2017年10月2日月曜日(日本時間10月3日火曜日)、米国フロリダ州のアトランティック ビーチCCで行われていたウエブ ドットコムツアー チャンピオンシップが終了しました。日曜日に予定されていた最終日は暴風雨の為翌日に順延され、3日目終了時点で61位タイだった石川選手は、棄権者続出により53位タイから最終日を迎える事に成りました。
この試合は来季PGA TOUR出場権をかけた最終戦であり、WEB.COM TOUR(ウェブ ドットコム ツアー)4戦の総決算とも言えるものでした。この戦いに挑んだ石川遼選手の最終日は、5バーディ・ノーボギーのトータル66として、40位タイにて終戦しました。かえすがえすも初日と、3日目の大たたきが悔やまれます。
| 試合数 |
試合結果 |
総合順位 |
獲得賞金総額 |
| 初戦 |
50位タイ |
50位タイ |
2,812ドル |
| 2戦目 |
9位タイ |
21位 |
25,187ドル |
| 3選目 |
33位タイ |
29位 |
30,662ドル |
| 4戦目 |
40位タイ |
38位 |
34,962ドル |
石川選手は入れ替え4戦の総合成績を38位としたのですが、この順位までには7名のツアー出場権獲得者が入っている関係から、これらの選手を除けば31位と言う事に成ります。しかしながら25位までに与えられる、来季2017~2018ツアー出場権獲得までには至りませんでした。
日本ゴルフツアーから輩出されたスターである石川遼選手は、今後どの様なゴルフ人生を歩んで行くのでしょうか。同選手は一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会員でもあり、出場権も有していますので、今後日本ツアーを主戦場にして行く事も考えられます。
とは言えまたPGA TOUR へ戻ってくる事は、並大抵の事では実現出来ません。であるならば来季2018年1月に開幕するウエブドットコムツアー27戦で戦って行く事こそ、PGA TOUR 復帰へ最短の道のりの様にも思えるのですが。
株式会社アコーディア・ゴルフ(代表取締役社長:田代祐子)は、2017年7月13日(木)から31日(月)までの間、運営する全国のゴルフ場(130ヶ所)やゴルフ練習場(26ヶ所)に於いて、2017年九州北部を襲った豪雨による災害支援の為に、募金活動を展開しました。
会員やビジター更には従業員スタッフなどから集まった募金は、535,937円となりました。同法人では独自に100万円を募金する事から、その総額は1,535,937円となり、これを8月と9月の2回に分けて日本赤十字社の<平成29年7月5日からの大雨災害義援金>へ寄付しました。
日本赤十字社では2017年8月15日現在で、全国からの同様の寄付金が34,361件、その金額9億7,109万8,894円になる事を明らかにしております。これらは各被災県に設置された義援金配分委員会を通じて、その被災状況に応じて按分されて行きます。
募金活動は集まる金額の大小に関らず、その活動を行う事で国民の多くへ、意識変革をもたらす事が出来ます。企業は大きく成ればなるほど、営利行為とは別に社会での果たす公的役割を求められるのが現代です。この度の同法人による募金活動は、社会貢献活動の第1歩として、大きな足跡を残すものとなりました。
東京都の東京よみうりカントリークラブ(18ホール_パー72)では、2017年8月1日より乗用カートを導入しました。当初の予定では10月1日を予定しておりましたが、工事が順調に推移した事により導入日が早まったとの事です。7月20日にプレオープンし、8月1日が正式な導入日と言う事に成りました。
同ゴルフ場では以前より日立製のカートを使用していた関係から、この度も同メーカーのもので、5人乗り電磁誘導式のバッテリーカートを53台導入しました。このカートはGPS付きな為、キャディマスター室はカートの運行状況を把握し易く、また無線の音声通信で的確な指示をキャディスタッフへ出せるとの事です。
この度の乗用カート導入は、会員の高齢化と夏の酷暑対策を目的としたものですが、導入後約2ヶ月が経過し会員からは大変好評で、障害事例も発生する事無く課題克服の役割を充分に果たしております。ちなみに姉妹コースであるとなりの<よみうりゴルフ倶楽部>では、約10年前よりいち早く乗用カートを導入しておりました。
公益財団法人 日本生産性本部(以下日本生産性本部)は、2017年8月初旬に「レジャー白書2017」(以下白書)を発行し、2016年の余暇市場を明かにしようとしております。この中には当然ゴルフに関する内容もカバーされており、ゴルフ人口が減少した事が記述されております。
ゴルフコースで1回以上プレーした人口が、2015年と2016年を比較した場合、約210万人減少し550万人になったと白書は報告しております。この数字は驚異的なもので、これすなわちゴルフ人口の大幅減少=ゴルフ産業の衰退として、様々な媒体を通じて取り上げられ今日に至っております。
では日本生産性本部はどの様な調査方法をもって、上記数字を導き出したのでしょうか。同法人は2009年よりインターネットを利用し、対象者を全国の15歳から79歳までの男女に絞って調査しております。今回は2017年1月に行われ、有効回収数は3,328人でした。
この調査とは別に一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)は、興味深い数字を明らかにしております。NGKの資料によれば、2016年に利用税を収めている全国のコースへ、来場したプレーヤーは約8,630万人です。前年の2015年が約8,800万人であり、昨年は様々な自然災害がゴルフ場へ影響をもたらした事を考慮した場合、8,700万人ほどがここ数年の平均値だと言えます。
またNGKは2012年にゴルフプレーヤー約2万人を対象に聞き取り調査をしており、その時の平均的プレー回数は12.2回でした。単純にこの回数を昨年のプレー人口へ当てた場合、導き出される数字は約707万人です。平均値の8,700万人では713万人になります。調査方法により、様々な数字が表面化するのは、致し方無い事でもあります。
日本生産性本部とNGKの調査などを踏まえ総合的に勘案すると、現在のゴルフ人口は約700万人、と言うのがより実態に近いもので、より妥当なのでは無いかと言えます。
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会は、2017年9月27日同協会顧問の清元澄子(きよもと たかこ)氏が、誤嚥性肺炎により9月16日神奈川県横浜市内の病院で、亡くなった事を発表致しました。1939年6月15日生まれの同氏は今年78歳を迎えており、2月には様々な活躍・活動が評価され日本ゴルフ殿堂入りを果たしておりました。
選手としての活躍は、1973年LPGA競技のトヨトミレディスに於いて、アマチュア初の優勝を成し遂げており、1974年9月に14期生としてプロ活動に入ってからは、下記の様なツアー7勝と言う成績を残しております。
| 1975年 |
大雪山女子オープン |
| 1975年 |
諏訪湖女子オープン |
| 1976年 |
大分月形国際オープン |
| 1977年 |
諏訪湖女子オープン |
| 1978年 |
日本女子オープンゴルフ選手権競技 |
| 1980年 |
北海道女子オープンゴルフT |
| 1981年 |
広島女子オープンゴルフトーナメント |
同氏は同協会の役員も1980年より務めており、1995年から1996年までの1期は会長職、更に副会長職は6期の長きに渡り務めて来ました。この間ティーチング資格制度の基盤を立ち上げると共に、ジュニア指導者の育成にも尽力しました。
また自らが直接指導に当たった不動裕理、大山志保、古閑美保の3選手は、女子ゴルフ界に於いて輝かしい実績を打ち立てたてており、いまだ記憶に新しいところと言えます。故・清元澄子氏は、まさしく日本女子ゴルフ界に於ける、偉大なレジェンドでした。
2017年9月26日(火)都内の霞ヶ関ナレッジスクエア(千代田区霞ヶ関3-2-1)に於いて、日本ゴルフジャーナリスト協会主催による『第5回タウンミーティング』が開催されました。テーマは、「日本のジュニアゴルフを歪めたのは誰だ?障害と解決策を徹底討論」です。パネリストは1、石田伸介 2、福島範治 3、古屋浩 4、三觜喜一の各氏です。

4氏とも様々な形でジュニアゴルフと関わっており、その育成活動のもたらす果実とは、ジュニアの人格形成であったり、ゴルフの裾野拡大だと確信しています。中には家族三代をつないでのゴルフを提唱する方や、或いは結果としてプロゴルファーを輩出した方など、育成方針にも様々な特徴があります。
しかしながら彼らの目指しているものはジュニアの人間形成であり、ゴルフを生涯スポーツとして、生活の中に取り入れて行って欲しいと言うものです。とは言え様々な問題を抱えているのも事実で、よく言われるのは<消しゴム>事件です。競技志向のジュニアに多く見られる傾向で、競技会へ提出するスコアと親に見せるスコアが全く違う事です。
またこのタウンミーティングで披露された事件の一つには、次の様な事が有ったと報告されました。それはパープレー前後でまわって来る凄腕のジュニアが、ゴルフ場の洗面所で髪形を整えているところへ、清掃係のゴルフ場スタッフが入って来たのを見て、<こんな人間にはなりたくないネ>と呟いたと言うのです。

他人に対する敬意の念など微塵も感じられないこのジュニアの発言は、子供にゴルフをさせる資力は持ち合わせていても、しっかりとした人間へ育て上げられない親の教養の無さを露呈したものだと、パネラーは語っておりました。ではなぜこの様な弊害が、つきまとうのでしょうか。
ジュニアゴルファーには、アンダーハンデを活用した競技が無く全てスクラッチプレーであり、この点に弱者を中傷する土壌があると指摘するパネラーもおりました。そしてクラブメーカー等も注目されるジュニアへは、テスターと称して最新のクラブセットを無償で提供する事も、一因になっている様です。
様々な問題を抱えるジュニアゴルファーの育成ですが、1.親ではなくしっかりとしたインストラクターが必要、2.ジュニア用のゴルフ教育プログラムが必要 3.怪我をさせる様なハードトレーニングをさせない 4.楽しいゴルフを身に着けさせる、これらの事を実践して行く事が、何よりも大切だとの結論が集約されたのは、16時から開始されて3時間半が経過した頃でした。熱気を帯びたタウンミーティングでしたが、気が付いてみれば外は暗闇でした。
福島県の福島石川カントリークラブは、2017年9月1日より6ホールのゴルフコースとして、新たなるスタートを切っております。その名も<福島石川カントリークラブ6ホールゴルフパーク>です。その概要は下記の通りです。
| No |
距離 |
パー |
| 1 |
504ヤード |
5 |
| 2 |
405ヤード |
4 |
| 3 |
530ヤード |
5 |
| 4 |
153ヤード |
3 |
| 5 |
413ヤード |
4 |
| 6 |
334ヤード |
4 |
このゴルフパークの特徴は、1人でもプレーする事が出来、平日であれば税込1,500円と言うリーズナブルな料金で利用出来、ドレスコードが無い為に普段着でも受け入れてもらえる事です。初心者から女性更にはシニアまで、幅広い層のゴルフ愛好家が楽しめる、カジュアルなコースに同ゴルフパークは仕上がっています。
6ホールをラウンド出来る一般的な時間は90分と想定され、短時間で消化出来ることから、時にはアスリートゴルファーによる実践的な練習にも向いていると言えます。練習マットの上からは上げるアプローチをイメージしがちですが、ここでは転がしでの寄せが時には有効なのだと実感出来ます。
なお同ゴルフパークの連絡先は、<TEL:0247-26-5161>です。
2017年9月24日(日)のツアー選手権終了をもって、PGA TOUR 2016~2017シーズンが終了しました。参戦している松山英樹選手は同ツアーのレギュラーシーズンで、FedEx Cup ポイント2,869ポイントを獲得し1位となりました。しかしながら年間王者を決めるプレーオフシリーズ4戦に於ける同選手の戦績は下位で低迷し、現地では優勝争いの下馬評にも上がらなくなってしまいました。
| プレーオフシリーズ4試合 |
結果 |
出場選手 |
| THE NORTHERN TRUST |
CUT |
120名 |
| Dell Technologies |
23位T |
96名 |
| BMW Championship |
47位T |
70名 |
| TOUR Championship |
26位T |
30名 |
その様なもがき苦しむ同選手ですが、この不振にはギアの問題も大きく影響している様です。プレーオフシリーズ第3戦のBMW選手権直前には、同選手が愛用しているキャロウェイのドライバーヘッドにひびが入り、使い物に成らないアクシデントが発生したのです。すぐにスペアヘッドへ切り替えたのですが、この時シャフトも又グラファイトデザイン社製のものから、USTマミヤの『ATTAS CoooL』へ差し替えられました。
BMW選手権の初日から2日目まで『ATTAS CoooL』を使い続けたのですが、スコアは初日2バーディ3ボギーのトータル1オーバー、2日目は5バーディ2ボギーのトータル3アンダーとして結果はまずまずだった様で、同選手は<タイミングが取り易い>、<曲がり幅が少ない>と言う感触を持ったとの事です。
このシャフトは市販のものでは無く特注の様ですが、USTマミヤの広報によれば、重量は80グラム台後半で先中調子との事です。2017~2018シーズンは2017年10月5日からの、Safeway Openが開幕戦となります。来シーズン同選手のドライバーにはどのメーカーのシャフトが、セッティングされているのでしょうか。
尚、ゴルフ用品の総合問屋である株式会社渡辺製作所によれば、7月に出荷本数トップのSpeeder Evolution IIIを8月には『ATTAS CoooL』が抜いてトップになったとの事です。

千葉県のザ ナショナルカントリー倶楽部 千葉では、2017年9月1日よりipadナビ付きカートを150台導入し、従来のものを一掃しました。新カートはヤマハ製のガソリン仕様のものですが、二人乗り用で車重330Kgほどのものです。同ゴルフ場ではフェアウエーが荒れない状況であれば、プレーヤーへカートでの乗り入れを認めており、これがある意味セールスポイントにもなっております。
フェアウエーを荒らさず尚且つプレーヤーが気分良くラウンド出来る、と言う課題からこのカートは選定されたと言えます。かつて同ゴルフ場ではガソリン及びバッテリー仕様車との併用でしたが、この度はガソリン仕様へ一本化されました。当然ガソリン貯蔵タンクを場内に備えており、ガソリンを扱うに当たり求められる危険物取扱資格者も従業員におります。

今回の新カート導入に当たり斬新さは、ipadナビを備え付けた事です。AppleのiPadへアイシグリーンシステム株式会社が、同ゴルフ場用に作成したソフトを組み入れたものですが、同社ではこのシステムをi Golf Shaper(アイゴルフシェイパー)と呼んでいます。
当該システムはGPS精度が高くまたタッチパネル方式なので、スマートフォンが普及している現在、プレーヤーが使用に当たりストレスを感じる事は少ないと言えます。更にプレーヤーとゴルフ場従事者とのコミュニケーションは、顔を見ながらの音声通信であり、双方にとって的確な内容を確認出来ます。プレーヤーはホールアウト後に自らのスコアを、スマートフォンで受け取る事が出来ると共に、従来通り紙でプリントアウトする事も出来、スコア管理がし易くなります。
当該システムの利点はプレーヤーのみならず、ゴルフ場管理者サイドにも多大な魅力が有るのですが、これ全てクラウドを利用しているからに他有りません。伸びしろの大きい同システムですが、近い将来フロント9のプレー終了後プレーヤーが、レストランへ食事の注文を入れておけば、席に着くや否や配膳されると言う時代が、もう直ぐそこに来ている様に思われます。
ザ ナショナルカントリー倶楽部 千葉では、2017年春よりリニューアル計画を立てており、クラブハウスの内装とハウス入り口の外観が新しくなりました。この度のiPadナビ付きカート導入は、この様な流れの中で実施されたのですが、経営陣による思い切った設備投資が行われた事に成ります。
2017年10月12日(木)~15日(日)までの4日間、岐阜県関市の岐阜関カントリー倶楽部で開催される『2017年度(第82回)日本オープンゴルフ選手権』(以下日本オープン)へ、米国ウエブドットコムツアーの入れ替え戦で戦っている石川遼選手が出場する事を、9月20日夕方公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)が明らかにしました。
日本のゴルフファンやゴルフ関係者より、絶大な人気を誇る石川選手ですが、片や残念な発表もありました。それは昨年2016年の同オープン優勝者の、松山英樹選手が欠場する事です。これも又昨日、JGAへ松山選手の関係者を通じて、連絡が入りました。PGA TOURを戦う両選手の揃い踏みを、何よりも楽しみにしていた日本のゴルフファンや関係者にとっては、少し残念な結果になってしまったと言えます。
ところで出場を決めた石川選手の現状はどの様なものかと言えば、入れ替え2戦を終了し約25,000ドルを稼ぎ21位に位置しています。この21位までには、既に来季PGA TOUR出場権を確保した5選手が、陣取っている事から実質16位とも言えます。25位以内へ与えられるPGA TOUR出場権ですが、4万ドルが安全圏の目安と言われているものの、35,000ドル近辺でも大いに可能性が有ります。
石川選手は残り2試合で予選落ちが無く、1試合でも単独10位以内へ入れれば、来季多くのPGA TOURへ出場する事が出来ます。この様な現在の見通しの良さから出場に踏み切ったのかもしれませんが、石川選手は日本オープンとの相性も良く、それは過去の記録を確認するだけで一目瞭然です。その成績は下記の通りです。
| 2008年第73回大会 |
古賀GC |
2位 |
| 2009年第74回大会 |
武蔵CC・豊岡 |
2位タイ |
| 2010年第75回大会 |
愛知CC |
8位タイ |
| 2011年第76回大会 |
鷹之台CC |
18位タイ |
| 2012年第77回大会 |
那覇GC |
35位タイ |
| 2016年第81回大会 |
狭山GC |
7位タイ |
入れ替え最終戦のウエブ ドットコムツアー チャンピオンシップは、10月1日に最終日を迎えますから、日本オープン出場時には既に結果が出ております。明るい笑顔の石川選手の活躍を見たいものです。