厚木国際カントリー倶楽部が8月1日より名義書換料改定

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 神奈川県の厚木国際カントリー倶楽部では2025年8月1日より、会員権の名義書換料を改定します。概要は下記の通りです。

会員種別書換内容現名義書換料改定書換料
正会員第三者譲渡1,100,000円(税込)2,200,000円(税込)
正会員同一法人内記名者変更1,100,000円(税込)1,650,000円(税込)
週間会員第三者譲渡1,100,000円(税込)1,650,000円(税込)
週間会員同一法人内記名者変更1,100,000円(税込)1,375,000円(税込)

 7月31日までに当該倶楽部へ届いた入会申請については、現行料金が適用されますが、8月1日以降は改定された金額となります。

 当該倶楽部に於ける名義書換料は、1990年7月に改定され今日に至っていますので、35年ぶりでの改定になります。なお相続継承による書換料は、それぞれ改定料金の半額になります。

大洗ゴルフ倶楽部が『入会のご案内』を作成

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 茨城県の大洗ゴルフ倶楽部では、『入会のご案内』と題した同倶楽部への新規入会手引書を、2025年3月1日に作成し同月中旬に、関東ゴルフ会員権取引業協同組合加盟の組合員へ配布しました。

 配布した趣旨は、名義書換による新規入会に関する書類の記入方法に関し、会員権業者が申し訳なさそうに問合せして来るケースが多い事から、同倶楽部では手引書を作成する事で、会員権業者がその都度俱楽部へ電話確認する事無く、書類作成がスムースに出来る様にしたかった、としています。

 この手引書(ご案内)の特筆すべき点は、同倶楽部が求めている規定紙全てに関し、赤文字で記入例を示すと共に説明を行っている点です。この書類を参考にする事で、会員権業者及び新規入会者は、書類作成がし易くなります。

 同倶楽部のご担当者曰く、「会員権業者さんのご尽力により、新規入会希望者の案件が毎月倶楽部へ、届けて頂いています、少しでも扱い易く成ればと思っています」、との事でした。会員権業者の役割とその存在を重く認識した発言と受け取れますが、この様な協調姿勢がその他多くのクラブで高まって欲しいとの声は、会員権業界では多いものと思われます。

 タイガー ウッズは火曜日の3月11日、自宅でトレーニング中に左アキレス腱を断裂したとして、ソーシャルメディア X にて明らかにしました。
 トレーニングと練習を増やし始めた時に、鋭い痛みを感じたとし、翌朝フロリダ州のウェストパームビーチの病院にて、修復手術を行い手術は成功したとの事です。

 現在タイガーは自宅へ戻り、回復とリハビリに集中する予定としていますが、今年のマスターズ出場は困難の様に思われます。昨年2024年の結果は、22位タイでした。

JGA内へ『日本ゴルフ殿堂』を4月1日設立へ

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 公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は2025年3月12日(水)、2025年4月1日に『日本ゴルフ殿堂』が設立されることを、一般財団法人日本プロゴルフ殿堂の松井功理事長同席のもとに、東京都内会場にて明らかにしました。

 松井理事長は2020年1月、日本プロゴルフ殿堂はプロゴルファーを対象としているが、ゴルフ界にとっては様々な業種、例えばクラブ作り職人や文筆家更にはコース設計家など広範囲から、ゴルフ界への貢献者を選定すべきだとし、将来的にはJGAとの統合が望ましいとの方針を明らかにしていました。

 構想5年、遂に統合は『日本ゴルフ殿堂』として、日の目を見る事になりました。今年に入り事態は急ピッチで進みだし、それぞれ組織内の手続き手順を追いながら進行し、とりわけ受け入れ側のJGAでは、3月6日の定例理事会にて承認されたのが大きかったと言えます。

 『日本ゴルフ殿堂』では、これまで日本プロゴルフ殿堂による顕彰者を継承しつつ、新たな選定基準を設け選出作業が行われて行きます。また広野ゴルフ倶楽部内に設置されているJGAによるゴルフミュージアムと、日本プロゴルフ殿堂が培ってきた資料館などとの統合が、今後大きな課題になるとも言えます。

 JGA広報参与の戸張捷氏によれば、これらの課題を形にしていく上で、新ゴルフミュージアムの設立が必要になって来るものの、この為には広野ゴルフ倶楽部への説明による理解と協力が不可欠だとの事。更に資金的問題の解決は、大きな課題だとしています。多くのゴルフファンが、過去の歴史と個人の業績などを学べる資料館(ミュージアム)の設立は、日本ゴルフ界の大きな礎になるものと思われます。

菊地温子氏が3月1日富士カントリークラブ支配人へ就任

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 2025年3月1日に菊地温子(きくち あつこ)氏が、富士カントリークラブの支配人へ就任しました。副部長職からの内部昇格になりましたが、昨年前支配人の石井氏が、退職の意向を示していた事から、プロパー社員の菊地氏に白羽の矢が立ったのです。

 氏は大学卒業後の春、躊躇する事無く当該クラブへ就職、いわゆる新規学卒就職しています。当初業務課へ配属され、その後様々な職務をこなす中、2024年暮れに支配人職への打診があった様ですが、この時初めて石井前支配人の退職希望を知った様です。

 此れまで当該クラブ支配人職は、外部から招聘する人材が務めて来ています。菊地支配人が当該クラブへ勤務後の歴史で知る限り、それが一般的だったのですが、今回初めて社内から昇進する形になりました。またクラブ史初の、女性支配人誕生となりました。

 この件に関し諸星理事長曰く、「適材適所の言葉通り、社内より有能な人材が育ち、その一環でこの度女性支配人を輩出出来た事は、当クラブの誇りである」としています。

 当該クラブ会員からは、「頑張って!」と言うお声がけを頂き、励みになっている様です。又近在ゴルフ場へは、前支配人の石井氏と挨拶まわりを行っており、面識のある方も多く、新人支配人を受け入れて頂いているという手ごたえを、感じられています。

 現在当該クラブでは、年間来場者数が大幅に増える事無く、また年齢の関係から自然退会する会員が多くなっています。会員の自然退会では無く、会員権の第三者譲渡手続きをへた名義書換にて、菊地氏は会員数を維持して行きたいとしています。新規会員が入会する事で、来場者は自然に増加して行けるからです。

 様々な課題が有るものの、会員が居心地の良いクラブ作り、これが究極のテーマだとする新支配人・菊地氏による体制は、始まったばかりです。

竹田麗央がブルーベイLPGA優勝_ツアー2勝目

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 竹田麗央(たけだ りお/ 21_ヤマエグループHD)が、2025年3月9日に最終日を迎えた米国女子ツアー5戦目の『ブルーベイLPGA』にて優勝しました。

 昨年2024年には、日本で開催された日米共催の『TOTOジャパンクラシック』で、1勝目を飾っていますので、今回米国ツアー通算2勝目になります。なお1位以下5位までの選手は、下記の通りです。
1位   竹田麗央(日本)           4日間-17 獲得賞金375,000ドル
2位   ミンジー・リー(オーストラリア)   4日間-11 獲得賞金230,318ドル
3位   古江彩佳(日本)           4日間-10 獲得賞金167,080ドル
4位   キャシー・ポーター(オーストラリア) 4日間-7  獲得賞金180,000ドル
5位タイ 西郷真央(日本)           4日間-6  獲得賞金86,798ドル
5位タイ サラ・シュメツェル(米国)      4日間-6  獲得賞金86,798ドル
5位タイ リー・シュイン(中国)        4日間-6  獲得賞金86,798ドル

 この大会は、中国・海南島のブルーベイGCを舞台に戦われたのですが、参加選手は108名うち日本人選手は9名でした。

 スコットランドのターンベリー・ゴルフコースが、建物への落書きとコースのグリーンが掘り起こされると言う被害を受けたとして、2025年3月8日に米国フォックスニュースが伝えています。

 同ゴルフ場は全英オープンを此れまで4回開催している世界有数の名門コースと言われていますが、2014年にトランプ氏が購入し今日に至っています。トランプ氏は2025年1月20日に米国第47代大統領に就任していますが、アメリカファーストをうたいドラスティックな諸改革、特にイーロン マスクを中心としたUSAID解体作業は、トランプ革命とも言われています。

 今回この事件の背景になったものは、ガザ紛争解決へ向け同地区を「中東のリビエラ」にすると言う、同氏の大構想が有ります。掘りこされたグリーン横には、「ガザは売り物では無い」などと書かれており、犯人はトランプ構想に反発したものでは無いかと言われています。

 8日午前4時40分に通報を受けたスコットランド警察は、現在同事件捜査中としています。なお同大統領は熱心なゴルフ愛好家であり、同氏の母親はスコットランド出身者との事です。

第2回目『コース改造セミナー』が活況を呈す

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 日本ゴルフコース設計者協会(JSGCA)と日本ゴルフ場経営者協会(NGK)は、2025年3月8日(土)に横浜のゴルフフェア会場内にて、2023年3月以来になる第2回目の『コース改造セミナー』を共催しました。

 90席の開場は臨時席を設ける程の盛況で結果的には約100名がセミナーへ参加したのですが、司会進行は武居振一、パネリストは佐藤謙太郎、谷水利行、中田浩人、水田芳夫、八和田徳文の各氏で全員がJSGCAの役職者でした。聴講者約100名の大半はNGK会員が多く、ゴルフ場経営者が設計者達へコース改造などに関する質問を投げかけ、答えてもらう形になりました。

 テーマは❶気候激変化に於けるコース管理 ❷人手不足 ❸ゴルフマーケット拡大へ向けたコース改造、の3点です。

 コース管理の基本は痛まないグリーンですが、近年ではバミューダ芝の採用やかつてのコーライ芝を見直す傾向にあるとの事。また人手不足については、無理にキャディ制を維持するのではなく、採用出来ない事を前提に考えて行くべき、また外国人の採用はハードルが高いのが現状だとしています。

 コース改造については、パネラーから様々な意見が出て、これだと言うものへの集約は難しいものの、結果はゴルフ場経営者がどの様なゴルフ場へして行きたいのかに、大きく左右されるとの意見でした。ちなみに距離にこだわる必要は無い、此の点はパネラーの共通した意見だったと言えます。

 なお易しいコースを難しいコースへ改造して行くのはしやすいものの、難しいコースを易しいコースへ仕上げるのは大変な努力が必要との事です。パネラーによれば実際の集客実態から、易しいからお客様が増える、或いは難しいコースだから客足が遠のく訳では無いとしています。

 13時から開始されたセミナーは、多くの質問や意見が出、終了は15時30分をまわっていました。終了後も参加者が会場を去る様子無く、熱い空気が包まれていました。

PGAの会員外理事へ北村晴男弁護士が選任される

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会は2025年3月7日、2025年度定時社員総会を開催し、会員外理事へ弁護士の北村晴男氏を正式に選任しました。

 北村氏の任期は、2027年の定時社員総会終了時までとなります。総会後の記者会見にて明神会長は、次の様に語っています。「北村先生はゴルフが大変お上手で、ゴルフのYou Tube番組でも活躍されています。北村先生の様な知名度の高い方が、ゴルフに関する情報発信をしてくることに期待しています。」

 北村氏は弁護士としての職務で選任されたのではなく、ある意味「広報大使」としての役割に期待され、PGAが選任したと言えます。振り返れば倉本昌弘氏と言うビッグネームが会長職を離れ約3年が過ぎ、PGAは組織の顔になる様な次なる人材が欲しかったのかも知れません。

 北村氏が社会的に高い評価を得ているのは、保守言論人また愛国者としての立ち位置からの発言です。北村氏の高い評価と役割が、組織繁栄につながる事を期待したいものです。

 鹿沼グループ社長の福島範治氏が2025年2月17日に日経BP社より、『負債1400億円を背負った男の逆転人生』と言うタイトルの書籍を上梓しました。

 書籍は327ページにも及ぶものですが、文章構成と記述が良く、大変読み易くなっています。ついつい時の経過も忘れ、読みふけってしまいますが、それはゴルフ関係者にとって他人事とは思えない部分が多く、我が事として受け止め易いからだと思われます。

 氏は父親の会社を継承すべく立ち上がった28歳から、辛酸をなめたなどの言葉では表現尽くせない程、地獄を見て来たのだと思われます。修羅場とも言える場面も詳細に記述されており、読む者をひきつけます。

 この様な時を経て、自社スタッフの八割が、自社の過去を知らない世代へ、入れ替わっているとの事。再生再建との思いから解き放たれつつある今日、氏が目指すのは発展です。その今、一区切りをつける意味でも、これ迄の経緯を氏は本書でまとめたかったとしています。

 詳細につきましては、『提言&レポート』のコーナーで紹介させて頂きました。下記のURLより詳細ページへ移動し、お読み頂ければ幸いです。
https://www.hanzo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/03/08334a45a57d3d4733c038c252083e16.pdf