大証ヘラクレス上場の(株)ダヴィンチ・ホールディングスは、2010年6月1日に上場廃止が決定致しました。同社は不動産ファンドで数々のゴルフ場を傘下に組入れて、新たなニーズを開拓する試みを行ってきました。

 しかしながら日本人のライフスタイルやゴルフ場を取り巻くニーズを、吸収発展させる商行為を行って来たとは、言い難い点ばかりが目立った様に思われ、昨年2009年9月以降同社は、大幅にゴルフ場事業から撤退し、現在傘下に有るゴルフ場は、群馬県の月夜野CC1コースのみとなりました。

 ダヴィンチ・ホールディングスの撤退は致し方無いとしても、ゴルフ場を取り巻く事業にビジネスチャンスは、無いものなのでしょうか?川上よりも川下にこそ爆発的なニーズが、潜在している様に思えてなりません。

 プロゴルファー石川遼選手は、2010年5月2日の男子プロゴルフトーナメント第51回中日クラウンズ決勝最終日で、快挙を成し遂げました。

 1週間前の出来事ですが、歴史に残る事件と言えますので、ここに若干では有りますがその内容に触れておきたいと思います。尚、この大会で石川選手が、優勝した事はいうまでも有りません。

  1. パー70のコースを1日12アンダーノーボギーの58ストローク。
  2. 58ストロークは世界6大ツアー最小スコア。
  3. 名古屋ゴルフ倶楽部和合コースのコースレコード(61)を更新。
  4. 6打差の逆転優勝は大会記録。
  5. 18歳での優勝は大会最年少記録。
  6. ハーフ28ストロークは最小大会記録。
  7. 12バーディは大会最多バーディ数。

 列挙に暇が無く、過去のデーターを調べれば更に更新した内容も、多々有る事と思われます。しかしながら記録以上に、観る者に感動を与えたプレーが、見る者を釘付けにしたのではないでしょうか?

 日本国内における韓国系のゴルフ場は、2010年4月末現在で45コースを数える事となりました。その多くの20コースが、九州地区に分布しております。

 国内初のゴルフ場は、千葉県の米原GCで2003年7月の出来事でした。その後2004年には2コースとなり、またその翌年2005年には11コースと次第に増加していったのです。

 韓国系企業は、投資目的と言うよりはゴルフ事業拡大の延長にあり、日本国内へ定着する事と思われます。

 長野県の小諸高原ゴルフコースは、2010年4月28日に債権者集会を開催し、再生計画案が可決されました。又同日東京地裁より、認可決定を受けました。

 会員は約200名在籍しており、何れ会員権市場を通じて、名義書換手続が行われていく事と思われます。

 静岡県のグランフィールズカントリークラブは、2010年3月末にて会員募集を終了し、5月1日より会員権の名義書換を、開始する予定です。2010年4月13日に開催されたクラブ理事会にて下記の内容が決議されました。

  1. 会員権の名義書換を2010年5月1日より開始する。
  2. 最終会員数を従来の770名より550名へ修正する。
  3. 会員権の名義書換につき、会員権業者の仲介を断る。

 上記内容については、クラブの会則第16条と細則第6条に、規定されております。

 千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブは、2010年5月1日より12月20日までの期間限定にて、会員権の名義書換料(名変料)を減額して受付ます。

 現在の名義書換料は、正会員200万円(税別)ですが、5月1日以降は下記の内容となります。

  • 120.0万円(税別) 正会員
  • 12.00万円(税別) 平日会員

 千葉県の平川カントリークラブは、2010年6月1日より女性の入会制限を撤廃致します。

 これまで女性がクラブへ入会する場合、女性名義の会員権を取得しないと申請が出来ませんでした。その垣根を無くす事になったのです。現在以上に名義書換が促進される事と思われます。

 茨城県の富士OGMゴルフクラブ出島コースでは、2010年5月10日より12月29日までの期間限定にて、会員権の名義書換料(名変料)を減額して受付ます。

  • 100.0万円(税別)⇒500,000円(税別) 正会員
  • 50.00万円(税別)⇒250,000円(税別) 特定会員

 2010年4月23日現在、会員権市場では売却案件が少ないのが実情です。

 茨城県の龍ヶ崎カントリー倶楽部では、2010年4月1日より正会員1口 (1株) にて、法人名義での入会申請が可能と成りました。かつては2株つまり正会員2口を取得しなければ、入会申請が出来なかったのです。

 バブル経済崩壊以降の実態としては、規則そのものが機能不全状態で、法人出資にて正会員1口を取得し、個人名義で入会申請をするケースが殆どでした。2口規制する事の不合理性と不経済性は、会員権相場を萎縮させるばかりでした。

 実態に即したルール作りは、クラブを活性化する上で何よりも欠かせない事と、言えるのでは無いでしょうか。事実を軽視した盲目的な教条主義は、時代から消えるのみです。

 この度の龍ヶ崎カントリー倶楽部の改革は、大いに時代に即した内容となっており、会員権相場も4月中旬時点で買い希望多く、売り案件若干と言う良好な状況と成りつつ有ります。