東松山CCは名義変更料と特別預託金の各料金を11月に改定

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 東松山カントリークラブ(埼玉県)では2024年11月より、会員権の名義変更料及び特別預託金の各料金が改定されます。正会員或いは平日会員として新規に入会する方は、クラブに対し名義変更料と特別預託金の2種類の金額を支払う事で、入会手続きが終了します。

 現在の料金体系は、2016年1月に整えられたものですので、約9年ぶりでの改定になります。新旧の料金概要は下記の通りです。

会員種別現行名義変更料現行特別預託金改定名義変更料改定特別預託金
正会員110万円(税込)50万円143万円(税込)25万円
平日会員55万円(税込)25万円88万円(税込)━━━

 特別預託金とは会員が将来退会時にクラブから返却される預け金ですが、上記表では改定料金額が低くなっている事が分かります。それどころか平日会員では、新規に徴収しません。名義変更料を値上げし、反面特別預託金料を下げ、全体としては新旧のコストを比較し大きな差が出ない様な、バランスの取れたものになっています。

 なお今回の料金改定が、会員権市場へ影響をもたらすことは、少ないものと思われます。

『日本ジュニアゴルフ選手権』へNTTが協賛

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 公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)は主催している『日本ジュニアゴルフ選手権』へ、日本電信電話株式会社(以下NTT)より協賛と言う形の支援を受けられる事になったとして、2024年8月に入り明らかにしました。

 JGAはかつてもNTTより有形無形の支援を受けていた時期が有るものの、近年は途切れており、今回2024年度(第29回)大会より復活するとしています。協賛の具体的内容についてJGA関係者は明言を避けるものの、例えば契約年で言えば複数年での支援が、見込まれている様です。

 日本社会のインフラを担う公的色の強い企業であるNTTにとって、『日本ジュニアゴルフ選手権』への協賛は社会貢献活動の一環と言えます。JGAにとっては心強い援軍が、戻って来てくれたことになります。

 ところで肝心な同選手権は、本日8月14日より16日までの3日間にかけ、男女12歳から14歳の部は武蔵カントリークラブ豊岡コースにて、又男女15歳から17歳までの部は霞ヶ関カンツリー倶楽部にて開催されます。

 PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)では2024年10月1日より、会員権の名義書換を再開します。
 当該クラブでは2022年1月1日より、正会員の会員募集を行っていた関係から、既存会員権の名義書換を停止にしてきました。

 会員募集が一段落した事から再開される訳ですが、当該クラブ会員権は全て無額面となっており、この権が名義書換の対象になります。正会員権一口の名義書換料は、税込み110万円となりますが、これは新規入会者が入会手続き時にクラブへ支払う金額です。

 現会員数は約820名ですが、クラブではこの方々へ8月初旬に、書面にて名義書換の件を告知しています。早い方ですと8月9日頃に、この書面が届いています。アコーディアグループからPGMグループへ移行し、本格的に評価される当該クラブ会員権の市場価格になりますが、どの様な数字が出て来るのか注目されます。

一志ゴルフ倶楽部をPGMが10月1日に取得予定

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 パシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)は、三重県津市の会員制ゴルフ場である『一志ゴルフ倶楽部』を2024年10月1日に取得し、同日より運営開始するとして、2024年8月9日に広報を通じ明らかにしました。

 当該ゴルフ場の経営会社は株式会社一志ゴルフ倶楽部(三重県津市、代表取締役:片山義規)ですが、この経営会社の全株式を所有するのは株式会社CIS(三重県鳥羽市、代表取締役:片山義規)です。PGMは8月9日、一志ゴルフ倶楽部社の全株式を10月1日にCIS社より取得する契約を、CIS社と交わしました。

 なお倶楽部によれば、この度の株主交代に関し8月10日より、場内掲示や自社WEBサイトなどで、在籍会員へ告知して行く予定としています。

 当該ゴルフ場の概略は下記の通りです。
■ 所在地:〒515-2524 三重県津市一志町大仰2961(四日市市や鈴鹿市より交通至便)
■ コース:丘陵コース(18ホール_7,027ヤード_パー72_ベント1グリーン)
■ 設計者:小笹昭三
■ 開場日:1994年10月25日
■ 会員制 正会員694名在籍

 2024年パリオリンピックに於ける男子ゴルフ競技への参加者は60名でしたが、その国や地域は下記の通りです。

参加国・地域(略称)IOCコード人数
アルゼンチンARG2名
アイルランドIRL1名
アメリカUSA4名
イングランドENG2名
インドIND2名
イタリアITA2名
オーストラリアAUS2名
オーストリアAUT1名
カナダCAN2名
10韓国KOR2名
11北アイルランドNIR1名
12コロンビアCOL2名
13スペインESP2名
14スゥエーデンSWE2名
15スイスSUI1名
16台湾TPE2名
17タイTHA2名
18チリCHI2名
19中国CHN2名
20デンマークDEN2名
21ドイツGER2名
22日本JPN2名
23ニュージーランドNZL2名
24ノルウエーNOR2名
25パラグアイPAR1名
26フィンランドFIN2名
27フランスFRA2名
28プエルトリコPUR1名
29ベルギーBEL2名
30ポーランドPOL1名
31マレーシアMAS1名
32南アフリカ共和国RSA2名
33メキシコMEX2名
        < 33の国や地域から60名が参加 >

 60名中棄権者は、3日目に一人、4日目に一人の合計2名でしたので、58名が4日間を通しプレーし終えました。上記表を一瞥し分かる様に、ゴルフプレーヤーは世界のあらゆる国や地域に点在していることです。

 これが4年後には、どの様な拡大を見せている事でしょうか。

ジェット&スポーツ社による台湾周遊ゴルフ

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 株式会社ジェット&スポーツでは約30年前より、台湾ゴルフツアーを展開して来ており、最近では2023年12月30日~2024年1月4日まで、『台北・台中・高雄 台湾周遊ゴルフ6日間』と題し、ミラマーGC、永漢ゴルフクラブ、信誼ゴルフクラブの各ゴルフ場でゴルフラウンドしながら観光も楽しむ企画を行って来ました。

 来年は『台湾周遊ゴルフ&グルメ旅6日間』と題し、2025年3月19日(水)~3月24日(月)まで5泊6日の予定で、ゴルフと美食の旅を計画しています。ゴルフに関しては、3月20日に高雄GCか信誼GCかでラウンドし、3月22日に台湾(旧淡水)ゴルフクラブ、3月23日にミラマーゴルフクラブを予定しています。

 今年は最年少の方で58才、最年長で80才の方、平均68歳の方々が10名ほどが参加されました。ご感想としては、下記の様なお声が多かった様です。
■ 奇麗なコースで大変楽しめた
■ 日本に似たサービスでとても快適だった
■ 食事も美味しかった

 ジェット&スポーツ社によれば、台湾は親日国で、日本から3時間少々で行け、特に冬のゴルフツアーは人気が有るとのことです。ちなみに3月の平均最高気温と平均最低気温は、下記の通りです。

3月時気象情報平均最高気温平均最低気温降水量(月)
台北22度C15度C162.9mm
台中24度C16度C94mm
高雄26度C19度C122mm

 栃木県芳賀郡茂木町の東ノ宮カントリークラブが閉鎖され、跡地へ大規模太陽光発電所が建設される計画が有る、この様に栃木県の日刊紙である下野新聞が報じたのは2024年6月15日の事でした。下野新聞ならではのいち早い報道でしたが、約1ヶ月半が経過した今日、どの様な状況なのでしょうか。

 同ゴルフ場の関係者曰く、本社の株式会社バンリューゴルフから決定事項とも言える内容は現場へ伝えられて来ていない為、ゴルフ場側から会員へ言える内容は無い状況とのこと。しかしながら多くの会員は新聞記事を読んでおり、うすうす「閉鎖になるのではないだろうか」と感じ取っている様子だとしています。

 栃木県によるメガソーラー事業としてのこの案件は、気候変動対策課が受け持っており、メガソーラー事業がCO2排出削減に効果があると言われている観点からは、推進して行く方向だとしています。とは言え1つのゴルフ場が無くなってしまうのは、県内のゴルフ場事業推進の立場からはもろ手を上げて喜べず、事態の推移を静観せざるを得ないとしています。

 ところで当該ゴルフ場の買い手と言われているのはPAG Renewables合同会社ですが、同社は「日本をはじめとする諸国での再生可能エネルギーの拡大をミッション」にしています。下野新聞によれば、同社は2028年に工事開始を予定している様ですので、残すところ4年ほどになります。当該ゴルフ場は600名ほどが在籍する会員制ですので、会員を軽視しての閉鎖は有り得ませんので、会員の声を良く聞き取って頂きたいと言わざるを得ません。

JGM霞丘GCが8月8日より会員権の名義書換を再開

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 JGM霞丘ゴルフクラブ(茨城県)は2024年8月8日より、ゴルフ会員権の名義書換を再開します。前回名義書換を停止にしたのは、2009年11月11日でしたので約15年ぶりでの再開になります。

 現経営体制へ移行したのは2013年6月11日ですが、約10年をかけ旧体制下で発行された会員権などの整理作業を経て、この度書換業務が再開されます。名義書換の対象証券は、表面に「JGM霞丘」と記述されており、額面は3万円ですが中には無額面証券も有るとのことです。

 名義書換料は下記の通りです。
■ 正会員  275,000円(税込)
■ 平日会員 165,000円(税込)

 2024年5月にはクラブハウスのリニューアル工事も終えており、コースは以前から短いなどの評価も有りましたが、その様な短所が今では長所となり、多くの来場者で賑わっています。なお来年2025年1月より、年会費が改定されます。正会員は税込み33,000円、平日会員は税込み26,400円になります。

松山英樹2024パリオリンピック銅メダル

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 松山英樹選手が、2024年パリオリンピックの男子ゴルフにて、銅メダルを獲得しました。現地時間2024年8月4日の出来事ですが、会場はル・ゴルフ・ナショナル(7174ヤード_パー71)です。

 松山選手がオリンピックへ初参加したのは、前回2021年に開催された『2020東京』でしたが惜しくもメダルへ手が届かず、悔しい思いで参加した今回の『2024パリ』で、見事に雪辱を果たしました。ゴルフ競技がオリンピックへ復活したのは2016年のリオからですので、3大会目に日本人男子として初めて記録を残す事になりました。

 今大会に於ける松山選手の4日間の簡単な足跡は、下記の通りです。
■ 1日目 -8(63)にて単独首位
■ 2日目 2日目-3(68)にて合計-11とし首位を保つもその他2選手も同スコアで分け合う
■ 3日目 スコアを伸ばせず(71)、3日間合計-11は4位タイへ後退
■ 4日目 最終日65の-6、4日間合計-17にて銅メダル獲得

 最終日は参加54選手中31選手がアンダパーをマークし、バーディ合戦の展開となり、3位以内へ入らない事で失うものは無く、正しくプライドと名誉をかけての戦いは、一流選手達の底力を見せつけるものとなりました。松山選手自身のプレーでは、カップを覗いた、あと2~3㎝と言うバーディパットが何度も有り、悔しさが残ります。

 なお金メダルは米国のスコッティ シェフラー選手、銀メダルはイギリスのトミー フリートウッド選手ですが、日本人選手のもう一人、中島啓太選手は49位タイの成績でした。

ALBAとマイナビが8月1日業務提携契約を締結

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 株式会社ALBA(社長:島崎陽)と株式会社マイナビ(社長:土屋芳明)は2024年8月1日、「ゴルフ場に於ける雇用創出と業界の持続的成長」を目的に、業務提携契約を締結しました。

 多くのゴルフ場と接点を持つALBAがゴルフ場の求人情報を収集し、マイナビへその情報を集約して行きます。それを受けてマイナビは、各ゴルフ場の求人情報の総合的専門サイトを立ち上げ、求職者へ訴求して行きます。求職者はこの専門サイトへアクセスする事で、自ら希望するゴルフ場やゴルフ場内職種を、いち早く確認出来ます。

 ゴルフ場からALBAへ、ALBAからマイナビへ、マイナビから求職者へ、この4者の循環過程を通じ、ゴルフ場業界へ速やかに人材を送り出せるシステムが、出来上がります。ある意味、ゴルフ場業界へ特化した、求人・求職システムと言えます。

 この度のALBAとマイナビによる業務提携は、常に求人難にあえぐゴルフ場業界が背景にあるものと思われますが、特にキャディ職については慢性的な人材不足となっています。この提携の成果が見えだすには、少し時間の経過が必要だと思われますが、新規就労者の確保も視野に入る反面、既存就労者の流動化も想定されます。

 今後の動向が注目されます。