時間の経過と共に、少しずつ増えて来るのでは無いでしょうか。

馬場咲希さんが学ぶ日本ウェルネス高等学校とは

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 2022年第122回全米女子アマチュアゴルフ選手権で優勝した、17歳の馬場咲希(ババ サキ)さんが学ぶ日本ウェルネス高等学校とは、どの様な教育機関なのでしょうか。

 当該高校は、本校所在地を茨城県笠間市南吉原1188(TEL 0296-71-5553)に置く普通科の教育機関ですが、その形態は通学と通信の2体制に分かれています。学ぶ期間は3年、卒業する事で当然大学受験資格も得られます。クラブ活動が盛んで、大別すればスポーツと音楽になります。そのスポーツには硬式野球や女子バレーボール、スケートボードやゴルフなどが含まれています。

 当該高校本部の連絡先は、下記の通りです。
■ 〒175-0094_東京都板橋区成増1-12-19
■ TEL 03-3938-7500 / メール_gakuin@taiken.ac.jp

 ところでゴルフの部活動は、どの様に行われているのでしょうか。2022年8月時点での高校生部員は30名ですが、茨城県のJGMセベバレステロスゴルフクラブを練習拠点として、パッティングやショットさらにはラウンドなどを通じ、スキルアップを図っています。

 この拠点には寮も備えられている事から、ゴルフ部生徒にとっては通信教育を受けながら、密度の濃いゴルフとの時間をもてる事になります。30名の中には中学生時から、ゴルフに取り組み始めた部員も居るとの事で、全員が4~5歳から始めてはいない様です。

 馬場さんに限らず今後多くの有力なゴルフ人材が、此処から巣立っていくのだと思われます。

IWAFUNE GOLF CLUB は9月より会員権の名義書換を開始

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 IWAFUNE GOLF CLUB では2022年9月1日より、正会員の名義書換を開始します。一般譲渡の名義書換料は税込22万円、安価な金額設定ですがコスト意識の高い層へ、訴求したいと言う狙いが出ている様にも思われます。

 当該ゴルフ場はバブル経済華やかりし頃、当時東証一部上場企業である株式会社熊谷組、その筆頭株主で有った土地興業株式会社が、岩舟国際GCの名称で開発し1993年10月13日に開場させたのです。その後2004年9月に全研グループへ譲渡され、更に2017年12月21日に株式会社アコーディア・ゴルフが取得し、今日に至っています。

 この間会員募集は行えど、会員権の正式な名義書換は、行つて来ておりませんので、この度の名義書換は当該クラブにとって初めての事になります。どの様な売買情報が展開されるのか、大変気になるところですが、此れはある意味アコーディア・ゴルフの運営に対する評価にも、直結して来る話だと言えます。

 かつてチームトレインが運営受託していた当時、客単価が安く1日40組程度では、なかなか利益に直結し辛く、また集客もゴーラやGDOへの依存体質が強かった事を振り返るならば、これ等負の遺産をどの様にアコーディア・ゴルフが克服して来たのか、9月以降の当該会員権をめぐる動向を俯瞰する事で、理解が進むものと思われます。