本千葉カントリークラブでは2026年1月より年会費改定

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 千葉県の本千葉カントリークラブでは、2026年1月より年会費を改定します。概要は下記の通りです。

会員種別改定前改定後
正会員41,800円(税込)55,000円(税込)
平日会員29,150円(税込)41,800円(税込)
週日会員23,100円(税込)35,200円(税込)

 年会費改定に関する過去を、例えば正会員に限定し振り返れば、2009年1月に21,000円(税込)から40,000円(税込)へ改定されました。その後消費税に関する若干の変更が、2015年1月にあり現在に至っています。
 大局的にみるならば、17年ぶりの改定と言えます。

セゴビアゴルフクラブでは2年連続で年会費改定

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 PGMグループのセゴビアゴルフクラブ イン チヨダ(茨城県)では、2026年1月より2年連続で、年会費の改定を行います。その概要は、下記の通りです。

会員種別現行年会費2026年1月より2027年1月より
正会員52,800円(税込)77,000円(税込)99,000円(税込)
平日会員(月~金)33,000円(税込)44,000円(税込)66,000円(税込)

 当該クラブでは2025年9月下旬に、全会員へそして会員権業者へ 年会費が2年連続し改定するとして告知した為、この件が一般的になりました。ゴルフ場関係者によれば、現時点で会員による大きな異論も無く波静かとの事。

 この値上げの背景をその関係者曰く、物価が高騰している為に当然仕入価格も上がっており、経営を圧迫している事が主要因としています。

PGM石岡GCでは段階的に年会費を改定

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 PGMグループのPGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)では、2026年より段階的に年会費を値上げして行きます。
 その概要は、下記の通りです。

会員種別現行料金2026年1月より2027年1月より
正会員55,000円(税込)77,000円(税込)99,000円(税込)

 当該クラブによれば、2025年9月中旬に書面をもって全会員へ告知したとのことですが、関東ゴルフ会員権取引業協同組合へは9月25日の連絡となりました。此の値上げに対する一部会員の反発から、売り案件が増えたという会員権業者の声も出ています。

 当該クラブではこの連続した年会費額改定について、様々な仕入価格の上昇からやむを得ない判断だったとしており、苦しい胸の内を吐露しています。

2024年度のゴルフ場売買額は1コース平均約28億円

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 一季出版株式会社の「ゴルフマネジメント」誌2025年10月1日号では、2024年度のゴルフ場売買額が高騰した事を伝えています。

 昨年は187コースが売買され、その平均価格は27億9853万円。

 2024年は株式会社平和が、アコーディアゴルフの172コースを5100億円つまり1コース当たり約29億7000万円で取得した件が反映され、数字を押し上げた結果になっています。そう言えるのは、その他15件中ゴルフ場として存続して行く10コースを見た場合、その平均価格は10億3520万円だからです。

 一季出版による今回の数字は、平和が公表している以外の点に関し、ゴルフ場のM&Aに詳しい関係者から情報を得て調査したとしております。なお上記売買対象15コースの中の5コースは、ゴルフ場として継続しない、例えばメガソーラー用地など他用途目的で売買されたものです。

 ちなみに今年売買された栃木県の某ゴルフ場は、数年前まで6.5億円の売り希望でしたが、なかなかテーブルに着く買い手を専門業者は手当て出来ずにいたのですが、1月早々に聞こえて来たのは、1.4倍ほどの価格でまとまったとの事でした。

 一社)日本ゴルフ場経営者協会(NGK)は2025年9月中旬、本年6月度のゴルフ場来場者数を速報値ながら公表しました。この資料によりますと、対前年比266,258人が減少しました。

 2024年6月度の来場者数は8,014,074人だったのに対し、2025年度は7,747,916人だったのです。これをを各自治体別に見た時、プラスへ転じたのは宮崎県の1件のみで、その他46の都道府県全てがマイナスを記録していました。

 この変化の要因の一つとしてNGKでは、酷暑による影響が大きいのではとしています。例えば6月の平均気温の平年差は、北日本で3.2度、東日本では2.3度、西日本では1.8度高くなっており、全国の「熱中症アラート」の発動回数は、対前年同月比2.1倍の95回を記録しました。

 更にゴルフ場に特化した内容では無いものの消防庁によれば、6月度に熱中症による全国救急搬送者数は過去最多の17,229名にのぼり、昨年の2倍にあたるとの事です。これらを俯瞰するならば、プレーヤー減少の一因が、天候にあったとするNGKの説明もうなずけるものが有ります。

 神奈川県の相模野カントリー倶楽部では、2025年10月1日より平日のプレー予約をキャンセルする場合、キャンセル料が不要なのは現行7日前ですがこれを3日前までへ変更する予定です。

 変更する理由として平日の来場者は、高齢者が多い為としています。つまり高齢者は体調の変化も激しく、やむを得ないケースが多いのだと推察されます。

 キャンセル料徴収について同クラブでは、2025年1月より現行システムへ移行しましたが、土曜日、日曜日、祝日については10月1日以降も変更無く現状維持との事です。では実際、キャンセル料の徴収は、どの様に行われているのでしょうか。

 徴収対象者は会員或いはビジターも同一であり、1組全員がキャンセルした場合、1組の内何名かがキャンセルした場合、この様な時はその組の代表者へ連絡を取り、次回の来場時に支払って頂いています。
 時にはキャンセルしたご本人へ、直接振り込み用紙を送付している様ですが、ちなみにキャンセル料は1500円(内税)です。いずれにしても大変な作業と言えます。

 ドタキャンしたプレーヤーへのキャンセル料徴収について、ゴルフ場業界はその必要性を認めつつも、具体的な手法はアナログから脱皮する事が出来ず、暗中模索状態が長く続いていました。

 この様な中、PGMグループが2024年10月1日から全国の同グループゴルフ場で、キャンセルポリシーの告知、更にはキャンセル料徴収システムを導入した事により、この件はPGMグループ外のゴルフ場も巻き込み、一挙に全国区レベルの話題へ昇華していったと言えます。

 PGMグループがこの分野へ乗り出せた背景には、社会のデジタル化とデジタル技術の進化が上げられる訳ですが、この社会の潮流は此れまで苦しんで来た多くのPGMグループ外のゴルフ場にとっても、課題解決へ向けた糸口になりつつあります。

 今日キャンセル料徴収システム導入分野へ、幾つかの後続組の参入が見込まれる中、エアトリグループの株式会社かんざしは、ホテル業界での実績をひっさげ、2025年1月よりゴルフ場へ向けキャンセル料徴収ソフトの販売を始めました。ソフトの呼称は『わきざしクラウド』。

 ソフトの詳細については紙面の関係から省略しますが、ポイントはかんざし社がゴルフ場から個人情報を提供され請求するものでは無く、あくまでもゴルフ場側が独自に行うものであり、その請求方法は簡便かつ利便性に富んだもので、請求された側(キャンセルした方)に対する配慮もなされたものに成っています。

 かんざし社曰くキャンセル料の請求については、ゴルフ場側による事前の告知がとても重要だとしています。エントリーされたプレーヤーへ、キャンセルした場合、ケースによっては料金が発生することを、当初より説明し同意を求めておく必要が有る、この作業が何よりも大切であり、キャンセル料請求をスムースにさせるとしています。

  < 網田会長 & 小祝選手 >

 2025年9月16日ヤマエグループホールディングス株式会社(ヤマエGH)が、プロゴルファーの小祝さくら選手とスポンサー契約を締結しました。

 ヤマエGHは小祝選手の怪我に関する件は承知しているものの、その様なネガティブな状況を克服し、秘めたポテンシャルを将来発揮してくれることを期待しています。
 同社は来年2026年、小祝選手がフェアウエーへ戻れる様支援すると共に、再び輝きを取り戻してくれる、その様な逸材だと評価しているのです。

■ 小祝選手のコメント
 「食」と「住」に携わる流通のトータルサポーターとして、挑戦を続けるヤマエグループ様。私もゴルフを通じて応援してくださる皆様に感動をお届けできるよう、精一杯頑張りますので、熱いご声援をよろしくお願いいたします。

 なおヤマエGHは、「流通のトータルサポーター」としてサプライチェーンの川上から川下まで、ありとあらゆる場面において、ビジネスのプロデュースを目指す企業グループですが、小祝選手以外既に女子5名の所属選手と女子1名のスポンサー契約選手がおります。

乗用カートの座席シートプロテクトカバーが人気

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 日本ゴルフ場共同購入株式会社は2025年8月より、乗用カートに取り付ける『座席シートプロテクトカバー』の販売を開始しました。現物の仕様に付きましては、ざっくりとした感じを、下記写真にてご確認頂ければと思います。

カバーを取り付け作業風景
カバー取り付け後の完成状態

 カバー1枚の代金は薄手1400円(税別)、厚手1800円(税別)です。販売は1ロット単位になりますが、1ロットは10枚入りになっています。

 18ホール規模のゴルフ場には、少なくとも50台のカートがあると仮定しますと、1台に2枚のカバーが必要になりますので、全て取り付けた場合、100枚が必要になります。そうしますと10ロットを注文する事になり、代金は14万円(税別)か18万円(税別)になります。

 日本ゴルフ場共同購入では当初、どれほどのニーズがあるのか計りかねていましたが、9月に入った現在、供給が注文に間に合わない状況の様です。
 あまり報告はされていないものの、座席シートでのトラブルを訴えるプレーヤーが、意外と多い現実が注文増につながっているのでは無いか、とは同社の分析です。

アコーディアゴルフが『GRAND』ブランド6コースを発表

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 アコーディアゴルフは2025年9月12日、「威厳と品位を兼ね備えたハイグレードなゴルフ場」として選定した6コースを公表しました。
 かねてよりグループ内ゴルフ場の中から、適したゴルフ場を選別して行く方向性を明らかにしていましたが、今回その対象コースが明確になりました。

 2025年9月12日時点での< アコーディア・ゴルフ「GRAND」ゴルフ場 >は下記の通りです。
1、成田ゴルフ倶楽部(千葉県)
2、オーク・ヒルズカントリークラブ(千葉県)
3、グレンオークスカントリークラブ(千葉県)
4、アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ(千葉県)_10月より習志野カントリークラブ
5、東千葉カントリークラブ(千葉県)
6、ザ・サザンリンクスゴルフクラブ(沖縄県)

 平和傘下になる以前のアコーディアゴルフは、画一的な運営方式やゴルフアー詰め込み更にはコースメンテナンスの悪さなどから、一部のゴルファーからは敬遠される傾向がみられました。

 今回アコーディアゴルフが同じグループ内のPGMを見習い、「GRAND」シリーズを打ち出した事は、これ迄の金太郎飴方式の運営へ、一定程度ブレーキをかけて行くと言う意味合いもあります。
 この事がこれまでの弊害を取り除く口火になるのか、今後の動向を注視して行く必要が有ります。アコーディアゴルフのゴルフ文化に、少しずつですが変化が見え始めてきました。